2010年11月18日木曜日

【書籍】政治家がなくなる日-経済評論家が考えた政治の結論 ―【書評ならびに私の論評】日本は変わらなければならない!!そのためには政治改革が必須であり、議員定数削減がそのきっかけになる!!

【書籍】政治家がなくなる日-経済評論家が考えた政治の結論


今回は、この書籍にの書評を掲載したいと思います。筆者の平野和之さんは、ツイッター上ておつきあいをしていただいている方です。

アマゾンドットコムでの商品説明
議員の数を減らすことが政治改革になるという声が大きいが、現職議員はこの議論をしたがらない。なぜなら、政治を職業としているからである。新進気鋭の経済評論家が数字で解き明かし、日本の政治を変えるキッカケをくれる。
国会議員が半減化されたら政治はどう変わるのだろうか?メリットは?デメリットは?この日本に、本当に35000人以上の議員が必要なのか?年収はいくらか?妥当な報酬はいくらか?現在、議員の数、報酬を減らすことが政治改革になるという声がある。しかし、現職議員は議論すらしたがらない。なぜなら、政治を職業としているからである。しかし、議員数が半減、報酬も半減化されると、既存の政治を職業としていた人は、それ自身では生活できなくなる。“議員仕分け”の議論が生まれると政治不信を打破してくれる政治家が誕生する。大阪の橋下知事なども1つの例である。日本の政治をみんなで変えるキッカケになる1冊になるはず。
まずは、このかたの略歴など掲載します。

平野和之氏
経済評論家 1975年神奈川県生まれ。法政大学卒業。

大卒新入社員1年でⅠ部上場企業、株式会社光通信本社事業開発部課長に最速で昇進。

移動体ディーラーのM&Aを多数。その後、買収先専務取締役兼務。

1998年、本社インターネット投資部を設立し、次長、総責任者に昇進。

2000年に同社退社後は、株式会社グローバルマーケティングを設立。
最先端ファイナンス戦略を絡めた、マーケティング業務、投資分析、インキュベーター事業を行う。
現在は、経済評論家として活躍の場を広げている。

シンプルな解説、独自の斬新な予測、政策が支持され、経済、経営論を主軸にコメンテーターとして活躍。また、エコライフの提唱を行い、エコカー、エコ時計に変え、地産地消、自給自足ライフを実践中。講演活動も積極的に行っている。


【書評ならびに私の論評】日本は変わらなければならない!!そのためには政治改革が必須であり、議員定数削減がそのきっかけになる!!
経済評論家の方が書いた政治に関する書籍ということで、どのような内容なのかと思いましたが、まずは、政治改革について、経済的なはっきりした裏付けを掲載されているので、非常に好感がもてました。政治評論家の方が、政治改革について書くと、このへんの裏付けがないことが多いので、本当にできるのかと疑ってしまうとろがありますが、この著者はそのようなことはありません。

たとえば、この本の帯には、「日本は必ず倒産」と書かれてありますが、この著者は多くのマスコミが報道しているように、プライマリーバランスが崩れて、日本が破綻などという単純で無責任なことを書いているわけではありません。

それに、最初の出だしが、逗子市の市議選から始まっていて、筆者がそれに直接かかわってい、実体験から入っているところもかなり好感を持てました。評論家の中には、実体験に乏しく、その発言に根拠が明確でない人も多いですが、この筆者はそんなことはありません。自ら、直接体験して、肌で感じたことを記述しています。

消費税増税の無意味さについても、やはり、経済評論家としての経験が生きていて、納得のいく説明がなされています。筆者は、消費税減税のことまで、述べていて、まさにこのデフレの時期に我が意を得たりという感じです。

また、最後ではボランティア政治を義務化しようというタイトルで、新しい公共に関しても述べていて、地域のNPOのことも書いてあり、これに関しても、私のブログで再三にわたって書いてきたことなので、自らの考えをさらに強く確信できる内容となっていました。

最後に、地方主権という言葉使われていて、私自身は、この言葉自体には、多少違和感を覚えるのですが、やはり、私自身も地方分権に関しては、歴史的背景からみても、絶対に必要だと思っています。おそらく、平野氏と私の考えは、言葉の違いだけでほとんど同じなのだと思います。

さて、この書籍に関して、これ以上書いてしまうと、これから読まれる人の楽しみを奪ってしまうことになるので、このへんにします。しかし、この書籍是非読んでみる価値があります。

現在の政局について、いろいろいう評論家の方はいますが、そうではなくて、現代の政治改革そのものについて、これだけコンパクトに情報がまとまっていて、政治改革の考え方をわかりやすく主張していて、しかも、経済的な裏付けまでしっかりしているものは他にはないと思います。そうした意味でも、是非ご一読ください。

さて、この平野氏が書かれている、政治改革に関することですが、平野氏もおそらく、当然のこととして、書かれてはいないことがあります。それは、歴史的な背景も踏まえて、なぜ今政治改革が必要なのかということです。

全く関係のない話なりますが、昨日は、アップルTVを購入したので、レンタルビデオで何を見ようかといろいろ探しているうちに、『二百三高地』という映画にいきあたったので、これを見ました。

この映画は、日露戦争最大の激戦となった二〇三高地の戦いをモチーフに、そこに関わった軍人や兵士、そして民間人とあらゆる階層の激しくも苛酷な人間模様を、舛田利雄監督が堂々3時間の流れの中で一気に描ききっていく戦争映画超大作です。

この映画は、まだ、明治維新から間もない、日本を描いており、その当時の日本の戦争遂行の目的を「大国の狼に怯える羊から、大国に噛み付く狼に変貌することである」としていました。いいえて妙だと思います。

まさしく、明治維新の目的は、こういう事だったと思います。その当時の世界の状況をみていれば、そうしなければ、日本は他国の植民地になっていたに違いありません。

本日、アゴラというブログをみていたら、明治維新について、矢澤豊さんが、「明治維新が二度と起らない理由」 というタイトルで明治維新について書かれていました。

矢澤豊さんは、海音寺潮五郎さんの「明治維新史管見」という小文を引用されていました。それを下にコピペします。
明治維新とは、日本という国が、幕藩体制という中・近世的封建制度の政体から、中央集権の民族国家となるにいたる過程であり、これは別に当時の日本だけに限られた局地的、特殊な動きではなく、世界規模における当時の風潮だった。
ただし、私は、矢澤豊さんと、海音寺潮五郎さんも、以下の点を見落としていると思います。まずは、確かに、中・近世的封建制度の政体から、中央集権の民族国家となるにいたる過程は、多くの先進国でなされた、当たり前といえば、当たり前のことですが、ことアジアに限っていえば、これを当時に成し得たのは、日本だけだったということです。

それと、当時の日本など、随分遅れた、中・近世的封建制度の分裂国家であり、各々の藩が軍隊を持っており、さらには、各々の藩が、貨幣や藩札などを発行できる独立した存在であったものを、あっという間に中央集権国家に変えてしまいました。それも、他の先進国から比較すれば、ほとんど無血革命に近い方法で実施しました。

