2012年8月1日水曜日

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止―【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

「Wi-Fi Direct」:スマホで自動車との衝突事故を防止:

サッカーのフィールド2つ分の有効範囲を持ち、端末同士の接続にかかる時間は1秒になるという「Wi-Fi Direct」。車載インフォテインメントでの補助的な機能にも利用出来る可能性が指摘されており、Bluetoothに置き換わる可能性がある。

【私の論評】新たな技術は、自らの産業の外からやってくる!!

WiFidirectすごいですね。確かに、通信距離の短いBluetoothなど、これができたら必要ないです。それに、既存のwifiもこんなには、距離がないですから、これも、とて変わられることになりそうです。


スマホでも、これくらいの距離がとれるということになれば、いろいろなことが根本的に変わることになると思います。



それにしても、まずは、上の例のように、交通安全に使われるようになれば、本当に素晴らしいことです。以前このブログに、原発をすぐに全廃してはいいけないことのたとえに、車の事例を出したことがあります。



そうです。車が危険で事故があるからといって、車が社会の深くまで浸透した現在においては、急に車を全廃したとすれば、社会に及ぼす悪影響ははかりしれず、そんなことは絶対にできないし、そうした考えが、多くの人に共有されているからこそ、交通事故撲滅運動の社会運動は存在するが、車そのものを廃止しろなどという社会運動は存在しないということです。

それにしても、WiFi DERECTが一般に導入され、すべての車、すべてのスマホに搭載されるようになれば、かなり事故を減らせると思います。



それと、インターネットのやり方が、根本的に変わるかもしれません。インターネットは、もともと、データが他の人の端末を経由するということで、成り立っていました。他の人の端末を経由するということで、導入当初は、相当安全性に問題があるものとされましたが、これだけ普及すると、安全性もかなり高いものとなり、今でそのようなことを言う人はほとんどいなくなりました。



いずれ、このインターネットのように、WiFi DERCTにより、他の人の車に搭載されいる端末や、携帯端末などを経由して、インターネットの情報が行き交う時代がくるかもしれません。そうなれば、今のようにWiFiルーターを持ち歩いたり、しなくても、携帯端末さえあれば、他の人の車や、携帯を使ってインターネットができるようになると思います。これは、すごいです。



田舎や、人があまりいないところは、従来のようにアンテナをつけて補完するということになり、日本など、どこでも、携帯や車さえあれば、インターネットが手軽につながる時代がやってくるかもしれません。



いろいろな、イベント会場などでは、会場にいる人達に、直接様々な情報を提供できるようになると思います。位置情報システムも、今まではインターネット経由でしたが、そうではなくて、WiFi DERECTで情報を配信できるようになると思います。


また、新しい可能性が広がっていくということです。それにしても、交通安全の技術、車産業からではなく、全く思いもしなかったところからやってきて、そうして、今度は成功しそうです。



これについては、ドラッカー氏が、随分前から言っていることです。昔は、特定の産業の技術は、その産業内で開発されたものだが、今ではそうではないということです。たとえば、製薬会社では、従来は、薬学、化学、生化学などの知識で、産業内で開発されたものが、最近では、生物学によるバイオテクノロジーによる開発が主流になっているという事例があります。



上の例もそうです。車の安全ということであれば、従来であれば、自動車産業内での技術で開発されたものが、今では、エレクトロニクスの新たな技術によるというものです。



さて、原発事故以来、日本のエネルギー行政に関して、批判が高まり、さらに現在では、原発反対運動が盛り上がりをみせています。しかし、私、原発は当面稼働させるしか方法はないと思います。そうして、いろいろな人が、日本のエネルギーに関していろいろなことを行っていますが、何十年もたてば、上の例のように、エネルギーといえば、火力、原発、バイオ燃料、自然エネルギーなど、すでに電力産業内の技術ではなく、全く異なる分野から思いもかけない新技術が生まれて出くるのではないかと期待しています。

皆さんは、どう思われますか?


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2012年7月31日火曜日

【ニッポンの防衛産業】日本の固体ロケット技術は垂涎の的!:―【私の論評】持てるものも活かさない日本!!国防・安全保障は、広い視野から!!

