2014年4月24日木曜日

オバマ大統領が尖閣は安保条約の対象と明言、中国にも配慮―【私の論評】お花畑オバマは、尖閣衝突を誘発するだけ!!ブッシュなら中国に配慮するリバランスなど表明しなかっただろう(゚д゚)!

オバマ大統領が尖閣は安保条約の対象と明言、中国にも配慮

すし店での首相主催の夕食会で、歓談するオバマ米大統領と安部首相

安倍晋三首相と来日中のオバマ米大統領は24日午前に会談し、アジアの安定に日米同盟が果たす役割の重要性を確認した。オバマ大統領は尖閣諸島(中国名:釣魚島)が日米安全保障条約の適用対象であることを明言、日本が進める集団的自衛権の行使容認の動きを支持するなど、安倍政権にとって実りの多い会談となった。

一方で、オバマ大統領は日中の領土問題に対する立場を明確にせず、中国に配慮する姿勢もみせた。難航している環太平洋連携協定(TPP)の日米交渉については、閣僚協議を継続することとした。

・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・

並んで会見した安倍首相は、「同盟強化へのオバマ大統領の情熱を信じている。米国を信頼している」などと語った。日本が進めようとしている集団的自衛権の行使容認についても、会談のなかでオバマ大統領から支持を得たという。

さらに会見でオバマ大統領は、中国が領有権を主張している沖縄県の尖閣諸島に言及。「日本の施政下にある領土は、尖閣諸島も含め日米安全保障の適用対象になる」と述べ、武力衝突が起きた際は米軍が防衛義務を負うことを明言した。これまでもヘーゲル国防長官などが示してきた米政府の公式見解だが、初めてオバマ大統領が発言することで、中国をけん制する形になった。

・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・

その一方、米国にとって中国は利害を共有する相手でもある。そのためオバマ大統領は一定の配慮を見せ、「領有権の決定的な立場は示さない」と語り、日中の領土問題には踏み込まない米政府の方針をあらためて示した。その上で、日本と中国がこの問題を平和的に解決することを望んでいると述べた。尖閣諸島をめぐって日中で武力衝突が起きた場合に、米国が軍事介入に踏み切る一線はどこかと記者から問われ、「レッドラインは引かれていない」とも語った。

拓殖大学海外事情研究所の川上高司所長は、「尖閣が安保条約の適用対象であること、集団的自衛権に対する支持を取り付けたことは、安倍首相にとって勝利だった」と指摘。しかし「オバマ大統領は同じく中国に対してもリバランス(重要視)した。中国にとっては、米国は武力介入してこないとも解釈できる」と話す。

この記事の詳細は、こちらから(゚д゚)!

【私の論評】お花畑オバマは、尖閣衝突を誘発するだけ!!ブッシュなら中国に配慮リバランスなど表明しなかっただろう(゚д゚)!

それにしても、中国に配慮したリバランスは余計でした。これでは、オバマは尖閣の紛争を誘発しているようなものです。

リバランスを直訳すると、「再均衡」という意味ですが、軍事と外交の軸足をアフガニスタン、イラクなどの中東、中央アジア地域から、経済発展著しいアジア太平洋へ移していくことを指します。

これは、中国の軍事的、経済的な台頭に対応し、日本、ASEAN、オーストラリアなどとの連携を強化するため、オバマ政権が2011年11月にかかげた政策です。しかし、しかしリバランス政策には大きな矛盾があることを露呈しました。

オバマ政権の真の狙いは、中国を牽制するのではなく、米国が主導する秩序に中国をうまく組み込ませていくことです。当然、アジア諸国も、アメリカは中国を孤立させることは賢明でないとみなしていると考えており、中国を牽制する目的を含んだリバランス政策には、懐疑的です。

この中国を配慮したリバランスは、安倍総理の構想である「安全保障のダイヤモンド」とは根本的に異なるようです。

それに、オバマは中国の現体制が、このまま継続するとはとても思えないにもかかわらず、そのように考えているようです。

そもそも、オバマは尖閣は日本固有の領土あり、日本と中国の間には領土問題など存在しないとはっきり表明すべきでした。しかし、中国を考慮したリバランスという立場上、それを思いとどまったのかもしれません。

本来はこのような意思表明もっとずっと前にすべきでした。今回は遅ればせながらしたわけですが、全くタイミングを逸しています。

オバマが、こうした声明をすべきであったことは、このブログの過去の記事にも掲載しています。その記事のURLを以下に掲載します。
「オバマ政権は尖閣は日本領と表明せよ」 米紙ウォールストリート・ジャーナルが主張―【私の論評】オバマは尖閣日本領表明によって、自ら頭の中のお花畑の虚構に生きるルーピーではないことを証明せよ(゚д゚)!

