2012年8月22日水曜日

Huluが大きな問題に直面、放送局の新提案―【私の論評】Hulu独走状態は、いずれなくなる?

Huluが大きな問題に直面、放送局の新提案:
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毎日Huluにお世話になっている身として、なんとしてもHuluにはがんばりつづけて欲しい。
Huluが、大きな変更を求められるかもしれません。ネタ元のVarietyが手に入れた情報によると、主要株主である大手放送局が、ストリーミングサービスの一部変更を迫っているというのです。その内容が、ユーザー、そしてHuluにとっては痛手となるもの...。

Huluの株主は、NBC、FOX、ABC、Providence Equity Partners4社。Hulu創設に資金協力を行いました。Provindenceは買収されたことから、3つの大手放送局がHuluにおいて大きな力を持つことになります。NBCは契約内容に変更を加えることはできないという条件がついているので、つまりFOXとABCがHuluに大きな圧力をかけようとしているのです。

Varietyが入手したメモによると、以下の内容がFOXとABCがHuluに迫っている改善点。
・番組の最新シーズンにおけるHuluのみの特別配信をやめる。ライセンスをYouTubeのような第3者にもオープンにする。(これによって、市場でのHuluの有利な点がなくなってしまいます。)
・コンテンツの同等化をやめる。ABCとFOXの公式サイトはHuluとの差別化を測るため、一部のコンテンツの提供をやめ公式サイトオンリーのものとする。(かつては、公式サイトにあるコンテンツをHuluは全て使用することができました。)
・Huluのスペシャルコンテンツを、YahooやAOLのような第3者に提供する権利をHuluから、ABC、FOXに戻す。
・FOXは、Hulu.com上での1コマーシャル枠にいれるCMの数を4つに増やすことを要求。
Huluのみの特別配信コンテンツを無くすのは、ユーザーにとってはプラスでしょう。他サービス利用者でも見ることができるようにわけですから。しかし、HuluにとってはNetflixやAmazon Prime等との競合他社とやりあっていく上で不利になるのは絶対です。一部のコンテンツを公式サイト配信のみにしてHuluに渡さないというのは、ユーザーにとっては最悪です。もし、人気ドラマの最新シーズンがHuluでだけ見れないとしたら? なんのためにユーザーになっていることやら。コマーシャルの数を増やすのだって改悪です。

が、これらの変更は、Hulu Plusの大成功を踏まえて要求しているものだと、放送局側は主張しています。Hulu PlusはHuluの有料会員版。Plusならば、より多くのコンテンツを楽しむことができます。が、もし今回の要求によってコンテンツは制限を受けて、CMもガンガンはいってくるとしたら...。Plusは今現在は成功していても、本当に今回の要求でさらに先の成功へ行くことはできるのでしょうか?

今回の要求がユーザーにとって有利に働く可能性があるとしたら、1サービスに限らず広く多種多様なサービスに放送局がコンテンツの提供を始めることくらいですが、きっとそれは難しいでしょう。どちらにせよ、Huluには厳しい試練が訪れることとなりそうです。
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【私の論評】Hulu独走状態は、いずれなくなる?
Huluテレビ番組や、映画配信、独走状態です。私は、このブログにも以前書いたように、AppleTVをもっているので、Appleの動画配信に関して興味を持っいるので、いろいろ調べたりしていましたが、結局いつまでたっても、映画配信や、テレビ配信の内容など、増強されることもないので、ほとんど使わなくなってしまいました。そのため、AppleTVは、週に1回ほど、映画をみるだのガジエットになってしまっています。

ただし、アメリカでは、AppleTVでもHuluが見られるようになり、日本でも、いずれ見られるようになるというアナウンスもでていたので、そうなれば、Huluと契約して、AppleTVで、これを見ようと思っています。それにしても、以前から、Apple側では、AppleTVのコンテンツを増やすため、交渉中というようなアナウンスをしていたのですが、結局失敗して、Huluを導入することにしたのだと思います。

