2007年12月14日金曜日

インターネットラジオ 「AccuRadio.com」-クリスマス期間は特にお奨めか?


上は、インターネットラジオに関する動画、AccuRadio.comのことも説明している。このラジオ、かれこれ5年以上も聴いていますがなかなかの優れものです。とにかく、日本やその他外国のものは除外してアメリカ国内のありとあらゆる音楽が網羅されています。日本からはできませんが、アメリカ国内からは、放送されている音楽のCDを購入することができます。クリスマス期間など、かなり広いカテゴリーのクリスマス音楽を聴くことができます。私は、クリスマス期間は良く聴きます。

[AccuRadio.com] AccuRadio.com

Live365.com」と同様、お気に入りのネット・ラジオです。
こちらも多くのチャンネルがあり、いろいろな音楽(洋楽)を無料で楽しむことができます。

このラジオ局の魅力はなんといっても「視覚的」にチャンネルを選ぶことが出来る点です。
多くのチャンネルがあると一体どのチャンネルを選べばいいのか迷ってしまいますが、この「AccuRadio」はアーチストの写真を大きく載せる事により、そのチャンネルでどんな音楽を聴けるのか判断出来るようになっています。
あとは好みの画像をクリックするだけ。専用プレーヤーが起動し音楽が流れます。

「Live365.com」ほど細かいジャンル分けはされていませんが、逆に普段聴かない曲が聴けたりして楽しめます。
また曲のタイトルやアーティスト名がきちんと表記されるので「この曲だれ?」ということがありません。
その他にも聴きたくないアーティストを外せる機能や、気になった曲をもう一度最初から聴ける機能など、ユーザビリティーに配慮したサイト設計に好感が持てます。

おすすめです。

このような、インターネットサービスを使っていて、いつも思うのですが、何で日本にこのようなサービスがないのかということです。やればできると思うのですが、アメリカはこういう面がすすんでますね。やはり、大都市にいくとFMだけでも数十もの放送を聴くことができるというアメリカならでの、インターネットラジオでしょうか?いくら技術があっても、こういうソフトが提供されなければ、意味ありませんね。日本のIT業界はこうした面では、アメリカに学ぶ面がまだまだあると思います。

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インターネットラジオ 「Live365.com」
インターネットラジオ 「Last. FM」
インターネットラジオ「VH1.com」
エアチェック AirCheck

2007年12月13日木曜日

ALPALA略地図-ようやく出てきた実務的地図?!

地図でおなじみのアルプス社から、簡単に略地図を作ることができるサービスが登場しました。その名も「ALPSLAB 略地図」です。

ALPSLAB 略地図

既にいくつかのニュースサイト(朝日新聞でまでも!)で報じられています。例えば ITmedia でも:

出発地-目的地を「略地図」に ALPSLABに自動作成機能 (ITmedia News)

操作は簡単で、画面に表示される地図をひたすら道順に沿ってクリックしていくと、リアルタイムに略地図が作られていくというもの。以下が実際に使ってみたスクリーンショットです:

Alpslab

左側に表示されているのが元となる地図で、右側が作成された略地図。地図をクリックするたびに略地図も変化していき、見ているとなかなか面白いです。作成された略地図をダウンロードしたり、以下のように直接ブログなどに貼り付けることも可能:

いままで、地図のソフトは数限りなくでてきていますが、この地図でようやっと実務的なものが出てきたと思います。ブログなどに貼り付けるのであれば、やはりこのように簡略化したものでないとかえって判りにくいと思います。

地図には、それぞれ目的があって、詳しいほうが良い場合と、簡略なほうが良い場合があります。この簡略化した地図いろいろ使えそうです。

2007年12月12日水曜日

YouTube、ついにムービー投稿者に広告収入の分配を開始-広告収入は良い動画を生み出すか?

実はYouTubeには「YouTube Partner Program」というのがあり、YouTubeの中で上位にランキングされるムービーを投稿したクリエイターには広告収入が分配されていたそうです。今まではごく一部のプロにしか適用されていませんでしたが、今日から一般のユーザーにも条件付きで開放されるそうです。

例えば、100万回以上再生されたコンテンツを投稿したユーザーは毎月数千ドル(数十万円)の収入を得ているとのこと。これはすごい。

詳細は以下から。


YouTube Partner Program Invites Video Makers to Earn Money; Marketers Take Note

Partner Program Expands

申込みは以下のページから。

YouTube - Partner Program
http://www.youtube.com/partners


参加する条件は以下の4つ。

・オリジナルのビデオであること
・映像や音楽の著作権をすべて自分で持っていること
・アップロードしたムービーが常に数千人のユーザーに見られていること
・アメリカかカナダに在住していること


