2012年12月6日木曜日

【北ミサイル発射予告】PAC3が宮古島に到着 ミサイル日本領域落下で迎撃―【私の論評】ミサイルの日本領域落下で迎撃ではなく、日本領域通過で迎撃せよ!!

【北ミサイル発射予告】PAC3が宮古島に到着 ミサイル日本領域落下で迎撃:


北朝鮮が予告したミサイル発射に備え、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を積んだ海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が6日朝、沖縄県・宮古島の港に到着した。ミサイルの一部が日本の領域に落下した場合、迎撃できる態勢を取る。

・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・

また海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載をする海上自衛隊イージス艦「みょうこう」「こんごう」「ちょうかい」も6日朝、展開先の東シナ海や日本海に向け、長崎県佐世保市の佐世保基地を出港した。小雨が降る中、タグボートに引かれ護衛艦とともに基地をゆっくりと離岸した。

このニュースの詳細はこちらから!!

【私の論評】ミサイルの日本領域落下で迎撃ではなく、日本領域通過で迎撃せよ!!

上記で、海上自衛隊イージス監「みょうこう」「こんごう」「ちょうかい」などの名称がでてきたました。これらのイージス艦、迎撃のために、出撃しますが、実際に迎撃できるのでしょうか?私は、かなりの確率で迎撃できると思います。しかし、このことが、日本ではなぜかほとんど報道されません。


それに関しては、このブログの過去の記事にも掲載しました。以下のそのURLを掲載しておきます。それと、この手の話は、軍事オタクっぽくなるのと、どちらかというと無骨な話題なので、本日は、私達の国を守る元気溌剌とした女性自衛官の写真とともに掲載させて頂きます(笑)。

また始まった北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる‘綱渡り外交’−【私の論評】報道で見え隠れする北朝鮮の日本への恐れ?


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、以下に要点だけ記載します。
実は、日本の自衛隊は過去に2度、弾道ミサイルの迎撃訓練に成功してまいす。両方ともSM3(下写真は、発射風景)というミサイルによる迎撃に成功しています。SM3とは、イージス艦に搭載して、宇宙空間を慣性飛行中の弾道ミサイルを迎撃するミサイルのことをいいます。
まず第一回目については、海上自衛隊は、SM3の配備・習熟訓練のためアメリカへ行っているイージス艦こんごうが2007年12月18日に公開撃墜実験を行い成功した、と発表しました。ハワイ島のカウワイ島の米軍基地から発射された模擬弾頭を搭載した弾道ミサイルを発射すると、900Km離れた海上に配備されたこんごうが4分後にこのミサイルをレーダーで探知して、1発のSM3を発射し、発射から3分後に高度100Km以上の大気圏外において標的弾道ミサイルを撃墜しました。
ただし、このときは、結局は、ある一定条件の中で行われた訓練であり、大陸間弾道弾を撃ち落せたということであり、実際に北朝鮮の弾道ミサイルをうち落とせるかどうかまでは、判定できないレベルであったので、あまり話題にはなりませんでした。これに関しては、軍事オタクの方が、ご自身のブログでいろいろ分析しているので、詳細は、そちらをご覧ください。
第二回目は、2010年10月26日のことです。全世界を震撼させる、ある事件が起こりました。日本の海上自衛隊の護衛艦「きりしま」が、ハワイ沖で大陸間弾道弾の迎撃試験を見事成功させたのです。
「きりしま」の放った迎撃ミサイルは、6発の大陸間弾道弾にすべて命中。弾道弾を、宇宙空間で迎撃してしまったのです。これは世界初の快挙です。世界で二番目に大陸間弾道弾がミサイルで撃墜させられたのです。しかも、この時は、軍事上の機密ということで、あまり詳しくは発表されてはいませんが、北朝鮮ミサイルも迎撃できることを十分証明することができたようです。

