2013年6月10日月曜日

竹の森遠くが本、洋書カテゴリーで第一位に!!―【私の論評】韓国の真実は玉ねぎのように剥けば剥くほど実体を失い、日本の真実は、桃のように薄皮一枚めくればすぐに事実にぶちあたる(゚д゚)!

竹の森遠くが本、洋書カテゴリーで第一位に!!

さて本日は、意外な書籍が、Amazonの本のカテゴリーと、洋書のカテゴリーで第一位に輝いています。以下にAmazonのキャプチャー画像を掲載します。


 この書籍は、二冊ともドキュメンタリーです。事実に基づいて書かれています。日本語のほうは、英文のほうを訳したものです。

この事実、やはり現在の世相を反映していると思い。本日はこの話題について掲載します。

【私の論評】韓国の真実は玉ねぎのように剥けば剥くほど実体を失い、日本の真実は桃のように薄皮一枚めくればすぐに事実にぶちあたる(゚д゚)!

玉ねぎの皮はむけば、むくほど実体がなくなる

この書籍は、どのようなものか、まずは以下にAmazonの書籍から掲載します。
内容紹介
1986 年にアメリカで刊行後、数々の賞を受賞。
中学校の教材として採択された感動秘話。

邦訳が熱望されていた名著、待望の日本語版

大戦末期のある夜、小学生の擁子(ようこ・11歳)は「ソ連軍がやってくる」とたたき起こされ、母と姉・好(こう・16 歳)との決死の朝鮮半島逃避行が始まる。欠乏する食糧、同胞が倒れゆく中、抗日パルチザンの執拗な追跡や容赦ない襲撃、民間人の心ない暴行もかいくぐり、祖国日本をめざす。
 

終戦前後の朝鮮半島と日本で、日本人引き揚げ者が味わった壮絶な体験を赤裸々に綴る、息もつけぬ、愛と涙のサバイバルストーリー

著者について
【著者・監訳者】ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ(Yoko Kawashima Watkins)1933(昭和8)年、青森で生まれる。生後六ヶ月で南満州鉄道(満鉄)に勤務する父に連れられ、家族で朝鮮北部の羅南(現在の北朝鮮・咸鏡北道清津市)に移住。
1

945(昭和20)年、敗戦最中に母、姉とともに羅南を脱出、朝鮮半島を縦断する決死の体験を経て、
日本へと引き揚げた。帰国後、京都市内の女学校に入学。働きながら学問に励み卒業すると、
京都大学で英文学を学ぶ。卒業後、米軍基地で通訳として勤務していたが、結婚し渡米。


アメリカの子供たちに日本文化を伝える活動をしていた。
1986(昭和61)年に自身の体験を描いた初の著書である本書『So Far from the Bamboo Grove』を刊行。
米国教育課程の副読本として採用され、多くの子供たちに親しまれている。


1998(平成10)年にボストン図書館が最も推奨する児童文学者(Literary Lights for Children)
に選ばれ、アメリカの平和団体・ピース・アビー(平和のための修道の家)より、ガンジーや
マザー・テレサ、ダライ・ラマも受けたという「The Courage of ConscienceAward」をはじめ、
数々の賞を受賞。


現在も、講演活動などで全米だけでなく世界各国をめぐる多忙な日々を送っている。
他の著書として本書の続編にあたる『My Brother, My Sister, and I』がある。

【訳者】都竹 恵子(つづく けいこ)
1952年福島県いわき市生まれ。結婚後、現在まで愛知県春日井市在住。
都竹学習塾 塾長。佛教大学通信教育課程 文学部英米学科2010年入学 現在4回生。
ももは薄皮一枚はげば実がでてくる


この書籍、ドキュメンタリーであることから、当然のことながら、日本人婦女子がひきあげてくるとき、韓国領を通ったときに、強姦その他酷い目にあったことも掲載されています。

以下にあらすじを掲載します。
カワシマ一家5人は朝鮮半島東北部の町ナナムで、戦時下ではあるが、それなりに平和に暮らしていた。1945年のある日(4月以降)、ヨーコとコウは慰問に訪れた軍病院で、負傷兵マツウラ伍長と知り合う。数週間後、マツウラ伍長はカワシマ家をお礼に訪れ、その後もたびたび訪れ、カワシマ一家と親密となる。この頃、朝鮮半島北部にもB-29が爆撃に時々現れ、また、日本敗北の気配を読み取って、半島内に反日朝鮮人共産主義同盟、朝鮮共産党軍が組織されつつあった。

1945年8月9日深夜、マツウラ伍長がソ連軍が侵攻してくることを一家に伝え、すぐに町を脱出することを勧める。父とヒデヨは不在だったが、ソ連軍は既に近くに迫っており、2人に連絡する時間はもはやなく、書置きを残して、母とヨーコとコウの三人は最低限の荷物と財産を持って、マツウラ伍長の勧めどおり病院列車に乗ってナナムを脱出した。列車はその後ソウルまで45マイルの地点で爆撃に遭い、機関車が破壊されたので、三人は列車を降り、徒歩にてソウルを目指す。しかし半島内は既に、ソ連軍と呼応した朝鮮共産党軍によって、日本人は片っ端から虐殺され、日本人の遺体は金歯を抜かれ身ぐるみ剥がされ、日本人の土地家屋財産一切は奪われ、日本人女性は幼女から若い女まで手当たり次第に強姦されるという地獄絵図と化していた。
この書籍は、英語版については随分前から、いろいろなところで紹介されており、私自身も読みましたが、感動のストーリーなのですが、それにしても、あまりに悲惨な状況に絶句しました。

このような事実にもとづいたドキュメンタリー、基調な資料でもあります。今回、邦訳されたことにより数多くの人に読んでいただけるのではと期待しています。そうして、邦訳も原本もカテゴリーの中で両方とも一位となっているのは、やはり現在の世相を反映しているのだと思います。

1947年頃のソウル

最近の韓国の傍若無人な振る舞いに、多くの日本人が真実を知りたいのだと思います。でなければ、このような書籍がAmazonで本のカテゴリーのなかでも、洋書のカテゴリーの中でも、第1位になるだと思います。まさに、現在の世相を反映しているのだと思います。

