2012年8月1日水曜日

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止―【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止:

サッカーのフィールド2つ分の有効範囲を持ち、端末同士の接続にかかる時間は1秒になるという「Wi-Fi Direct」。車載インフォテインメントでの補助的な機能にも利用出来る可能性が指摘されており、Bluetoothに置き換わる可能性がある。

【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

WiFidirectすごいですね。確かに、通信距離の短いBluetoothなど、これができたら必要ないです。それに、既存のwifiもこんなには、距離がないですから、これも、とて変わられることになりそうです。


スマホでも、これくらいの距離がとれるということになれば、いろいろなことが根本的に変わることになると思います。



それにしても、まずは、上の例のように、交通安全に使われるようになれば、本当に素晴らしいことです。以前このブログに、原発をすぐに全廃してはいいけないことのたとえに、車の事例を出したことがあります。



そうです。車が危険で事故があるからといって、車が社会の深くまで浸透した現在においては、急に車を全廃したとすれば、社会に及ぼす悪影響ははかりしれず、そんなことは絶対にできないし、そうした考えが、多くの人に共有されているからこそ、交通事故撲滅運動の社会運動は存在するが、車そのものを廃止しろなどという社会運動は存在しないということです。

それにしても、WiFi DERECTが一般に導入され、すべての車、すべてのスマホに搭載されるようになれば、かなり事故を減らせると思います。



それと、インターネットのやり方が、根本的に変わるかもしれません。インターネットは、もともと、データが他の人の端末を経由するということで、成り立っていました。他の人の端末を経由するということで、導入当初は、相当安全性に問題があるものとされましたが、これだけ普及すると、安全性もかなり高いものとなり、今でそのようなことを言う人はほとんどいなくなりました。



いずれ、このインターネットのように、WiFi DERCTにより、他の人の車に搭載されいる端末や、携帯端末などを経由して、インターネットの情報が行き交う時代がくるかもしれません。そうなれば、今のようにWiFiルーターを持ち歩いたり、しなくても、携帯端末さえあれば、他の人の車や、携帯を使ってインターネットができるようになると思います。これは、すごいです。



田舎や、人があまりいないところは、従来のようにアンテナをつけて補完するということになり、日本など、どこでも、携帯や車さえあれば、インターネットが手軽につながる時代がやってくるかもしれません。



いろいろな、イベント会場などでは、会場にいる人達に、直接様々な情報を提供できるようになると思います。位置情報システムも、今まではインターネット経由でしたが、そうではなくて、WiFi DERECTで情報を配信できるようになると思います。


また、新しい可能性が広がっていくということです。それにしても、交通安全の技術、車産業からではなく、全く思いもしなかったところからやってきて、そうして、今度は成功しそうです。



これについては、ドラッカー氏が、随分前から言っていることです。昔は、特定の産業の技術は、その産業内で開発されたものだが、今ではそうではないということです。たとえば、製薬会社では、従来は、薬学、化学、生化学などの知識で、産業内で開発されたものが、最近では、生物学によるバイオテクノロジーによる開発が主流になっているという事例があります。



上の例もそうです。車の安全ということであれば、従来であれば、自動車産業内での技術で開発されたものが、今では、エレクトロニクスの新たな技術によるというものです。



さて、原発事故以来、日本のエネルギー行政に関して、批判が高まり、さらに現在では、原発反対運動が盛り上がりをみせています。しかし、私、原発は当面稼働させるしか方法はないと思います。そうして、いろいろな人が、日本のエネルギーに関していろいろなことを行っていますが、何十年もたてば、上の例のように、エネルギーといえば、火力、原発、バイオ燃料、自然エネルギーなど、すでに電力産業内の技術ではなく、全く異なる分野から思いもかけない新技術が生まれて出くるのではないかと期待しています。

皆さんは、どう思われますか?


【関連記事】

デモや集会などの社会運動は本当に脱原発を後押しするか? 開沼 博「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」―【私の論評】車社会の是正を考えてみると理解できる脱原発運動の無謀さ!!


電気自動車は本当に環境に優しいのか--ドイツの研究から明らかになった課題―全体を見なければ、経済性も環境に本当に優しいのかも本当の理解はできない?

これが全国“原発危険度”ランキング!あの悪夢を二度と起こすな―【私の論評】当面5年以内の暫定的エネルギー政策をはっきりさせるべき!!




コメントを投稿

「党名への嫌悪感浸透、再生困難」立民・希望・民進ぶった切り 新著『“小池”にはまって、さあ大変!』が話題の安積氏―【私の論評】野党・労組は選挙結果は有権者の声であるという事実を再認識せよ(゚д゚)!

「党名への嫌悪感浸透、再生困難」立民・希望・民進ぶった切り 新著『“小池”にはまって、さあ大変!』が話題の安積氏 写真はブログ管理人挿入 以下同じ 特別国会は9日閉会し、永田町では野党を中心に政界再編に向けた動きが加速しそうだ。翌年の政党交付金の確保を目的に、...