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、2013年11月1日付のアメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙が、「尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日本と中国の対立を社説で取り上げ、オバマ米大統領に尖閣諸島が日本の領土であると明確に表明するよう求めた」ことを掲載しました。

私自身は、この時点でも遅いと思ったくらいです。オバマあたりがもっと先にはっきりとこれを表明していれば、尖閣問題は現状ほどにはこじれなかったと思います。中国政府は、尖閣での示威行動を通じて、日本の出方を見るということは無論のこと、アメリカの出方を見ていたというところも、あります。

中国は、いろいろ示威行動を続けても、アメリカが尖閣は日本の領土とはっきり表明しないということで、勢いづいたというところは間違いなくあったと思います。


今やアメリカの三馬鹿の一人と称される、オバマ
 オバマ、最近外交はまるで駄目です。シリアでも、ウクラナイでも大失敗です。今回の尖閣問題に関しての発言は、時期を逸したということと、中国に配慮したリバランスしたということで全く意味のないものになったどころか、中国尖閣挑発の格好の裏付けを与えたようなものです。

これは、オバマのシリア問題での大失敗、ウクラナイ問題での大失敗によっても十分証明されたと思います。

このままだと、尖閣も第二のシリア、第二のウクラナイになってしまうおそれも十分あります。日本としては、中国が尖閣で挑発するなら、毅然たる態度で臨むべきでしょう。尖閣には、一兵たりとも上陸させない。上陸すれば、全員殲滅。寸土の土地も譲らないという態度でのぞむべきです。

しかし、これほど米国大統領の来日が一般国民に軽視されることは過去69年間の戦後の日米関係の歴史でなかったことです。

オバマ以前の大統領であれば、もっと歓迎されていました。

たとえば、あのブッシュでさえ、もっと歓迎されていたと思います。

アメリカは超大国的な動きができなくなった?

オバマとブッシュの差異は、はっきりしています。たとえば、中国問題一つとっても、ブッシュまでは少なくとも年に一回くらいは大統領自らが、中国は、民主化されていないこと、政治と経済が分離されていないこと、法治国家化もされていないことなどに対して、苦言を呈していました。

オバマも発言はするのですが、シリア、ウクラナイなどの例を見てもわかるように、すっかりタイミングを逸してから発言するなどの不手際が目立ちすぎです。最近の、プーチンのウクライナ対策などをみていると、オバマは超大国の大統領としての動きがとれていません。

ロシアは、今や経済的にも軍事的にもとるに足りない国になりましたが、それでもロシアのプーチンは、超大国なみの動きをしていて、小国ロシアの国益のために努力しています。

米国は、今や世界で唯一の超大国なのですが、オバマはとても超大国の大統領とは思えないような行動ばかりしています。

このオバマの外交オンチ、いかんともしがたいです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】

「オバマ政権は尖閣は日本領と表明せよ」 米紙ウォールストリート・ジャーナルが主張―【私の論評】オバマは尖閣日本領表明によって、自ら頭の中のお花畑の虚構に生きるルーピーではないことを証明せよ(゚д゚)!



【産経抄】3月15日―【私の論評】オバマ大統領の外交べたが、安倍総理の痛恨の極みに拍車をかけている!しかしこれは、日本にとって好機となりえるかも(゚д゚)!



【関連図書】

週刊ニューズウィーク日本版 2014年 4/22号 [雑誌]
阪急コミュニケーションズ (2014-04-15)
売り上げランキング: 957


週刊ニューズウィーク日本版 2014年 4/8号 [雑誌]
阪急コミュニケーションズ (2014-04-01)
売り上げランキング: 2,032


週刊ニューズウィーク日本版 2014年 3/18号 [雑誌]
阪急コミュニケーションズ (2014-03-11)
売り上げランキング: 14,959

2014年4月23日水曜日

函館皆様、しばしのお別れ、札幌の皆様これからよろしく、お願いします!!

函館皆様、しばしのお別れ、札幌の皆様これからよろしく、お願いします!!