以下の動画では、特にさんの発言の中に、明らかにこの書籍を踏まえたものと考えられる発言があります。また、女性問題に関してかなり広汎な論議がなされています。この動画チャンネル桜のものです。是非ご覧になって下さい。
タイトル: ◆女性大討論!女性問題を保守に奪還せよ
この動画では、いわゆる慰安婦問題を含めた、女性問題の最近の論じられ方が、 混乱していることを踏まえ、女性問題をもっとまともに論じるべきであるという立場からの女性によるパネルディスカッションです。
パネリスト:
有本香(ジャーナリスト)
植松和子(静岡県函南町議会議員)
大高未貴(ジャーナリスト)
葛城奈海(女優・予備陸士長・「やおろずの森」代表)
白須夏(「立て直そう日本・女性塾」会員)
高清水有子(皇室ジャーナリスト)
宮脇淳子(東洋史家・学術博士)
司会:水島総
特に、宮脇淳子さんの発言の中に、この書籍を踏まえたものと思しきものがあります。





この動画、三部作で、時間にして全部で3時間近くにも登りますが、最近の慰安婦問題に関して、女性ならではユニークな視点でディスカッションが行われています。

 この動画もご覧いただき、上の書籍をご覧いただければ、韓国の真実は玉ねぎのように剥けば剥くほど実体を失い、日本の真実は、桃のように薄皮一枚めくればすぐに事実にぶちあたることが実感いただけるものと思います。

それにしても、この書籍がベストセラーとなるとは、少し前までは思ってもみなかったことです。明らかに、日本の世論は変わりつつあります。私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

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 【関連図書】

竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
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2013年6月9日日曜日

「株安でアベノミクスは頓挫した」と、1割の可能性にBETする危ない橋を渡る人たち―【私の論評】 危ない橋を渡りたい人たちは、どうぞお渡り下さい。ただし余計なことをくっちゃべって、安倍内閣を頓挫させ、日銀の政策を頓挫させるようなバカ真似はしないでくれ(゚д゚)!

「株安でアベノミクスは頓挫した」と、1割の可能性にBETする危ない橋を渡る人たち

高橋洋一氏

株安によってアベノミクスが頓挫するのではないか? という不安が高まるなか、5月23日、『リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉』(中経出版)が発売された。この本は、FRB議長であるベン・S・バーナンキの過去の講演のうち、とくに「日本のデフレの問題」と、「リフレ政策の是非」について語られている講演をセレクト、翻訳したものである。

本インタビューでは、この本の監訳・解説を務め、プリンストン大学客員研究員時代には直接バーナンキ教授(当時)の薫陶を受けた、嘉悦大学教授で政策工房会長の高橋洋一氏に、「今回の株安がもたらすアベノミクスへの影響」を聞いた。はたして株安でアベノミクスは頓挫したのか?(聞き手・構成/編集集団WawW ! Publishing 乙丸益伸)

新生日銀(黒田・岩田日銀)は何をしようとしているのか?

―― 新生日本銀行の黒田総裁・岩田副総裁による金融緩和は、リーマン・ショック後にバーナンキが行ったことを辿っているだけと言われますが、その理解は正しいですか?

まったくその通りです。アメリカでもリーマン・ショック以降、予想インフレ率が急激に下がってしまいました。だから2%にまで予想インフレ率を上げるために、バーナンキが大規模金融緩和を行ったわけです。

予想インフレ率というのは、「今後どの程度物価が上昇すると予想しているか?」を測ることのできる数値です。いろいろな計測方法がありますが、その一例としてBEI(ブレークイーブンインフレ率)という数字を見ることで、その国の予想インフレ率を見ることができます。

なぜ目標インフレ率が2%なのかは、正に今回の本『リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉』(中経出版)の第2章「デフレーション――「あれ」をここで起こさないために」という講演のなかで、バーナンキがすでに2002年11月の段階で言っていたことです。

今回の黒田・岩田日銀の大規模金融緩和は、目標インフレ率も2%だし、緩和のペースもバーナンキがリーマン・ショック後に行ったものと似ています。どころか、黒田・岩田コンビは、リーマン・ショック後のバーナンキの金融緩和よりも、もう少し早くやろうとしているのかなという風には見えます。

―― リーマン・ショック後にバーナンキが行ったQE1・QE2・QE3とは何だったんですか?

QEというのは「量的緩和」のことで、量的緩和第1弾~第3弾のことを指しています。本質的にはQE1もQE2もQE3も同じことです。量的緩和とは、中央銀行が市場から、長期国債など何らかの資産を買い入れる対価として、市場にマネー(=マネタリーベース=中央銀行が市場に供給するマネー)を供給するというかたちでの金融緩和策のことを言います。

量的緩和策が目指す最初の達成目標は、何らかの経済ショックがあり下がってしまった予想インフレ率を、+2%程度まで引き戻そうというものです。バーナンキはリーマン・ショック後にこれを行い、みごとアメリカの予想インフレ率を回復させることに成功しました。

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黒田・岩田日銀の政策は効かないのか?

―― 日本では、黒・岩コンビによる量的緩和に対し、インフレ率を上げるための具体的な波及経路がないという批判が寄せられていますが?

それは単なる誤解です。わたしは10数年前から言っていますが、「日銀がマネタリーベースを増やしたら、半年のラグはあるものの予想インフレ率は高まりますし、これまでも高くなってきました」。その事実をもって本来は終わりなだけの話です。

その先の話で言えば、予想インフレ率が高まると実質金利が下がるから、そこからさまざまな経路を通して実体経済に正の影響を及ぼします。実質金利とは、「実質金利=名目金利-予想インフレ率」という式であらわされるものです。少しのタイムラグを経て、景気もよくなるし、実際のインフレ率が上がるということです。

実際、バーナンキがリーマン・ショック後にQEを行った際、日本でも多くの論者が「量的緩和がインフレ率に波及するドライブ(経路)がない」ということを言っていました。当時のさまざまな論者の発言は、検索してもらえば今でも出てくるでしょう。でも、アメリカでは、バーナンキのQEにより、実際に予想インフレ率は高まり、ちゃんとタイムラグを経て、実際のインフレ率も上がってきています。それはアメリカに限らずイギリスなどでも見られた現象です。

その現実まで見た上で、わたしは当時、「波及経路がないなんていう話は、アメリカやイギリスなどで起こらなかったので、この話は終わりですね」という話をしました。そしたらまた、日本で黒・岩コンビが量的緩和を行うと、また同じ論者の人たちが「量的緩和には波及経路がない」と言い出した。それを見て、どうしてなんだろう? と不思議な思いが去来するばかりです。まったくわたしには理解できません。

