2007年9月18日火曜日

今日は何があった日かご存知ですか?














上はカップヌードル販売開始35周年記念のポスター。日清では、販売開始35周年を記念してさまざまなキャンペーンを実施している。

1971年の本日(9月18日)は、日清のカップヌードルが、それまでの試験販売ではなく、本格的に販売開始された日です。新宿伊勢丹を皮切りに、銀座三越、松屋などで本格的に発売開始となり、普及していきました。この商品は大ヒットし、私も1971年の暮れあたりには、初めて食べたことを覚えています。当時は百円で販売されたそうです。確か、このすぐ後に、「カップライス」なる商品も開発され、市場に投入されたのを覚えています。最初は白米だけ、その後には赤飯も販売されたという、記憶があるのですが、これはもう早い時期に姿を消してしまいました。開発の苦労話や、海外展開の話など、カップヌードルの歴史に関しては、http://cupnoodle.jp/をご覧ください。

今考えると、この頃は1960年代で日本の高度経済発展の基礎は築かれ、ほとんどすべての産業が右肩上がりで伸びていくのが当たり前の時代に突入した時期です。現在いわゆる団塊の世代の言われる人たちが、働き盛りの30歳台の時期にあたります。物価、収入、株価すべてが右肩上がりになり、土地神話が生まれた時代の幕開けです。最近ある団塊の世代の方から、「いつまでも自分たちが世の中の中心だと思っていてはいけない」などといわれ「?」と思いました。私は生まれてこの方自分たち(自分の世代という意味で)が、世の中の中心などと思ったことは一度もありません。おそらく、現代の若者たちもそうではないでしょうか?団塊の世代の人達は、人口そのものも最も多く、まさにこのような時期に働き盛りであり、経済の担い手、大量消費の牽引役となったため、自他ともに「世の中の中心の世代」と認められたのだと思います。

そのような時代背景の中にあって、日清のカップヌードルはまさに、象徴的な商品だったと思います。大量生産、大量消費の象徴であり、何でもより手軽に、衛生的に、より簡単に、手早く欲求を満たすことができる商品の興隆の始まりです。いわゆる大衆の文化が興隆した時代です。この頃マクドナルドのハンバーガーも1971年7月20日、1号店である銀座店を銀座三越店内に開店していました。マクドナルドは、アメリカからの輸入でしたが、カップヌードルは、日本人の手により開発されたものであり、日本独自のものであり、まさに日本が大量生産・大量消費の時代に突入したことを象徴する商品でした。さらに、大量生産・消費の権化のような、宅配ピザが日本に上陸したのは、1985年のことです。


あれから、35年時代背景は大きく変わりました。団塊の世代の大量定年退職の時代に突入し。日本では、この間バブルを経験し、空白の10年といわれる、1990年代を経て、さらにはデフレも経験し、もう経済成熟化し土地神話も崩れ、ほとんどすべての産業が右肩上がりですべてがあがり続ける時代は終焉しました。いわゆる大衆という捕らえ方はできなくなりました。大量生産・大量消費の経済から、持続可能な経済ということが、強調される時代へと突入しまた。

左は香里奈によるエコ・カップヌードルのコマーシャルの写真。オリジナルカップと詰め替え用麺がセットになった「カップヌードルリフィル スターターパック」と詰め替え用の麺「カップヌードル リフィル」、「カップヌードルシーフードヌードル リフィル」が3月26日(月)から販売された。残念ながら、まだ全国販売にはなっていないが、サイトでは注文できる。

このような時代背景のもと、日清では今年の3月から再利用が可能なカップと、従来のカップヌードルの中身の麺の詰め替え品(リフィルと称している)の販売を開始した。数年前なら考えられないことです。(左は香里奈による、エコ・カップヌードルのコマーシャルの写真)

今振り返ってみると、日清のカップヌードルは、もうすでに方向性が定まっていた、大量生産・大量消費の消費者レベルでの幕開けの象徴でした。この新製品、もうすでに方向性が定まりつつある「持続可能な経済」への消費者レベルでの幕開けの象徴となるのでしょうか?前にもお伝えしたように、ピザ宅配業界では、ピザテンフォーのみが、紙のピザボックスをなくす活動を行っています。ピザ宅配(現在一般に普及している宅配という意味で)は、先ほども述べたように、大量生産・大量消費の行き着く先に生まれた、権化のようなサービスです。ピザテンフォーの新たな宅配方式は、日清のカップヌードルと同等か、それ以上に「持続可能な経済」への魁か象徴になるかもしれません。

いずれにせよ、日清のエコ・カップヌードル、ピザテンフォーの新たな宅配方式、今後の経済の行方を見定める上で、今後注意深く見守っていく必要があります。

2007年9月17日月曜日

エコ・環境問題の虚実?!-虚実皮膜の間???


