文部科学省は25日、小中高生の携帯電話に関する初の利用実態調査結果を発表した。
中学2年の約2割が1日に50通以上のメール送受信を行っており、100通以上やりとりする小学生もいた。入浴中や食事中も携帯電話を手放せない子供もおり、子供の「ケータイ依存」が進んでいることが改めて浮き彫りになった。一方、児童買春に悪用されているプロフ(自己紹介サイト)について約7割の保護者がよく理解していないなど、親が子供を守るための基本的な知識を持ち合わせていないことも分かった。
文科省が実態を調査/高2の4割、プロフ開設経験
調査は昨年11~12月、無作為抽出した公立の5000校で小6、中2、高2計1万6893人とその保護者を対象に実施。約6割の親子から回答があった。
それによると、携帯電話所有率は小6が25%、中2が46%、高2が96%。通話時間は大半が1日10分未満だったが、メールの利用は多く、1日30通以上やりとりする小6が7%、中2が33%、高2が28%だった。
携帯サイトを1時間以上利用しているのは、小6が2%、中2が14%、高2が39%。特に高2女子の15%は3時間以上使っていた。
また、食事中に携帯電話を利用する児童生徒も12~25%、入浴中の利用も3~17%に上った。高2の場合、授業中に携帯電話を使っている生徒が18%いた。
メール回数が増えると就寝時間が遅くなる傾向も顕著だった。小6の場合、携帯電話を持っていない児童の41%は午後10時前に就寝し、午前0時以降に寝る子は2%だった。これに対し、メールのやり取りの多い児童で午後10時前に就寝する子は9%で、午前0時以降に寝る子は21%もいた。
トラブルに遭う例もあり、高2の5%が「個人情報や写真などを流された」、9%が「掲示板などで悪口を書かれた」と答えた。
保護者の知識不足も目立ち、プロフについては67~70%の保護者が「知らない」「詳しく知らない」と回答。高2の44%はプロフを開設したことがあるが、我が子が開設していると思っている高2の保護者は17%にとどまった。悪質サイトの閲覧を制限するフィルタリング機能も、保護者の半数以上が理解していなかった。
※プロフ
「プロフィルサイト」の略。氏名、住所、顔写真、趣味を載せて友達作りなどに使われる。他人も書き込みができ、いじめに使われることも。出会い系サイトに代わる児童買春の舞台にもなっている。
(2009年2月26日 読売新聞)
情報を扱うものの責任を教育すべき?
メールを一日50通も打っていたら、他のことは何もできないかもしれませんね。私自身は、信じられないのですが、食卓で携帯を見ることを許容している親もいるようですが、まずは、こんなのは厳禁にすべきだと思います。将来人前でこれを平気でやるようになったら、まともな大人にはなれないでしょう。
このブログには、以前から「情報を取り扱うものの責任」ということを掲載してきましたが、携帯電話は立派な携帯端末です。高校までは、もし親が「情報を取り扱うものの責任」に関して躾や教育などできないというのであれば、持たせないということが良いと思います。お子さんには、躾、教育の出来ない親の子供に生まれてきたということであきらめてもらうしかないです。
厳しいことを書いていますが、私のいいたいことは、こうした類の問題は、本人や、世の中や、学校などが問題なのではなくて、かかって、すべての責任は親にあるということいいたいのです。
携帯電話や、パソコンなどは単なる道具に過ぎません、そういう意味では、従来からあるご飯を食べるお箸と、大同小異です。最近の子供の中には、明らかに箸の使い方がおかしいひとが少なからずいます。これは、親が適切に教えていないためだと思います。あるいは、親自身が箸をきちんと仕えないのだと思います。これは、親の親か、どこかで、自分の子供の行動に関して無関心な人がいたということです。
携帯端末でも、パソコンでも同じことだと思います。これからの時代、情報端末が家庭にあるのは当たり前になってきています。そんな中で、子供が情報端末が最初に触れたり、実際に使ったりするのは、おそらく家庭が最初になると思います。そうです。箸と同じことです。これが、一昔まえなら、電話やファックスなどがあったとしても、情報端末はありませんでした。しかし、今では箸と同じようにどこの家にも普及してしまいました。
このような現状では、やはり、情報端末の取り扱いに関する躾は親がする以外にはありません。だから、こそ、親ができないというのであれば、持たせないということが正しい選択です。しかし、そのようなわけにはいかないと思いますので、親自身がしっかり学び、教えなければいけないということです。そうなると、親が「情報を取り扱うものの責任」を十分学ばなければならないと思います。自分で出来る人はいいのでずか、そうではない人もいると思います。そういう人たちをどうするのか、ということが問題となります。
しかし、それとても、解決方法はいくらでもあると思います。たとえば、情報関連の啓蒙のためにつくられた機関を活用するとか、「情報を扱うものの責任」に関して啓蒙・教育訓練するNPOを設立するなどの方法です。箸などは、たとえ正しく使えなくても、見苦しい程度ですみますが、情報端末などに関しては、その影響の及ぶ範囲が大きいため、大きな社会問題にならないうちに対策をすべきときに来ていると思います。しかし、いずれにせよ、まずは「親の自覚」が重要です。
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2 件のコメント:
コメントありがとうございます。
詳しく分析されていますね。
親としてとてもためになりました。
yutakaさんは函館在住ですか。良い所に住んでいますね~
食べ物も美味しそうで羨ましいです。
miki様 コメント有難うございます。こちらは、函館からです。そうですね。静かなことと、散歩する場所にはことかきませんね(笑)。
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