黒田・岩田緩和の成功確率はおよそ9

わたしは、6月3日(月)の現代ビジネスの連載『高橋洋一「ニュースの真相」』の「自民党は参議院選挙の争点から外すのはせこい!「消費税増税スキップ」の判断は10月では遅すぎる」という記事のなかで、「現実に、現在の日本で日銀がマネタリーベースを増やすと、実際に予想インフレ率(=BEI)は連動する形で上がっていることが明確にわかるグラフ」を、回帰式つきで示しています。それが下のグラグです。


「自民党は参議院選挙の争点から外すのはせこい!「消費税増税スキップ」の判断は10月では遅すぎる」より転載
「自民党は参議院選挙の争点から外すのはせこい!「消費税増税スキップ」の判断は10月では遅すぎる」より転載

このグラフから導き出される相関係数は+0.91。相関係数というのは、2つのデータがどれだけ関連性があるのかを示す係数で、-1から+1までの間の数値を取るものです。この相関係数が+0.91ということは、現実の、現在の日本では、マネタリーベースの増加率と予想インフレ率の上昇率のあいだには、かなり強い関連性があるということです。

最近、予想インフレ率が少し下がってきていますが、黒田緩和は4月に始まったばかりです。はじめる前から市場は先取りしてきたので、ちょっとSPEEDING(速度違反)でした。調整は少しあるでしょう。

これを見た上で、なんで「日本のマネタリーベースを増やしても、波及経路がないので予想インフレ率は上がらない」なんていうようなことを言うのでしょうか? わたしは逆に聞きたいですよ。

危ない橋をわたる車




・・・・・・・・・・・・・<中略> ・・・・・・・・・・・・・・・・


『リフレが正しい。』(中経出版)は、バーナンキの講演のなかでも、とくにバーナンキが「リフレ」についての考えを披露している講演をセレクトして 翻訳したものです。興味深いことに、読みなおしてみると、バーナンキがほぼ一度も、どの講演でも株価の話について触れていないことがわかります。これは、 バーナンキもちゃんと予想インフレ率の動向を見ながら金融政策運営を行なっていることの証左になるのではないでしょうか。

最終章の「日本の金融政策、わたしはこう考える」には、日本でのリフレの達成のために、日本銀行が何をしなければいけないか? が明確に書かれてい ます。そのなかでバーナンキは、「リフレが正しい」と言い切り、そして、何度も何度も「予想を転換することの重要性」を説いているのです。

世界第一級の経済学者であり、金融政策の実務家による、贅沢なアベノミクスの解説書にもなっているこの本は、まさにこういった「株安などが起こり、 リフレの実現への信頼にゆらぎが生じているとき」にこそ読んでいただきたい本です。「バーナンキなら、こういった(突然の株安のような)事態に対して、ど う対応しただろうか?」という視点で読み進めていただいても面白いと思います。

【私の論評】 危ない橋を渡りたい人たちは、どうぞお渡り下さい。ただし余計なことをくっちゃべって、安倍内閣を頓挫させ、日銀の政策を頓挫させるようなバカ真似はしないでくれ(゚д゚)!

詳細は、上の記事をご覧いただければ、何も説明を必要としないくらい理解しやすく書かれていますので、これに対して私自身がさらに説明を加えるというようなことはしません。

それにしても、アベノミクスは、株価を上げたり、円安にするために実行しているのではなく、あくまでもデフレ・スパイラルから抜け出すために実行しているということで、株価が上がったり、円安になったりというのは、その副産物でしかないということを多くの人々にきっちり理解していただきたいものです。

高橋洋一氏は、以下のような5段階を上の記事でしています。
1.日銀がマネタリーベースを増やす
2.予想インフレ率が約半年かけて徐々に上昇し、実質金利が下がる
3.消費と投資が徐々に増える
4.外為市場で円安が起こり、徐々に輸出が増える
5.約2年~をかけて、徐々にGDPが増え、失業率が下がり、賃金が上がり、インフレ率も上昇する。その過程で株価も上がる。

この5段階とは少し違うのですが、上念司氏が、国会の公聴会であげていてたデフレ脱却に向けた5段階というのがあります。それを以下に掲載します。 ちなみに、この資料は、現在副総裁の岩田氏が大学の教授をしていたときにまとめたものだそうです。
現在上の表の四段階まできているわけです。そうして、5段階まで行って、これが終了してはじめてデフレから脱却できるというわけです。いずれにしても、高橋洋一氏の5段階でも、この5段階でも、ある程度時間がかかるのは、間違いないです。現在株価が暴落したなどと騒いでいる人もいますが、これは、アベノミクス始動後、市場の期待があまりに大きく、かなりの勢いで株価が上がったため、調整局面にあるということであり、昨年の安倍総理誕生以前と比較すれば、現在下がったとはいえ、そのときと比べれば、かなり高水準であることには変わりはありません。

いずれにしても、デフレ脱却をするにも、株価があがりきるにしても、それなりに時間がかかるということです。バーナンキの経済対策もそうでしたが、いかなる経済対策もそれなりにある程度の時間がかかるのは、当然のことです。こんな理屈を無視して、アベノミクスを今の段階で批判する人もいますが、そんな人に私はこう言いたいです「そんなにすぐに効果がでる経済対策があるというのなら、提案して下さい」と。1年もしないうちに、あっという間に株価が鰻上に上がったり、デフレからすぐ脱却できて、一般国民も潤うような経済対策などこの世に存在しないです。

そうして、私が最も危惧するのは、高橋洋一氏が指摘するように、1割の可能性にBETする危ない橋を渡る人たちに翻弄される人たちが、大勢でてくることです。そうして、そのような人たちが翻弄されるだけなら別にその人達が株で損するだけですから、何も問題はないわけで、大勢には影響がないから良いのですが、このような人たちのうち、発言力の強い人などか、アベノミクス大失敗を煽りまくり、それに輪をかけて日本の経済が良くなると、自国の経済がズタボロになる中国や韓国のスパイの尻馬にのる、馬鹿な親中・親韓の政治家たちが、力を増し、最悪の場合は、またぞろ安倍おろしが再燃して、安倍内閣が退陣に追い込まれ、アベノミクスが途中で頓挫することです。