これに関して、あの経営学の大家である、ドラッカー氏が、日本人は、一度コンセンサスが国内できてしまえば、一夜にして体制を変えてしまうと賞賛しています。そうして、明治維新の持つ意味に関して、セポイの乱ともあわせて、それまで、西洋史と、東洋史に分けられていた、歴史を世界史へと変貌させたと評価しています。

私は、明治維新は、確かに歴史の必然性もあったと思います。もし、あの頃に、日本が強力な中央集権の西欧タイプの国民国家をつくりえなかったら、日本は他国の植民地になっていたと思います。だから、明治維新にはそれなりの大きな意義があったということです。

しかし、それから時が経ち、現在はその逆機能がでてきているということです。太平洋戦争を経て、日本が戦争に負けた後でも、その逆機能は温存されてしまいました。

その逆機能とは、中央集権的な国家体制ということです。日本では、地方自治とか、地方の時代といわれながら、結局は中央集権的な機能が温存されたままになっています。その最たるものは、国の特別予算です。それと、日本の中央集権的官僚機構です。これに関しては、あのドラッカー氏も、日本の国家体制は、19世紀の西欧国家体制のままであると評しています。

この特別予算は、何と明治時代に確立されたものであり、それが連綿と今に至るまだ、続いています。明治時代~高度成長期においては、この特別予算もおおいに意味があったものと思います。とにかく、当時の西欧列強とまともにわたりあうためには、国民に対する福祉がどうこう言う前に、巨大な軍事予算が必要だったからです。

私は、過去のこのブログにおいて、明治時代に日本が西欧から導入し忘れたものとして、西欧型のNPOについてあげたことがあります。その時には、気付かなかったのですが、良く考えてみれば、当時はそのようなもの入れる必要はなかったのです。というより、地方で根付く、NPOなど、中央集権的な国家などをつくるためには、これは邪魔だったといえる位だと思います。ちなみに、鳩山さんが最近語りはじめた、「新しい公共」とは何も新しいものではなく、西欧では当時から行われていたことです。当時の経済的に恵まれていなかった日本とは異なり、当時のヨーロッパは、経済的に日本と比べれば、恵まれており、社会福祉的なことは、ほとんどすべてNPOが行っていました。

日本では、今でも、古い国家体制が温存されてしまったため、寄付金の文化も根付かず、そのため、有能なNPOも育つことない状況にあるのです。そうして、その根本原因は、NPOに大量の資金が流れることは、財務官僚などによる、財政民主主義という立場からはまずいとする考え方であったということです。それに、私たちは、エリザベス朝時代のイギリス大蔵省の人員構成を知っておく必要があります。なんと官僚まで含めて、10数名くらいしかいなかったのです。

当時の彼らは、社会福祉やその他、こまごました、本来PO(営利企業)や、NPO(非営利企業)が実施すべきことは、彼らにまかせ、本当に国家の重要な基盤(インフラ)に関する意思決定に関してのみ特化して行動して、あの輝かしいエリザベス朝の財政を支えたのです。そうして、そのインフラで動くのは、政府ではなく、NPO、POであったのです。無論現代では、世の中が複雑になり、情報量も飛躍的に増えてきていますから、この人数では到底無理ですが、このような考えかたにたてば、議員や、官僚の人員数を減らすことは決して無理ではないということが理解できます。

一方日本では、他国のようにまともな国家予算であっては、「大国の狼に怯える羊から、大国に噛み付く狼に変貌する」ことはできず、特別予算なども当然のことでもありました。さらに、太平洋戦争後においても、国を復興させるためや、さらに、世界で他国と伍していくためにはどうしても必要だったのです。だからこそ、いつでも、戦費を拠出するため、あのような世界にも類を見ない、特別予算が組まれるようになったのです。しかし、今の日本は、経済的にも発展して、昔のような貧乏な国ではありません。こんな国で、昔のまま、大きな特別予算を抱えた昔のままの中央集権的官僚主義体制が維持され続けるようなことは不可能です。

あれから、時をへて、これが逆機能を及ぼすようになってきたのです。もちろん、日本は、かつての独立した藩がたくさんある集合体にもどるべきではないと思います。しかし、このまま、強力な中央主権を保持していても、ますます、経済的にも疲弊していくばかりです。特に、地方は。また、閉塞感も打ち破るきっかけもつかめないと思います。中央と、地方のバランスをはかりながら、地方分権を進めていく必要があります。

やはりいまこそ、上の書籍の著者が主張してるような政治改革が必要なのです。そうして、それには、明治維新の真逆である中央集権の国家を完全に分裂させることではなく、中央でやるべきことは、中央で中央集権的にやり、地方では地方がやるべきことをやる体制にもっていくというバランス感覚が必要なのです。そうして、この政治改革には、明治維新のように、柔軟でしなやかに、一夜にして成し遂げるべきです。そうして、明治維新は、日本が西欧列強を手本として、成し遂げたものでしたが、今度は、日本が世界の手本となるような改革を断行すべきです。


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2010年11月17日水曜日

BOOK REVIEW 『これからの思考の教科書』- ビジネススキルとしての思考法を順を追って学べる良書【続き】―【私の論評】常に革新的であるために、一つの思考方法に凝り固まるな!!糸井重里さんから真摯に学ぼう!!

BOOK REVIEW 『これからの思考の教科書』- ビジネススキルとしての思考法を順を追って学べる良書【続き】

糸井重里さん
先日思考方法についての書籍に関して、統合的思考方法などに関する論評をした記事に、以下のようなコメントがありました。

「空き缶さんはどうなんでしょうかね?そんなに頭は悪いようには思えないのですが、政治ってあまりにも範囲が大きすぎて、対応しきれていないような気もします。アインシュタインと比べたらかわいそうな気もしてきます(笑)」

たしかに、天才アインシュタインと比較するのは、かわいそうな気がしてきました。それに、アインシュタインというと天才物理学者ということで通っていますから、多くの人にとって、身近に感じられず、事例としてはいささか、かけ離れすぎていたような気がします。

そこで、それを補うために、今回は、糸井重里さんを事例に出そうと思います。糸井さんに関しては、多くの人がご存じだと思いますので、あまりここで詳しく論評はしませんが、略歴など下に掲載しておきます。