【ニッポンの防衛産業】日本の固体ロケット技術は垂涎の的!:

はやぶさ
先日、興味深い記事が目にとまった。7月15日の朝日新聞に掲載された「1960年代日本のロケット技術 旧ユーゴで軍事転用」というもの。

当時、東京大学と日本企業が共同開発したカッパーロケットが旧ユーゴスラビアに輸出されミサイルに軍事転用された後、発展途上国へも売られたことで自民党政権が武器輸出3原則を表明した経緯が紹介されている。印象的なのはこの言葉だ。

「狙いはロケット本体よりも固体燃料だった」

つまり、日本の固体ロケット技術は垂涎(すいぜん)の的だったのだ。

記事の言わんとするところは、固体ロケットは平和利用と軍事利用が表裏一体で、その技術は国としてしっかり管理しなければならないというもので、日本が抱える古くて新しい問題だ。

一方で、別の角度から考えると、知っているようで知らなかった日本の姿が見えてくる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つまりこの事実は、外交カードとしての固体ロケット技術の位置付けを物語っているのだ。そして、こうした技術力は日進月歩の成長がなければならないのである。安全保障上極めて重大なテーマだ。

さて、では日本の固体ロケット事情は今どうなっているのかと言うと、唯一技術を持っているIHIエアロスペースが厳しい情勢の中で奮闘している。同社が手がけたM-V(ミューファイブ)ロケットは「はやぶさ」を打ち上げ、現在はその後継機であるイプシロンロケットの開発を進めている。

IHIエアロスペースの採用サイトに掲載された画像

しかし、「経費削減の波は厳しく、決して順風満帆ではありません」(同社幹部)というように、将来の不安は拭えない。

外交・安全保障に資する技術維持、その意味をしっかりと理解して国の進路を定め、軌道をそれないよう推進すべきだろう。

■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「誰も語らなかった防衛産業」(並木書房)、「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)など。


この記事の詳細は、こちらから!!


【私の論評】持てるものも活かさない日本!!国防・安全保障は、広い視野から!!

上の記事は、結論は、正しいのですが、まだまだ十分に背景を解説しているとは言いがたいと思います。

液漏れなどがないので、大陸間弾道に用いられているのはほとんどが固形燃料である。
別な見方をすれば、日本は世界一の固体燃料ロケット技術を放棄したということです。その理由は、米国が日本の固体燃料技術に脅威を抱いたからです。

新型固体イプシロンロケットは、事実上予算なしといっても良いくらいです。その間にアメリカは必死で日本の固体燃料ロケット技術を盗み、自国で固体燃料のオリオンロケットを開発しています。これに似たようなことは他にもあります。たとえば、F22は、日本固有の技術を使っていたのに、日本のは、販売しないことになり、挙げ句の果てに生産中止になりました。

F22
これも、日本の技術を盗んで開発したものです。 しかし、技術が高度過ぎて結局は日本の援助が無いと製造が継続不可能だと思い知って、製造自体の継続を諦めました。これは、宇部興産のチラノ繊維がアメリカには製造出来なかったからです。それから、ステルス性能のための、塗料は、日本の中小企業から導入しています。しかし、チラの繊維同等品がアメリカでは製造できず、自国でできないもので機体を作成することは、安全保証上良くないということで、製造をあきらめたという背景があります。飛行機の機体など、いずれカーボン繊維でつくられるようになるでしょうが、機体などのカーボン繊維一体形成技術なども、日本の独壇場です。

ロシアのICBM(大陸間弾道ミサイル)
話は元にもどりますが、結局固体燃料の開発は、米国の政治圧力に逆らえなかったという事だと思います。しかし、これが、軍事的に直接かかわるなど大多数の国民は知らないはずだから、開発中止をさせても、構わないだろうということで、圧をかけて、中止に追い込もねうと狙ったものの、日本国民の反発が予想以上に激しかったので、形だけ固体燃料ロケットの開発計画を許容してガス抜きを行なったというところだと思います。

それが、上の記事にも掲載されている、「はやぶさ」後継機用の打ち上げ用後継機新型固体ロケット・イプシロン開発計画です。しかし、計画は有りますが、十分開発できるほどの予算は有りません。要するに、国民の反発をガス抜きするだけのマヤカシの計画に過ぎず、このような計画を推進するための予算としては、ゼロといっても良いくらいの微々たるものしかありません。


そうして、このようなことをするのは、世界一の固体燃料ロケット技術者を飼い殺しにして置くためという背景があります。もしも、日本の固体燃料技術者が中国やロシアやイランに引き抜かれたら、アメリカは自国の技術力を遥かに超えたスーパーICBM(大陸間弾道弾)の開発と言う悪夢に怯えることになってしまいます。何としても日本の最高レベルの技術者をジャクサと言うアメリカの息が掛った売国組織に 閉じ込めて、飼い殺しにするということです。こんなことが見過ごされてい良いものでしょうか?