そんなことになって、また日本経済がデフレから脱却できなければ、失われた20年どころか、失われた30年になってしまいます。そんなことにならなければ良いと思います。

しかし、私は多くの日本国民は、まともな感覚を持っているので、今回ばかりはバカ者どもに煽動されるということはないと信じています。

そうして、これは、あながち根拠なしに言っているわけではありません。たとえば、全く根拠のない政府の財政破綻の話を話としては、信じた人たちもいるかもしれませんが、さりとて、それに対して準備をして、大損をしたという人の話は、全くといって聴いたことがありません。

もし日本政府が財政破綻するというのなら、これは、大儲け確実です。それは、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)をすれば、大儲けできます。これは、クレジットデリバティブの一種で、債権自体を移転することなく信用リスクのみを移転する取引です。最も取引が盛んなクレジットデリバティブのひとつ。銀行の自己資本比率を高める対策の一環としても利用されます。

詳細は、以下のURLをご覧になって下さい。

クレジット・デフォルト・スワップ

それにしても、私は、この取引を大々的にやって、大儲けしたとか、大損したという話を、財政破綻ということがクローズアップしてから一度も聴いたことがありません。ということは、財政破綻を吹聴した人々はこれをやらなかったということです。それしても、変です。日本が財政破綻することが確実であれば、CDSを大々的にやって、大儲けすべきです。しかし、そうしないということは、煽るだけ煽っても、自らは信じていないということです。というこは、なぜ煽るかといえば、日本国をそうして、日本人を煽り、馬鹿な投資などに誘いこみ、日本経済を弱まらせるために、煽ったということです。

MRIインターナショナルの会報に登場した有名人たち

しかし、そんなことをして煽りまくっても、字面では信じたような人でも、実行動に出た人はいなかったということです。本当に煽られてしまえば、日本は、金満家も大勢いるはずですし、実際に随分前から、「オレオレ詐欺」などがあって、大金をだまし取られた人もいますし、最近ではMRIインターナショナルによる詐欺(アメリカ医療機関への投資詐欺)もあって、かなりの人が騙されています。

しかし、日本政府の財政破綻は、あれだけテレビで大騒ぎ、新聞でも大騒ぎ、野田元総理なども、国民一人の借金七百万円(正しくは国民ひとりあたりが政府に貸しているお金の額)ともっともらしく大騒ぎしたにもかかわらず、CDSで大損した人の話は聴いたことがありませんし、それに、財政破綻詐欺というのもありませんでした。

野田元総理は、かつて国会で国民一人あたり赤ん坊まで含めて七百万円もの借金があると語った
ということは、意外と日本国民は、まともだということで、財政破綻を本当に真に受けて、実行動に出た人はいなかったということです。そうして、いろいろな詐欺やだましをする犯罪者たちも、財政破綻はネタにできないと判断したということです。

ですから、今回のアベノミクス失敗論なども、字面では信じたとしても、実行動に出る人はいないと思います。いずれにしても、デフレから脱却する前に増税するなんてバカ真似も絶対するべきではありません。してしまえば、それこそ、アベノミクスは頓挫してしまいます。

いずれにせよ、目先の株価の上下や為替レートの上下に一喜一憂したりするだけならそれは、個々人の自己責任だからかまわないのですが、アベノミクスを失敗だと吹聴したり、それだだけではなく、安倍おろしに加担するなどというような行為は、あまりにも時期尚早だし、軽率・軽薄だと心得るべきだと思います。 私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年6月8日土曜日

哲学者・適菜収 木を見て森を見ない人々―【私の論評】ニッポン人は、いつから大きな枠組みも、大きな時代の流れも見えなくなったのか?

哲学者・適菜収 木を見て森を見ない人々

適菜収

「客観的事実」を伝えることは難しい。程度の差こそあれ「事実」は主観の産物であるからだ。紅茶に砂糖を入れたら甘くなるのは「客観的事実」だが、最終的に「甘い」と判断するのは人間だ。これが、歴史認識や戦争の問題になると一筋縄にはいかなくなる。それどころか、一部の「事実」をクローズアップすることで全体像が隠蔽(いんぺい)されることもある。

作家の開高健(1930~89年)は、戦時下のベトナムを取材した。戦争の不条理を毎日のように目撃し、自身も命を落としかけながら、米軍の武装ヘリコプターとベトコン兵士の戦闘について「広大な熱帯のサフラン色に染まった夕焼けのなかで双方の曳光弾(えいこうだん)は苛烈に美しかった」(『ベトナム戦記』)と書いた。

開高健

開高は朝日新聞社臨時特派員としてベトナム共和国軍に従軍し、帰国後はベ平連に加入している。にもかかわらず、開高は当時のイデオロギー的熱狂を拒絶し、目の前にある「事実」を描写し続けた。ニョク・マム(魚醤(ぎょしょう))の臭い、街角の血の臭い、熱帯夜の臭い、昼寝をするベトナム人、地雷、日常化し数字にすぎなくなった「死」…。ベトコン少年の公開処刑を見た開高は、吐き気を覚えながらも感傷に走らない。

「もしこの少年が逮捕されていなければ彼の運んでいた地雷と手榴弾(しゅりゅうだん)はかならず人を殺す。五人か一〇人かは知らぬ。アメリカ兵を殺すかもしれず、ベトナム兵を殺すかもしれぬ」

この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】ニッポン人は、いつから大きな枠組みも、大きな時代の流れも見えなくなったのか?

上の記事、ひさしぶり開高健氏の名前をみつけたので、掲載しました。開高氏といえば、私の中で晩年の写真集「オーパ!」が懐かしいです。今でも、実家にかえればあの写真集が私の本棚のなかにはるはずです。

それにしても、開高氏の報道姿勢は本当に素晴らしいものだったと思います。とにかく、戦争報道など、イデオロギーなどの枠組みにとらわれることなく、目の前の事実を執拗に追い続けたという姿勢は高い評価に値すると思います。


戦争報道など、いらぬ視点など抜きにして、報道するというのが本来のあり方ではないかと思います。伝聞・二次情報などではなく、現場情報、一時情報にこそ価値があります。イデオロギーの手垢にまみれた情報などとは異なり、一時情報は、時がたってもますます価値が増します。だからこそ適菜氏は、「開高のルポタージュは、こうした自己に対する厳しい視点から生まれた。イデオロギーの垢(あか)にまみれた結論ありきの「正論」を開高は嫌ったのだった。ベトナムについて書かれたルポタージュの多くが、戦争の実態が明らかになるにつれ価値を失ったのに対し、開高の報告は輝きを増し続けている」と高く評価しているのだと思います。 

