Googleが本気で仕掛けるARプロジェクト『Project Glass』が凄そう!…かな?
一瞬、4/1ネタかと思ったらガチでした。GoogleがAR系メガネを研究中とのこと。
↑ 装着時のイメージ。
↑ もう一つ。
↑ 紹介ビデオ。インパクトありますが、ひとりごと言いすぎじゃね?と思わないでもない。
どれだけ現実的かわからないですし、問題もありそうですが(事故が多発しそうとか、メガネで写真撮れたらまずいだろうとか)、未来的でわくわくしますね。でもまぁ、こういうのはGoogleよりもAppleに(ry
というわけでプロジェクトの詳細は以下のGoogle+からどうぞ。
【私の論評】このプロダクトの戦略は、すでに決まっている!?
Google+のページをみてみると、他にも画像が掲載されていたので、以下に掲載します。
このグラスのことについては、以前もこのブログに掲載したことがあります。ただし、以前は、情報がほんどとなかったので、推測あるいは妄想の範囲をでませんでしたが、今回はある程度明らかにされているので、いろいろ指摘することができます。
さて、上の動画の事例、皆さんはどう思われたでしょうか? 私自身は、あまり良い使い方とは思えませんでした。この種のメガネをかけて、街中を歩くということは、携帯をしながら、歩くということと同程度に危険なようにも思われます。
スマホ歩きは、すでに多くの人たちから、その危険性が指摘されているところです。これに関しては、Naverまとめに、詳しく掲載されているものがありましたので、下にそのURLをコピペしておきますので、興味のある方は、是非ご覧になって下さい。
http://matome.naver.jp/odai/2132367484708292401
無論、片目は開いている、画像が映し出される右目の部分も、スクリーンで全部ふさがるというわけではないようですから、スマホ歩きよりは、安全のような気もしますが、それにしても、一部分は、ふさがれるわけで、危険性があると思います。動画の事例では、短いメッセージばかりでしたので、さほど問題ではないようにも思われますが、これが、長いメッセージや、大きめの画像や、動画であった場合はどうなるのでしょうか?
私自身は、このようなグラスは、他の用途に用いたほうが、良いと思います。動画の事例のような使い方であれば、現在のスマホで十分だと思います。
私が、パッと思いついたのは、最近、ドッグポリスという映画をみたばかりなので、あの映画の中の爆弾処理です。無論、あの映画の中では、そのようなことはできなかったのですが、たとえば、爆弾処理班が現場にかけつけられなかった場合、普通の警察官などが、 処理を行うものとして、このグラスをかけて、専門家に爆弾処理の動画をリアルタイムで送りつつ、アドバイスを受けながら、処理を行うというものです。この方法をとれば、インターネットでつながっている限り、最高の専門家から、アドバイスをうけながら、処理できるわけです。
これは、軍事的にも利用できます。戦闘の場合、最近では、音声は当たり前ですが、小隊レベルで、このグラスを装着するようにして、音声だけではなく、地図や、レーダー画像など、全員で共有するということも考えられます。
また、脳外科手術とか、心臓手術など、かなり高度で難しい手術をするときに、メガネのスクリーンに、患者のレントゲン写真や、CTなどの画像、および患者の情報を適宜映し出し、さらに、施術者が、あまり経験がない場合、それだけでなく、リアルタイムで、専門家のアドバイスを長いということも考えられます。(上の写真は、光学顕微鏡をみながら、カテーテルを挿入する外科医、こうした画像をグラスに映し出し、さらに、カテーテルの挿入口を同時にみるようなことができれば、かなりやりやすくなるだろう)
また、原発や、大規模な工場などで、工事現場などで、複雑な作業をするときに、文書、画像、動画を含めた、マニュアルや、場合によっては、専門家のアドバイスが流れるようにするということも考えられます。
また、博物館や、美術館で、参観者にこのグラスをかけてもらい、展示物などの解説をするなどのことも考えられます。学習などでも、たとえば、英語のテキストを読んでいるときに、わからない、単語や、文法が、あれば、すぐその場で、その意味をグラスに文字で表示したり、文字だけではなく、画像や、動画で見せるなどということもできると思います。
また、学校の体育などの授業や、アスリートたちが、練習するときに、このグラスを装着してもらい、プレイなどをした直後に、実際に自分の動きをすぐみえるようにして、どこが悪かったかを確認できるようにします。それを確認したうえで、次に実際にプレイをするときに、ここぞというところに、丁度よいところで、「脚伸ばせ!!」などの指示が文字や、音声で、流れるようにすることなどが考えられます。こうして、短期間に習熟させることが可能になります。
ただし、こんなことは、私が思いつくことですから、Google側では、とっくにこのようなことを目指して、戦略を立案しているのだと思います。すでに、数年間にわたる具体的ビジョンを描いていると思います。だからこそ、こうし、このプロダクトの概要を発表できるのだと思います。そうして、その戦略のなかには、このプロダクトをもちいて、さらに、Googleへのアクセスのトラフィックを増すことが盛り込まれているいることでしょう。なにせ、Googleの収益の9割以上は、未だに広告ですから、当然のことと思います。
そういわれてみれば、あのAppleのMac Book Airは、実に発売の1年前から、詳細なスペックをYouTubeで掲載していました。だからでしょうか、実際に発売される2〜3ヶ月ほど前から、中国でニセモノが出回っていました。しかし、Appleには、それなりの戦略があってのことなので、ニセモノが出回ったとしても、ほとんど影響がなかったと思います。このグラスもそのようになるかもしれません。
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