……日本ではいつ頃開始されるのでしょうかね。

いままで、YouTubeは収入の対象ではなかったので、もし収入の対象になれば、良い動画も期待できるかもしれません。ただし、日本でも失敗例があります。ドミノピザは、昨年の暮れあたりからCGMとして、YouTubeに投稿する形で一般消費者にコマーシャルをつくってもらうという試みをしていましたが、あれは結局頓挫したようです。新しい投稿がないことと、あとは1万回以上再生されている動画がないことからも明らかだと思います。

ドミノのCGMでは、作成したときに数千円提供させるというものだったので、製作意欲がわかないことと、所詮素人が作るので、やはり多くの人には見てもらえないのでしょう。私も投稿歴がありますが、1年以上掲載していて1000回以内しか見てもらえないような内容のものはありません。それだけ、ドミノピザの投稿内容が酷いということだと思います。ほとんど、ビデオクリップか数百の域を超えていません。

今回のこのYouTubeの広告収入分配が日本でも行われるようになったら、事情は変わってくるかもしれません。今から期待しています。

2007年12月11日火曜日

ピザテンフォーのミソソースピザ-他には見られない独自の味

さて、いよいよ味噌ソースピザの写真を掲載させていただきます。上がその一つ「スーパーコンビーフ」ビザです。トッピングは「コンビーフ、タケノコ、インゲン、オニオン、ピーマン」でした。食べた感触は、コンビーフ+チーズ+ミソソースのコラボレーションのなんともいえない絶妙な他にはない味でした。本当に現在はなくなってしまって残念です。

もうひとつの方は、「ビーンズファーム」ピザです。トッピングは「長いも、モヤシ、インゲン、オニオン、ピーマン」です。これは、どちらかというと「ヘルシー」さを強調したものでした。

このミソソース、お客さまに食べていただいて、対価をいただくわけですから、いわゆるただのミソということではなく、あくまでソースということで相当の拘りのあるものです。開発は相当困難を極めたものです。いくつの試作品が無駄になったか数知れずです。

本日は、写真を掲載させていただきましたが、実際食べてみないと判らないと思います。非常に残念です。写真はトッピングを見やすくするため、チーズを盛り付ける前の状態で撮影しています。

2007年12月10日月曜日

ピザテンフォーからのお知らせ-味噌ソースピザのパブリシティー(1994年)

先回、ミソソースピザの話を掲載させていただきましたが、本当は食べていただけるのが最も理解していただきやすいと思います。ただし、現在ではテンフォーでは、販売していませんので、本日はあるタウン誌の当時のパブリシティを掲載します。

これだけでは、あのなんともいえない、官能を刺激する味噌とチーズのコラボレーションのすごさを表すことはできないのですが、皆さんに一歩でも近づいていただくため掲載させていただきます。

この時代、ちょっと前には、テンフォーでもコンピュータシステムを導入して、いろいろな試みが行われていました。コンピュータシステムは、私が最初に導入しました。パソコンのシステムを用い、本部では、ノベルのネットウェアを用いていました。当時としては、ただし選択だったと思います。そうして、最先端を行っていたと思います。北海道内でも、ノベルのネットウェアを用いたLanは、数えるほどしか導入されていませんでした。

さて、次には、当時のミソソースピザの写真を掲載させていただきます。ご期待ください!!

2007年12月9日日曜日

ピザテンフォーの変り種ピザソース-宅配ピザではテンフォーだけの醤油味!!

最近では、ミルクーシーフードヌードルとか、その他にも塩キャラメルやカレー鍋など、食べものの話題がが多くなりました。まあ、ピザ宅配も食べ物屋ですから、どうしてもそうなってしまうところがありますが。
本日は、ピザテンフォーの醤油ソースの話を掲載させていただきます。

現在、ピザテンフォーのピザ用のソースは、トマトソース、ショウユソース、チリトマトソース、カレーソース、ヤキニクソースの5種類があります。以前ミソソースピザのことを書いて、ついでに醤油ソースのことも他の人のブログで書いたところ、その人から返答があって、「シヨウユソース?珍しいですね。食べたことがありません」といわれて、私としては「ショウユソース」はピザテンフォーが創業の頃からあるし、ずっと使ってきたものであるので、珍しいとか、食べたことがないという人がいるとかなど、考えもつかなかったので、私のほうが驚いてしまいました。