函館の皆様、長い間お世話になりました。

下はひっこしの模様です。



下は、函館の住居の入り口です


以下は、ご近所の写真です

何とか、荷物をまとめて、引っ越しは終了しました。

本日は、荷物を出して終わり。駅前の東横インに泊まりました。

そうして、本日の夕食は・・・・・・・(゚д゚)!

函館に長い間いて、その存在はずっと前から知り、行きたいと思っていたのに、結局は行けなかった「居酒屋根ぼっけ」というお店でした。

以下の写真のようなものを食べました。

天ぷら盛合です。特に、エビの天ぷら、
頭も食べられて、エビ味噌が堪能できました

ネボッケです

ネボッケのお寿司です

根ぼっけの寿司美味しかったです。

居酒屋ねぼっけの生簀、いろいろな海産物が入っていました

さて、函館最後の食事にも満足して、本日は函館駅前東横インに泊まりです。

明日は、札幌に行き、新居で荷物を受け取ります。

皆様お休みなさい。

2014年4月22日火曜日

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」香港の民主活動家らが「天安門記念館」をオープン―【私の論評】中国は民主化、政治と経済の分離、法治国家化がなされなければ、経済は崩壊し、国家は破綻したままになる(゚д゚)!

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」香港の民主活動家らが「天安門記念館」をオープン

25年前、天安門に集まった人民

六月四日「天安門事件25周年」には世界各地で中国抗議デモと集会

香港には尖閣問題で反日行為を繰り返す過激派もいるが、れっきとした反政府愛国団体もある。

ことしは1989年6月4日の天安門事件から25周年となる。4月20日、「香港市民愛国民主運動支援連合会」は「天安門事件記念館」を香港市内の繁華街にある雑居ビルに堂々とオープンした。市民有志からあつまったカンパが一億三千万円(976万香港ドル)に達した。

・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・

日本でも民主活動家が中心になって、チベット、モンゴル、ウィグルの代表に台湾独立運動からも代表が参加し、さらに領海問題で中国と揉めているフィリピンとベトナムからも代表者が加わった「天安門事件二十五周年 東京集会」が開催されることが決まった。

同日はほかにも中国大使館への抗議デモや集会が予定されている。


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京でも「天安門事件25周年 東京集会」開催が決定
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「天安門事件25周年 東京集会」の概要
******************

  とき   6月4日 午後6時~8時15分(1730開場)
ところ  アルカディア市ヶ谷 三階大ホール(「富士」、700名収容)
入場   ひとり 千円 (外国人留学生と学生は無料。ID提示)
主催   「天安門事件25周年 東京集会実行委員会」
呼びかけ人 黄文雄、石平、相林、ペマ・ギャルポ、宮崎正弘 水島総、鳴霞
共催   「アジア自由民主連帯協議会」(ペマ・ギャルポ代表)
「頑張れ日本! 全国行動委員会」(田母神俊雄 代表)
「国防問題研究会」(玉川博巳 代表幹事)
後援   世界ウィグル会議 チベット百人委員会 モンゴル自由連盟党
台湾独立建国連盟日本本部、日ベトナム島嶼会議 日比同準備会
協賛   日本文化チャンネル桜、日本李登輝友の会、史実を世界に発信する会
ほか多数の団体と交渉中です
プログラム 石平が基調報告。国会議員多数が出席予定
発言は中国民主活動家、ペマ・ギャルポ(チベット)、イリハム・マハムティ(ウィグル)、オルホルド・ダイチン(内蒙古)、王明理(台湾独立建国連盟日本本部委員長)、鳴霞(旧満州)ほかフィリピン代表、ベトナム代表、ミャンマー代表。宮崎正弘、水島総らも発言予定です。
また「賛同者」として著名文化人、教授、ジャーナリスト、作家ら百名。

(現在、最終的な調整中です。詳細は追って発表されます)

このメルマガの詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】中国は民主化、政治と経済の分離、法治国家化がなされなければ、経済は崩壊し、国家は破綻したままになる(゚д゚)!