ところが、一方橋下大阪市長の「従軍慰安婦」等の発言に関しては、手厳しく批判しています。特に橋下氏の「侵略」発言に関しては、「学術上(の定義が)定まっていなくても敗戦の結果として侵略だった」とのわけのわからない論理により、わが国の国際的立場を著しく低下させたということだ」という発言に関しては、「一割の正論に目をくらませられ、九割の暴論を見逃す人々がいる」として手厳しく批判しています。

橋下大阪市長
私自身は、「慰安婦問題」に関しては、確かに橋下氏の言い分は、間違ってはいないと思います。しかし、「侵略」に関してはどうしても納得はできませんでした。これに関しては現在の尺度で当時をみて、それで侵略か侵略でないかなどと、とうていはかりきれるものではありません。

マッカーサーが朝鮮戦争からアメリカに帰国して、その直後に公聴会で証言をしていますが、その証言で、「日本が行った戦争は、侵略戦争ではない、あくまでも自分たちを守るための防衛戦争だった」と証言しています。マッカーサーは、実際に朝鮮戦争を戦って、イデオロギーまみれの二次情報だけではなく、自ら一次情報を得ることにより、なぜ日本がわざわざ満州帝国を建国したのか、実際に朝鮮や中国でどのような統治をしていたのか、あるいは、当時の中国国民党軍と日本の事変とはどのようなものであったのか、なぜ朝鮮戦争は起こったのかなど一次情報を集めた結果、そう結論づけたのです。
 
公聴会で証言するマッカーサー

そうして、その読みは正しかったのですが、その当時の純粋無垢でアメリカのいわゆる良き小市民にすぎないトルーマン大統領にとっては、当時はソ連やスターリンをアメリカの親しい友人とみなし、日米の戦争や、日中の衝突、朝鮮戦争でさえ、背後にソ連が控えていたことを見破ることはできませんでした。 マッカーサーは日本の手によって一大工業地帯となっていた満州への核攻撃まで主張したのですが、これに対しトルーマンは「それは戦略的には正しいのだろうが、政治的には受け入れられない」と一蹴しました。

ここに至って、ついに1951年4月マッカーサーは解任されました。しかし、この際に、マッカーサーが主張したようなことを実行するか、核をつかわないまでも、もっと厳しい措置をとっていたら、アジアの未だ解消されていない冷戦構造ははやめに解消されていたかもしれません。あるいは、その後の日本の運命も変わったかもしれません。


典型的にアメリカの善良な小市民であったトルーマン

これような歴史的事実を知ってから知らずしてか、橋下市長は、「敗戦の結果として侵略だった」としてわが国の国際的立場を著しく低下させたわけです。

そうして、そのことに本人はもとより、これらに幻惑されているニッポン人も大勢いるということです。橋下市長はもとより、多くのニッポン人(日本的な伝統文化を継承していない日本人という意味)が、何事を見るにおいても、大きな枠組みも、大きな時代の流れも考慮にいれず、ただただ目の前の事実をすでにある他者の視点から眺めて、そこで事実を理解しています。だからいつまでたっても、木を見ていて森をみることができません。

そうして、どうしてそのようになってしまったといえば、何か一つの事象を捉えるにしても、日本はもとより、もっと大きな範囲、さらには、今という時点だけではなく、過去にもさかのぼって考えるという習慣をなくしてしまったからではないかと思います。

慰安婦の問題や、侵略の定義にしても、それこそ大きな世界枠組みの視点から、時間的にも少なくとも100年前からたどってみれば、真実が見えてくるはずです。そうして、このような見方は、従来の少なくとも戦前の日本人なら簡単にできたはずです。特に、コミンテルンなどのイデオロギーに煽られる前の日本人であればできたはずです。しかし、戦争に突入する直前から以降そうではなくなり、戦後はさらに大きく失われてしまったと思います。

コミンテルン(共産党世界組織)の総元締スターリン

そうして、戦後は、戦後体制にどっぷりと漬かってしまった多くのニッポン人が、今なお日本は戦後体制であることを意識しないどころか、忘れ去っています。

日本人は、いまだに戦後体制というサファリパークの中にいる動物のようなものです。自由きままのようにみえて、実はある一定の閉鎖空間に閉じ込められています。中には、あまりに長い間このサファリパークにい続けたので、サファリパークが自然であるかのように錯覚する日本人も増えてきています。そうして、日本的伝統文化を受け継いでいないのに、人種だけが日本人であるようなニッポン人も増えてきています。

ニッポン人はサファリパークの住人のようなもの

このような人たちは、戦前やその前と、戦後の日本とは全く別ものと考えています。本来そんことはありえません。人間だって、生まれてから死ぬまで周りの環境や、自らの考えも随分変わったりはしますが、自分の人生のある一定期間だけをそれは自分ではないと否定することはできません。たとえ、その期間の自分が好きであろうが、嫌いであろうが、良くても悪くても、それを完全否定となどできません。

良くも悪くも、その期間があるからこそ、現在の自分があるはずです。それを完全否定する人は、いつまでも何らかのトラウマを引きずり続けることになるか、精神に異常をきたすことになります。

今の日本という国が、まさしくそうなっているのかもしれません。良いことも、悪いこともその過去をすべて受け入れることができなければ、大きな枠組みも、大きな時代の流れも捉えられず、木を見て森を見ずという状態から抜け出ることができなくなります。

そんな状態にあれば、どういうことになるかといえば、本来自分の視点から、それも真の自分の視点からではなく、他者のイデオロギーという観点からしか物事が捉えなれなくなります。そうして、真の自分の視点といった場合、好むと好まないにかかわらず、日本人という視点、日本国という視点が含まれることはいうまでもありません。

アベノミクスは、戦後体制からの脱却のうちの一里塚の一つにすぎない

たとえば、現在のアベノミクスなど大きな枠組みでは、戦後体制からの脱却のいくつもあるうちの、ほんの最初の一里塚でしかありません。ところが、ニッポン人は、株価高、円安にばかり目がいって、株価に一喜一憂、為替レートに一喜一憂するという有様です。

