ロバート・ストーン監督 |
かつて反原発主義者だったものの、原発推進派に転じた知識人たちの声を集めた米映画「パンドラの約束」が19日から全国順次公開される。ロバート・ストーン監督(55)は産経新聞のインタビューに応じ、環境保護の観点や、他国への過度なエネルギー依存を避けるためにも、原発推進が必要だと強調した。
・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・
--日本へのメッセージは
「日本は原発問題で苦難を味わった。ここで選択肢がある。すべての原発を閉鎖し、多額の投資を放棄してガスや石油消費を推し進める。または将来、風力や太陽光エネルギーをあてにする。だが(原発を使って)中国が電気を蓄える一方、『(原発のない)日本は少なくとも安全だ。もう原発は利用しない』などと考えることは合理的な反応ではないだろう。この映画で日本に訴えたいのは、リスクを取り、リスクから学んだものを使うということ。そして、次世代技術で世界を主導することだ。それが日本にとっても、世界にとってもいいことだ」
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「パンドラの約束」は12日に名古屋・伏見ミリオン座で先行公開され、19日に東京・渋谷のシネマライズ、横浜市の横浜ニューテアトル、以後全国順次公開される。問い合わせはフイルムヴォイス(電)03・5226・0168。
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【プロフィル】ロバート・ストーン Robert Stone ビキニ環礁での核実験を追ったドキュメンタリー「Radio Bikini」(1988年、米国公開)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞候補に。その後、反原子力から原子力支持へと立場を転じた。他の作品に「Earth Days」(2009年、同)など。
【私の論評】ロバート・ストーン監督の「パンドラの約束」が一斉公開されないのはなぜ?不都合な真実を知られないため?この映画原発賛成派も、反対派も見るべき(@_@;)
かつて反原発派だったロバート・ストーン監督が撮った、迫真のドキュメンタリー映画「パンドラの約束」が19日から公開です。
この環境問題から切り込んだ全く新しい原発ドキュメンタリー映画は、正にパンドラの箱を開けたように、エネルギーを考えおる全ての立場の人々に衝撃的な内容です。福島事故は原子力の安全神話を完全に破壊した。しかし、その観念が間違っているとしたらいったいどうするというのでしょうか?
このドキュメンタリー映画が、現時点で限定された公開になるのは、日本の映画界が言論統制が好きな全体主義者の牙城である証左だとしか思えません。
私自身は、この映画をまだ観ているわけではないし、ロバート・ストーン監督の人物像はよく知りませんし、なんとも言えることもないのですが、それにしても、この映画観れるなら、見に行きたいです。
私自身としては、原発に関しては、結論に関しては賛成派です。ただし、だからといって単純に諸手をあげて賛成というわけではありません。
にもかかわらず、推進派というにはそれなりにわけがあります。というのは、現在稼働を止めているすべての原発に関して、稼働を止めているからといって、それでどうなのかといえば、安全ではないからです。
核燃料がある原子力発電所において、稼働を止めたとしても、核燃料は存在しています。その核燃料は、原子力発電所を稼働しようが、しまいがリスクであることには変りありません。稼働を停止している原発でも、核燃料が残っていれば、危険であることには変わりはないです。
原発を稼働させようが、させまいが、そこに危機が存在していることには変わりがないわけです。であれば、安全がある程度保障されている原発であれば、ためらわず、すぐにでも稼働させるべきです。そうでなければ、日本はとんでもないことになります。極端なことをいうと、エネルギー経費きがかかりすぎで、とんでもない状況になり、ラオス・カンボジアの経済状況になります。
ああそうかい、などという人は認識不足です、日本国内で、当たり前というサービスーができなくなります。たとえば、救急医療で何とか助けられるとされる人でも、延命治療はされなくなります。そんなことが当たり前になります。本当にそんなことで良いのでしょうか?
ロバート・ストーン監督は、無論こんな卑近なことで、原発存続賛成をしているわれけではないです、だ゜からこそこの映画必見です。
私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?
本日は、長期出張中なので、このあたりで終わります。いずれ、さらに、掲載していきます。明日は、飛行機で移動です。みな様よろしくお願いもうしあげます。
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