略歴
群馬県前橋市出身。糸井の生誕後に両親はすぐに離婚し、司法書士であった父親の元に引き取られ祖母に育てられる。その後、実母と再会したのは1981年だという。小学校3年の時に父親が再婚。幼少時から漫画好きで、漫画家に憧れていた。中学時代は北杜夫に熱中した。
群馬県立前橋高等学校に入学。高校に入ると文学青年の友達ができ、アングラ文学などに目覚める。また、バンカラを気取って一本歯の下駄で学校に通った。高校1年の時にバンドを組みたくなり、お金を稼ぐためにオルガンやピアノのセールスマンの下請けとなり10台売ったという。また、文化祭の企画で「ハプニング」的なことをやりたくなり、江戸川乱歩の「赤い部屋」を再現したり、ベトナムの僧侶の焼身自殺を真似たりした。
法政大学文学部日本文学科に入学後すぐに学生運動に身を投じるが、内部抗争の陰険さが嫌になり1年半で退学。1年ほどガテン系のバイトをする。寺山修司、唐十郎、横尾忠則らが当時のヒーローだった。
知人に薦められて「宣伝会議」のコピーライター養成講座に通っているうち、1968年デザイン事務所に就職。
1969年、栗田工業主宰のTVCFアイディア賞で銀賞。
1971年には金賞を受賞。1973年に勤務先の会社が倒産してフリーとなる。同年、宣伝会議賞受賞。
1975年、ジーパン会社ウェルジンの「このジャンパーの良さがわからないなんて、とうさん、あなたは不幸な人だ!」のコピーで、東京コピーライターズクラブ新人賞受賞。同年、イラストレーター湯村輝彦に出会い、彼の主宰のORIGINAL FLAMINGO STUDIOの創設に参加。
1976年、湯村と共に再び製作したウェルジンの広告で、東京アートディレクターズクラブ賞(ADC賞)を受賞。同年、漫画雑誌『ガロ』の編集者の南伸坊からの依頼で、糸井が原作、湯村が画の「情熱のペンギンごはん」シリーズの発表を始める[1]。また、『ガロ』の編集部にいた南伸坊、渡辺和博らを介して、「赤瀬川原平人脈」との親交が始まる。同年7月、糸井原作、湯村画で「さよならペンギン」を刊行。
1978年、矢沢永吉の自伝本『成りあがり』の構成、編集を手掛ける。同書はベストセラーを記録した。
1979年、沢田研二の「TOKIO」の作詞を担当。また、スナック等でちり紙やマッチなどで行う、気の効いた「芸」をまとめた著作『スナック芸大全』を刊行。自身の名義での処女出版となる。また、この年「東京糸井重里事務所」を設立する。この事務所に、当時美大生でスタッフの友人であったみうらじゅんが盛んに出入りするようになり、糸井がみうらを『ガロ』編集部に紹介。みうらの漫画家デビューの切っ掛けを作った。
1980年9月から、サブカルチャー雑誌『ビックリハウス』において、読書投稿ページ「ヘンタイよいこ新聞」を担当。その「意味のない面白さ」で読者を熱狂させ、若者たちの教祖的存在となる。また、『ビックリハウス』に関係していた、新進気鋭のミュージシャン、アーティストとの交際も始まる。
1982年5月、新聞終刊記念イベントとして「ヘンタイよいこ白昼堂々秘密の大集会」を糸井と鈴木慶一らで企画。
また、1982年4月から1985年3月まで、NHKの若者向け番組「YOU」の司会も担当。
その後、西武百貨店の「不思議、大好き。」(1982)「おいしい生活」(1983)などのキャッチコピーでコピーライターとしても脚光を浴びる。仲畑貴志や川崎徹らと共に注目を集め、「コピーライター・ブーム」を呼んだ。
1983年からは『週刊文春』において「家元」と名乗り、読者投稿型のコピー講評「糸井重里の萬流コピー塾」の連載を開始。
1984年、有楽町マリオンの完成記念イベントとして「夕刊イトイ」を企画。
1989年、ゲーム製作のための会社「APE(エイプ)」を設立。制作した『MOTHERシリーズ』はカルト的なファンを生んだ。
1993年、女優の樋口可南子と結婚。
1998年、「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設。
2001年、雑誌「インパク」の編集長を務めて話題となった。

【私の論評】常に革新的であるために、一つの思考方法に凝り固まるな!!糸井重里さんから真摯に学ぼう!!【第二回目】


糸井さんのコピーが使用されたコマーシャル

さて、糸井さんの天職でもある、コピーライターの仕事とは、商品や企業を宣伝するため、新聞・雑誌・ポスターなどのグラフィック広告、テレビCM、ラジオCM、ウェブサイトやバナー広告などに使用する文言(コピー)を書くことです。

ただ、近年では表現に到達するまでのロジックを構築する作業もコピーライターの重要なスキルとして見られるようになってきており、特にトップクラスのフリーランサーや広告会社のコピーライターに関しては、この能力の優劣を評価される傾向が強くなっています。

というより、ロジックを構築する過程の作業がコピーライターの仕事の本質になっています。結果として、どのように一見良いように思えるコピーが書けたとしても、その表現に達するでの思考過程を何らかの形で表現できないようなコピーライターは3流です。

その点、糸井さんは優れたコピーライターだということができます。世の中には、広告のコピーを見たり、新たな商・製品・サービス名を見たりしても、それがどうしてできたのかあまりその意味を考える人はいないようです。そうして、さして重要性を感じない人もいるようです。

たしかに、昔であれば、モノも足りておらず、十分なサービスも行き届いていなかったので、製・商品・サービスをつくって、世の中に出すこと自体が本命であり、それらの名称やましてやコピーなど二次的なものにすぎないものでした。とにかく、品質の良い、優れたモノやサービスを提供すれば、それで十分事業が成り立つ時代でした。

しかし、それこそ、日本では、それこそ糸井重里さんがコピーライターとして活躍をし始めた、1980年代から、アメリカではその20年くらいまえの1960年代から、そうして今日に至るまで、完全に以前とは世の中が変わってきました。要するに、モノやサービスが溢れる時代になったのです。

だから、企業はそれまで販売ばかりやっていたのを切り替えて、消費者のニーズやウォンツを真摯に探って企画を立案しながら、モノやサービスを開発するようになりました。要するに、マーケティングをするようになったのです。そのようになってからは、当然コピーや、ネーミングなども従来のように安直にやっているわけにはいかなくなりました。

マーケティングといった場合ドラッカーは次のように述べています。「マーケティングとは、販売そのものをなくしてしまうことである。また、その狙いは、顧客を良く知って理解し、製品が顧客にぴったりと当てはまり、ひとりでに売れてしまうようにすることである」。

このマーケティングと、キャッチコピーとが、密接に絡みあうようになったのです。現代のマーケティングは、それこそ、膨大な情報を集めて、論理的な思考を行ない、それだけでは月並みなものになってしまうので、水平的な思考も行ない、様々な考えを出して、さらに、最後に統合的思考によって、当該製品に関して一言の「キャッチコピー」や、「商品名」「サービス名」にまとめてしまうことが必要になります。

それこそ、以前の思考法に関するブログに掲載したマインドマップにでてくる、種々様々の思考法のツール活用します。たとえば、まずは論理的思考のため情報を徹底的に集め、それだと混乱するだけなので、マインドマップや、SWOT分析などして論理的思考をして、考えをまとめます。従来は、これでほとんど終了でした。しかし、現代ではそれだけでは、常識の枠からはみ出すことできず、陳腐な考えに終始してしまうことがほとんどてす。これで終始するようなマーケティング担当や、コピーライターは3流です。