そこで、googleで調べてみたところ、お料理のレシピとして出されていたり、居酒屋さんや、規模の小さなレストランでだされてはいるものの、ある程度以上のチェーンや、ピザ宅配などで大規模にショウユソースピザを提供しているのは、ピザテンフォーのみだと思われます。そこで、今日は、ショウユソースピザのご案内します。

現在ショウユソースで提供させていただいているのは、下の二つのみです。
炭焼きハーブチキン:炭焼チキン、ベーコン、トマト、オニオン、ピーマン、、特選マヨネーズ、バジル、パセリ

炭焼きハーブチキンは照り焼きチキンですから、ショウユ味がよくあいます。これは、トッピングとの相性から、やはりショウユ味が最も良いと考えられます。カントリー男爵:ジャーマンポテト、ツナ、コーン、マヨネーズ、オニオン、ピーマン

上記のうちで、カントリー男爵は、ショウユソースのほか、カレーソースでも提供させていただいています。これは、従来カントリーカレーとして、メニューにカレーソース味として掲載されていたことがあったので、残ったものと思われます。
カントリー男爵に関しては、ショウユ味もあいます。なんともいえない、他のジャーマンポテトの味や、マヨネーズの味もあって、なんともいえない絶妙な味に仕上がっています。

以前は、もっと種類があったのですが現状はこの2つです。チーズとワインなど、発酵食品同士は非常に相性が良いと昔から言われています。醤油や味噌も発酵食品です。チーズも発酵食品です。これらの、相性は良いのではないかと思います。ですから、チーズたっぷりのピザにショウユソース、ミソソースというのも突拍子もない組み合わせということはないと思います。むしろ、最近ナチュラルチーズが以前より大量に消費されるようになったので、自然な流れであると思われます。

似たような商品はないかと探してみましたが、ありました!!まずは、ショウユチーズラーメン!!そのほか、塩チーズラーメンなんかもありましたが、最も数が多いのは、ミソチーズラーメンです。味噌とチーズは、消費者にもかなり支持されているようです。また、ミソソースピザを復活させても良いのかもしれません。

さて、皆さんの中で、これらのピザを召し上がった方はいらっしゃるでしょうか。もし、そうなら、是非ともその感想などコメントいただければ幸いです。まだ、召し上がったことのない方は是非召し上がってみては?ショウユとチーズの絶妙なコラボレーションが味わえます。

また、注文したくても近くにお店がなくて、注文できない方、ショウユ+ピザに関してどう思われるか、是非ご意見をいただきたいと思います。

近くにお店があるかどうか、電話番号の確認などは、
http://www.pizza104.biz/
でお願いします。

なお、ピザテンフォーでは、「さんあんシリーズ」ピザも販売しています。これは、「安心・安全・安価」をコンセプトとするピザです。このブログでも紹介してありますので、是非ご覧になって下さい。この、ピザソースを使っていなかったり、トッピングを少なめにして、お客さまに独自の味付けをして召し上がっていただくとか、トッピングも自宅で載せていただいて、新たな商品開発のきっかけになることも目論んでいます。

新たなな商品開発のきっかけというと、ミルクーシーフードヌードルの開発は最近では大ヒットだったと思います。これについても、このブログに触れてありますので是非ご覧になって下さい。

最近では、ミルクシーフードヌードルに限らず、塩キャラメルや、カレー鍋など、一見突拍子もないようなキーワードを組み合わせた商品名が多くなっています。これらのルーツなどについても、このブログに掲載しました。これも、もしご覧になっていなければ、是非ご覧になってください。

いよいよクリスマスシーズンに入りました。ピザテンフォーのクリスマスは、3割キャッシュバックです。これについてもこのブログに書いてありますので、是非ご覧になって下さい。

2007年12月8日土曜日

今日は何の日かご存知ですか?-開戦記念日・アメリカにだまし討ちにあった日本!!

11月25日単冠(ヒトカップ)湾に集合した、日本の機動部隊。この時点では、まだ外交交渉により、戦争を避けうる可能性はあった。この機動部隊の規模は、最初の船が港から出て最後の船が出終わるまでにゆうに数時間以上かかるという壮大なものである。

昭和16(1941)年12月7日午後1時30分(現地時間 日本の日付では12月8日)、択捉(エトロフ)島・単冠(ヒトカップ)湾を出撃、長駆6千キロもの大航海をしてきた日本海軍の機動部隊から発進した航空兵力と、特殊潜航艇「甲標的」が、アメリカ太平洋艦隊の基地であるハワイ・オアフ島南岸の真珠湾(パール・ハーバー)を攻撃しました(真珠湾攻撃)。ここに、史上例を見ない程、広大な大洋を戦場とした日米両国による最大の戦争 ── 「大東亜戦争」(太平洋戦争)が幕を切って落とされたのです。日本国内では、大東亜戦争の期間中は、12月8日を開戦記念日として祝いました。しかし、この日本軍による攻撃を、アメリカは「真珠湾奇襲」(騙し討ち)と呼び、

"Remember Pearl Harbor!!" (真珠湾を忘れるな!!)