あのスパコンで「2位じゃダメなんでしょうか」とぬかしていた、低能売国奴レンポーは、2010年6月15日午前の閣議後の記者会見で、探査機「はやぶさ」の帰還を

「偉業は国民全員が誇るべきもの。世界に向かって大きな発信をした」と絶賛しました。

しかし、レンポーは、11月の事業仕分けでは、後継機開発など衛星関連予算を削減と判定していました。 このことについて、レンポーは「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。 国民のさまざまな声は、次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語っていました。


レンポーを始めとする、多くの腑抜け民主党の面々、それに、省益優先の官僚の多くも、「はやぶさ」の軍事技術的側面など、ほとんど理解していないのだと思います。 

かぐや
ちなみに、『はやぶさ』も『かぐや』も『M5ロケット』もISAS宇宙科学研究所が単独で開発した世界最先端の国産技術の結晶です。当時、官僚組織宇宙開発事業団の予算は1800億円でしたが何をやっても失敗ばかりの無駄使い組織であったにもかかわらず、 ISAS宇宙科学研究所は350億円程度の低予算しか無いのに 世界一の凄い研究ばかりで、圧倒的高度技術の国産開発に成功の連続でした。所詮官僚組織では、何ら役に立つ研究開発もできなかったということです。

MⅤロケットの勇姿
JAXAなどの組織をそのまま継続するなど、こんな馬鹿なことはせずに、官僚組織JAXAなどさっさと廃止して、日本で唯一の国産技術での宇宙開発を行っていたISASのチームを開発主体として、世界一の日本の独自技術での宇宙開発を再開するべきです。

MⅤロケットの発射風景
JAXAは、官僚天下り組織「旧宇宙開発事業団」そのものであり、原子力安全委員会のようなものであり、官僚出身者が幅を利かす、たんなる非効率な官僚組織に過ぎません。官僚組織では、開発など無理です。もともと、独自の技術はゼロで、アメリカの技術のライセンス生産しか出来ない売国組織に過ぎず、宇宙開発の障害にはなるだけで、推進などできません。

NASDA(宇宙開発事業団)「つくば宇宙センター」
設計から製品開発まで全てアメリカに丸投げで、文部科学省の天下り官僚の溜まり場です。JAXAは、アメリカ製ロケットや衛星の組み立てしか出来ないのに日本で組み立てだけ行なえば国産だと言い張る韓国や中国のような 低レベル集団です。

自前の他国より秀でた技術力が有るのに、戦闘機からロケットまで、航空宇宙に関する物は全てアメリカの支配下で無いと許されない現状は、余りにも情け無いです。

かつて、石原慎太郎氏は、森田氏と共著で、著書「NOといえる、日本」を出しています。この作品は石原と盛田のエッセイを交互に収録しています。エッセイは過去になされた様々な発言に基づいています。概して石原のエッセイは、日本は尊重されるべき強国であり、アメリカと取引をする際に日本人は自分自身の権利や意見をより主張すべきであると論じています。盛田のエッセイはゆくゆくアメリカの衰退に繋がるであろうアメリカの企業の悲劇的な欠点や、日本がその印象や地位を向上させるにあたって何ができるかについて焦点を当てていました。

この中で、石原氏は、私の上記の論点と同じようなことほ語っていました。特に、この書籍が発表されたころは、今と異なり、半導体は、日本の独壇場であり、日本の半導体の輸出をストップすれぱ゛、たちどこに世界中の国々の多くの兵器が動かせなくなることを語っています。あれから、しばらくして、さすがに、半導体も日本の独壇場ではなくなりましたが、あの時代は、確かに石原氏の言っていたことはあたっていました。

しかし、その後、日本の技術者の海外流出もあって、そこまでの状況ではなくなりました。しかし、それは、従来の半導体の技術ですから、いずれ、日本でさらに進んだ次世代半導体がでてくれば、石原氏の言っていることが当てはまるようになります。

それにしても、石原氏が言っていたこと、アメリカに脅威を与えて、その後、アメリカの行動を着実に変えたようです。だから、F22も製造をやめ、ロケットの固形燃料も上記のような、対応をするようになったのです。石原氏は、日本のために、あのような発言をしたというのに、日本は何の対応もしていません。あれから、しばらくたっているというのに、日本は、当時のままです。

『NOといえる日本』が出版された頃の石原慎太郎氏
ロケット固形燃料など、徹底的に独自技術を開発すれば、それが、抑止力になるということでもあります。たとえば、日本が独壇場の高度の固形燃料を開発して、それをアメリカに輸出するようになれば、アメリカが何かで、高飛車な態度に出れば、輸出をしないようにすれば良いだけです。

本分を忘れた最低のボンクラ政治家ども、はやく政治の表舞台から姿を消すべき!!
それに、こんな高度な固形燃料技術と、「はやぷさ」に適用したような、技術を合体させれば、核兵器などすぐにでもできます。この技術を持つだけでも、かなりの抑止力になります。日本には、そのような技術がたくさんあります。これを外交カードに使ったり、抑止力に使えば、世界をコントロールすることも可能です。

政治家の役割とは、本来このようなことをして、国の安全保障をはかるべきです。それなのに、 このブログにも以前述べたように、国土強靱化法が成立することを見越して、200兆円もの公共投資をする計画もあるそうですが、この中でも、固形燃料開発に対する予算などありません。内容は、各省が計画したものを積み上げた総合的なものです。