20日、香港中心部に民主派団体が開設した「六四記念館」で展示を見る男性
「天安門事件記念館」の正式名称は「六四記念館」だそうです。これは、無論6月4日天安門事件が発生した日の日付です。このような記念館が設立され、しかもオープンができたということが、凄いところだと思います。このような記念館をそもそもオープンさせてしまうほど、中国の中央政府の力が衰えているということです。

このブログでも過去に掲載してきたように、中国は今のままでは完全に崩壊します。いや、もうすでに国家として崩壊しています。中国は国ではありません。他の国でいえば、マフィアなどの犯罪組織の肥大して頂点にまで達した組織に過ぎません。

マフィアのボス アル・カポネ
経済だけ、いわゆる組織経済が肥大しただけの犯罪組織に過ぎません。中国には他国でいうところの、まともな軍隊もありません。人民解放軍は軍隊ではありません。地方共産党の私兵であり、さらには、総合商社でもあります。そもそも、人民のための軍隊ではありません。

民主化、経済と政治の分離、法治国家化が全くなされていません。こういう組織を国際常識では国家とは呼びません。もともと、崩壊しています。崩壊した国家をまともな国家にするのは、当然の流れです。

中国城管は単なる暴力装置にすぎない
そうして中国人民のためのまともな国家にすることにより、経済も復活します。いわゆる日本も含めた先進国の歴史をみてもそれは明らかです。

西欧諸国は数百年もかけて、中間層を増やし、それらの経済・社会活動によって社会が豊になりました。日本は、これをわずか数十年で実施し、豊になりました。無論、先進国だって様々な問題があります。しかし、国家とも呼べない中国犯罪組織とは明らかに違います。

中国がまともにならければ、アジア全域がチベットのようになる?

中国は、再度分裂して、最初の一からまともな、国家づくりをすすめるべきです。中国には中国のやり方があるとは思いますが、中国独自の路線を歩むにしても、かつて、西欧や日本などが、歩んできた中間層を増やすというやり方だけは踏襲すべきです。

そうして、日本や西欧諸国も、過去に自分たちがどのように発展してきたかを謙虚に反省し、再度国民国家を強固なものにし、そうして「中間層」を増やすことの重要性に目覚めるべきです。

いずれにせよ、中国がまともにならなければ、いつまでもアジアの平和と安定はもたらされません。

私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

【関連記事】

巧妙化する中国の反日プロパガンダ、舞台は世界へ 海外メディアも注視―【私の論評】中韓のプロパガンダに対抗するとともに、日本の新聞を購読しない、テレビの報道番組を視聴しないことにより内なる敵を駆逐せよ(゚д゚)!






【関連図書】

なぜ、中国人とドイツ人は馬が合うのか? (WAC BUNKO 196)
宮崎正弘 川口マーン惠美
ワック
売り上げランキング: 2,598


世界から嫌われる中国と韓国 感謝される日本 (徳間ポケット 23)
宮崎 正弘
徳間書店
売り上げランキング: 7,799

中国共産党3年以内に崩壊する!?
宮崎 正弘
海竜社
売り上げランキング: 127,787


2014年4月21日月曜日

韓国民から大バッシングを受ける女性ダイバーの正体は?―【私の論評】こんな酷いなりすましは、日本では考えられない! こんな報道を平気でする韓国のテレビは問題がありすぎ(゚д゚)!

韓国民から大バッシングを受ける女性ダイバーの正体は?

【韓国客船沈没】虚偽発言した民間女性ダイバーに赤坂・性悪ホステスの過去

韓国南西部の珍島沖で起きた客船事故。19日午前現在で、476人いた乗客の中で救助されたのは174人、行方不明者は273人、死亡者は29人となった。事故後、2日以上経ったいまでも多くの人が沈没した船の中に閉じこめられたままだ。救助が進むなか、民間のダイバーを自称する女性がテレビでこんな発言をした。

「外側から客室のなかの音がした。生存者がいるはず」

船内に残された人々がどのような状態にあるのか、まったく把握できていないなか、この報道は被害者家族だけでなく国中に希望をもたらした。続けて彼女は、「多くのダイバーが駆けつけたが協力させてもらえてない」「当局関係者に『適当に時間をつぶして帰れ』と言われた」と当局の対応のまずさについて発言。このニュースはSNSなどを通じて広く拡散され、多くのネットユーザーが「国は何をしている」と怒りのコメントを寄せた。

しかし、事故の現場では一部の記者のなかで、こんな声がでていたという。

「ホン・ガヘがなぜここに!?」

じつはこの民間ダイバーを自称するホン・ガヘという女性、業界の一部で「うそつき」として有名だったのだ。彼女はダイバーでもなんでもなく、もちろん発言内容もまったくのデタラメだった。