だからこそ、次の段階で、水平的思考を行うため、いろいろなツールを用いて、徹底的に水平思考を行ない、考えをだしつくします。少し前までなら、アイディアが出尽くして安心してしまって、その中から安直に一つのアイディアを選んで安心してしまっていたかもしれません。これで終わってしまうような、マーケティング担当者や、コピーライターは2流です。

せっかく出た数々の案を一つの案だけに絞って、他は捨ててしまうというのでは、あまりに勿体ないことです。ここで、統合的思考をして、最終的にいろいろな考えを束ねて、束ねただけではなく、そうて、すぐにできないアイディアなど、段階をおって、実行するタイムスケジュールを定める、その過程で、現状ではリソースが足りなくて出来ないものに関して、そのリソースを手に入れるための算段などして、さらに一段上の考え方に昇華させるのが、一流のマーケティング担当者であり、コピーライターです。


さて、コピーライターの仕事は、どの範囲を示すのか、それは、クライアントのとの関係でいろいろあると思います。かなり最初の段階から入って、最後までやるのか、あるいは、本当に最後の最後だけを担当するのか、それは、仕事の関係や報酬などによっても異なると思います。


しかし、最後の!%だけにみえる、キャッチコピーを考えることや、商品名、サービス名を考えることでさえ、並大抵の仕事ではありません。


ここで、アインシュタインが、相対性理論を発見したという偉業について語っている言葉を思い出してほしいです。「私の理論は、すでに先人がそのほとんどすべてを開拓したものです。私が付け加えたのは最後のほんの!%程度くらいにすぎません」。


アインシュタインの専門分野である、理論物理学の世界であっても、コピーライターが製品などの最後の締めくくりある、製品に関するコピーを書いたりすることは、一見何の関係もないように見えるかもしれません。しかし、コピーライターもアインシュタインがやったように、まずは、先人が考えたこなど、頭に入ってるいるものは良いとして、足りないもの関しては情報として頭にインプットし、論理的思考をし、情報を情報で終わらせることなく、知識にまだ高め、さらに、それだけでは陳腐になってしまうので、水平的な思考をして、いろいろな考えをだし、さらに、最後でそれを一つのキャッチコピーにまとめるたれめに統合的思考をしているのです。

やっていることの対象が全く異なるだけで、両者は考えたの道筋ということで非常に良く似ていると思います。

ただ、異なるところもあります。理論物理学の世界では、一つの理論が正しいということが証明されれば、それで良いということになります。実際、アインシュタインの一般相対性理論に関しても、他の学者らか、特殊相対性理論の立場から正しいことを証明しています。さらに、現在でもアインシュタインの理論が正しいことを裏付ける事実が発見されています。理論物理学の使命は、真理の追求です。

さて、キャッチコピーですが、その成果は、本当に人々の話題なって、さらには、対象の製品や、商品、サービスがたしかに、売れることです。キャッチコピーの使命は、当該製品や、サービスが人々の話題になり、喜んで購入していただくことです。

しかし、この両者待ったく違ったことのようにみえながら、思考に関しては、同じような過程をたどっていることが良くおわかりいただけたことがご理解いただけたと思います。

さて、現在は、コピーライターの仕事も、広範囲にわたっています。上は、マーケティングの例をだしましたが、ご存じのようにこのブログでもしばしば掲載しているように、マーケティングだけは、いずれ企業は限界的存在になります。

ドラッカーは次のように述べています。

「マーティングだけでは、企業としての成功はない。静的な経済には、企業は存在し得ない。そこに存在しうるものは、手数料をもらうだけのブローカーか、何の価値も生まない投機家である。企業が存在しうるのは、成長する経済のみである。あるいは少なくとも、変化を当然とする経済においてのみである。そうして企業こそ、この成長と変化のための機関である。

したがって企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生み出すことである。経済的な財とサービスを供給するだけでなく、よりよく、より経済的な財とサービスを供給しなければならない。企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない」。

最近のコピーライターも、マーケティングだけではやって行けなくなっているのだと思います。次の段階では、彼らも、イノベーションに積極的に関わっていかなければならないということです。なぜなら、もし、マーケティングだけで十分に成功できているのであれば、もっと売れる商品や製品があっても良いはずです。でも、最近ではそのような話はあまり聴かなくなたったとおもいます。

ただし、これに関しては、ここで述べているとまた長くなってしまうので、別の機会に改めて掲載したいと思います。


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2010年11月16日火曜日

読者の方にお願いがあります―グーグルリーダーが更新されません!!どなたか、対処の仕方を教えていただければ幸いです!

読者の方にお願いがあります

以前読者の方から、私のグーグルリーダーのフィードが更新されていない旨、ご連絡をいただきました。言葉だけで、説明すると、その内容がおわかりになりにくいと思い、その画面を下に掲載します。
Google Readerの画面
小さいですが、クリックしていただければ、大きな画面でご覧いただけます。症状としては、今年の9月20日から、更新されない状態になっています。さらに、同月9月9日以前の記事は、ブログを書いた日にちが異なるにもかかわらず、日付が9月9日になっています。さらに、この画面では見えませんが、もっと前の記事になると、2010年7月13日の日付の記事が並んでいまずか、これは、今年書いた内容ではなく、昨年か、もっと前に書いたものです。こんな具合で、メチャクチャという状態です。


グーグルリーダーが更新されません!!どなたか、対処の仕方を教えていただければ幸いです!
こんな状況ですから、しばらく前からいろいろと調べているのですが、良く原因がわかりません。こんな具合ですから、ブログそのものを引越ししようとも思いましたが、まだまだ、容量もあり余っているので、できたらこのまま継続したいと思っています。

どなたか、詳しい方いらっしゃいましたら、是非お知恵を拝借したいと考えています。

よろしくお願いいたします。

もしや謎の新発表はこれか? iPadをApple TVに変えてしまう「Lowtide」に超期待...―アップルTVは既存のテレビを消滅させる??

もしや謎の新発表はこれか? iPadをApple TVに変えてしまう「Lowtide」に超期待...

iPadの大進化が噂されてます...

