『ふらんす亭』や『とんかつ&サラダバー よしかつ』の代表取締役社長・井戸実氏が、インターネット上で「ニートみたいな奴に限って悲観論を言う」という内容の発言をし話題となっている。
・井戸実社長の Twitter での発言
「なんでニートみたいな奴に限って、何を根拠かわからんけど、すぐ駄目になる。とか悲観論を言うんだろう。仮にいずれ駄目になったとしても今駄目な奴にとやかく言われたく無いよね」(引用ここまで)
これに対して一部のTwitterユーザーからは「悲観しているのではなく経験による鋭い予測かもしれません。今駄目な奴の意見は一番聞くべきです。問題点を知っています」という声があがっている。あなたは、井戸社長の意見に対してどういう感想を持っただろうか?
参照元: Twitter / idominoru.
【私の論評】誰もがニートになれるし、井戸社長のようにもなれる!!考え方次第だ!!
それにしても、井戸社長このブログにも何回か掲載させていただきましたが、本当に時々、意識してか、無意識なのか、かなり物議を醸すようなツイートをしています。私自身は、誰もがニートにはすぐになれるし、井戸社長のようにもなれると思っています。ただし、両者には、考え方におおきな隔たりがあります。私は、この考え方の違いを井戸社長が彼独特の言い回しで、言っているのだと思います。
本日は、この記事のほかにも以下のような記事が掲載されていました。
この記事は、ベストセラーを多数上梓している若者向け自己啓発書のカリスマ、千田琢哉さんの著書『幸福をつかむ50の習慣』から、やっては、いけない三つの習慣をとりあげています。
■愚痴を吐く人の周りは愚痴だらけ
仲間内で愚痴を言い合ったり、いつも不平不満を言ったりしてしまう。自分の思う通りにいかなければ、そんな風になってしまうこともあるでしょう。しかし、愚痴やネガティブな情報ばかり発信してしまうと、周囲も愚痴ばかりになり、いつしか自分の周りには不平不満で溢れかえっている…という状況になってしまいます。
幸せになりたければ、自らポジティブな言葉を発信し続けることが大切です。これは今すぐにできることです。
■暗い顔は伝染する
どん底に落ちたとき、多くの人は暗い顔をしてうなだれます。
しかし、暗い顔をするから生命力が落ち込んでますます暗い人生になっていくと千田さんは言います。さらにその暗い顔はそのまま伝染し、周囲から応援もされない孤立無援な状況に陥ってしまいます。
そうならないように、どん底のときこそ笑うのです。どん底で暗い顔せずにイキイキと歯を食いしばっていると、必ず出逢いがあります。その出逢いがあなたを助けることになるのです。
■「けど」の多用は禁句
失敗した「けど」仕方ないよね。遅刻した「けど」仕方ないよね。そんな風に「けど」を使ってしまうことはないでしょうか。
千田さんはこの「けど」という言葉は、その前にある言葉を悪気なく水に流してしまう悪魔の言葉だといいます。一瞬にしてそこで成長をストップさせてしまう恐ろしい口癖であり、急激に運気を落としてしまうとまで言います。
確かに失敗した、という言葉に「けど」と続くと、自分で自分の罪を勝手に許してしまっているように聞こえます。
ビジネスパーソンは結果が大事です。結果を求めるのであれば、「けど」は禁句です。
よくやってしまいがちなこれらのことですが、私たちは知らず知らずのうちに自分の運気を下げていたといえます。
本書では人生、仕事、恋愛、友情、お金という5つのトピックから運気を上げるための50のヒントが示されており、どの部分からでも読み進めることができます。
「最近イケてないな、自分の周囲は」と思ったら、まずは自分がネガティブなオーラを発信していないか、確認してみるのはいかがでしょうか。意外と自分に一番問題があるのかも知れませんよ。この著者は、幸福になれる人となれない人の差は、性格によるというような言い方をしています。しかし、性格というものは、習慣からできあがるものです。そうして、その習慣は、意図して意識すれば、誰にでもできるものと思います。
ニートの人たちには、いわゆる、悪い習慣が身についてしまっていて、すぐに悲観的になりやすいことを指摘しているのだと思います。一方、井戸社長は、悲観的にはならないで、悪いことがあっても、すぐに悲観的ににはならず、何かの方策を考えるということが、習慣になっているのだと思います。
いずれにしても、すぐに愚痴を吐く人、暗い顔をしている人、「けど」を多用する人には、明るい未来はやって来ないのは、必定だと思います。井戸社長は、そんな人からネガティブなイメージを受け取り、自分もネガティブになるつもなど全くないということを言いたいのだと思います。
井戸社長は、今の仕事は、フランス亭のアルバイトから始めていました。この店をひきうけたことから、現在の仕事がはじまっています。親の仕事を引き継いだというわけではありません。その後、他の業態なども開発し、現在にいたっています。だから、条件としては、ニートのひとたちともあまりかわらないところから、現在の事業を軌道にのせているわけです。問題にばかり集中し、悲観的になるのではなく、機会を追求し続けた姿勢により現在があるのだと思います。
会社の社長などやっていれば、愚痴を吐くわけにはいきません。業績が 悪いからといって、暗い顔をしていたら、ますます、会社は傾きます。そうして、 社長の双肩には、お客様、従業員、取引先への責任があるわけですから、 「けど」などといって、責任を転嫁するわけにもいきません。
ニートの人も、自分の人生観によって、ニートをやっているというのであれば、それを貫けば良いし、そうでなければ、自分の愚痴や暗い表情や、責任転嫁で、他の人までも、ネガティブにするようなことは、やめるべきです。井戸社長は、まさにこのことを言いたいのだと思います。まあ、ニートと、いわゆる会社の社長とでは、価値観が最初から異なるのは当たり前のことと思います。
しかし、Twitterなどでは、誰もができることですし、ニートであっても、誰にでもツイートもできるわけですから、このような間違いが起こるのだと思います。日本人には、まだまだ、平等主義意識というのが残っているのだと思います。周りの人も自分もみんな同じであるような、おかしげな幻想を持っている人が多いということだと思います。まずは、人と自分は異なるということ、それに、自分の生き方は、結局どのような境遇にあろうと、日本などの社会では、結局自分のせいであること。それを変えたいなら、まずは、自分を変えなければならないということです。
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