国家の中枢が集中するりはずの霞が関だか・・・・・・
その中身は、官僚が作ったものです。そもそも、このブログでも掲載したように、役人が成長産業を特定できたら、かつての社会主義国、共産主義国もうまくいっていたはずです。しかし、社会主義国、共産主義国ですら、安全保障・国防にはかなり気をつかっていましたから、日本の固形燃料技術のようなものがあれば、それにかなりの予算を割いたはずです。

このようなこともできない、日本の官僚組織、省益にばかり目が行って、安全保障も国防にも全く目がいかないということで、これは、ひょとすると、かつての社会主義国、共産主義国の官僚以下かもしれません。まさに、日本の官僚組織売国的でもあります。それを阻止できない、民主党をはじめとする政治家どもも、売国的であると断定せざるを得ません。

こんな、政治は、いつまでも続けていてはいけません。やはり、まずは、日本国憲法内でもできる、ロケット燃料の開発や、その他のこともできることからはじめて、限界がくれば、新たな憲法をつくりだし、当たり前の国家になることを目指すべきです。そう思うのは、私だけでしょうか?


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2012年7月30日月曜日

チーズをよく食べる人は糖尿病のリスクが減るという研究結果―【私の論評】チーズ好きには、たまらない研究結果。今まで、全く糖尿病のけがないのは、チーズを食べていたせい?

チーズをよく食べる人は糖尿病のリスクが減るという研究結果:



もし、あなたに乳製品アレルギーやカロリー制限がないのであれば、毎日の食事にチーズを取り入れてみるといいかもしれない。

アメリカの最新の研究によると、よくチーズを食べる人は糖尿病のリスクが少ないことがわかったそうだ。

この研究を発表したのは学術誌『The American Journal of Clinical Nutrition』だ。研究者は、糖尿病と飲食の関係について調査を行ったところ、よくチーズを食べるグループは、チーズをあまり食べないグループに比べ、糖尿病にかかるリスクが12パーセントも低いことがわかったそうだ。

具体的にチーズの何が作用して糖尿病予防につながるのかは、はっきりわかっていないそうだ。だが、ほかの乳製品には同じ効果が見られないことから、チーズが発酵する過程で生まれた物質が体内で人の防護反応を刺激しているのではないかと見られている。

ただ、チーズはカロリーが高い。肥満も糖尿病になる最大の原因であると言われている。もし肥満傾向にあるのであれば、糖尿病予防目的でのチーズの摂取は勧められないとのことだ。しかし、そうでないのなら、食事にとりいれてみる価値はあるだろう。


なお、チーズはそのまま食べても美味しいが、料理にいれると、旨味が増し、食感もまろやかクリーミーになる。また、洋食だけでなく、お好み焼きやもんじゃ、餃子にいれても美味しく、毎日の食生活にとりいれやすい食材だと言える。

参照元:Gizmodo(英語)
photo:Rocketnews24.

【私の論評】チーズ好きには、たまらない研究結果。今まで、全く糖尿病のけがないのは、チーズを食べていたせい?

こんにちは。この結果チーズ好きにはたまらないですね。私は、チーズが大好きで、毎朝、欠かさずパンと一緒にチーズをいただきます。量的には、そんなに多くはないですが、サイズ的には、雪印のベビーチーズと同じくらいです。でも、これをいただかないと、なにやら、朝食を食べたような気がしません。この習慣は、高校生くらいから定着し、今に至るまで、続いています。


スパゲティをいただくときは、たいてい、パルメザンチーズをこれてもか、これでもかというくらいかけてから食べます。夜は、日本酒を飲む以外は、ワインをいたたきますが、そのときには、必ずチーズといっしょにいただきます。このブログにも以前紹介したように、いわゆる、ワインとチーズのマリアージュというやつです。というより、チーズがあるからワインというかんじです。それなりに、良い、ナチュラルチーズが冷蔵庫の中に入っていれば、必ず、ワインという具合です。


それから、やはり、商売がらでしょうか、少なくとも1習慣に一度は、ピザを食べます。あとは、無論のこと、夕食でも、ありとあらゆる機会に、チーズを使った料理を食べます。


普段から、このような生活ですし、それに、うちの会社でレストランを運営していたときには、日々レストランで、昼食はほぼ毎日、場合によっては、夜も食べていました。そのときも、無論、いずれかの料理は、必ずチーズが入っているものを食べました。


だから、レストランで食事をしていることろは、今よりも10kgほど体重が重かったほどです。しかし、この時期を含めて、今まで、いわゆる血糖値があがったなどということは一度もありません。検診などでも、一度も糖尿病の疑いがあるなどと言われたことはありません。