本日は、習近平がアメリカを訪問しています。 この訪問の大きな目的は、アジアを中国と米国の覇権下に収め、アジアを米中で管理しようと画策していると噂する人々もいます。これはまるで、「蒋介石の背後には英米が!」と煽った偽装転向コミンテルンの再来のようです。

しかし、この米中首脳会談に、アメリカ国内の法輪功などが抗議活動をしています。これについては、以下の記事を御覧ください。
 法輪功などが抗議活動

 同じ中国人でも味方にしなければいけない人たちもいます。彼らは米国籍を持ち、米国内で活動中です。やはりアメリカは一枚岩ではありません。米中一体化などという妄想は、中国共産党、習近平の妄想であり、アメリカはそのような妄想にのることはありません。
さらに、以下の様な記事もあります。
米中会談前日にサイバー攻撃制裁法案…米議会

何と、習のアメリカ訪問の前日に、アメリカ議会で、サイバー攻撃制裁法案が提出されているのです。アメリカ議会の中にはこういう動きもあるのです。この法案を提出したロジャース氏は声明で、「米国の知的財産を(サイバー攻撃で)盗めば、結果が伴うことを中国に知らせる重要な一歩だ」と述べました。米政府は、中国からのサイバー攻撃の一部に、中国政府が関与したとみています。アメリカは親中派ばかりではありません。一枚岩じゃないということです。

米安保トップ、突然の交代劇 オバマ米政権 中国傾斜に懸念も

オバマ大統領は5日、ホワイトハウスのドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任と、その後任にライス国連大使を起用すると発表ました。ドニロン氏は7、8両日にカリフォルニア州で行われる習近平国家主席との米中首脳会談の地ならしのために訪中し、帰国したばかりでした。
 

バイデン副大統領に近いドニロン氏は、欧州や中東から、外交・安保の比重を東アジアに移す「ピボット」(軸足旋回)を推進してきた実績があります。
大きな枠組みでものを考えられない、大き時代の流れの中で木を見て森を見れなくなったニッポン人は、戦争直前にも、米中一体化という妄想を信じて、戦争にひた走りました。現在も、そのような妄想を信じるニッポン人がいて、一枚岩ではないアメリカの動向の一部分のみをつまみとって、喧伝しています。この妄想は、中国共産党中央政府、習近平の妄想であるにすぎません。

米中一体化など習の妄想にすぎない!

さて、日本が本当の意味で再生するためには、いずれ戦後体制からの脱却は必須であり、その道のりは長く、場合によっては、もう1世代から2世代までも時間を要するかもしれません。しかし、その時々で、妥協できることには妥協しても、一歩、一歩着実に進めていなかければなりません。

その間においても、大きな枠組み、大きな時の流れの中に身を置くことで、自らが何者であり、何に属していて、ざまざまな出来事に出くわしたときに自分独自の視点からものが見えるようにすべきと思います。そうでなければ、いつまでたっても、木を見て森を見ない愚かなニッポン人になってしまいます。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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さよならニッポン、新時代の国際人としての心構え―【私の論評】こんにちは、日本と日本人、さよならニッポン、ニッポン人、古から続く国際人としての心構え!!




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2013年6月7日金曜日

【スクープ最前線】中国、米に“土下座” 尖閣上陸「3時間でいい」と懇願―【私の論評】これが事実だとすれば、中国はかなり危ない状況にあるとみるべき!!習近平はラストエンペラーとなるか【8】

【スクープ最前線】中国、米に“土下座” 尖閣上陸「3時間でいい」と懇願:

習近平とオバマ

・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・

 「9月の予定が3カ月も前倒しになったのは、中国が米国に泣きついてきたからだ。習主席は今回の首脳会談で、東シナ海や南シナ海でもめている領土・主権問題について、特に、日本と一触即発の状態にある尖閣諸島問題で劇的な決着をつけようとしている」

「これまでも中国はあらゆるチャンネルを通じて、『尖閣諸島に人民解放軍を一時的に上陸させてくれ』と米国に必死で泣きついてきていた。例えば、『1日上陸を認めてくれ。ダメなら3時間でいい。米国に迷惑がからない方法を考えたい』と。そして、『どんな条件でも飲む』と言っている。その最後の詰めを習主席はやるつもりだ」

何たることか。中国は尖閣強奪のために米国を買収して、同盟国たる日本を裏切らせる魂胆か。

・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・

「米国が中国に面と向かってサイバー攻撃のことを言えたのも、こうした強みがあったからだ。ただ、中国が条件として出しているものは魅力的だ。米国がノドから手が出るほど欲しがっている『米企業に対する中国マーケットの特例的開放』や『人民元の切り上げ』『米国債の追加購入』等々…」

米国が日本を裏切る。そんな事態は100%考えられないが、しかし、日本の当局はこうした情報をつかんでいたのか。

中国はアメリカに対して土下座外交?

今回の米中首脳会談について、旧知の中国人民解放軍幹部は「習主席が仕掛けた大バクチだ」といい、こう続ける。

「習主席の権力基盤はガタガタだ。江沢民元国家主席や胡錦濤前国家主席の一派が復権し、何も決められない状態だ。経済政策も失敗続きで『中国経済7月崩壊説』まで流れている。加えて、米国主導のTPPや安倍晋三首相の独自外交で形成される『中国包囲網』への反発はすさまじい。党も軍も爆発寸前だ。習主席は早急に結果を出さなければマズイ」

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】これが事実だとすれば、中国はかなり危ない状況にあるとみるべき!!習近平はラストエンペラーとなるか【8】


上の記事の内容、俄かに信じがたいところありますが、一概に否定できないです。むしろ、今の中国を考えると多いにあり得ることです。

上の話、日本にたとえるとすれば、アメリカに安部総理が行って、竹島に日本の自衛隊を3時間でも良いから上陸させることを許容してくれと、言うようなものです。尖閣はもともと日本の領土ですし、竹島もそうですから、少したとえは良くないですが、まあ感じとしては、このようなことです。
もし、日本がこのようなことをしなければならないとすれば、その背景として何が考えられるでしょうか?これも、現在の中国や韓国の現在の行動から類推するしかないし、日本では絶対あり得ないことなのですが、それでもあえて類推してみましょう。

人民解放軍尖閣に3時間上陸?