ホン・ガヘはK-POPアイドルにまつわる騒動も起こしてる。日本デビューも果たしているガールズグループTーaraをご存知だろうか。このT-araは現在、ほとんど活動できていない状態だが、その理由にはホン・ガヘが絡んでいるという。T-araは2012年頃、グループ内部で特定メンバーへの"いじめ"が深刻だという情報がネット上に流れ、一時活動を休止。その後、復帰したものの、かつてのような勢いは失ってしまった。じつは「いじめ情報」の内容のほとんどがホン・ガヘが流布したもので、その際、彼女はいじめを受けていたというメンバー・ファヨンの従姉妹だと偽わっていたのだ。

韓国メディアの報道によるとホン・ガヘは、「日本の赤坂で底辺の暮らしをしていた」が金銭的なトラブルを起こし、韓国に逃げ帰った。その後、自らを「作詞家」と偽り1億円もの金を騙し取り、詐欺罪で捜査された過去もある。ある野球選手の子供を「身ごもった」と吹聴し、騒ぎを起こしたことも。そのためホン・ガヘは芸能やスポーツ関係の記者たちのあいだでは名の知れた存在だったのだ。

数々の嘘を重ねてきた彼女だが、多くの人命がかかわる事件での嘘は韓国全国民の怒りを買ってしまった。一般人であるにも関わらず、スポーツ紙などでは彼女の本名を含めて素性を詳細に記した報道もなされている。

日本でも少し前、"偽音楽家"が問題になったが、どんな国にもこういったお騒がせ人間はいるようだ。

【私の論評】こんな酷いなりすましは、日本では考えられない! こんな報道を平気でする韓国のテレビは問題がありすぎ(゚д゚)!


この事実、"とんでもない"の一言です。日本のメデイアも酷いですが、韓国のメディアはそれ以下ということです。というより、少しでもまともなメデイアならこんなことは起こりえないことです。私自身は、最近の日本メディアの佐村河内の報道、小保方報道よりはるかに低劣だと思います。

このようなことは、日本では起こらないと思います。この事件について、西村幸祐氏が以下のようなツイートをしています。
まさに、西村氏の言う通りです。

以下に、T-ARAの動画を掲載します。



以下動画の解説です。
公開日: 2012/03/08
K-POP最後の女王T-ARAのデビュー曲は、韓国で大ヒットした「Bo Peep Bo Peep」の日本語Ver!
ねこダンスも大流行し社会現象にもなった、この曲の日本語版PVも注目!!
2012の動画ですから、おそらく、ホン・ガヘもいるのでしょうが、誰が誰だかわかりません。 ちなみに、wikipediaでT=ARAのメンバーを検索してみましたが、そもそもホン・ガヘなる名前の人間がこのメンバーに在籍していた形跡はありません。

何やら、ホン・ガヘなる名前、響きがよくありません。これは、本名なのかもしれません。

AKB48の元メンバーが、事故に関してコメントするなど考えられない日本

それにしても、アイドル・グループの元メンバーが、ダイバーだと称して、沈没事故に対してあたかも自分が関与したように語るのを報道する韓国メデイアです。これって、日本なら元AKB48のメンバーがダイバーを装ってテレビでどうどうと事故についてコメントしているようなものです。

西村氏が語っているように、現代の慰安婦のように大戦中の元慰安婦の証言も滅茶苦茶であるという傍証にはなります。それにしても、この破茶目茶具合、朝鮮半島で何かがおこる、前兆だとみることもできるかもしれません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思わますか?

【関連記事】






【関連図書】


「妄想大国」韓国を嗤(わら)う
室谷 克実 三橋 貴明
PHP研究所
売り上げランキング: 810

笑えるほどたちが悪い韓国の話
竹田恒泰
ビジネス社
売り上げランキング: 240

中国崩壊前夜: 北朝鮮は韓国に統合される
長谷川 慶太郎
東洋経済新報社
売り上げランキング: 58

2014年4月20日日曜日

函館西部地区 2014春のバル街行ってきました―【私の論評】若者の参加の少ないイベントには先がない! これの解消にはデフレ脱却が最優先課題だ(゚д゚)!