上は、レジ袋のたたみ方をレクチャーする動画です。

環境問題のブログを見ていたら、以下のような内容のブログに行き当たりました。

http://blogs.dion.ne.jp/jotoku/archives/6206452.html

内容が面白いのと、現在の環境対策の核心をついているので、そのまま掲載させていただきます。

『ブロふで』リサイクルについて

”オカラは、大豆から作られる大豆製品です。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。”
こんなことを、まじめに言っている人がいたら、常識を疑いますよね。だって、おかしいでしょ?”オカラ”って作りたくて作るものじゃないですよね。”豆腐”を作ったらできちゃうんですよね。(これを副産物といいます。)いきなり何の話だ?と思う方も、ピンと来た方もいらっしゃるでしょう。

環境問題といえば、なんでも「正義」になる昨今ですが、ご存知の方も多いのでしょうけど
話題のレジ袋ですが、レジ袋は以下のサイトにあるように、石油を精製した過程の副産物として”ナフサ”というものができて、それからできています。(原油からも精製途中でできます)
http://www.jpca.or.jp/junior/01howto/tour1.htm

それでは、次のHPを見てください。

http://panasonic.co.jp/eco/le/bag/index.html

”レジ袋の原料はポリエチレンなどの合成樹脂。つまりレジ袋は、石油から作られるプラスチック製品です。レジ袋を使わなければ、その分の石油が節約できます。”

さて、冒頭の話に戻りましょう。
”レジ袋は、石油から作られるプラスチック製品です。レジ袋を使わなければ、その分の石油が節約できます。”
この文章で
 レジ袋=オカラ
 石油=大豆
 プラスチック製品=大豆製品
に置き換えて読んでください。
冒頭の文章になるはずです。

”オカラは、大豆から作られる大豆製品です。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。オカラを使わなければ、その分の大豆が節約できます。”

私はどう考えても、
”豆腐をやめないと、大豆の節約につながらない。”と思いますよ。つまり、”石油をやめないと、石油の節約につながらない”ってこと。

「1年間に1人220枚、日本中でなんと約280億枚のレジ袋が使用されている」
らしいです。
「日本の原油輸入量の「1日分の約8割」にも相当」

だそうです。
1日分の約8割って・・・
計算式で書くと0.8×1/365=0.0021917…です。
レジ袋を仮に100%無くせたとしても0.2%の節約です。
普段の生活に例えると、年間1000万円も赤字を出している会社に、必死に2万円分の無駄を削減させて満足しているようなものです。(1日あたり54.8円)

どうせ意味はないのだけど、個人的には、ペットボトルをなくす方がいいと思います・・・エコペットボトルってなんで作らないんでしょうね・・・レジ袋は駄目で、ペットボトルはOKの理屈もわかりませんけどね・・・

「ペットボトルはリサイクルしているからいいの!」
コラコラ、リサイクルされているなら、リサイクル商品が世の中にワンサカあふれているはずですよ。
あなた、実際に自分でペットボトルからリサイクルされた何かをもっていますか?店頭でそんな商品を見たことありますか?

実態は、そんなもんです。
「どっかでリサイクルされている」
わけないでしょ・・・
ペットボトルは、きちんと焼却炉で燃やされています。(リサイクル率6%程度だとか・・)

レジ袋を廃止するくらい環境が気になるなら店の夜の広告ネオンを消すくらいの本気がないと駄目よ。あれって本当に無駄な電気ですからね。そんな気ないのはわかってますよ。

ちなみに日本の電気の6割は、石油を燃やしてタービンを回して発電する火力発電です。CO2がワンサカできます。中学の社会の時間に習っているはずです。

環境問題といいながらだーれも環境のことは考えていません・・・。

以上です。かなり核心をついていると思います。ただし、大量のレジ袋が出回ったとして、確かに無駄遣いではないのかもしれませんが、大量のレジ袋を破棄するときには、環境にどのような影響を及ぼすかまでは、言及していません。ただし、レジ袋の問題よりも、石油の利用を削減することが本質であるという考え方は、正しいと思います。
私は、CO2の削減に関しても疑いを持っています。森林伐採の問題をCO2削減にすりかえようとしている、一大勢力があるのではないかと思ってます。これに、各国政府がまんまとはまっているのではないかと思います。
虚実皮膜の間という言葉にもあるように、虚実はその時々で変わります。やはり、何が正しくて、何が間違いなのかは、長い眼で見ていく必要があると思います。いずれにせよ、前にこのブログで述べたように、マスコミの言葉は鵜呑みにせず、自分で確認してみる習慣をつけることが肝要だとおもいますし、自ら実行していきたいと思います。

2007年9月16日日曜日

安倍首相の辞任の真相は?


