2014年4月4日金曜日

米議員「日本詣で」の春 オバマ大統領訪日前、良好関係アピール―【私の論評】日本のマスコミはなぜか反日派議員・軍人ばかり露出させる(゚д゚)!腹の中では、日米が仲違いすれば良いと思っているだけ?そうなれば、誰が一番喜ぶ?中国だ(゚д゚)!

米議員「日本詣で」の春 オバマ大統領訪日前、良好関係アピール

アメリカの議員は慰安婦像詣でをするような低能議員だけではない(゚д゚)!

今月下旬のオバマ米大統領の来日を控え、米連邦議会の民主、共和両党議員約30人が相次いで来日することが3日、分かった。「過去最大規模」(日米外交筋)の米議員の“日本詣で”となる。超党派の日米国会議員連盟(会長・中曽根弘文元外相)が受け入れの準備を進めている。国賓待遇での米大統領の来日に向け、良好な日米関係をアピールする議員外交が展開されそうだ。

まず民主、共和両党の上下院議員計20人が今月12日、ワシントンの政策研究機関「アスペン研究所」のプログラムで来日する。日本に約1週間滞在し、京都などにも訪れる方向だという。ベテランや中堅、若手が入り交じった一行は、今後の日米関係について日米議連のメンバーらと率直に意見交換する計画だ。

・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・

迎える日米議連側は自民党に所属する会長の中曽根氏、幹事長の小坂憲次元参院幹事長、事務局長の塩崎恭久政調会長代理の3人が今年1月に訪米し、3日間で約20人の米政府高官や上下院議員、有識者らと会談。昨年末に靖国神社を参拝した首相の思いについて時間をかけて説明するなど、日米の信頼醸成に取り組んだ。

【私の論評】日本のマスコミはなぜか反日派議員・軍人ばかり露出させる(゚д゚)!腹の中では、日米が仲違いすれば良いと思っているだけ?そうなれば、誰が一番喜ぶ?中国だ(゚д゚)!

日本のマスコミは、本当に偏りすぎです。安部総理の靖国参拝に関しても、アメリカ政府が"dissapointed"と公式見解を発表したとして、大騒ぎしていました。しかし、この報道は正しくは、ありません。一方的に過ぎました。これに関しては、以前のこのブログにも掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。
「失望」だけではない米国の靖国参拝への反応―【私の論評】荒れる成人式は報道しても、米国の安倍靖国参拝に関する「失望」以外の反応を報道しない、日本のメディアはやはり反日だ(゚д゚)!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして以下に一部だけその抜粋を掲載します。
米国では、安部総理の靖国参拝に反対するグループが安倍たたきを展開しました。その代表的なものが、ワシントンで民主党系のジャーナリスト、クリス・ネルソン氏が発信するアジア関連専門のオンライン・ニュースレター「ネルソン・レポート」でした。

ネルソン・レポートでは安倍首相の参拝の直後からその行為を非難する意見や投稿が次々に紹介されました。その一方で、ネルソンレポートには、これらに反論するケビン・メア氏の意見も掲載されました。これら一連の動きを説明したのが、上の記事です。詳細は、是非この記事をご覧になってください。
ケビン・メア氏

要するに、ネルソンレポートにおいては、アメリカの議員などの靖国神社参拝反対の意見が多く掲載されているものの、このレボートでさえ、ケビン・メア氏の靖国神社参拝反対への反対意見が掲載されていたということです。

日本では、そもそもあの靖国神社参拝への"dissapointed"表明が異例であったことがほとんど報道されていませんでした。

周知のようにオバマ政権はこの参拝に対し日本の米国大使館の声明として「失望」を表明しました。

様々な面で異例の声明でした。まず声明の発信者の名前も肩書きありません。駐日大使でも大使館報道官でもなかったのです。その後、ワシントンの国務省報道官も大使館声明を繰り返す形で「失望」を表明しました。

何よりも異例だったのは、米国政府が日本の首相の靖国参拝について、大使館レベルにせよネガティブな公式声明を出すのはかつてなかった点でした。

ブッシュ前政権は当時の小泉純一郎首相が毎年靖国を参拝し、中韓両国が絶叫のように非難を浴びせ続けても、びくとも動きませんでした。ブッシュ政権の高官たちは、むしろ日本が中国の威圧に屈しないことを望むとさえもらしていましたた。ところが今回は、大使館が本国の本省よりも先に、安倍首相の靖国参拝に対するコメントを出したのです。

