今年も盛況だった函館バル街、このレストランははやばやと限定 500食を完売しました |
11年目に入った函館西部地区バル街。今回は原点に立ち返り、バル街発足のきっかけになったスペイン料理フォーラムの前夜祭として行うこととなりました。10年前の「2004スペイン料理フォーラムinHAKODATE」から発展した世界料理学会も4回を重ね、函館西部地区バル街は料理にかかわる人たち、街を歩き景観を楽しむ人たち、ドリンクとピンチョスに限りない愛情を抱く多くの人たちが集うお祭りとして続いてきました。
昨年と今年は日本-スペイン交流400周年の年。それを祝って函館市で「函館スペイン週間」が催されます。スペイン大使館からの代表も来函し、スペイン映画祭、巡礼の道の写真パネル展、振る舞いではスペインワインの提供、料理フォーラムのパーティーではフラメンコライブなど、1週間がスペインづけ。第21回バル街はその真ん中で行われます。
東日本大震災と福島第1原子力発電所の爆発による被災・被害からの真の復興を、「隣の」北海道に暮らす市民として願わずにはいられません。 いまここで「祭り」を行える幸せをかみしめながら。今回も青森・弘前や山形の名店が出店します。伝統的な、また記念的な建築物の新たな参加もあります。多くの交流が栄える場としてのバル街。マップを手にして5店の飲み歩き、食べ歩き、そしてまち歩きを楽しみましょう。旧市街の魅力を自分で感じていくよき時間を!!
【私の論評】若者の参加の少ないイベントには先がない! これの解消にはデフレ脱却が最優先課題だ(゚д゚)!
写真では、なかなかバル街の様子など伝わらないとは思いますが、以下に関連の写真を掲載させていただきます。
本日は、バル街の前売り券を購入することができなかったので、「まちづくりセンター」というところに、当日券を購入しにいきました。
購入前には、予め行列ができることが予想されましたので、はやめに行ったところ、まだ行列もできていないし、少しはやめに来すぎたので、周りを散策して写真を撮りました。それが以下のパノラマ写真です。大きな画面でごらんいただくと、パノラマの効果が得られると思いますので、是非ご覧になってください。
パノラマ写真1 クリックすると拡大します |
パノラマ写真2 クリックすると拡大します |
バル街当日券購入のための行列です |
人気店ははやばやと行列、ここはあきらめました |
レストランの屋上 ここではベーコンピザと赤ワインをいただきました |
最初のレストランから次のレストランへの移動の途中 |
このレストランも凄い混み方です |
このレストランでは函館市内を見下ろしながらジャズの演奏を聴けます |
このレストランでのオードブル 八雲産牛の赤ワインには食べてしまって写っていません |
このレストランから五島軒までの途中の様子 |
五島軒ではオードブルとワインをいただきながら ジャズ・フルバンドのライブを聴きました |
フレンチレストラン、ル・コントワールではカウンターで ワインとオードブルをいただきました。女性が多かったです。 |
夜9じ前後ですが、まだまだ盛況です |
結局4時ころでかけて、帰宅したのは9時過ぎでした。やはり、移動するのに時間がかかるのと、ジャズなどのライブなどひととおり聴くには40分くらいはかかるので、食べ物やを数軒梯子するというような感覚では、まわれません。十分に時間をとるべきです。それから、当日は最高気温が9度でしたので、寒さ対策も十分にしたほうが良いと思います。ただし、秋のバル街は9月なので、あまり寒いということはありません。どちらかというと最近では、温暖化の影響もあるためか、暑いくらいです。
上の写真は、すべて私が撮影しましたが、当日の様子を知っていただくため、他の人の写真も以下に若干掲載しておきます。
アクロス十字街の近辺です 人だかりです |
ジャズ・ライブの様子です。 |
夜のアクロス十字街です |
妖艶な女性の踊りもあり・・・。異次元の世界に誘われます。 |
ジャズ・ライブいろいろなところで演奏されていました |
どうしてこんなことになるのか、良く考えてみましたが、やはり、デフレが相当影響しているのではないかということです。
今、景気が多少は良くなったなどと言われていますが、それは昨年、一昨年と比較して相対的に良くなっただけであり、未だ日本はデフレのまっただ中にあることには変わりありません。
しかも、今年は4月から増税で、アベノミクスの第一の矢である、包括的な異次元の金融緩和は昨年の4月から行なわれ、景気の指標は相対的には良くなりましたが、それにしても、デフレであることには変わりありません。
デフレの影響で若者は、車を購入しなくなり、外であまりお酒を飲まなくなりました。その影響がバル街などのイベントなどにもでているだと思います。
このバル街に実際に久しぶりに行ってみて、それなりに楽しかったのですが、こんな感想を持ってしまいました。
おそらく、地元の若者も、このイベントに行くくらいなら、家飲みで安くすませたいなどと考えなかなか参加シないのだと思います。
この時期に函館を訪れた若者も、このイベントに行くくらいなら、函館の観光スポットを数多くたずねて、食事は昼はコンビニなどのおにぎりなどを食べて、夜は1件くらい、安い居酒屋さんに行って
すませるなどのことをしているのだと思います。
私は、若者の参加の少ないイベントには先がないと思います。仮にイベント会場に、若者の参加が少なかったにしても、人口比率と比較して、それと同程度であれば、そのイベントはそれなりに成功だと思います。しかし、それ以下であれば、将来は危ういということは、誰でも考えつくことだと思います。
そうして、将来の危ないイベントは、函館バル街の催しものがそうであるように、主催者に大きな問題があるというわけではないと思います。
その真の原因は、デフレです。まずは、デフレが解消しない限り、若者はこのようなイベントになかなか参加しにくい状況が続くと思います。
バル街などのイベントにもっと多く若者が参加するようになったときデフレは解消される |
昨年せっかく、日銀は金融緩和に転じて、デフレからの脱却にも目鼻がついたような状況だったのに、なぜかこの金融緩和の腰を折るような増税が今年の4月からなされています。む
もう、増税してしまっのだ、これはもう取り返しがつきません。しかし、平成15年度の増税阻止はまだ間に合います。
本当に10%増税をしてしまえば、ますますデフレから脱却できなくなるのは、明らかです。
現在では、まず10%増税は絶対にしないこと。さらに、このブログにも何度か掲載してきたように、景気対策のための財政政策による公共工事などは、現状では、公共工事の供給制約があるため、あまり大きな期待はできないで、実質減税と同程度の効果のある、所得税減税を行うべきだし、その他効果のある給付を大々的に行うべきと思います。
包括的金融緩和をさら拡大すること、大規模な所得税減税を行うこと、さらに景気回復に効果のある給付を大々的に行うことにより、デフレ回復の可能性はまだまだ、十分にあると思います。
このようなことを大々的に実施すれば、バル街にももっと多数の若者が参加することになると思います。このようなイベントに多数の若者が参加するようになったときこそ、日本はデフレから脱却できていることと思います。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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