安倍首相辞任プレス会見1

安倍首相辞任プレス会見2

安部首相辞任については、14日WBSでも、「今週の土曜日にだされる週刊誌の記事がきっかけという説もある」と語っていました。それは、昨日公表された週刊現代に発表された、脱税疑惑記事によって明らかになりました。
これは、辞任前にも毎日新聞の夕刊が小さな記事で報道されており安倍首相自身が、これが噴出したら命取りという一大政治資金スキャンダルをかかえていたというのです。
それは、父の安倍晋太郎氏から首相への資産相続の際に、晋太郎氏が資産を自らの政治団体に寄付する形にすることで、首相は相続税をまぬがれていたという「脱税」疑惑です。週刊現代の記事では脱税額は3億円にものぼるといいます。
安倍内閣は第1次、第2次とも、成立当初から政治資金の問題に悩まされてきた。しかしそれはいずれも、佐田玄一郎行革担当相の政治資金問題、松岡利 勝農水相の「ナントカ還元水」問題、赤城徳彦農相の事務所費問題など、有名な諸事件をとっても、金額的にはそれほど大きな問題ではない(億単位の金額では ありません)。これが本当ならば、それに比較して、この遺産相続問題はケタちがいに金額がおおきいです。
これが本当かどうかは、現在では確認のしようがありませんが、本当なら自民党、今度こそ本当に求心力を失うかもしれません。今は冷静に、事の真相を見極める時期だと思います。

2007年9月15日土曜日

ピザテンフォーからのお知らせ-9月の特売日とお持ち帰りお得日のお知らせ

ジョイポップ
M \1,470円 L \2,100円
トマトソースカクテルソーセージ・ベーコン・アメリカンレリッシュ・パセリ・特製マヨネーズ・オニオン・ピーマン皮はパリッ、中はジューシーなカクテルソーセージ。

サニーナポリ
M \1,470L \2,100円

トマトソースナポリタン・ソーセージ・ベーコン・エビ・オニオン・ピーマンナポリタンとチーズが食べ応えあり!


マヨカルビ
M \1,575円 L \2,205円

やわらか味付き牛肉・マヨネーズ・オニオン・レッドピーマン・ネギ焼肉にマヨネーズ、ボリューム満点!食べごたえアリ!
<9月の特売日>
上記商品9月度は、毎週水曜日 M1,000円 L1,500円で販売いたします。
<毎週火曜日はお持ち帰りでM、Lピザ全品30%オフ>
ピザテンフォーをよろしくお願いいたします。

2007年9月14日金曜日

グーグル、環境問題に総額1千万ドルを拠出-エコな交通を目指す企業が対象



上は、トヨタのプラグイン・ハイブリッド・カーの動画です。

Googleは、環境により優しい自動車を実現するために、さらなる投資を行います。

以前、グーグル本社で、1,000枚ものピザボックス入りのピザを消費する動画を掲載したりしましたが、Google自体は、知識産業ですから、もともとエネルギーの消費は少ない企業ですし、環境問題にも熱心に取組んでいる企業です。

大手ウェブ検索サイトGoogleの非営利部門であるGoogle.orgは米国時間9月12日、プラグインハイブリッド車(家庭用電源で充電可能なハイブリッド車)など、(環境を破壊せずに)持続可能な交通の実現に関わる企業に総額1000万ドルを拠出すると発表し、公募を開始しました。

Google.orgによると、今回の公募(手続きはすべてオンライン上で行われる)は、よりクリーンな交通手段の開発を大規模に促進し温室効果ガスの排出を削減するために行われるといいます。審査に合格した応募企業には50万~200万ドルを投資しますが、役員は派遣しないそうです。

要項によると、「プラグインハイブリッド車、電気自動車、Vehicle-to-Gridソリューションの広範な商用化を可能にする革新的な取り組み、チーム、技術を持つ営利企業」を対象とする。テーマは電池に関する技術からサービスに至るまで、プラグインハイブリッド車の開発普及を促すものであれば何でもよい。審査はGoogleの従業員とその分野の専門家により行われます。