と言っては、軍を鼓舞してきました。しかし、日本軍による「真珠湾攻撃」は、果たして、本当にアメリカが主張する様な「奇襲」だったのでしょうか? 実は、「奇襲」を掛けてきたのは、むしろ、アメリカの方だったのです。と言う訳で、今回は、アメリカによる「奇襲」 ── 対日先制攻撃を通して、「騙し討ち」の汚名を払拭したいと思います。
上は、アメリカの航空ショーでの、真珠湾攻撃の再現の一シーン。20ミリ機関砲を装備して、当時としては世界で最も破壊力があり、航続距離の長い戦闘機だった。

何故、「真珠湾攻撃」は、アメリカから「真珠湾奇襲」 ── 「騙し討ち」と言われなくてはならないのか? 実は、開戦当日、ワシントンの日本大使館が「大失態」を犯したからなのです。日本が真珠湾を攻撃したのが、12月7日の午後1時30分(現地時間)。しかし、ワシントンの日本大使館がアメリカ側に「国交断絶通告」 ── 「宣戦布告」を届けたのは、何と真珠湾攻撃から30分後の午後2時(現地時間)だったのです。つまり、「真珠湾攻撃」が先で「宣戦布告」が後となってしまった訳で、これが後々迄、「騙し討ち」と言われる事となった所以(ゆえん)だったのです。(ちなみに、「大失態」を犯して日本の名に泥を塗った「国賊」大使館員達は、何の裁きも受けず、戦後、高級外務官僚となった) つまり、昭和天皇・日本政府・大本営・連合艦隊司令長官(山本五十六)共に、アメリカに対して「騙し討ち」をしよう等とは、露とも思ってはいなかったのです。

本来、「国交断絶通告」は、12月7日午後1時(現地時間)に届けられる筈でした。日本から無電で送られた暗号電報を解読し、成文化した上で、アメリカ側に届ける。この重要な任務を、ワシントンの大使館員達は、赴任する同僚の送別会を優先した結果、処理に遅れを来たし、攻撃よりも後に届ける羽目となったのです。致命的です。これでは、アメリカから「騙し討ち」と言われても仕方がありません。し・か・し、敢えて言います。「騙し討ち」を掛けてきたのは、アメリカの方だと。

12月7日午後0時10分(現地時間)、アメリカ海軍司令部に一つの暗号電報が入電しました。

「ワレ、日本潜水艦ヲ撃沈セリ。」

それは米軍艦が、公海上 ── アメリカの領海外において、日本海軍の潜水艦を宣戦布告なしに攻撃、撃沈した事を報告する暗号電報だったのです。(米国海軍ヒューウィット調査機関提出書類75(1945年6月7日),みすず書房『現代史資料 35巻』)

つまり、アメリカは、日本による「真珠湾攻撃」の1時間20分も前に、「宣戦布告」もなしに、日本の潜水艦を攻撃、撃沈した事になる訳で、これこそ、正に「騙し討ち」と言えるのです。それにしても、日本の「真珠湾攻撃」をもって「騙し討ち」と言わしめたのですから、ローズヴェルトも相当の極悪人です。

12月8日 「日米開戦」をめぐる時間の流れ(現地の日付では12月7日)

12:10 米軍、「宣戦布告」無きまま、日本潜水艦を公海で攻撃し撃沈(対日開戦)
13:00 本来、日本側が「国交断絶通告」をアメリカ側に通達すべきだった時間

13:30 日本軍、ハワイ・真珠湾を攻撃(対米開戦)