いよいよの提供が予想される「iOS 4.2」では、iPadがググンと生まれ変わる可能性大ですけど、どうやら思わぬ伏兵も登場してくるかもしれませんよ。まるでiPadがスクリーン付きのApple TVになっちゃう感じでしょうかね。

そもそもApple TVにはiOSが搭載されていて、そこには「Lowtide」なる新機能の存在が判明してましたけど、どうやらApple TV上で独自のメニューインターフェースなどを提供しているLowtideが、iOSのアップデート提供と同時にiPadにもやって来そうなんです。ちなみにLowtideは、Apple RemoteをMacで使う時に表示されていた「Front Row」ベースのインターフェースみたいですね。普段はiPadでは見えないんだけど、いざ動画関連のアプリを立ち上げた瞬間に、Lowtideがオンになって、Apple TVの全機能をiPad上でも利用可能になってしまうんだとか。

Lowtide対応のApple TVからiPadへコンテンツをストリーミングして、同じくLowtide対応にアップグレードしたiPhoneでもモバイルシーンで続きが見られる...みたいな、「AirPlay」機能を進化させた利用シーンの実現なんかが期待されちゃってますよ。なにはともあれ、これは今晩のアップルの特別発表が非常に気になりますね~

【私の予測】テレビをプラットフォームにせよ!!アップルTVは既存のテレビを消滅させる?
アップルから、いよいよ謎の発表が明日行われます。いろいろな、噂がとびかっています。ビートルズの曲がiTuneで配信されることの発表だというまことしやかな噂もありましたが、これについてはすでに発表されたのではずれです。


さて、いろいろ考えて以下のことを考えたのですが、これを書いているうちに、結局前に言われていたことを思い出しました。そうです。いわゆる定額制です。iTuneは、現在は、曲を購入するというかたちだけですが、以前日本でもナップスターが提供していたようなサービスを提供するのだと思います。

実は、私は、ナップスターを利用していましたが、ことしの5月でそのサービスは停止しました。全く残念でした。要するに3000円くらいで、オン・ディマンドできき放題になるというサービスと、5000円くらいで、ダウンロードし放題になるというものです。ただし、ダウンロードしても、パソコンかナップスター対応の、携帯電話や、ミュージックプレイヤーでないと聞けませんでした。アップルでも、パソコン、iPod,iPhone,iPadで似たようなサービスを実施するのだと思います。

結局そうだと思います。

実は、その前に、以下の予測をたてていたのですが、書いているうちに上のナップスターのことをおもいだしましたし、以前どこかでいずれiTuneがこれをやるということが書かれていたのを思い出しました。絶対にこれだと思います。

しかし、以下の予測もアップルの戦略にからむので、せっかく書いたので残しておきます。

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第一、ビートルズの曲の配信など、単なるコンテンツの一つであって、さほど重要でもないし、新機軸でもないです。私は、上のニュースが明日の発表の真打ではないかと考えています。



いずれにせよ、PM12時前に書かないと、予測の意味がなくなるので、取り急ぎ書きました。



なぜなら、上のニュースや、最近発表されて、私も購入した(まだ届いていません)AppleTVなどは、実はとてつもない新たなビジネス・モデルに化ける可能性が高く、それこそ、大きな社会変革になる可能性が大だからです。アップルに限らず、現在成功している特に、IT関連企業では、いわゆるビジネス・プラットフォームを築いています。

大前研一氏は、ブレークスルー大学院のブログの中で、ビジネス・プラットフォームに関して以下のように述べています。

アップルやグーグルの戦略は自社としてはプラットフォームだけを提供し、その上で動作するアプリケーションを開放して、どんどん外部の力を借りて作ってもらう点にある。
私は拙著「新・資本論」の中で「21世紀の富はプラットフォームから生まれる」と述べたことがあるが、アップルが発売した話題のiPadを取り巻くビジネス環境を知る上でも、この考え方は非常に重要だと改めて感じている。
プラットフォームビジネスにおいては、トラフィック(アクセス数)が最も重要な要素であり、そこに集まる人が増えることで商流や情報流が発生して富が生まれる。
プラットフォームビジネスという概念は今後ますます重要になってくると思う。
http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/c283ad984d4c358bd192f0c485cfa846 

現在のテレビのシステムも旧来のアナログも、地デジを含めて、ビジネス・プラットフォームであることにはかわりがありません。しかし、いまとなっては、不十分なプラットフォームです。そうして、テレビを放映するためには、インターネットによる配信に比較すれば、多くの人と、資金を要します。それに、特に日本では電波法などの厳しい規制があります。他国でも、日本よりは厳しくはないですが、それでも、一定の規制があります。

アップルは、こうした既存のテレビではなく、インターネットを介した全く新しい、テレビのビジネスモデルを構築しようとしているのだと思います。だからこそ、敢えて、iPhoneや、iPadに普通のテレビを見られる機能を自らは付加しなかったのだと思います。既存のテレビでは、主に一方的に画像を流すだけで、ユーザーとインターラクディブな双方向のやりとりは制限されています。

さらに、おおかたのTVのCMは、一方的に流すだけであり、ユーザーがCMで見て気に入った製・商品をインターネットですぐに購入することはできません。アップルは、こうしたことを可能にすることを考えているのだと思います。それも、今までのテレビとは異なる、アップル独自のやり方でやるのだと思います。

Ustreamも、YouTubeもあるではないかと考えられる人もいますが、アップルTVの目指しているのは、こうしたものとは一線を画しているのだと思います。Ustreaや、YouTubeなどは、ほとんどが、個人が作成したものや、個人が勝手に、テレビの内容をコピーしたものなどを配信しています。これは、これで、素晴らしいことであり、まさに、こうしたものがあったからこそ、良い、悪いは別にして、先日の尖閣問題のビデオが流出され世界中に広まるというような出来事が起こったのだと思います。

しかし、インターネットでも、普通のテレビで放映されているような、プロが取材や編集をした番組そのようなものを見たいという人々のニーズは強いと思います。実際それに、近いものをケーブルテレビや、インターネットで放映したりしていますが、これは、一定の費用がかかります。

アップルTVでは、これをほとんど無料として、テレビを放映するだと思います。その先鞭をつけた、iTUneでの映画コンテンツのようなものは、有料で配信するのだと思います。しかし、無料のコンテンツにしても、その内容は、既存のテレビなどでは考えられないほど、高度化するととも、アップルらしく、新しい方式で実施するのだと思います。そうして、これらには、無論iAdを流すようにして、まさに、テレビを今風のビジネス・プラットフォームにしてしまうのだと思います。

ただし、アップルはポルノなどはおそらく、放映しないと思います。最近でも、アップルは、iTuneストアから、講談社の「妄撮」というアイドル・グラビア誌の電子書籍の配信を差し止めています。こうした方針は、アップルの目指す新機軸のテレビにも継承されると思います。おそらく、アップル独自の放映基準などを定めて、そこから外れるものは放映しないでしょう。

ただし、この基準も良くわかりません、ちなみに、下がその問題の妄撮のグラビアですが、ネットに流れているものを見た限りでは、すべてこの程度のもののようです。しかし、iTuneストアでは、もっときわどいものも販売されていたと思いますが、やはり、性的な妄想を刺激するものは判断基準から外されるということでしょうか?

iTuneストアで配信を差し止められた「妄撮」に掲載されているたグラビア
さて、明日の発表どうなるのか、今から楽しみです。明日の発表では、上の記事のようなことに加えて、アップルのこうした長期戦略も発表するのではないかと推測しています。しかし、これが、当たる当たらないは別にして、アップルの長期戦略の中には当然こうしたものも含まれているものと思います。

後で追加→なんか、この予測私の妄撮ならぬ、妄想になりそうです(笑)。



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BOOK REVIEW 『これからの思考の教科書』- ビジネススキルとしての思考法を順を追って学べる良書―【私の論評】常に革新的であるために、一つの思考方法に凝り固まるな!!アインシュタインと菅総理大臣から真摯に学ぼう!!


これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~

【私の論評】常に革新的であるために、一つの思考方法に凝り固まるな!!アインシュタインと菅総理大臣から真摯に学ぼう!!
アインシュタインと菅総理
思考法については、前から考えていたことがありますので、本日は上の書評の記事を題材としながら、それについて掲載していこうと思います。ちなみに、私は、上の書籍は読んだことはありません。上の書籍と矛盾するようなことを書いてしまったら、御免なさい。そうして、この書籍は購入して、読んでみようと思います。

皆さん、アイディアが出ないとか、イノベーションができないなどと悩まれることがあるのではないかと思います。そんなときは、思い切って思考方法を変えてみましょう。思考法を変えるといっても、すぐにはできないという方もいらっしゃるかもしれません。確かにそうです。しかし、それに関するツールにに関しては、大昔からいろいろ考えられていて、様々な手法が確立されています。

わざわざ、思考方法そのものを考えなくても、先人がいろいろ考えてくれています。それを活用すれば良いのです。それに、つい最近考案された新しいものもあります。一番良くないことは、一つの思考方法に凝り固まることです!!特に、昔はこうだった、前はこうだったは、今の移り変わりの速い時代には禁句です!!しかし、このような思考方法をするにしても、それなりの前提条件があることを、アインシュタインと、菅総理大臣を例にあげて解説します。

ところで、上の記事の、三種類の思考方法について、簡単にまとめておきます。

ロジカル・シンキング(理論的思考)
物事を広く深く考え、分析し、相手にわかりやすく伝えるために、問題を構造化する思考法のこと。これは、ビジネスの基本です。最低限、この思考法ができない人は、ビジネス・マンとはいえません。特に、新人では、こうした思考法ができない人が多いです。 しかし、こうした思考方法ばかりして、そこから、一歩もはみ出さない人は、発展性がないですし、人間的魅力も感じられませんね。
しかし、まずは、こうした思考法を身につけるべきです。また、ロジカル・シンキングは、より上位の思考法である、水平思考や、統合思考の基礎なるものです。これができない人に、より上の思考をすることはできません。
ラテラル・シンキング(水平的思考)
ある問題に対し、今まで行われてきた理論や枠にとらわれずに、全く異なった角度から新しいアイデアを生もうとする思考法のこと。英国のデボノが1967年ころ唱えた。ロジカル・シンキングだけでは、出てくるアイディアは、確実にできるものではあるものの、どうしても月並みなものになってしまいがちです。 
そんなときに、全く見方を変えて、新たなアィデアを出すのがこの考え方です。会社であれば、部長までのクラスの人は、この考え方ができなければ、今の時代は務まりません。
インテグレーティブ・シンキング(統合的思考)
相克するアイデアや問題事項の対立点を解消することにより、より高次の第三の解答を見つけ出す思考法のこと。さて、理論的思考や、水平思考によって、いろいろなアイディアが浮かんできます。ただし、アイディアがたくさんあるだけでは、実行に移すことはできません。 
それどころか、混乱するだけです。ここで、数多くのアイデアを取捨選択、統合するとともに、実施すべき順番を考える必要があります。また、数多くのアイデアを束ねるだけではなく、一言で言い表したりして、誰にも理解できるようにして、さらに高次元にする必要があります。それが、統合思考です。経営者クラスはここまでできなければなりません。
普段の仕事を継続的に改善していくだけであれば、理論的思考だけで、十分です。しかし、新たな手法を編み出したり、イノベーションを実施するのには、こうした思考法だけでは不十分です。水平的思考が必要になります。

次に、大イノベーションである、ビジネスモデルの変更とか、革新となった場合には、水平的思考だけでは混乱するばかりです。ここで、はじめて統合的思考が必要になります。

さて、このような思考法ですが、実際にどのようなものがあるのか、以下に掲載します。


クリックすると拡大画像でご覧になれます

世の中に流布している、ありとあらゆる、思考法をあげてみました。そうして、それらを、上の思考法のパターンで分類したものです。中には、かなり強引に分類してしまったものもありますが、だいたい大筋ではこのようなものだと思います。細かな内容は、クリックして拡大していただいてご覧になっていただくものとして、上の各クラウドがどの思考法に関するものなのか、説明します。

まず、水色のクラドは、論理的思考法のクラウドで、ピンクは、水平的思考のクラウドです。黄緑色は、統合的思考方法です。そうして、色がついていないくクラウドは、これらの思考タイプにあてはめようにも、当てはまらないものです。

ご覧になっていると、おわかりになると思いますが、まずは、水平的思考方法が一番多いですね。これは、無論世の中で最も必要とされているからでしょう。とにかく、色々な、アイディアを出すには、水平的思考方法が一番ですから。それに、論理的思考は、論理的にさえ考えれば、ツールなどあまり必要ありません。

統合的思考に関しては、世間でいろいろ流布している思考方法のうち最も少なく、このマインドマップではわすがに一つです。私は、最近流行りのピクト図解を唯一の統合的思考としましたが、これには異論のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ピクト図解はビジネスモデルを思考するのにもってこいの思考です。

統合的思考方法は、最早、ツールに依存するものではなく、会社であれば、その会社の経営者の個性であり、もっといってしまえば、それは技法などという枠を超えたアートなのかもしれません。アートに便利なツールなどありません。どんなに、高価な絵筆や、キャンバスなどを購入したからといって、一流の画家になることはできません。

ビジネスモデルは、いくつも事柄を一つにまとめ上げて統合しなければなりません。ただし、使う目的によって、経営者目線、プロジェクト・マネジャー目線、現場目線で使い分けするものでもあります。ピクト図解は、経営者目線の思考法にも役立つツールです。そのため、敢えて統合的思考のツールの範疇の中に含めました。

上の記事の中の"詰め込み式と思われがちな「知識」と「自由な発想」という2つは真反対にあるように思えるが、発想のためには知識が必要とは興味深い"下りについて若干触れておきます。

ここで、気をつけなければならないのは、知識という言葉です。21世紀に入って以来、知識社会に入ったといわれます。それとともに、知識という言葉の意味も変わりました。一昔前は、知識というと、百科事典や、本の中に書かれている内容、それに今なら、インターネットで検索した結果や、その他の画像や、動画のようなものと思われていました。それこそが知識で、それらを沢山、読んだり、見たりしてきた人間のことを知識人、知識のある人間とみなしています。

だから、昔有名大卒の新卒が現場などに入ってくると、いまだと全く考えられないですが、「知識ばかりあって企画はできるが、仕事ができない」などと揶揄されていました。

現代では、昔言われていた、本に書いてある内容など、知識とはいいません。今では情報という言い方をします。知識は何かといえば、そうした情報を取捨選択、統合して、実際に仕事に適用する能力をいます。