Googleは2007年6月、社用車をプラグインハイブリッド車に転換する計画である「RechargeIT」を立ち上げました。対象は、電力網か ら充電し、電力需要の多い時間帯には電力の供給も可能なプラグインハイブリッド車です。さらに同社は、発電量1.6メガWという巨大な太陽光発電装置を導入 したほか、地球温暖化対策に取り組む複数の非営利団体に100万ドルを提供してもいます。

Googleは声明で、「交通セクターの変革に要する全費用を考えたとき、1000万ドルはいかにも僅少だが、今回の公募が大きな反響を呼び起こ すことを期待しています。プラグインハイブリッド車の普及には、自動車会社による商用化が必要なだけでなく、企業社会全体が積極的に取り組む必要があるの です」と述べています。

プラグインハイブリッド車に対するこうしたGoogleの思い入れにもかかわらず、一般消費者にとって、プラグインハイブリッド車が現実的な選択 肢になることはほとんどありません。一部の自動車会社がプラグインハイブリッド車に取り組んではいますが、利用するには膨大な費用を掛けて改造する必要があるから です。

Electric Power Research InstituteとNatural Resources Defense Councilの最近の研究では、一部でも電力網を利用する自動車は従来の自動車よりも環境汚染の発生が少ないとされています。

 応募期限は、2007年10月22日までとなっています。

この試み、プラグインハイブリッド車の開発普及を促すものなら何でも良いそうですが、ピザテンフォーの車両を全部プラグインハイブリッド車に変更し、さらにはピザを紙のピザボックスなしで運ぶようにするなどという、技術的変革ではなく社会的な変革にも資金を拠出していただけるのでしょうか?少し調査をしてみようと思っています。

2007年9月13日木曜日

安部総理大臣辞任

本日の話題といえば、もっぱら阿部総理大臣の辞任です。日本国内は、この話題でもちきりです。今更、日本国内のサイトの記事などコピペしても仕方ないので、本日はアメリカのVOA(Voice of America)のサイトの記事をコピペします。
VOAはご存知かどうか知りませんが、アメリカの国営で海外向けで19442以来海外向けの放送をしています。アメリカの人はほとんど聴きません。もっぱら海外向けです。私も、昔は短波ラジオでよく聴いていました。
さて、 VOAでは、阿部首相の辞任のニュースのほかに、わざわざ下記の"Newsmaker:Shinzo Abe"と言う内容で別途に報道しています。この辞任劇アメリカでも相当奇異なこと、異例なことと写ったのだと思います。Newsmakerは、日本語であれば「時の人」くらいの訳でしょうか?
Newsmaker:Shinzo Abe
By VOA News
12 September 2007

Japanese Prime Minister Shinzo Abe
Japanese Prime Minister Shinzo Abe (file photo)
When Shinzo Abe took office last September, he became Japan's youngest prime minister and the first to be born after World War Two.

The 52 year-old set out on a mission to draw Japan away from its war-time past, vowing to repair strained relations with neighboring countries and revise the pacifist constitution.

After just a year in office, Mr. Abe succeeded in few of his goals.

He managed to hold the first summit in two years with the leaders of China and South Korea. Those countries had long complained that Japan has not acknowledged the pain it caused the region during World War Two.

But he failed to push through constitutional reform. The country's charter was written by U.S. occupiers after the war and limits Japan's military to a role of self-defense. Mr. Abe said the constitution should better reflect Japan's growing role in global security issues.

A third-generation politician, Mr. Abe is the son of a foreign minister and the grandson of Nobusuke Kishi, the prime minister of Japan in the late 1950s.

Despite the tradition of public service, Mr. Abe was fairly inexperienced in Japanese politics when he took office. He was first elected to parliament in 1993, and had held only one Cabinet post, as the chief Cabinet secretary to former Prime Minister Junichiro Koizumi.

上で見ていただければ判るように、憲法改正の話しなどは掲載されていますが、日本で騒がれているように、中東での自衛隊の給油の件などの国際貢献の話しなど全く掲載されていません。

締めくくりとしては、安部首相は、政治家としての経歴が短く、閣僚として働いたのも小泉元首相の下で、官房長官としてわずか1回だけであるとし、経験のなさを強調しています。権謀術数を使う、狸や狐が大勢いる政治の世界では、阿部さんは上品すぎたのかもしれません。

日本国内では、さまざまなことが取りざたされていますが、結論としてはこんなところだと思います。皆さんは海外のサイトなどみることがあるでしょうか?時々見たほうが良いと思います。特に経済に関しては、あるアメリカに長期滞在した経済学者が、日本にいて日本の新聞を見ているとかえって、日本の経済がわからなくなってしまう。アメリカにいてアメリカの情報を見ていたほうがかえってよく見える。そうなんです、日本のものばかり見ていると日本のことがわからなくなってしまうことがあります。

