上は、NHKの「みんなの歌」。ルー大柴が歌う「MOTTAINAI」 。放映期間は当初9月までの予定だったそうだが、11月まで延長になった。
「MOTTAINAI」、この言葉の意味をご存知でしょうか。無論起源は日本語の「勿体ない」です。もったいない(勿体無い)とは、仏教用語の「物体(もったい)」を否定する語で、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表しています。もともと「不都合である」、「かたじけない」などの意味で使用されていたが、現在では一般的に「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている」状態やそのような状態にしてしまう行為を戒める意味で使用される日本語の単語です。
ケニア出身の環境保護活動家であり、2004年に環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、2005年2月に京都議定書関連行事のため、毎日新聞社の招聘により日本を訪問したときに同社編集局長とのインタビューでこの言葉を知り、日本人が昔持っていた「もったいない」の考え方こそ、環境問題を考えるにふさわしい精神として感銘しました。マータイさんは同年2月17日に当時の内閣総理大臣・小泉純一郎と会談した際、「もったいない」を世界に広めたいと初めて言及しました。その後、同年3月には国連女性地位委員会で出席者全員に「もったいない」と唱和させたりするなど、世界へこの語を広めようとしています。
マータイさんが『世界一受けたい授業』(日本テレビ系のテレビ番組)などで語った所によりますと、「もったいない」に感銘を受けた後、この意思と概念を世界中に広めるため他の言語で該当するような言葉を探しましたが、「もったいない」のように自然や物に対する敬意、愛などの意思(リスペクト)が込められているような言葉、また消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、修理(リペア)の概念を一語で表せる言葉が見つからなかったため、そのまま『MOTTAINAI』を世界共通の言葉として広めています。
世界に誇るべき、この「MOTTAINAI」、本家本元の私たち日本人も、世界の見本になるように実践していくべきであると考えます。
さて、上はアメリカのとある事務所で、たまったピザボックスにジャンプしているシーンです。このピザボックスこうして遊んでいるうちはいいのですが、捨てるときは大変でしょうね。それに、最終的には燃やされてしまうのでしょう。貴重な森林資源の浪費です。勿体ないです。
ピザテンフォーでは、前にも紹介させていただたとおり、紙のピザボックスをなくす運動を展開中です。現在函館で試験運用中です。焼きたての熱さをキープする新開発の保温ケースに入れてピザを宅配しています【特許出願中】。遠赤外線効果で美味しさがアップしました。熱した陶器製のお皿に入れて提供させていただいていますので、熱々のピザが味わえます。陶器製のお皿は次回の配達のときなどに回収させていただいています。今までどおり、紙製のピザボックスもお選びいただけます。ご注文時にお申し付けください。
この試み、日本国内はもとより、世界中に広げていきたいです。ピザの宅配方式はテンフォーが世界のデファクトスタンダードであるといわれるまで、頑張りたいです。皆さん、このようなテンフォーの試みを応援してください。
なお、このブログに掲載されているエコ関係の記事は以下の通りです。
MOTTINAI会社??Googleがword、Excel、PowerPoint互換のStarsuiteを日本語版も含めて無料配布
エコ関係の記事はまだ少ないですが、これから充実させていきたいです。
ところで、この記事貼り付けていた、ルー大柴の画像がリンク切れで、新しく貼りなおそうとしたら、手違いで記事内容を全部消してしまいました。これは、再度新しく作り直したものです。