やはり、これには、チーズが影響しているためなのでしょう。それから、チーズそのものは、ビタミンCを除いた、栄養分が、満遍なくあります。まさに、チーズを食べていれば、栄養的には、ビタミンCだけ気をつければ、完璧といっても過言ではありません。健康にも、美容にも良いと思います。それから、以前整形外科で手術を受けたことがありますが、その時計測していただいたとき、骨密度が非常に高い状態にありました。やはり、長年にわたってチーズを食べ続けてきたからだと思います。そのときに、整形外科の先生から伺った話では、骨密度が低いと手術をしても失敗したり、せっかく手術をしても、わずかの期間でもとどおりになる可能性も高いそうなのですが、私の場合は、骨密度が非常に高いので、まず、失敗はないだろうと言われました。骨密度というと、カルシュウムで、カルシュウムといえば、チーズです。このときは、本当にチーズを長年にわたって食べ続けたきたことを良いと思いました。そうして、手術してから10年くらいたっていますが、全く異常なく日々の生活を送っています。


上の記事でも、「チーズはそのまま食べても美味しいが、料理にいれると、旨味が増し、食感もまろやかクリーミーになる。また、洋食だけでなく、お好み焼きやもんじゃ、餃子にいれても美味しく、毎日の食生活にとりいれやすい食材だと言える」としてぃますが、その通りだと思います。


あまり、チーズを召し上がられないかた、ぜひ見直してみてはいかがでしょうか?

【関連記事】

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女性による女性のための“チーズとよく合う日本酒”―【私の論評】本命は、女子会ではなくて、若い男性か?



チーズとワインのマリアージュ?!



2012年7月29日日曜日

ラーメンに支払える限界金額は!?−【私の論評】ラーメン屋さんは、実はイノベーションの優等生!

ラーメンに支払える限界金額は!?



http://journal.mycom.co.jp/c_career/level1/yoko/2012/07/post_2048.html


【私の論評】ラーメン屋さんは、実はイノベーションの優等生!

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、アンケートの集計結果だけ、下にコピペさせていただきます。



500円まで 7.6%

600円まで 3.8%

700円まで 8.6%

800円まで 21.1%

900円まで 14.5%

1,000円まで 32.8%

1,100円まで 2.1%

1,200円まで 4.6%

1,500円まで 3.6%

2,000円まで 0.3%

上限なし 1.0%

この結果をみて、皆さんは、どう思われますか?私は、妥当だと思います。比較的パーセンテージの高い800円というと、街のごく一般的なラーメン屋さんの上限なのだと思います。そうして、最もパーセンテージの高い1000円というのは、先の街の一般的なラーメン屋さんの価格上限を参照して、1000円くらいなら払っても良いだろうという、アンケートに応えた人の一般的な感覚なのだと思います。まあ、当たり前といえば、当たり前の結果です。そのほか、いろいろわれているのは、個々人で所得が違うとか、ラーメンという食べ物に対する個々人の思いいれなどによるものだと思います。

さて、以上は、現在の話です。では、過去はどうだったのかと思い、いろいろと調べてみたら、まずは、した他のようなものを見つけました。


季刊「麺の世界」というブロクで、以下のような、図表が掲載されていました。
ラーメン価格の推移
年次ラーメン価格主な出来事はやった言葉
1930(昭和 5)
40(昭和15)
41(昭和16)
----------
45(昭和20)
46(昭和21)
47(昭和22)
48(昭和23)
49(昭和24)
50(昭和25)
51(昭和26)
52(昭和27)
53(昭和28)
54(昭和29)
55(昭和30)
56(昭和31)
57(昭和32)
58(昭和33)
59(昭和34)
60(昭和35)
61(昭和36)
62(昭和37)
63(昭和38)
64(昭和39)
65(昭和40)
66(昭和41)
67(昭和42)
68(昭和43)
69(昭和44)
70(昭和45)
71(昭和46)
72(昭和47)
73(昭和48)
74(昭和49)
75(昭和50)
76(昭和51)
77(昭和52)
78(昭和53)
79(昭和54)
80(昭和55)
81(昭和56)
82(昭和57)
83(昭和58)
84(昭和59)
85(昭和60)
86(昭和61)
87(昭和62)
88(昭和63)
89(平成 1)
90(平成 2)
91(平成 3)
92(平成 4)
93(平成 5)
94(平成 6)
95(平成 7)
96(平成 8)
97(平成 9)
98(平成10)
99(平成11)
2000(平成12)
1(平成13)
2(平成14)
3(平成15)
10銭
16

-----------
(5円)