それと、同じマスコミでも、海外の先進国のマスコミには良いところがあります。それは、立場がはっきりしていて、一環していることです。保守系であれば、完全に保守的な立場からものを語ります。中途半端はありません。立場がゆるがないからこそ、その立場からみたらこう見えるのかと、納得がいきます。現在だと、文書から画像から動画に至るまで、豊富な海外の情報に接することができます。たまには、海外の情報に接してみてはいかがでしょうか?



2007年9月12日水曜日

同時多発テロから丸6年-いつも最悪のことを考えて備えを!



上は、同時多発テロ以前につくられた、スパイダーマンの予告編です。ツインタワーの間にくもの巣が張られ、ヘリコプターがとらわれます。ツインタワーが今でもあれば、スパイダーマンをはじめ、様々な映画に使われたことでしょう。今でも古い映画で、ツインタワーがでてくるものがあります。


6年を過ぎたにのに今でも、生々しい、当時の様子です。


真珠湾攻撃をテーマとした、「トラ・トラ・トラ」という映画のクリップです。真珠湾攻撃当時のルーズベルトは予期していたそうです。アメリカ国民をふるいたたせるため、わざと攻撃を甘受したのだという説もありますが、私はこの映画のごとく、結局は必要な情報が末端まで行き渡らなかったので、防ぐことができなかったのだと思います。

同時多発テロ、あれから6年もの歳月が流れたとは驚きです。あの事件があった日私は、たまたま居酒屋さんにいました。テレビを見ていました。まるでハリウッド映画を見ているような心持がして、一瞬何が起こったのか、すぐに把握できませんでした。

でも、ツインタワーの一方が攻撃を受けてから、もう一方が攻撃するまでの間に結構な時間があったことを覚えています。詳しいことは知りませんが、あの時、あの時間を利用して、何とか次の攻撃を防ぐことはできなかったのかと思ってしまいます。

例えば、哨戒機を飛ばして防ぐとか。それから、ペンタゴンについては、大昔、本当に私が子供のときペンタゴンのような軍事的な拠点をすべての人がわかるように公開しても良いのだろうかと無邪気に思ったことがあります。しかも、何の武装もしていないようです。それから、なぜあのような攻撃をするに至ったのか、未だに判りやすくは解説されていないと思います。

アメリカは、今から六十数年前に日本からパールハーバーとフィリピンを同時に攻撃されています。もちろん、パールハーバーの攻撃は、同時多発テロと性格はまるで違うものです。しかし、トラ・トラ・トラの映画などみていると、緊急の場合の備えができていなかったのは間違いないようです。日本に対していわゆるハルノートをつきつけABCD包囲網、日本の活路を絶ったというのは、その当時の判断では正しかったのだと思います

しかし、それだけのことをすれば、相手側がどうでるのか、最悪のシナリオまでは描いていなかったような気がします。後世の歴史家によれば、その頃の先進国と言われる国であれば、ハルノートのような内容を突きつけられたら、どこの国でもほとんど戦争状態になるのは必須であったと語っています。ただし、その当時の常識からいうと、日本は後進国だったという認識があったのかもしれません。その当時の世界の常識では、アメリカに対し日本が戦線を布告し、ましてや、大艦隊を送って、ハワイを空爆するなどということは考えなれないことでした。だから、そこまで気遣う必要はない。もし、攻撃してきたとしても、赤子の手をひねるように簡単に防御できるだろうという、油断があったのだと思います。

まさに、六十数年前の教訓が生かされていなかったのではなかろうか、というのが私の率直な感想です。イスラムに対するアメリカの対応はどうだったのか、本当に防ぐことは不可能だったのか、あるいは軽減すことはできなかったのか。もう一度真剣に冷静に反省するときだと思います。また、私たちも他山の石として、一度真剣に振り返っておくべきものと考えます。

私たちも日々の仕事や、私生活においても常に最悪のシナリオが起ったときに、どうするのか考えておくことは、重要だと思います。もし、会社がつぶれたらとか、道で暴漢のあったらとか、ある程度考えておけば、そのときになれば必ず対応できると思います。本日安部総理が辞意を表明したそうですが、政局でも最悪のシナリオを考えておくことが肝要だと思います。優秀な経営者はいつでも、複数の最悪のシナリオを考えているそうです。私もそうありたいと思います。