アメリカのAppleTVのサービス選択画面。huluplusが付加された。
そうなると、AppleTV配信の映画など誰も見なくなり、Apple側では、Huluを間接的に提供するだけで、手数料などのフィーも直接配信するよりはるかに、少なくなるのだと思います。今は、たまたま、Appleの例を出していますが、NetflixやAmazon Primだって似たようなところがあると思います。このようなことが続けば、Huluの一人勝ちになるだけで、このようなことは長続きしないのではないかと思いました。

それに、これって、どのようなからくりがあるにして、独占状態であり、いずれ独占禁止法が適用され、Huluだけの優先的配信は、できなくなると思います。そうして、そうなったほうが、多くのユーザーにとって、良いことであるには違いありません。

Huluのコンテンツ選択画面
私自身は、実は、Huluと本契約をしたことはありません。試用してみたことはあります。確か一月くらいは、無料でお試し期間があったので、最初は、映画や、24など、iPadなどで、見てみましたが、いくらコンテンツが豊富であったにしても、結局映画や、テレビの内容が見られるだけであって結局何の変哲もなく、無料のうちは良いにしても、有料になって後でも、見ることはないし、特にテレビ番組など見るようになれば、時間がいくらあっても足りないということになりかねず、主に映画を見るようなったので、頻度が少なければ、AppleTVでみるのと、何も変わりないと思い、価格も当時は、今の倍くらいということもあって、結局お試し期間だけで終わってしまいました。

最近iPadでもできるようになったGoogle hangout
このような動画配信業は、コンテンツだけ勝負する時代は、いずれ終わると思います。ただ、豊富なコンテンツから自由に映画や、テレビが見られという受動的なサービスは、廃れると思います。それに変わるサービスとしては、たとえば、Googleのハングアウトのようなプラットフォームなどがあげられると思います。ハングアウトは、ビデオチャットのようなものですが、動画を9人で、同時に見て、同時にチャットもできるようになっています。これを進化させれば、さらに面白いプラットフォームになると思います。そうして、Googleは、Google+を基軸として、文章、画像、動画を統合する全く新たなプラットフォームを目指しているのだと思います。

最近、iPhoneでも、アンドロイドでもできるようになったhangout
さらに、8月21日、東京六本木にあるニコファーレで『niconico新サービス発表会』が行われた。その時に、発表された新サービス「ブロマガ」も有力なものになるかもしれません。

ニワンゴが運営している動画サービス「ニコニコチャンネル」に、8月21日より、ブログやメールマガジンを配信する課金型コンテンツ「ブロマガ」が登場しました。


ニコニコチャンネルは、動画の配信や生放送ができるプラットフォームとして、2008年よりサービスを開始しています。今回の新機能によりテキストベースでの発信も可能となりました。

「ブロマガ」はPCブラウザだけでなく、スマートフォンやタブレットなどの対応端末での閲覧も可能である。合わせて、課金システムも改定され、コンテンツごとに無料もしくは有料(月額/都度課金)の選択ができます。

今回『ブロマガ』第1弾の発行人として、65のチャンネルが開設され、合計76の著名人や会社がコンテンツを発信することも発表されました。

ブロマガの詳細については、以下の記事を御覧ください。

ニコニコがコンテンツプラットフォーム“ブロマガ”を開始 メルマガが初めて進化

いくら、コンテンツが多いといいながら、Huluのように、映画や、テレビ番組を配信するだけというのなら、旧来の仕組みをそのまま現在のデバイス用に焼き直しているだけでは、すぐに飽きられてしまいます。電子書籍だって、従来の書籍をただ、現在のデバイスである、kindleやiPadで見られるだけであれば、本当に必要ものを書籍として読むというだけで、すぐに飽きられてしまうことでしょう。

何か新しいプラットフォームの中に、動画も含まれているという全く既存のものとは異なる新いものが、開発されるべきであると思うのは、私だけでしょうか?




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