ただし、知識を得るためには、かなり膨大な情報を予め頭の中にインプットしておく必要があります。いまなら、情報化が進んでいますから、情報は昔と比較すれば、かなり容易に、しかも迅速に入るようになっています。しかし、とはいっても、ある程度の情報、特に基本的な情報がある程度頭の中にインプットされていなければ、調べるだけでも、膨大になってしまい、そこから知識を生み出すことはできなくなくなります。

このような真の意味での、知識のない人は、いまでは、仕事ができません。そうして、知識を得るためにこそ、膨大な情報を必要とします。

このことを端的に示しているのが、アインシュタインです。アインシュタインといえば、あの相対性理論で有名です。特にその中でも、「E=MC2」という式は、統合的思考の産物です。わずか、この一行の式の持つ意味はまるで、広大な宇宙のようです。

こうした、アインシュタイン自身が自分の業績について語った言葉が印象的です。「私の理論は、すでに先人がそのほとんどすべてを開拓したものです。私が付け加えたのは最後のほんの1%程度くらいにすぎません」。これは、かなり、謙遜した言葉と受け取られるかもしれません。しかし、真実です。

アインシュタインは、先人が開拓した物理の理論を情報として、徹底的に、頭の中にインプットしたのだと思います。そうして、そこから、様々な知識を生み出し、その過程で、無論、論理的思考と、水平的思考を駆使し、最後の最後で、統合的思考方法を適用して、壮大な理論を「E=MC2」という、単純な公式としてまとめあげたのです。わずか、!%といいながら、その1%は、偉大であり、人類の金字塔となったのです。

もう、何を言いたいかはおわかりでしょう。要するに、情報も知識も、頭の中にある程度蓄積していない人は、どんな思考方法を駆使しても、まともな思考はできないということです。その典型例がありますね。そうです、最近「空き缶」などと揶揄される菅総理です。

彼は、歴史、経済、社会、政治、安全保障等に関する基本的な情報や、知識に欠けています。しかし、本来、会社でいえば、経営者とか、政治家などは、仕事を遂行する上で、膨大な情報や知識などは必要としません。

なぜなら、これらの人々は、本来は、統合的思考が必要なのであって、情報集めや、知識の開発などは、部下にやられば良いことだからです。平たくいえば、自分もアイディアを出しますが、それで不足であれば、部下に論理的思考や、水平的思考をさせて、いろいろアイディアを出させて、それを選ぶだけではなく、自らの統合的思考によって、一段高い次元に高めることが、仕事の本質だからです。

しかし、そうはいってもある程度の情報や、知識など頭になければ、統合的思考など最初から無理です。たとえば、会社の経営者なら、おそらく、ドラッカーの著書などに書かれてあるようなことは、その著書を読む、読まないは別として、情報として、ある程度頭に入っていて、それだけでは駄目で、その情報を仕事に適用できる術としての知識を蓄えていることが必須だと思います。

菅総理が、まともに政治ができないのは、こうした情報や知識が決定的に欠けていることが理由で、本来国政に最も重要な、統合的思考ができないからです。おそらく、野党であれば、理論的思考方法と、水平的思考方法だけでも何とかなったのだと思います。特に水平的思考で、様々な新奇で、革新的に見えるアイディアをたくさんだすだけですんだのだと思います。しかし、国政を実際に司ることになれば、やはり、統合的思考方法が必要不可欠です。

テレビのバラエティー番組に出ている政治家などみて、簡単に政治家の仕事ができるなどと思ったら大間違いです。中には、こういう番組を見て、政治家など簡単にできると思い込む人もいるようですが、そういう人は、統合的思考方法とはどのようなものか、皆目見当もつかない愚かな人と言って良いと思います。

そうして、菅さんをはじめとする、民主党の特に閣僚の面々も、似たようなもので、自民党のやることをみていて、論理的思考と、水平思考だけで、政治主導でも何でも簡単にできるし、自民党はバカだと思っていたに違いありません。しかし、実際には国政には統合的思考が必要不可欠です。無論、自民党がこうした統合的思考に長けていたとはいいません。どちらかといえば、稚拙だったと思います。しかし、民主党の面々は、統合的思考ができないどころか、そういう思考様式があることさえ理解できていないようです。愚かです。


私たちは、上の二人から何を学ぶべきでしょうか?やはり、アインシュタイン考え方をお手本とすべきでしょう。しかし、菅さんからも学べることがあります。それは、無論、反面教師としてです。菅さんは、総理大臣になるべきでもなかったし、するべきでもなかったと思います。というより、もはや、菅さん自身もかわいそうです。それに、このような総理大臣のいる日本国民も・・・・・・・。トホホ(笑)。

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2010年11月14日日曜日

中日・落合監督:長男・福嗣さんが「スカイプ婚」―【私の論評】スカイプは愛情や友情を育むのに使うべきだ!!

中日・落合監督:長男・福嗣さんが「スカイプ婚」

先月18日に結婚したことを発表した落合福嗣さん
中日の落合博満監督の長男・福嗣さん(23)が13日、ネットテレビ「ustream」で、先月18日に山口県萩市出身の花織さん(23)と結婚したことを発表した。お互いに東京と山口在住で“距離の壁”もあったが、ネット電話「スカイプ」を使って愛を育んだ「スカイプ婚」となった。

出会ってわずか4カ月でのスピード婚だ。お相手は、山口県萩市出身の一般女性・花織さん。身長1メートル66のスレンダー美女。友人の紹介でインターネット電話「スカイプ」を通して知り合い、福嗣さんがひと目ぼれならぬ“ひと声ぼれ”した。

6月18日に交際を開始し、10月18日、東京・世田谷区役所に2人で婚姻届を提出。妊娠はしていない。すでに同区にある落合監督の自宅そばのマンションで新婚生活をスタートさせている。

福嗣さんは「父ちゃんも母ちゃんも大賛成してくれています。授かり婚ではないけれど、父ちゃんも早く孫の顔が見たいと言っている」と喜びを語った。

交際は、週1回のペースで片道5時間かけて福嗣さんが山口に通う遠距離恋愛。東京と山口の中間地点である神戸でデートすることもあったという。会えない時にはスカイプで連絡を取り合い、愛をはぐくんでいった。

花織さんは野球にうとく、3冠王の意味も知らなかったという。福嗣さんには、そこが良かったようで「監督の息子としてではなく、人間・落合福嗣に興味を持ってもらった」と結婚を決意した。

6日にナゴヤドームで行われた日本シリーズ第6戦にも夫婦で観戦に訪れるなど花織さんもすっかり落合家の一員。福嗣さんによると、監督も息子の結婚に大喜びで、花織さんと電話する時はずっと笑顔で「望んでた以上の人」と話しているという。

◆落合 福嗣(おちあい・ふくし)1987年(昭62)8月20日、名古屋市生まれの23歳。国士舘中学入学後に、軟式野球チーム「世田谷ウイングス」に入団。内野手として活躍した。国士舘高卒業後、国士舘大に進学。ロシア語専攻。現在は雑誌への寄稿、CDを出すなどマルチに活躍。