2007年9月11日火曜日

使いやすくなったWEB辞書「英辞朗」

以前web辞書の「英辞朗」を良く使っていたのですが、最近あまり使っていませんでした。ごく最近アクセスしたところ、なかなか使いやすくなっているのでびっくりしました。



英辞朗をご存知ない方のために簡単に説明します。英辞朗は有志の方々が作り上げた英語辞書です。単語を深く知ることには向いていませんが、専門の単語やスラング、用例が非常に多いのが特徴です。(名詞の加算・不加算の表記があると、さらにうれしいのですが…) webバージョンは最新の英単語が続々と登録されています。たとえばpodcastという単語も掲載されています。


大雑把にメリット・デメリットをあげておくと以下のとおりです。
○最新の情報に更新されている
○カラーで見やすい
×インターネット環境とPCが必要
×インクリメンタルサーチができない

いずれにせよ、最近ではインターネットで英文を読む人のほとんどは、web辞書を使っていると思います。英辞朗は英文を読むということになると、さほど他の辞書と比較して優れているとは思いませんが、英文を書くというときに威力を発揮します。それは、用例が豊富だからです。英文を書くときに、和英辞書をひいても、用例が乏しく、ただ英語の対訳と、貧弱な用例しか掲載されていないと、実際にどう使って良いかわからず、結局は変な和製英語になりがちです。ところが、英辞朗だと用例が豊富なため、自分の使いたい用例にいきあたる確率が非常に高いです。


■英辞朗の用例■■■■■■
たとえば、「英語」という言葉を英辞朗に入力してみると、以下のような用例が出てきます。


英語が、欧州で最も広く使用されている第二言語で、EU加盟国の住民の3分の1によって話されています。
English is the most widely used second language in Europe.全文を表示する
■■■■■■■■■■■■■■■■■

ご覧のよう英語の一つ一つの言葉がリンクされていて、その意味を見ることができます。この文章など、コピペなどしたいときは、リンク機能をオフにすることもできます。さらにうれしいのは、リンクであちこち調べているうちに、結局最初は何の言葉を捜していたのかわからなくなるときがありますが、そのようなときには履歴という機能があり、リンクの履歴も調べることができます。このようなことができるのは、Web辞書だけだと思います。

特に、リンク機能と、履歴の機能は、半年前くらいに見たときはなかったと思います。久しぶりで見たら、このような面白い機能がついていました。先に掲載したレオナルド・ディカプリオに送ったメールもこの機能を縦横無尽に使った書きました。使っていない皆さん是非使ってみてください。私がもし、高校生だったら、使い倒したでしょう。今の高校生、英語学習の環境が整っていて、うらやましい限りです。

2007年9月10日月曜日

私が環境問題に興味を持ったきっかけ-マスコミの危険性を教えていただいた恩師の想い出



上の画像は、北海道大学の理学部(現在の博物館)と、理学部の前の通りを5分も歩けば、行き当たる、銀杏並木の写真です。本日の話とは、直接は関係ありませんが、私が環境問題に関して興味を持つきっかけを作っていただいた、先生が最後の講義をした場所がここだったため、掲載しました。私は、学生の頃には、上の写真の2階の奥(写真では木の陰になっているところ)に控え室があり普段はここにいました。本当は、先生の写真を掲載したかったのですが見つからなかったたため、やむなくこの写真を掲載することにしました。

その先生は、北海道大学理学部発生学教室の青戸教授です。温厚で、立派な人柄であったことを覚えています。私自身は、生理学教室出身ですので、直接薫陶を受けたわけではありません。先生は調度私が大学の3年目の時に退官されました。そのとき、私はたまたま青戸教授の発生学の講義を受けていました。退官されるため、最後の講義となったその日に、先生はその当時の環境汚染に関したお話をされて、講義を締めくくられました。

今からもう随分前の話ですが、当時日本国内の猿に異変がありました。前脚のない猿が各地で多く生まれれたのです。テレビであどけない顔をした小さな前脚のない小猿の痛々しい様子が、連日のように放映されていました。テレビや週刊誌などのマスコミは「環境問題が猿に影響を与えたのだ」という内容のものを日々流していました。この猿の事例は今に人間もでてくるのではないか、自然の人間に対する仕返しではないかとの憶測が飛び交っていました。しかも、京都大学霊長類研究所にその当時在籍されていた北海道大学出身の方(名前は失念しました)が、そのための論拠のようなものを発表されていて、この説を後押ししていました。

