2007年6月4日月曜日

ニュービジネス・プランナーの目からみた新事業(1)

いままで、あまり意識してこなかったのですが、私自身が最も得意とする新規事業計画立案の立場から考えたことなどアップします。
このブログには、社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター のネットワークを通じて入ってこられるかたが現状では最も多く、この社団法人はインターネットの日本国内での普及ということを目的としています。そのため、インターネットを活用したニュービジネスの可能性なども掲載させていただきます。
今回はその第一回として、DTMによる新規事業の可能性を掲載させていただきます。
下の写真はDTPの事例です。パソコン以外にもさまざまな機器がひつようなようです。
さて、みさなんご存知かどうかわかりませんが、DTM(定義は一番したに掲載してあります)をある程度本格的にやろうとすると、以下のような機材が必要となります。(実際に行っている人の機材です)

■PC

■YAMAHA 01x
デジタルミキシングスタジオ01x。
オーディオインターフェース、デジタルミキサー、フィジカルコントローラーが一体となってます。これとPCを核にして環境を構築している。
■YAMAHA MOTIF-RACK
ヤマハのキーボードの名機MOTIFの音色を、1Uのラックに凝縮したモデル。メイン音源として使っている。
■Roland SC-88STPro
DTM音源の名機「SC-88Pro」…の廉価版SC-88STPro。お金に余裕のなかった学生の頃、ミュージ朗のDTMパックで SingerSongWriter5.0とセットで4万円くらいで買いました。廉価版なのでフロントパネルがありませんが、音色等はSC-88Proと同じです。
いささか時代遅れの音源とはなりましたが、多彩な音色が入っていることもあり、サブ音源として使っています。
■BBE 882i
BBEソニックマキシマイザー。これを通すと音がクリアになります。最近プラグインでも発売になりました。
■SHURE SM58
定番マイク。ボーカルレコーディングするときに使用しています。前にある丸いのは、同じくSHUREのポップガード。
■SONY CD-900ST
定番ヘッドフォン。
■SONY MDR-Z600
サブヘッドフォン。
■EDIROL PCR-50
MIDIキーボード。作曲やってるくせに鍵盤が弾けないので(汗)これで練習です。
■Valley Arts のギター
中古で6~7万円で購入したバリーアーツのギター。曲作るときに、ギターの打ち込みが難しいので導入しました。けどあんまし弾いてないです。。
■KORG ToneWorks AX1500G
ギターのアンプシミュレーター&マルチエフェクター。ギターの音が、アンプを通さなくても、通したようなリアルな音になります。エフェクトも豊富で、これ1台あれば一通りのことはできるようになっています。
■SingerSongWriter
Digital Audio Workstation。平たく言うと、曲作るためのソフト。
ミュージ朗SC-88STProのパックに同梱されていたSSW5.0を、そのままアップグレードしながら使っています。現在はSSW8.0VS。
SONARとかCUBASEとか気になるんですけど、 PC98のミュージ朗Jr.Boardの頃から譜面入力ひとすじでやってきたので多分これからも使うでしょう。。
■Stylus RMX
ドラムのソフトシンセ。ループプレイバッカーとか言うらしい。まだあんまし使いこなせてないです。

以上です。無論この機材を使っている人は素人ではなく、作曲家です。しかし、素人の私にとっては、楽器くらいはわかりますが、いろいろな機材に関して説明されてもぴんと来ません。これをみて、話を聞くとますますDTMへの敷居が高くなって、やってみたいと思っても、気持ちが萎えてしまいます。特に自分がやってみたいことと、PCが必要だということくらいはわかるのですが、どの機材が必要なのかということがわかりません。
しかし、結局扱うのは音楽用のデータであることから、これらを物理的な機器や、ソフトウェアを提供するというのではなく、サイトでWEB2.0的なサービスで提供することもできるのではないじしょうか。
これらを提供し、さらに作曲した曲や編曲した内容をユーザー同士で交換できる仕組み。ノウハウなどを共有するコミュニティー。同じ曲を複数の人々で創ることができるコラボレーションの仕組み。さらには、すばらしい曲は、アップルiチューンストアで販売するなど。
私は、今の音楽シーンは、死んでいると思います。昔、たとえばウェザー・リポートのようなグループがあって、新譜が発売されるたびに胸をときめかして、今度はどんな新しい音が聞けるのだろうとワクワクしながら買いに行ったものです。最近では絶えて久しく、このような思いをしたことがありません。
上記のようなサービスを実施することにより、世界中の人々が音楽を創作する機運を高め、新たな音楽が生まれやすいインフラを構築するのです。これは、壮大なニュービジネスになる可能性があると思います。
現状ではこのようなサイトがあるかどうか調べてみましたが、今のところ存在しません。MIDIファイルの交換サイトなどや、フリーDTPソフトなどありましたが、上記のようなものはありませんでした。いずれ、どこかが必ずやると思います。ここにこのようなニュービジネスが起こることを予言しておきます。予言が当たったら、その旨この部ログに掲載させていたたぎすま。

【DTM(デスクトップ・ミュージック)概要】
DTMは"DTP"のもじりで、日本でのみ使用される単語であると思われる(和製英語)。この言葉が使われ始めた当時(1990年代前半)の狭義のDTMはパソコンの使用を前提とし、かつ日常的な環境においてある程度限定された規模での音楽制作を指す場合が多い。ローランドSCシリーズ等を始めとする弁当箱サイズの外付け機器(音源モジュールと呼ばれる)をパソコンと接続し、その音源モジュール1台にボーカル以外のすべての演奏を任せるというシステムがDTMの一般的な形であった(2006年現在ではソフトウェアシンセサイザーの普及によってこの形ではなくなりつつある)。
また、DTMはパソコンを使ったホビーの一種という定義から、パソコンを使わず、シーケンサー専用機(例:
ヤマハQYシリーズ等)やシーケンサーを内蔵したシンセサイザー(例:コルグTRITONシリーズ、ヤマハEOSシリーズ等ミュージックワークステーションと呼ばれるシンセサイザー)を使用する場合はいわゆる打ち込みには含まれるがDTMとは通常呼ばれない。
ユーザーが楽曲製作上で中心的に操作するのは演奏データを入力し、自動演奏を行うパソコンのシーケンスソフト(シーケンサーソフトとも呼ぶ)である。パソコンのシーケンサーソフト上に表示される譜面に、マウスで音符や休符を置くといった作業、または音源モジュールと接続されたMIDIキーボードを演奏して、シーケンサーソフトにリアルタイム入力をするといった作業によって自動演奏データ/カラオケデータを作成していくのである。
このDTMに対して高価な機材や
ソフトウェアを導入したり、プロユースに耐えうる本格的なシステムを構築したりする音楽制作の環境をDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼んでしばしば差別化する。ただし昨今のコンピュータの高性能化やソフトウェアの進歩、ハイエンド環境のコストの低下、それらに伴うDTMを取り巻く状況の変化などから、互いの決定的な違いはレコーディング環境程度になってきているとも言える。このため昨今では「DTM」が「DAW」を内包する、より広義な意味で使われる事も少なくない。

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