現在の安部政権ではあり得ないことですが、総理大臣や政権の力が極端に弱くて、何も決められなく、経済政策も失敗続きで、どうしようもない状況にあったとします。起死回生のために、日本政府というより、総理大臣は、竹島を奪還する姿勢を見せることにより国民にアピールします。また、国内では、韓国憎しで、反韓デモなどを煽ります。煽られた国民の一部は、激しいデモを繰り返します。

この動きに呼応して、総理大臣は竹島の付近の領海に艦艇を派遣して領海侵犯を繰り返させたり、反韓分子を煽って、竹島に上陸させたりします。航空機でも何度なく了解侵犯をさせたりします。そうして、国民の目を逸らして、韓国憎しで、自らの政権や自分の保身を図ります。しばらくの間は、それで良いのですが、いつまでも、同じことを繰り返していれば、マンネリ化し、政敵からは避難されるし、国民からも不満の声があがるようになります。

竹島自衛隊上陸?
そうして、総理大臣は何とか自らの保身と、政権維持のため、さらに新たな起死回生策を考えざるを得なくなります。そこで、考え出したのが、自衛隊の竹島上陸です。しかし、これは日本単独で決めて行うわけにはいきません。アメリカの意向を確かめなければ迂闊に動くことは出来ません。それにアメリカだって、韓国は曲がりなりにもアメリカの同盟国ですから、すんなりOKするわけがありません。

だから、総理大臣は、アメリカの国債をさらに買い増しすることや、他のアメリカにとって良い条件を用意して、アメリカに赴き、これらの条件と引き換えに、竹島上陸、少なくとも三時間の上陸を大統領に懇願するというわけです。そのついでに、「金出せ」も言います。

しかし、今の日本は、到底そのようなことをするようなことはあり得ません。竹島問題についても、強襲地上陸るというのではなく、時間が多少かかっても、もっとまともな対策をするに違いありません。

アメリカの同盟国の韓国の領土に、たとえ、もともと領有権が自らにあるとはいえ、自衛隊を上陸させるなどのことは考えも及ばないことです。もし、日本がそのようなことをするとすれば、先に述べたように総理大臣や政権の力が極端に弱くて、何も決められなく、経済政策も失敗続きで、どうしようもない状況にあり、国民の不満が頂点に達して憤怒のマグマが煮えたぎり、収拾がつかなくなりそうになった場合です。

まさに、中国は今この状況にあるということです。こうした危機については、過去のこのブログにも掲載してきました。そのURLを以下に掲載します。
中国が公式文書で「癌症村」の存在認める、環境保護省が化学品の汚染リスクで報告―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!
【40×40】河添恵子 日本欺くダブルスタンダード―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【3】

【正論】習新政権が軍を御しきれぬ理由 防衛大学校教授・村井友秀―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【4】
【国際情勢分析 矢板明夫の目】成果得られなかった習氏「夢の旅」【私の論評】 習の外交ベタ露呈か、安倍総裁の外交とは比べものにならないほど?習近平はラストエンペラーになる!!【5】
本気かよ!習近平の中国「鳥インフルエンザは日本からの細菌攻撃だ」 緊急内幕レポート 危険な隣人たちと、ウブな日本人―【私の論評】こんな噂を打ち消すことも出来ない現代中国?習近平はラストエンペラーになる!!【6】
 尖閣は「核心的利益」 中国、初めて明言―【私の論評】中国の核心的利益を強調し、危ない綱渡りをしなければならない中国!!習近平はラストエンペラーになる【7】
さて、上の過去のブログの記事の数々、詳細はこれらの記事をご覧いただくものとして、本日掲載の記事ともあわせて、総合的に判断すれば、習近平の権力基盤はかなり弱体化しており、まさに一触即発という状況にあるということです。だから、米国大統領に土下座しても、尖閣に人民解放軍を一時的にでも上陸させたいのです。

それに中国経済もう完璧にバブル崩壊しています。中国ではリーマン・ショック以降、中央政府が地方政府に金をばらまき、 地方政府が仲介会社を通じて、多数の高級マンションなどの建物をつくりましたが、これらの高級マンションがほとんど無人状態となっており、実質上崩壊しています。だから、これを収拾するためには、従来であれば、真っ先に日本に援助を乞うたのでしょうが、現在の安倍政権では、それは全く期待できないので、習は、オバマに「金出せ」と言いに行くということです。

不動産バブル崩壊

しかし、たとえ尖閣に人民解放軍を一時的に上陸させたとしても、それを常態化するには、さらなるハードるがあります。また、常態化したとしても、一時権力基盤が安定しても、国内状況は何もかわらず、すぐに不安定化するだけです。

ポスト習近平も考えられなくはないですが、それにしても、今度は、習近平派が新しい政権に対して圧力かけるだけで、何も変わりありません。いつまでたっても、国内状況は何も変わりません。特に、時代遅れの社会構造はそのまま温存されるだけで。社会構造を変革するために必須の民主化、政治と経済の分離、法治国家化もまったく進める気配はありません。

中国全土にある誰も住まない高級マンション群

こうしたことの行き着く先は、中国共産党中央政府の崩壊です。そうして、中国の分裂です。そうして、習近平もしくは、次の権力者あたりが、ラストエンペラーになるということです。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年6月6日木曜日

【大拡散希望】安倍政権 アジア中心に自衛隊幹部を派遣―【私の論評】株価下落、日本人の所得を10年で150万増やすという発言を批判しまくるマスコミが報道しない安倍総理の隠蔽された活動(゚д゚)!

【大拡散希望】安倍政権 アジア中心に自衛隊幹部を派遣

防衛省
沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国が領海侵犯を繰り返すなか、安倍政権がアジアを中心とした国々に自衛隊の幹部を相次いで派遣していることが分かり、各国と防衛当局どうしの交流を活発化させることで、中国をけん制するねらいがあるものとみられています。

沖縄県の尖閣諸島の沖合では、中国当局の船が領海侵犯を繰り返しているほか、南大東島沖などで、先月、外国の潜水艦が、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を浮上しないまま航行し、防衛省は、中国海軍の潜水艦という見方を強めています。

こうしたなか安倍政権は、ことし1月以降、自衛隊トップの統合幕僚長や、陸・海・空の各自衛隊トップの幕僚長ら自衛隊の幹部を、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、パキスタンなどに相次いで派遣していることが分かりました。これについて防衛省の幹部は、「中国周辺の国々への自衛隊幹部の派遣を戦略的に増やしている。中国を意識した動きの一環だ」と話しており、安倍政権として、各国と防衛当局どうしの交流を活発化させることで、中国をけん制するねらいもあるものとみられています。

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】株価下落や安倍総理の日本人の所得を10年で150万増やすという発言を批判しまくるマスゴミが、報道しない総理の隠蔽された素晴らしい活動(゚д゚)!

