【国内】エコか?エゴか? コンビニに深夜営業自粛要請へ 20080709
京都市のコンビニ深夜規制、早くても来夏から(内容をご存知の方この、項は読み飛ばしてください)
コンビニの深夜規制を巡る議論が本格的に始まった。京都市は27日、是非を話し合う市民会議初会合を開き、温暖化対策などを名目に規制導入を目指す。ただコンビニ業界は強く反発、会議そのものへの参加を拒否した。このため京都市は実施時期を早くても来夏に遅らせる方針で、規制を検討する他の自治体にも影響を与えそうだ。
冒頭、門川大作京都市長は「青少年の健全育成や家族のきずなを強めるということから考えた方がいい」と、夜型ライフスタイルの是正という観点から規制が必要との認識を示した。学識経験者や地域団体代表らが委員として参加。規制が必要との意見が出る一方、「深夜に女性の駆け込み寺になる」など防犯面から慎重な声も出た。 (08:49)(NIKKEI NET)
地球温暖化は錦の御旗ではない!!
京都市長は、「青少年の健全育成や家族のきずなをめるということから考えた方がいい」と言っているが、コンビニの深夜営業をすべてやめたからといって、「青少年の健全育成ができたり、家族のきずなが強まるとは考えられません。コンビニの深夜営業とこれらとは、全く別物であり、ほとんど相関関係はないと思います。
それと、コンビニ深夜営業の廃止を主張する人々は、地球温暖化を錦の御旗としているようです。しかし、地球温暖化二酸化炭素説は全くの間違いであり、二酸化炭素と地球温暖化とは直接関係ありません。これについては、以前このブログに何回も書いているので、この文章の下にURLを掲載しますので、是非ごらんになってください。
二酸化炭素を排出したからといって、それが地球温暖化に結びつくわけではありません。ただし、私自身はco2排出量の削減には賛成です。しかし、それは、地球温暖化を避けるという意味でありません。限りある化石燃料、森林資源を大事に有効に使おうという観点から、低炭素社会には賛同します。ただし、それと二酸化炭素地球温暖化説には全く因果関係はないです。
私は、環境問題も重要な問題だと思います。しかし、私は二酸化炭素と環境問題とはほとんど無縁だと思っています。環境問題の本質とは、水資源の問題であり、大気汚染などの問題であり、二酸化炭素は関係ありません。第一二酸化炭素は毒でもなんでもありません。植物や人間が生きていく上で必要不可欠となものです。
多くの人々が、二酸化炭素排出→地球温暖化→地球破滅という、一部の人たちが唱える宗教の教義もしくは政治的ブロパガンダにに呪縛されて、温暖化という錦の御旗の前には、何も言えなくっているようです。また、錦の御旗を出すほうもほとんど思考停止し、錦の御旗の背景に対して疑問も持たず、自分たちで調査・分析をしようとする気もないようです。
それこそ、錦の御旗が出たとたんに、考えることをやめて思考が停滞するようです。この現象は何かに似ているようです。そうです、あのナチスのにヒトラーであり、ナチスのプロパガンダを行ったゲッペルスを思い出していただきたいです。第二次世界大戦直前のドイツでは、ヒトラーがアメリカのニューディール政策とも似た政策を行いヒトラーが、当時インフレなどの危機にあったドイツ経済を立て直し、労働者階級からは、絶大な人気と信頼さえありました。だからこそ、政権を座をとることができたのです。ナチスの錦の御旗は「民族の自決」でした。これは、同じ民族は同一の旗のもとに結集すべきだというものです。
ヒトラーをはじめとするナチスは、この「民族の自決」をあらゆる手段を講じて徹底し、正当化し、「錦の御旗」の次元にまで高めました。何らかの討論をしていても、「錦の御旗」が出てくると、そこから先は皆建設的な意見は何も言えなくなってしまうように仕向けたのです。
「錦の御旗」を打ち立てた後、ドイツ、いや世界はどうなったでしょうか?皆さんよくご存知だと思います。最初は、オーストリアの併合、ズデーテン地方の割譲です。その後もヒトラーの野望はとどまるところを知らず、ポーランド、フランスへの侵攻。イギリスへの爆撃、ソ連邦への侵攻・・・・。第二次世界大戦が本格化しました。そうして、ナチスドイツの第三帝国はベルリン・オリンピックを開催してから10年を経ずにして崩壊しました。
Autumn 1944 Nazi Propaganda Color Newsreel
「民族の自決」という錦の御旗の結果はこのようなものです。では、「地球温暖化二酸化炭素説」という錦の御旗は人類にどのような将来をもたらすのでしょうか?
錦の御旗を取り払った論議が必要
さて、コンビニの深夜営業の話から、錦の御旗にまで話が飛んでしまいましたが、話を本筋に戻します。私自身は「地球温暖化二酸化炭素説」は信じていません。しかし、信奉する人も多いですから、これは宗教のようなものですから、それはそれで認めてあげて、とにかく錦の御旗にすることだけはやめてもらうべきです。
だから、コンビニの深夜絵営業問題を論ずるにしても、深夜営業の是非をあげるとして、非の部分としてCO2排出が挙げられるなら、深夜営業をやめたら実際にどの程度削減されるのか、それがどの程度の燃料削減、経費節減につながるのかを論議すべきだと思います。そうなると、結論はほとんど出ていますが・・・。深夜営業をやめたとして、削減できるのはたかだか4%ですから、それを上回るメリットがたくさんあると思います。しかし、それでもco2のことを言いつのるであれば、実際に深夜営業をこのまま続けたらどのような実害が出てくるのか、10年後か、20年後か、100年後か、その危険性をマスコミがいっているからとか、学者がこう言っているからではなく、具体的に京都市にどのような影響を及ぼすのか自分たちで根本にさかのぼってそれを調査し報告すべきだと思います。それをしないで「錦の御旗」を打ち立てるのは「思考の停止」というものです。
それから、現在はコンビニは過当競争にありますから、閉めるところも出てきています。そうなると、コンビニ側でも、深夜営業は自粛するところも出てくると思います。こうした観点からも、論議を進めて、一つのモデルパターンを作るなどのことも考えられます。
私自身は、錦の御旗を振り回すEU、排出権取引などを強力に進めるEUには将来はないと思っています。EUは自分たちでその道を選んだので仕方がないですが、日本までこれに準じて没落していく必要はないと思っています。これに関して、「黄昏EU」としてこのブログでも以前取り上げています。
いずれにせよ、錦の御旗を振るような仕方をしない論議が必要だと思います。
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