しかし、青戸教授は、最後の講義でこの説をキッパリと否定しました。先生は、霊長類研究所の君達の先輩が後押しをしているが、「あまり勉強しないからあのようなことになってしまうのだ。マスコミに関して、君達は十分気をつけたもらいたい」と語っていました。もう、詳しいことは忘れてしまいましたが、青戸教授は当時発生学の立場から、前脚のない猿のこどもが多く生まれてくることに関して、国から調査を依頼されていました。青戸教授は調査を続け最終的に、その当時猿に対してえさを与えていたが、そのえさが「大量の大豆」であったことが、今回の事変の原因であるとの結論に達しました。

そこで、私たちに最後の講義で警鐘を鳴らしていただいたのです。「マスコミのいうことを鵜呑みにしてはいけない。鵜呑みにして、研究をしたり調査をしたりすれば、とんでもない間違いを起すことになりかねない。大豆に限らず、豆の中には、大量・多種類の化学物質が含まれています。今回の事変の原因はその中の『〇〇という物質(物質名は残念ながら失念)が発生時に影響を与えために起ったものです』と語っていました。さらに、続けて「こうして、大豆が原因だったというと、マスコミはまた、大豆は危ないと書き立てるに違いない、豆腐も駄目だととか。でもそんなことはありません。あの小さな体に比べて、猿たちが食べていた大豆の量たるやすごい量です。皆さんの体に換算すれば、日々毎日御飯のかわりに何杯も大豆を食べているという換算になります。そんなに食べることなどありえないので、心配する必要はありません」とも語っていました。

そうして、最後に研究するための心構えとして、「予見にとらわれることがないように。そうして、マスコミへの対処は過敏になる必要はないが、気をつけること。マスコミが一方的に言うことは、信じないこと。必ず自分で納得するまで調べること」などのことを語っておられました。その当時は学生数や大学院生も少なかったため、わずか10人にも満たない人数の学生に対する講義たったと思います。学生と、他の大学から来られた大学院生の方も受講していたと思います。きっとあれから随分時が経っているので、私の方では青戸先生をはっきり覚えていますが、青戸教授は私のことは覚えてはいないでしょう。

その後一週間ほどして、NHKのテレビのニュースで冷静なアナウンサーの声で、「今回の新たに生まれた猿に前脚がないという異変の原因に関して、調査にあたった北海道大学青戸教授のグループが結論をだし、この件関して決着がつき~~・・・・・」。という内容のものが流れていたことを思い出します。この最後の講義、非常に含蓄のあるものだとは思いませんか?今になって思えば、今年の1月にあった「あるある大辞典の納豆ダイエット」だとか、その他もろもろのインチキ報道に関して、厳しい警鐘を鳴らしていたのだと思います。それから、最近言われている根拠のない「血ハラ」など、に対する警鐘だと思います。この報道があってから、数ヶ月してから昨日皆さんに紹介したドキュメンタリー映画「コヤニスカッツイ」を見ました。さらに、環境問題について感心を持つきっかけになったと思います。

上の話、大筋ではそのまま、正しいと思います。ただし、随分前のことですから、前後の行き違いなどは多少はあるかもしれません。もしあったとしても、大勢には影響のない真実です。皆さんも環境問題に関して語るときには、マスコミのいうことなど鵜呑みにするというような態度は避けるべきだと思います。私は、この件があってから、マスコミが言うことを鵜呑みにすることなく、必ず自分で裏をとるようにしています。この記事では、私は匿名は嫌いなので、覚えている限り、機関名、個人名も実名を出しました。変に隠すことは、話題の焦点をずらし真実を闇に隠してしまうと思います。

それから、私自身青戸教授のように、自分の弟子でもない人間に対してでも、大きな影響を及ぼせるように自分なりに努力していきたいです。私の勤める会社は、環境問題に対しては、最も縁遠いような気がしていたのですが、今では現実に具体的に取組んでいます。本当に環境問題の最前線にいます。何か運命的なものを感じます。

2007年9月9日日曜日

Koyaanisqatsi: Life Out of Balance (Dol Dts) (1983)-環境問題に関する映画コヤニスカッツイについて

コヤニスカッツイ ビデオクリップ1

コヤニスカッティ ビデオクリップ2


この映画かなり前に見ましたが(札幌でみたのですが、1983年よりも数年後だったような気がします)、当時なかなか衝撃的な映画でした。最近では、「不都合な真実」とか、「The 11th Hour」などの環境映画も見られますがこれは、その走りともいえるかもしれません。
ところで、Koyaanisqatsiの意味は。
『コヤニスカッツィ』=アメリカ先住民ホピ族の言葉。