アメリカ政府の「失望」表明自体がかなり異例なことだったことなど、日本では報道されず、とにかくアメリカ政府はもっぱら「失望」しているとの報道がほとんどでした。

その後も、マスコミは米中一体化などの報道が盛んになされました。しかし、これは、アメリカにも多様な意見があることを全く表明せず以上なことでした。

さて、上の親日派議員の日本詣でが、かつてないほどの規模で行なわれつつあることを報道しています。

これに先立ち、先日は、中国に対するアメリカ軍の反応が報道されていました。その記事のURLを以下に掲載します。

中国観艦式、米は艦隊派遣せず…日本外しに反発

これも、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、以下にその概要のみ掲載させていただきます。

中国初の国際観艦式に海上自衛隊は招待されな
かった、アメリカはこれに反発艦船を派遣しなかった
 中国・青島で4月下旬に開催される中国海軍主催の国際観艦式に、同時期に開催される「西太平洋海軍シンポジウム」参加国の中で日本の海上自衛隊だけに艦船派遣の招待状が中国から届いていない問題で、米海軍が中国の対応に反発し、艦船派遣を見送ることを決めたことが分かった。 
 1日、米軍関係者が明らかにした。 
 この国際観艦式は中国海軍創設65周年を記念したもの。シンポジウムには20か国以上が出席し、日本からは海自の河野克俊海上幕僚長が参加することになっている。米海軍はグリナート作戦部長がシンポジウムに出席する。米海軍は観艦式には艦船を派遣しないものの、式典にはグリナート氏が出席する見通しだ。
日本の自衛隊とアメリカ海軍は、以前から緊密に活動してきました。そんな日本に対して、今回の中国の傍若無人な態度にアメリカは反発し艦船を派遣しなかったのです。当然といえば、当然です。これによって、中国は赤っ恥をかかさせたわけです。

日本のマスコミは、このようなことほとんど報道しません。そうして、米中二極化を煽ったりしています。これでは、一体どこのメディアなのか疑われても仕方ありません。

日本のマスコミの論調は、水着とはすべからく
このようなものだと報道しているようなものだ


日本や、米国は自由主義陣営の国ですから、靖国参拝に関しても、反対するものもいれば、賛成するものもいます。そんなことは、日本国内をみていても容易に理解できることです。アメリカにも、親中派の議員もいますから、親中派議員の見解などばかり掲載すれば、アメリカの議員の全部があたかも、靖国参拝大反対のように誘導できます。

さて、アメリカの議員が、親中派ばかりでないことは次の記事においても見事に実証されていると思います。
親日議連「ジャパン・コーカス」旗揚げへ 超党派議員約50人が参加 米議会2014.03.10
 
親米派のデビン・ニューネス米下院議員
米下院で対日関係の強化を掲げる議員連盟「ジャパン・コーカス」が結成され、24日に発足を祝うイベントを議会内で開くことが決まった。既に超党派の議員約50人が参加の意思を表明。米政府の政策決定や法整備に日本の声を反映させる有力な足場として、日本政府も期待をかけている。 
 呼び掛け人は共和党のデビン・ニューネス(40)、民主党のフアキン・カストロ(39)の両若手議員。ともに環太平洋連携協定(TPP)推進派で、日本の参加は米国の利益になると訴えている。 
 コーカスは党員集会や議員の有志団体を意味する言葉。米議会では黒人議員による「ブラックコーカス」がよく知られるほか、中国や韓国などさまざまなコーカスがある。日本に関しては研究グループが活動していたが、コーカスはなかった。 
 米議会は政策決定に強い影響力を持っており、日本政府は影響力を増す中国や韓国に対抗する上でも、親日議連の発足を歓迎。日米の議会間交流の幅も広がるとして、活動を側面から支援する方針だ。  
米中が一体化してるんじゃありませんでしたか?チャイナメリカとか言ってた人、息をしているのでしょうか? 米中一体化とか馬鹿なこと言ってた人たち反省しているのでしょうか?

とにかく、マスコミなどの煽りに乗っかって、米中一体化など叫びまくる人、結局のところこのような人たちは、中国を喜ばせているだけに過ぎません。全く意味がないです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】






【関連図書】
チャイメリカ―米中結託と日本の進路
矢吹 晋
花伝社
売り上げランキング: 173,310



0 件のコメント:

中国経済の悲惨な実態…「デカップリング」を「デリスキング」と言い換えても“世界経済からの切り離し”は止まらない―【私の論評】中国経済減速で外資流入減 急速に発展する東南アジアに投資機会

中国経済の悲惨な実態…「デカップリング」を「デリスキング」と言い換えても“世界経済からの切り離し”は止まらない まとめ 西側諸国と中国との経済的結びつきが急速に弱まっている。中国からの輸出が主要国で大幅減少している。 中国への外国からの投資や人的交流が大きく減少し、新規投資がなく...