(7)
15
15
15

17
20
25~30
25~30
25~30
30~35
30~35
35
35
40
40
40
50
50
50
60
70
80
100
100
120
150
170~200
170~200
230
230
250
260
280
280
300
310
320
330
340
350
354
378
384
413
430
439
443
443
493
515
515
517
543
549
555
561
金輪出解禁 世界大恐慌日本に波及
米穀配給統制規則 大政翼賛会創立
国民学校令公布 太平洋戦争開戦
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食糧配給減 終戦 各地にヤミ市
物価統制令 食糧メーデー 新憲法成立
6・3制教育実施 主食遅配
帝銀事件 美空ひばりデビュー
ドッジ・ライン 1ドル=360円に
千円札発行 朝鮮戦争勃発 特需景気
民放放送開始 パチンコ流行し始める
平和条約発効 東京に初のボウリング場
テレビ放送開始 北部九州・熊本大水害
力道山活躍 第五福竜丸ビキニで被爆
第1回国際見本市 日本住宅公団設立
『週刊新潮』発売 国連加盟
5千円札発行 ソ連初の人工衛星
1万円札発行 インスタント・ラーメン発売
メートル法施行 皇太子結婚式
安保改定反対スト 電気冷蔵庫普及
柏鵬時代開幕 アンネナプキン発売
中性洗剤問題化 東京のスモッグ問題化
新産業都市など指定 観光基本法
東海道新幹線開通 東京オリンピック
日韓基本条約調印 初の赤字国債発行
人口1億人突破 建国記念日など制定
人材銀行開設 公害対策基本法施行
霞が関ビル完成 各地で大学紛争
東名高速道路開通 人類初の月面到着
大阪万博 「歩行者天国」実施
ニクソン・ショック(1ドル=308円)
浅間山荘事件 田中首相「列島改造論」
金大中事件 第1次石油ショック
狂乱物価 関東地方で酸性雨観測
山陽新幹線全線開通 沖縄海洋博
ロッキード事件発覚 資本自由化完了
「君が代」国歌に 王選手本塁打世界記録
成田空港開港 日中平和友好条約調印
ダグラス・グラマン事件 東京サミット
平均寿命世界一 粗鋼生産世界一
神戸ポートピア 不快用語整理法施行
日航機羽田で墜落 東北新幹線一部開通
TDL開園 日本海中部地震
太平洋側異常寒波 グリコ事件
つくば科学万博 プラザ合意
前川レポート 三原山大噴火
ルーブル合意 国鉄分割民営発足
青函トンネル・瀬戸大橋完成
ふるさと創生基金支給 消費税実施
地価騰貴 合計特殊出生率1.57に
湾岸戦争 雲仙・普賢岳火砕流
地価下落 GNPマイナスに
非自民党・細川内閣成立 倒産多し
地ビール解禁 失業者200万人台に
阪神大震災 円一時79円75銭
若田さん宇宙へ シルクロード鉄道開通
香港中国に返還 山一証券破綻
明石海峡大橋開通 百才以上1万人突破
バイアグラ承認 世界人口60億突破
私立大学の3割・短大の6割定員割れに
米で同時多発テロ USJオープン
サッカーW杯日韓共催 新幹線盛岡まで
米英イラク攻撃 六本木ヒルズオープン
オーケー/ルンペン
ぜいたくは敵だ
月月火水木金金 
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一億総懺悔/タケノコ生活
あっそう/愛される共産党
栄養失調/アプレゲール
冷たい戦争/アルバイト
ギョッ!/駅弁大学
特需/貧乏人は麦を食え
社用族/日本人は12才
火炎ビン/エッチ/復古調
コネ/八頭身/三種の神器
ロマンスグレー/死の灰
ノイローゼ/神武景気
一億総白痴化/太陽族
グラマー/団地/よろめき
神様・仏様・稲尾様
岩戸景気/消費は美徳
インスタント/所得倍増
レジャー/高度成長
無責任時代/流通革命
バカンス/三ちゃん農業
根性/マンション
マイホーム/公害
黒い霧/ミニスカート
核家族/ヒッピー/未来学
大きいことはいいことだ
エコノミックアニマル
ウーマンリブ/シラケ
脱○○/ゴミ戦争
恍愡の人/ポルノ
日本沈没/狂乱物価
節約は美徳/暴走族
複合汚染/落ちこぼれ
偏差値/ニューファミリー
円高/カラオケ/ルーツ
家庭内暴力/地方の時代
ダサイ/ギャル/激○
それなりに/買春
ぶりっ子/粗大ごみ
ルンルン/ねくら/森林浴
軽薄短小/義理チョコ
イッキ、イッキ/財テク
新人類/マニュアル人間
エスニック/地上げ
朝シャン/円高
DINKS/オバタリアン
セクハラ/おたく/めちゃ
イタめし/ミツグ君
若貴/地球にやさしい
バツイチ/もつ鍋
規制緩和/ヘアヌード
価格破壊/お受験
ライフライン/アムラー
援助交際/インターネット
失楽園/たまごっち
キレる/環境ホルモン
着メロ/地産地消
IT革命/パラサイトシングル
できちゃった婚/抵抗勢力
内部告発/イケメン
スローライフ/おれおれ詐欺
私の叔父は、今東京ですが、何かの話のはずみで、ラーメン一杯の価格の価格になり、叔父が学生の頃は数十円だったと語っているのを覚えていますが、確かに上でみてみると、叔父が学生時代だったころは、ラーメン一杯の値段が数十円であった時代にあたっています。その話を聞いた頃には、すでに、ラーメン一杯が数百円の時代だったので、昔は随分安かったのだと、感じたものでした。