上の記事、ほとんど報道されないので、全文引用して私のブログで拡散させていただくことにしました。元記事は、動画も掲載されており、非常にわかりやすい内容になっています。この報道、ネットなどみていても、この記事の引用はかなりありますが、引用だけでほとんどマスコミでは報道されていません。一時的な調整局面の株価の変動を、株価暴落などと大報道して、これほど、報道価値のあるのに報道しないということには、明確な意図が感じられます。

外交だけではなく、自衛隊という資産を有効活用しようとする安倍総理!!
さらに、本日では、テレビなどでも成長戦略について安倍総理10年で日本人の所得を150万円増やすという発言に関して、全く無理とか全く根拠がないなどという批判も飛び交っています。

しかし、これは、実はそんなに難しいことではありません。これだけ日本人の所得がデフレで下がり続けてきた日本においては、特に華々しい成長戦略を実行しなくても、十分可能です。インフレ基調になれば、20年もすれば、所得は倍になるのが普通です。インフレ分を差し引いても、1.5倍になるのが普通です。過去デフレでなかった他国では、過去20年間はまさしくそうなっています。これについては、以前にもこのブログに掲載したことなので、以下にそのURLを以下に掲載します。
インフレのある暮らし - 15年ぶりの1ドル80円時代に思うこと―【私の論評】「インフレっていいものですよ!!」は、本当だ!!
この記事の元記事は、アメリカの在留邦人の方がか書かれたものです。インフレ基調であれば、たとえば、同じ会社に、同じ職位で20年間いたとしても、20年で給料が倍、インフレ分を差し引いても1.5倍になるのが当たり前なのです。ひところのアメリカン・ドリームというような話はないものの、このようなささやかなではあるものの、インフレ基調でありさえすれば、堅実な夢くらいはみられるのが当たり前なのです。無論、低所得層の問題がないとはいいませんが、それでも、デフレがない分、多くの人が堅実な夢を見られるというのは、事実です。


しかし、過去20年間デフレだった日本では、そのようなこともなかったし、そのようなことに慣れきってしまった日本人の多くは、到底不可能と思い込んでいるだけのことです。しかし、マスコミは、このような事実を報道しません。そうして、マスコミは、デフレに慣れきった日本人の感性を安倍総理批判に活用しています。

そうして、以下の様な報道は過剰なほど行なっています。



中国は、歴史的事実を無視して、尖閣列島が日中の領土係争になっていることを既成事実化しようと躍起になっています。そうして、日本の報道機関は、このようなことは報道するものの、上記のような内容はほとんど報道しません。

対中包囲網を外交面でも、安全保面でも同時に着実に推進する安倍総理
安倍総理、外交では完璧に中国包囲網を築く方向で動いています。それについては、このブログでも過去に掲載しました。その記事のURLを以下に掲載させていただき、ここ暫くの安倍総理の外交を振り返ってみます。
アベノミクスに外交構想 安倍氏に注がれる熱い視線―【私の論評】日本国内の批判は的外れどころか、危険でさえある!!そうして、各国の評価をみていると各々の国の本音がみえてくる!! 
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、とにかく安倍首相の外交構想に関する、各国の熱い視線に関する記事です。
安倍首相、初外遊に出発 東南アジア3カ国「価値観同じ国と関係強化」―【私の論評】安倍首相の中国外しに、鳩山外交で応酬したつもりの中国の国際感覚?!!
この記事では、最初のアジアの訪問国が、中国ではなく東南アジア3カ国であったことを掲載しています。
首相外遊、5カ国目はモンゴル 対中戦略、外堀から着々―【私の論評】安倍首相は、すでに情報戦を開始していた!!
これも詳細は、記事をご覧いただくものとして、安倍首相、モンゴル訪問の裏の目的は、中国牽制と鉱物資源開発での協力であることははっきりしていると思います。また、モンゴルは北朝鮮と国交があることも視野にいれているものと思います。 
それにしても、安倍総理今回のモンゴル訪問も、本当に抜け目がないです。このようなことを見て、ただ親善訪問などと思っているいる人はいないとは思いますが、もしいたら、よほど鈍感な人だと思います。一連の安倍総理の動きは、中国包囲の意図もありますが、アメリカに対する牽制でもあります。
【ロシアの声】ロシアの友 安倍晋三首相―【私の論評】大国ではなくなったロシアのサプライズはあるか?
この記事も、中国に行かずに、先にロシアに行くというのがやはり、対中国包囲網という考えをあらわしています。
このような外交活動、中国にとってみれば、かなりの脅威です。もう、民主党時代とは違うし、安倍政権そのものは、自民党内の親中派・媚中派とは違うのだということを強く中国に印象づけたと思います。だからこそ、最近中国は吠えまくっているのだと思います。民主党政権であれば、中国のいいなりなので、吠えまくる必要もないわけで、安倍政権が中国批判の対象となるのは、むしろ、安倍政権が良く働いているとの賛辞とうけとるべきです。

中国の幹部らも、安倍総理のしたたかさには、下を巻いていると思います。韓国のパク・ウネなど、批判の対象にもなりません。中国が吠えまくれば、吠えまくるほど、安倍政権は良く働いているとみなすべきです。それは、韓国も同じことです。韓国が吠えまくれば吠えまくるほど、安倍政権は良く働いているということです。

吠えまくる中国 逆にうけとれば、これはまさに安倍総理に対する賛辞!
そうして、こうした外交とともに、すでに今年の1月から、自衛隊幹部をアジアを中心に自衛隊幹部を派遣していたということです。外交だけではなく、その裏付けとしての自衛隊による安全保障の対策もぬかりなく進めていたということです。

日本の自衛隊単独でも、中国の野心は挫くことができるが、近隣諸国と協力すれば、鬼に金棒!!
これは、民主党時代と比較すれば、雲泥の差です。これだけ実のある活動、なぜマスコミは報道しないのでしょうか?やはり、マスコミは安倍総理の敵であるということです。隙あらば、安倍総裁おろしをしようと鵜の目鷹の目であら捜しをしているマスコミにとっては、この内容を報道すれば、安倍政権を後押しすることになるため、是が非でも報道したくないのです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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