早稲田大学法学部が15日に実施した入学試験で、学校行事での国旗国歌をめぐる教員の不起立訴訟を取り上げ、国歌斉唱時の起立強制はふさわしくないとする問題文を出題していたことが20日、分かった。最高裁判例では起立しない教員への職務命令は合憲とされており、識者は「偏向的で不適切だ」と指摘している。
出題されたのは選択科目の「政治・経済」で、問題文は「日の丸・君が代が戦前の日本の軍国主義下でのシンボルと考える人々にとっては、君が代に敬意を払えという命令は自己の思想に反すると感じられる」と指摘。「教育には強制はふさわしくないのではなかろうか」と結論づけた。
また「学校の式典で日の丸を掲揚し君が代を斉唱することは、それを通じて国家への敬愛の念を抱かせようとするものであり、教育には似つかわしくない」と記述し、入学・卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の指導を義務付けた文部科学省の学習指導要領に明確に反する主張を展開した。
不起立訴訟をめぐっては、東京都教育委員会の懲戒処分取り消しを求めた訴訟で、1月16日に最高裁が「戒告までは処分権者の裁量の範囲内」と、初の処分基準を示したばかりだ。
早大法学部の出題を受け、都教委は今月17日、都立進学校36校に、受験した人数の報告を依頼した。都教委は過去問題の分析集作成などに必要と判断したほか、「受験生や保護者が不安になったり、問い合わせがあったりする可能性があり、把握すべきだと考えた」と説明している。
早大広報室は「入試問題の内容についてはコメントしない」としている。
教育評論家の石井昌浩氏は「最高裁判例をはみ出した偏向的な問題文だ。入試問題を通した洗脳教育とも解釈でき、極めて不適切だ」と指摘している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120221/edc12022102080000-n1.htm
【私の論評】法学部の入試問題としては、前代未聞の酷さ?!〈拡散希望〉
大学というところには、なぜか世間とは全く関係なく、暗い部屋の中の水槽に住んでいるおかしな連中が住んでいることは、前から知っていましたが、これはたまたま、それが表面にでてきたということだと思います。それにしても、ひどすぎです。
これは、文系の問題なので、事の重大さが見過ごされたのかもしれません。理系の問題で、たとえば、天動説が正しいなどという問題を出せば、かなりの大騒動になったかもしれません。実際これに近いようことは、アメリカでは最近でも時々おこっています。
今回の入試問題はこうした、水槽の中の住人が出したものだと思います。それにしても、こうした問題をチェックできなかった、大学当局にもかなり問題があると思います。
この種の問題としては、過去において大学入試センター試験にもおかしげな問題が出題されたことがあります。
在日外国人への地方参政権付与を違憲とした最高裁判決を捏造し、合憲判決だったと宣伝するのが参政権付与を推進する反日政治勢力ですが、2010年一月十六日の大学入試センター試験(現代社会)では、その主張に基づく出題が行われました。
設問は「日本における参政権に関する記述として適当でないもの」を四つの選択肢から一つ選ばせると言うものだったが、「最高裁判所は、外国人のうちの永住者等に対して、地方選挙の選挙権を法律で付与することは、憲法上禁止されていないとしている」との明らかに「適当ではない」選択肢を、「適当」として扱いました。
そのため判決内容を正しく認識する受験者は、正答をしながら誤答扱いとされたのです。また今後、この出題に合わせて高校や予備校も、参政権付与は合憲だと教えることとなるだろう。
実に恐るべきことです。センター試験が政治勢力に利用されたとしか解釈できません。にもかかわらず大学入試センターは、「教科書の記述に従った」として、出題は誤っていなかったと主張しています。教科書に記事があったとして、それが間違いであったとすれば、そのような問題など出題すべきではありません。
このことに関してセンターに電話で聞いてみた人がいますが、その人によれば、「記述のない教科書、違憲とする教科書もあるはずだ」と問い合わせをすると「そうだ」と認めたそうです。「教科書の記述に従った」との主張の矛盾点もあっさりと認めたそうです。
これに関しては、当時マスコミは、ほとんど報道しなかったものの、デモ活動が挙行されたりしました。これは、当然のことと思います。国の機関である、大学入試センターが、反日問題を出して、まだ、年齢の若い人たちに、誤った情報を押し付けるなどということは、到底許されるものではありません。
大学入試など、受験者は合格することが第一ですから、自分がそう思っていないことでも、出題者の意向に沿った回答を心がけるのが、当たり前のことと思います。そうなれば、事実と異なることでも、そう答えなければなりません。
このようなことを通じて事実が歪曲されては、たまったものではありません。この大学入試センターの問題に関しても、今回の早稲田の入試問題にせよ、事実を徹底的に究明して欲しいものです。一体どこの誰がこのような歪曲を行ったのか!!
それにしても、最近では、反日教育の輪が、小中学のみならず大学にまで広まっているようです。有名大学でも、明らかに反日教育などがなされていることもあるようです。せっかく、授業料を支払い、時間をかけて、大学に行って、反日教育をされたのでは、当人も、事業料を支払う親もたまったものではありません。
私自身は、今から考えると、理系に進んだのは、このようなことが嫌だったということもあります。ただし、私が北海道大学の大学生だった頃は、すでに学生運動などなくなって、かなりたってからでした。それでも、ヘルメットとの集団が15名ほどで、大学内をデモらしいことをやっていたのは、数回みたことがあります。その姿を見た、女子学生が、「何、アレー、バッカミタイ!!」と言っていたのを想い出します。馬鹿な学生運動がなくなった時代で本当に良かったと思います。ただし、文科系には、いわゆる、世の中とは全く無縁の水槽に住んでいる人たちがいることは、わかっていました。
それにしても、今回の早稲田大学法学部の入試問題は、あまりにも酷すぎます。こんな、反日問題が出題されるということは、反日講義や、反日研究なども行われているとみて間違いありません。一体、大学入試センターや、早稲田大学とは、どこの国の機関なのでしょうか?創設者の大隈重信公も草葉の陰で悲しんでおられるに違いありません。
現代は、自分が自らの人生の主人公であるとの確信を持つことは本当に難しい世の中になりました。大学の入試問題くらいは、信用できると思ったら大間違いということです。私たちは、世の中で言われているいることで、何の疑問も持たずいては、自分では、そう思っていなくても誰かの恣意で操作されているということもありえるわけです。
とにかく、早稲田大学に関して、まずは自浄作用でなんとか、まともになっていただきたいものです。大学入試センターに関しては、すみやかに、関与者を処分していただきたいものです。こちらの、ほうは、国の機関ですから、民主党が次の選挙で大敗した後でもかまわないので、きちんと調査して、処分をしていくべきと思います。そうでないと、しめしがつきません。(下の写真は、早稲田大学創設者の大隈重信公)
それから、この事実、ネットで調べてみましたが、大手新聞で報道しているのは、産経新聞くらいなものです。これも、本当に恐るべきことです。こんな有様ですから、おそらく、テレビでもあまり報道しないと思います。そのため、知らない人もかなり多いのではないかと思います。だからこそ、この内容多くの人たちに拡散していただきたいと思います。
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