そうして、その当時は、デフレではなく、緩やかなインフレが続いていたので、昔からインフレが続いていたのだと、思いました。確かに、今から、20年前くらいまでは、インフレがが当たり前でした。たとえば、アパートなどの家賃だって、毎年あるいは、数年に一回あがるのは当たり前でした。それが、ここ10年は、多くのアパートが横ばいか、古くなったところは、下がるくらいです。本当にデフレを実感します。

上の表では、平成15年までしかでていませんが、それにしても、平成10年から 日本は、完璧にデフレに入り、現在の至っています。しかし、上の表をみると、平成10年以降も、ラーメンの価格は徐々にあがっています。




この事実には、少し興味をそそられたので、いろいろ調べていたら今度は「お水をどうぞ」というブログに以下のような資料を発見しました。


詳細は、この方のブログをご覧いただくものとして、グラフとその説明を簡単に掲載させていだきます。

データは2003年までしか載っていないの2011年現在のラーメン一杯の価格はグラフから目分量で推測するしかないが昨今の材料費の高騰を加味するにだいたい650~700円あたりではないだろうか? 
上のデータは「その当時のラーメン一杯の値段」なので1930年ごろの値段が一杯0.1円という現在の物価とは全く比較できないものになっている 。物価指数を頼りに2011年現在の物価に換算できないものか考えてみた。 
物価指数には企業物価指数と消費者物価指数の2種類があるそうでどっちを採用するかで結果がかなり違ってきて難しいのだが、企業物価指数については、かなり昔からのデータが日本銀行のサイトに掲載されていたのでそれを使うことにした。 
次のグラフは2003年を1とした企業物価指数だが戦後の右肩上がりの経済成長や異常だったバブル時代をよく反映しているように見える。
この企業物価指数を基にしてラーメン一杯の値段を2003年の物価を基準に換算すると次のようなグラフになった。


第二次大戦直後の混乱期は、ラーメンは、庶民の食べ物どころではなかったことがわかります。しかし、そこから先は、意外と単調に推移しているように見えます。日本が、デフレに入ったのは、平成10年(2002年)からですが、それで価格が下がっている様子はありません。物価指数や経済は右肩下がりなのにラーメンの値段は順調に上がり続けています、昔から物価変動の少ない卵や牛乳はよく「物価の優等生」と言われています。



このブログを書いた人たは、そうするとラーメンは物価の不良?なんでしょうか?と掲載しています。しかし、この見方、正しくはないと思いました。

ラーメン屋さん、昔からみると、格段に美味しくなったと思います。見た目も、味的にもそうです。具にも、かなり工夫しています。そうして、昔は種類が少なかったのに、最近では、ありとあらゆるバリエーションがあるようになりました。そんななかに、あって、古いタイプでも美味しいところは残っていますが、美味しくないところは消えていきます。あまり、美味しくないところは、価格で勝負していますが、それにも限度があるようです。



うちの近所でも、3件ラーメン屋がありましたが、一件は廃業、もう一件は、同じようなところにラーメン屋はあるのですが、立地が良いためでしょうか、今でもラーメン屋なのですが、何回も経営者が変わっています。今が何代目なのか、変わりすぎてわからないくらいです。もう一軒は、一応ラーメンはおいてありますが、蕎麦屋であり、蕎麦・ラーメンのほかにご飯ものもおいてあります。そうして、価格帯は、低めです。函館名物の塩ラーメンは、500円数十円です。蕎麦やラーメンだけではなく、価格も低いということで生き残ってきたのだと思います。

近くには、今風のラーメン屋さんはありませんが、市内でもあちことそのようなところ、あります。おそらく、過当競争により、少しでも美味しいとか、珍しいとかをラーメン屋さんが追求してきて、価格があがったとしても、顧客が離れなかったのだと思います。当たり前のラーメンに何らかの付加価値をつけてきたからこそ、値下げなどしないで、値上げができたのだと思います。


そういうことからすれば、この業界は、努力して、デフレにもかかわず、値段を維持するどころか、少しづつでもあげることに成功してきたのだと思います。だから、ラーメン屋さんは、デフレの優等生と名付けても良いのではないかと思います。