1. 常軌を逸した生活
2. 混乱した生活
3. 平衡を失った生活
4. 風化する生活
5. 別の生き方を必要とするような生活状態
現代人の生活そのものを言い当てているような言葉です。

この映画は約20年程前に放映されて以来上映されることなく、ほとんど伝説となってしまったものです。ところが、最近DVDというメディアで再び鑑賞できるようになりました。やはり、環境問題の高まりとともにもう一度見直されているのでしょう。

この映画ナレーションも登場人物の発言もなく、映像と音楽のみで構成される映像です。その内容と撮影、今や音楽とどれをとってもこれを超えるのはほとんど不可能でしょう。20年前のあの時の監督であり、フィリップ・グラスであったからこそできたフィルムだと思います。

極端なスローモーションやコマ撮り、押し寄せる音楽は、今の様にCGもなければハイビジョンもない時代において、フィルムと音楽の究極の融合といっても過言ではありません。ロン・フリックの1シーンごとの完璧なフレームワーク、フィリップ・グラスのミニマムな音楽で奏でられる映像は、時代こそ経ていますが、見た人に疑いもなく強烈な印象を残します。解説や主張などないので、かえって環境問題のことが胸に迫ってきます。フィリップ・グラスのCD「コヤニスカッツイ」も販売されるそうですが、これはサントラ版以上のものであり、上映された音楽にさらに付け足して、独自のものとしています。

みなさんに、お奨めの環境映画です!是非ご覧になってください!フィリップ・グラスの独特の音楽にも魅了されることでしょう。是非お聴きになっください。



2007年9月8日土曜日

SNS『マイスペース』の使い方-音楽その他

Leonardo DiCaprio - We are the Generation.

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上の動画は、マイスペースの中のディカプリオページからコピーしてきたものです。環境に関するドキュメンタリー映画 "The 11th Hour"について、ディカプリオが説明しているものです。

マイスペースに関しては、あまり良い認識はもっていませんでした。アメリカでは、特に子供達にとって有害で問題のあるサイトであるとの報道がされていました。むろん一部の人たちでしょうが、麻薬売買の情報交換につかったり、子供達がセックスフレンドを探すために用いたりなどネガティブな面が報道されていました。確かに、MySpaceをみてみると、MySpaceに登録した目的に関して、交際相手を探すためとか、性的な内容たとえば、Gayであるとかないとか、なども書き込めるようになっています。そのため、何か面白い事業をやっている人はいないかと、ユーザー検索をしてみて、良く調べてみると、その人がGayだったりして「むむむ・・・」と思って以来、ほとんど見ていませんでした。

確かに、ある程度年齢のいった大人なら、問題はないと思いますが、子供には確かに問題の多いサイトだと思います。ここまでは、ネガティブな側面です。

最近、またMySpaceを見直しています。それは、無論ポジティブな側面があるからです。その第一としては、ミュージシャンや、俳優のページもあり、特にミュージシャンのページでは、そのミュージシャンの代表的な曲を聴くことができます。俳優のページでは、その俳優が出た映画の予告編などが掲載されているからです。また、ミュージシャンや俳優などに、マイフレンドといって、マイフレンドになってほしいということを相手に伝える機能があり、これは、他のサイトにありそうでない機能です。

次に、日本国内のサイトだと当然使われているのが、日本語ばかりです。MySpaceは、英語が主流です。日本国内だけのページを見るならともかく、外国のページを覗けば、そこはほとんどが英語です。生きた英語を見ることができます。私は、まともそうな人の中でマイフレンドを見つけて、いろいろと英語で情報を交換していきたいと思います。

私は最近環境問題に、関心を持ち始めていますし、レオナルド・ディカプリオが環境問題に関して、活躍をしているということを知ったため、まずは彼のページでいくつかのビデオを見ました。さらに、その内容を見て感動し、賛同したためビデオの内容をコピーしてこのブログに貼り付けました。さらに、ディカプリオにマイフレンドの要請を出してみました。ディカプリオのページを見ている限り、まだマイフレンドの数は少ないです。いずれ近いうちに、ディカプリオには、テンフォーが環境問題にも貢献していることを伝えたいと思います。

それから、ウェザー・リポートというグループもあったので、ここにもマイフレンド要請をしてみました。この手のマイフレンド要請はよほどのことがないと受け付けられようです。結局彼らにしてみれば、ファンを増やすということですから、非常に問題のある人以外は受入れるのでしょう。

その他、動画などもかなり豊富なので、使い方によっては面白いSNSになると思います。

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