▽スカイプ インターネット回線を利用した電話ソフト。スカイプ利用しているパソコン同士なら距離や時間を問わず無料通話ができるほか、音声がクリアなため、遠距離恋愛カップルなどに人気(スポニチ)

【私の論評】スカイプは愛情や友情を育むのに使うべきだ!!
落合福嗣さん、スカイプで花織さんと連絡をとりあっていたのですね。スカイプは、音質も良いですし、なにしろ、使用料が無料ということで、この種の連絡にはもってこいですね。離れていても、とことん話たいときなどありますから、これだと本当に安心して話したいだけ話せます。私のまわりにも、遠距離恋愛をしている人でスカイプを活用している人がいます。あまり合うことが出来ないので、スカイプは本当に役にたっているようです。

しかも、結婚発表は、ネットテレビ「ustream」とは、本当に現代的ですね。つい最近は、SENGOKU38さんにより、YouTubeに、海上保安庁の巡視船に対する中国船の体当たりの動画が掲載され物議をかもしましたが、良きにつけ、悪きにつけ、このようなテクノロジー本当に今では、多くの人が自由に使えることを実感しました。

このスカイプは、落合さんたちは、どのように使っていたのでしょうか?パソコン同士だと、使用が限られてしまいます。まずは、ネット環境のないところではできませんから、通話する場所は、限られてしまいす。ところが、iPhoneだと、アプリを入れて、スカイプができるようにして、待ち受けにすることができます。しかも、これは、3G回線を使って、インターネットに常時接続することができます。これだと、本当に電話と何も変わりありません。

変わるところがあるとすれば、通話をする人同士が、iPhoneでスカイプを待ち受けにしている必要があるというだけで、この条件を満たせば、まるで、普通の、そうして、音声品質の抜群に良い、電話といっても良いです。

さて、落合さんたちは、こうしたiPhoneによるスカイプを使っていたのでしょうか?残念ながら、上の記事ではそこまでは明らかにされていないので、残念です。

実は、このスカイプに関しては、過去のこのブログに掲載したことがあります。そうしたところ、そのブログの記事がYahooデイリーニュースにとりあげられたため、何と、そのとたん、しばらく日々のアクセスが2000を超すまでに達しました。達しました。しばらくその効果が続き、何とその月のトータルアクセスは、4万を超えてしまいました。本当に驚きました。その記事の、URLは以下です。興味のある方は、是非ご覧になってください。

http://yutakarlson.blogspot.com/2010/07/iphoneskype.html

このような思い出深い、これからもこのことで、私の記憶に残るiPhoneのスカイプですが、その記事の内容は、技術的に優れていることは、高く評価しているものの、社会的に見るとマイナスの部分も多いことを掲載しました。その部分のみを下に掲載します。
昨日、社員働きがい人気度一番の大阪の会社がテレビで報道されていました。その会社インターネットのメンテナンスサービスなどを実施している会社だそうですが、会社名など詳しいことはわすれましたが、何と会社でメンテサービス用の受け付け電話など一回線もおいていないそうです。
電話だと、不在のときなどに、内容を引き継いで伝えるなどのことで結構時間がかかってしまうそうですが、メールだとそういうことがいっさいないそうで、かなり効率をあげられ、成果もあがっているそうです。そのため、かなりの低コストで、確実にサービスができるそうです。
要するに、働きがいランキング一位の会社では、社員が一切電話に出る必要がないので、ストレスがたまらないのだと思います。それに効率化もなされているということです。しょっちゅう、電話がかかってくれば、本当に効率が落ち、ストレスが高まるということです。

しかし、それに続けて以下のようにも書いています。
まあ、新しいテクノロジーなど、必ず負の側面もあるということです。私は、Skypeは、本当に限定した人たちの間でだけ使おうと思います。それも、本当に肉声で話をする必要があるときにだけ限ろうと思っています。でも、使おうと思えば使えるというのがやはり良いですね。これから、海外の人とも本当に気楽に話ができそうです。以前は、遠隔地や海外の人とは疎遠になりがちでしたが、今後はこういうサービスを用いて、気軽にコミュニケーションができますね。その面では本当に良いことだと思います。
まさに、そうですね。今回の、スカイプ婚の話は、こうした良い面の典型的な面だと思います。私の会社ではもう:結構前から、IP電話を用いています。だから、遠隔地にある滅多に話をできない人とも、十分話ができます。

しかし、良い側面もあるのですが、やはり、どうしても、話が長くなってしまいます。そうすると、人間というものは不思議なもので、長電話をするとどうして、会話の最後のほうが印象に残ってしまうので、肝心要の本題を覚えてくれないということがしばしば起こりました。

この要因としては、長話をすると、用件に関しては、最初に言って、最後のほうはあまり重要ではない世間話ということになってしまうからです。そうすると相手に、肝心の用件は記憶に残らず、さして重要でもない、世間話が記憶に残ってしまうのです。

まさに、ビジネス電話は、短くという言葉の本当の意味がわかりました。会社に入ったばかりのときは、良く上司の人から「長電話は駄目。長くて、5分、できれば、3分以内にすべきだ、5分を超えるような場合は、予め、フアックスなどで要旨を送ってからにしなさい」などと言われました。長電話は、決して電話代というコストの問題だけではなく、ビジネスには良くないということがよくわかりました。

そういわれてみれば、長電話の人に限って、あまり仕事のできない人が多いですね。これは、要点をまとめて話す能力に欠けることもあるでしょうが、相手が肝心要の用事が伝わらないということがあるのだと思います。

だから、私は、IP電話でも、上記の原則は守るように心がけています。どうしても、長くなった場合は、肝心要の用事をもう一度言って確認してから、電話をきるようにしています。

しかし、たとえば、相手に悩みがあって、相談する場合などは、この原則を無視するようにするなど、使い分けも行っています。

こうしたことからも、スカイプで長電話をするのは、ビジネス以外の、事柄に限りますね。たとえば、落合さんのように、結婚する相手とか、あるいは、結婚した後で、もし、遠隔地などに単身赴任をすることにでもなれば、奥さんや、お子さんとの会話、それと、ごく親しい友人に限ります。これなら、愛情や、友情をより一相高めることも可能です。そうして、互いのコミュニケーションを深めることができます。それよりも、何より、いつでも、話そうと思えば、時間の許す限りゆっくり話なせると考えるだけで、リラックスできます。スカイプでは、お酒を飲みながらはなすなんてことも、ままありますね(笑)。

ちなみに、私のスカイプでのアドレスは、@yutakarlsonです。私と、友情や愛情を深めたいかた(笑)、そこまでいかなくても、このブログの内容について質問をしたいことでもあれば、是非スカイプで連絡をください。ただし質問に関しては、ブログの内容であれば、少なくとも最新の2週間以内のもの程度ということでお願いします。

それ以外だと、思い出すのに時間がかかり、即答出来ない場合もあると思いますので、できれば、ブログへのコメントか、ながいものならメールでお願いします。その条件を満たしていただければ、私がオンラインになっている場合は、話ができる状況にある受け取っていただいて結構です。よろしくお願いします。


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