そういわれでみれば、私も、都市部は無論のこと、地方に行ってラーメンを食べることもしばしばありますが、最近では、昔のようないわゆる全くの外れという店は、ほとんどなくなりました。それだけ努力しているのだと思います。それに、昔と比較すると、テレビなどでも美味しいラーメン屋さんが数多く出るようになり、ラーメン屋さんのステータスもあがったように思います。昔なら、ラーメン屋のおやじという感じでしたか、今だと、よくラーメン店のご主人が、それも比較的若い世代の方が、腕組みをした写真で紹介されるようになり、一昔前の、イメージとは異なるようになっています。


それから、浅草にある昔からやっている、一見何の変哲もないラーメン屋さんがあります。そこは、美味しいと思って、昔よく食べていたところです。現在でも、600円くらいでやっていますが、そこに20年ぶりくらいで行って、ラーメンを食べて、やはり、同じく美味しかったので、店があまり忙しくない時間帯に行ったこともあり、店のご主人とお話をすることができました。

それでわかったことなのですが、実はこのご主人によれば、20年前に変わらず美味しいと思ったラーメンなのですが、実は20年前からすると味を随分変えているとのことでした。毎年世の中の移り変わりりをみて、数年に一度は少しずつ味を変えているそうです。だからこそ、20年前に食べたお客様も美味しいといってくださるのであって、20年前と全く同じ味であれば、不味いといわれてしまうと考えておられるようです。変わらず美味しいといわれるために、少しずつ味を時代にあわせて変えているとおっしゃっていました。やはりこのように、お客様に対応しているから老舗も長持ちするのだと思います。


現在は、いろいろなラーメンFCチェーンがでてきていますが、素人のフランチャイザーがFCの指導に従わず、勝手に味を変えると失敗するそうです。しかし、いわゆる、本部であるフランチャイジーが固くなに昔の味を守ることばかりに固執してるチェーンも長持ちしないようです。

ラーメン業界は、過当競争が激しく、新たな味で、新規出店する人がいる一方で、老舗もこのように対応しているということなのです。


それにしても、日本は、今年でデフレに突入して14年にもなります。こうした、ラーメン業界の過当競争の背後には、あまり表にはでませんが、新規出店しても、すぐに挫折した人、長年真面目にやってきたのに廃業せざる負えなかった人も数多く存在すると思います。こうしたラーメン店の厳しい過当競争、この14年間もの間放置してきた、日銀、財務省の官僚、政治家など、どう思っているのでしょうか?このままデフレが続けば、このようなラーメン業界にも限界がくるものと思います。

デフレは、貨幣流通量が減少するという純貨幣的な現象です。ラーメン屋さんはもとより、日本経済デフレの中で頑張って商売をしている人にはどうにもできません。しかし、政治家なら、本来、財政出動、金融緩和などすれば、すぐにも克服できる性格のものです。なのにいまの政治家、デフレ下で増税するなどという馬鹿なことを言っています。


ラーメン業界のように、過当競争の中で、努力して、価格を維持するどころか、あげているような業界もあります。そんな、真面目に働き、さらに付加価値を高め、値上げすらしているというのに、日銀は、何かといえば、増刷拒否の姿勢を崩さず、何かといえば、こうした人達を苦しめています。

日銀は、以前このブログに書いたように、インフレ目処1%も実行しようとしません。何かといえば、追加金融間措置を打ち切り、デフレに固執しています。こういう馬鹿な白川を筆頭とする役人どもは、ラーメン屋でも経営させて、デフレ下で価格を維持するどころか、徐々に価格をあげていくということは、どういうことなのか、経験させるべきです。きっと、ことごとく失敗することでしょう。そうして、ラーメン屋を潰してしまうことでしょう。これは、増税を主導する財務省の役人どもも同じことです。


あまつさえ、日銀総裁白川は、4月21日、米ワシントンで講演し、「中央銀行の膨大な通貨供給の帰結は、歴史の教えにしたがえば制御不能なインフレになる」と述べています。日銀の役割は物価の安定であり、自分はインフレを制御できないと認めた白川氏には、日銀総裁の資質に欠くのは明らかです。これはジェット機の操縦ができない人にジェット機の機長をやらせるようなもので、危険極まりないです。そうして、本来日銀は弟分であるはずの、兄貴分の財務省が、そんな白川に好き放題させていることも、多くの人にとって、理解不能の珍事だと思います。


とにかくデフレを終焉させることが、財務省や日銀が真っ先にやるべきことなのに、それをやろうとしません。できないというのなら、ラーメン経営すらできない頭で、日本国の財政や、金融政策を実施しているということになります。ラーメン屋さんはじめ、真面目にコツコツ働いて努力している人々は、もっと、これらのことに怒っても良いと思います。ラーメン屋も経営できないというのなら、財務省討伐、日銀討伐をして、今の財務省も日銀も粉々に粉砕して、新たな組織をつくるべきだと思うのは、私だけでしょうか?




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