14:00 在ワシントン日本大使館、「国交断絶通告」をアメリカ側に通達

「攻撃を受けた場合を除いて、国民を戦場に送る事は決してあり得ない。」 こう公約していたローズヴェルトでしたが、内心は戦争がしたくて、戦争がしたくて、堪らなかったのです。そんなローズヴェルトでしたから、日本に先制攻撃をさせる事に腐心したのは言う迄もありません。ラニカイ号を含む老朽船3隻に星条旗を掲揚させた上で、日本軍艦に接近させ、日本軍艦から先に砲撃してくるよう、挑発をしたりもしています。しかし、攻撃命令を受けていない日本軍艦は静観するに留まり、遂に先制攻撃を掛けなかったのです。(米国アナポリス海軍研究所『ラニカイ号の巡洋航海 ── 戦争への挑発』)

「いかに日本を操り、我々の損害は少なくし、いかにして最初の一発を撃たせる様にし向けるかが問題だ、とローズヴェルト大統領は語った。」(スチムソン・米国陸軍長官の日記より)

そんなローズヴェルトでしたから、「真珠湾攻撃」の一報が入った時には、さぞかし狂喜乱舞した事でしょう。しかし、それは「糠(ぬか)喜び」でした。「真珠湾攻撃」の1時間20分も前に、「宣戦布告」無きまま、米軍が日本潜水艦に対して「先制攻撃」をしていたのですから・・・。それに、実際に蓋を開けてみたら、甚大な艦船と人的被害を受けたことに、ショックを受けたことでしょう。チャーチルもプリンス・オブ・ウェールズが日本軍によって撃沈されたときは、顔面蒼白になったようです。その頃の世界の常識では、日本がたとえ攻撃してきたとして、どうせまともな航空機もつくれない後進国のやることだから、軽微だろうというのが定説だったと思います。まさか、その後自国の軍隊も甚大な被害を受けつつ何年間も戦い続けなければならなくなるとは思っていなかったでしょう。上は、Google Earthで見たパールハーバーの様子。

しかし、この史実日本の外交ベタおよび情報戦ベタを現しているような気がしてなりません。潜水艦を撃沈されたとき、日本は、全世界に向けて、「大日本帝国ノ海軍潜水艦ガ公海上ニテ、アメリカノ駆逐艦ニヨリ撃沈サレタリ」という第一報を打電すべきだったでしょう。また、戦線布告のタイミングも、文書が間に合わなければ、口頭で伝えて、文書を後回しにすれば良かったのです。さらに日本内外に「日本帝国海軍は、〇〇時、アメリカ海軍駆逐艦ノ攻撃ヲ受ケ、コレヲ防御スベク、戦闘状態ニイレリ」などの情報を流すべきだったでしょう。情報戦による失敗です。外交と情報戦で失敗したために、未だに日本は、先制攻撃を仕掛けたなどという間違った歴史が定着してしまったのです。イラクが核兵器を持っているなどという、ブッシュ現大統領の狂言と同じです。
当時世界最大級の空母赤城から、発艦した99式艦上爆撃機から撮影した赤城の写真。

いずれにせよ、過去の歴史に「タラ、ネバ」はないので、しょうがないことですが、中国、北朝鮮、アメリカ、ヨーロッパ諸国、ロシア等の国々は、日本がなぜ大東亜戦争という一見無謀な戦争に踏み切ったかをもう一度良く考えてみる必要があると思います。

それと、中国や北朝鮮のような国は、先進国を本当に怒らせるとどのようなことになるのか、もう一度冷静に客観的に考える時期に来ていると思います。イギリスのフォークランド紛争への対処を見てください。軍事的には、落ち目のはずのイギリスですら、アルゼンチンに対してはあのような厳しい態度をとったのです。

あの戦争あまり報道はされてはいなかったですが、実際の戦闘はすさまじかったそうです。最前線で戦ったのはネパールのグルカ兵です(wikipediaでフォークランド紛争を調べてもグルカ兵のことは一行も触れていない)。彼らは、勇猛果敢で知られていますが、あの独特のⅤ字型の刀で、アルゼンチン兵の首を相当落としたそうです。降参する大隊に対しても、艦砲射撃や、ハリアー艦上爆撃機(垂直離着陸機(V/STOL機))による容赦のない攻撃を行い、完膚なきまでに打ちのめし、その後で戦意を失って降伏しようとする兵隊まで降伏させずに戦わせて首をそぎ落とし、さらにその有様を本国に伝えるために、生き証人を用意して、アルゼンチン本国に送り返したそうです。実体はアルゼンチン側にとっては、断末魔の地獄といっていい有様だったようです。帰国した生き証人の話を聴いたアルゼンチンの人々は、その話を聴いて凍りついたそうです。少なくとも今世紀中には、もう二度とアルゼンチンは、イギリスに対して反旗を翻すことはないでしょう。上はグルカ兵の刀

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