日本の海上自衛隊は、試験開始前から、「100発100中ですよ」とケロリとしていたといいますが、対する米国のミサイル防衛庁(MDA)は、びっくり仰天したようです。
高速で飛来するミサイルを、宇宙空間で撃ち落とすというのは、飛んでくるピストルの弾を、ピストルの1発の射撃で撃ち落とすよりも尚、難しいといわれています。なぜかといえば、宇宙空間には大気がありません。ですから、迎撃ミサイルの軌道を、途中で羽を使って変えることができないのです。だから、ミサイル自体の噴射角で制御するしかありません。これは、かなり高度な技術がなければ、できることではありません。
米国内では、このニュースは、大々的に報道されました。北朝鮮やロシアや中国から飛んでくる大陸間弾道弾の脅威にさらされずに済むようになるのです。これがビックニュースでなくて何だというのでしょうか。

ヨーロッパでも、このニュースは大々的に報じられました。日本は、他国からの侵略の脅威から、かなりの確率で、これで逃れられるのです。それに、もともと、アメリカの艦艇や、ミサイルを使っているわけですから、アメリカは、無論のこと、これらの武器を用いている他の国でも、日本のやりかたを見習えば、できる可能性が高いのです。米国では、このニュースの動画が、作られました。これを、下に転載します
こんなこと信じられますか。これだけ、防衛環境が激変したことをほんど発表しません。もう、従来のように北朝鮮のミサイルの驚異に怯える必要はないのです。むろん、だからといって、すべてが安全というつもりはありません。しかし、従来と事情が大きく異なってきていることは確かです。国内で、もっと、こうした海上自衛隊の実力を認めることが必要ではないかと思います。  

さて、この内容で、十分北朝鮮のミサイルを迎撃できる可能生があることがご理解いただけたものと思います。日本の海上自衛隊は、6発もの各弾道弾のすべてを撃ち落とすことができたのですから、北朝鮮の単発の核弾頭は、かなり落とせる確率が高いと思います。複数のイージス艦から一斉に攻撃すれば、さらにその確率は高まります。それにしても、予定通りに巡航しているミサイルを撃ち落とすのは、比較的容易ですが、故障などによって、日本に落下してくるミサイルを撃ち落とすのは、なかなか難しいです。

そうして、故障することなど、予測するのは、困難です。では、発射されてから、早い時期で、日本の領空に入った時点で迎撃するというのはいかがでしょうか?これだと、かなり撃墜できる可能性が高まります。


もし、撃墜すれば、世界の軍事バランスは大きく変わると思います。特に、日本は、核攻撃をされても、それを回避する手段があることを世界にアピールすることができるわけです。それに、北朝鮮の核の脅威をかなり取り除くこともできます。世界に向かってそれをアピールできます。もし、そんなことにでもなったら、北朝鮮の面目は丸つぶれだし、核による脅しも、従来よりははるかに弱まります。

現在日本は、選挙一色で、何やら北朝鮮のミサイルなど消えてしまったかのごとくです。これは、これで良いことだと思います。北朝鮮がミサイルを発射すると、発表しても、もう日本は驚きもしないということです。


しかし、いざというときの備えはいつでもしておかなければなりません。今回は、日本に向かって落ちてこない限り迎撃はないそうですが、北朝鮮は、これからも発射を繰り返すだろうし、いつの日か、核を搭載することも可能になると思います。そんなときに、備えて、次の発射では、迎撃して、できれば、撃墜すべきです。そうして、日本の核武装も視野にいれて、国内論議をすすめて行くべきと思います。そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?







【関連記事】

また始まった北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる‘綱渡り外交’−【私の論評】報道で見え隠れする北朝鮮の日本への恐れ?



北ミサイル発射に米「迎撃は本国防衛のみ」と通告―【私の論評】集団的自衛権 当たり前のこと決断急げ!!



北ミサイル 進まぬ国民保護、警報整備11%止まり―こういう仕事こそNPOに任せるべき?



南シナ海:ベトナムが中国批判 探査船妨害され―【私の論評】日本が標的にされないのは、日本自衛隊の粋と知れ!!





コメントを投稿

若者は保守化しているのか 雇用改善で政権支持の実態、左翼色強い報道にも縁遠く―【私の論評】まもなく実質賃金も上昇しはじめ、吠え面をかく反安倍派?

若者は保守化しているのか 雇用改善で政権支持の実態、左翼色強い報道にも縁遠く  毎日新聞の記事で、20代以下と30代の若者に内閣や自民党の支持者が多かったという調査結果が紹介されている。「政治的な知識不足」「現状維持を望む」といった解釈のほか、「雇用の売り手市場」なども要因と...