函館西部地区 2014春のバル街行ってきました

今年も盛況だった函館バル街、このレストランははやばやと限定
500食を完売しました

11年目に入った函館西部地区バル街。今回は原点に立ち返り、バル街発足のきっかけになったスペイン料理フォーラムの前夜祭として行うこととなりました。10年前の「2004スペイン料理フォーラムinHAKODATE」から発展した世界料理学会も4回を重ね、函館西部地区バル街は料理にかかわる人たち、街を歩き景観を楽しむ人たち、ドリンクとピンチョスに限りない愛情を抱く多くの人たちが集うお祭りとして続いてきました。

昨年と今年は日本-スペイン交流400周年の年。それを祝って函館市で「函館スペイン週間」が催されます。スペイン大使館からの代表も来函し、スペイン映画祭、巡礼の道の写真パネル展、振る舞いではスペインワインの提供、料理フォーラムのパーティーではフラメンコライブなど、1週間がスペインづけ。第21回バル街はその真ん中で行われます。

東日本大震災と福島第1原子力発電所の爆発による被災・被害からの真の復興を、「隣の」北海道に暮らす市民として願わずにはいられません。 いまここで「祭り」を行える幸せをかみしめながら。今回も青森・弘前や山形の名店が出店します。伝統的な、また記念的な建築物の新たな参加もあります。多くの交流が栄える場としてのバル街。マップを手にして5店の飲み歩き、食べ歩き、そしてまち歩きを楽しみましょう。旧市街の魅力を自分で感じていくよき時間を!!

【私の論評】若者の参加の少ないイベントには先がない! これの解消にはデフレ脱却が最優先課題だ(゚д゚)!

写真では、なかなかバル街の様子など伝わらないとは思いますが、以下に関連の写真を掲載させていただきます。

本日は、バル街の前売り券を購入することができなかったので、「まちづくりセンター」というところに、当日券を購入しにいきました。

購入前には、予め行列ができることが予想されましたので、はやめに行ったところ、まだ行列もできていないし、少しはやめに来すぎたので、周りを散策して写真を撮りました。それが以下のパノラマ写真です。大きな画面でごらんいただくと、パノラマの効果が得られると思いますので、是非ご覧になってください。

パノラマ写真1 クリックすると拡大します

パノラマ写真2 クリックすると拡大します


バル街当日券購入のための行列です
さて当日券を購入して、4時ころにはバル街に行きました。任期レストランでは、もうこんなに行列ができていました。

人気店ははやばやと行列、ここはあきらめました
 人気店はあきらめ次のレストランに。ここでは、屋上の見晴らしの良いところで、ベーコンピザと、ワインをいただきました。

レストランの屋上 ここではベーコンピザと赤ワインをいただきました

最初のレストランから次のレストランへの移動の途中

このレストランも凄い混み方です

このレストランでは函館市内を見下ろしながらジャズの演奏を聴けます

このレストランでのオードブル 八雲産牛の赤ワインには食べてしまって写っていません

このレストランから五島軒までの途中の様子
五島軒ではオードブルとワインをいただきながら
ジャズ・フルバンドのライブを聴きました
フレンチレストラン、ル・コントワールではカウンターで
ワインとオードブルをいただきました。女性が多かったです。

夜9じ前後ですが、まだまだ盛況です

結局4時ころでかけて、帰宅したのは9時過ぎでした。やはり、移動するのに時間がかかるのと、ジャズなどのライブなどひととおり聴くには40分くらいはかかるので、食べ物やを数軒梯子するというような感覚では、まわれません。十分に時間をとるべきです。それから、当日は最高気温が9度でしたので、寒さ対策も十分にしたほうが良いと思います。ただし、秋のバル街は9月なので、あまり寒いということはありません。どちらかというと最近では、温暖化の影響もあるためか、暑いくらいです。

上の写真は、すべて私が撮影しましたが、当日の様子を知っていただくため、他の人の写真も以下に若干掲載しておきます。

アクロス十字街の近辺です 人だかりです

ジャズ・ライブの様子です。

夜のアクロス十字街です

妖艶な女性の踊りもあり・・・。異次元の世界に誘われます。

ジャズ・ライブいろいろなところで演奏されていました
さて、いろいろ掲載してきましたが、当日いろいろ歩いてみて思ったのは、若者の数が少ないということです。ほとんどの人が中年以上でした。最初は、少子高齢化だから仕方ないのかとも思っていましたが、それにしても、実際の人口比率と比較しても、明らかに若者が少なかったです。

どうしてこんなことになるのか、良く考えてみましたが、やはり、デフレが相当影響しているのではないかということです。

今、景気が多少は良くなったなどと言われていますが、それは昨年、一昨年と比較して相対的に良くなっただけであり、未だ日本はデフレのまっただ中にあることには変わりありません。

しかも、今年は4月から増税で、アベノミクスの第一の矢である、包括的な異次元の金融緩和は昨年の4月から行なわれ、景気の指標は相対的には良くなりましたが、それにしても、デフレであることには変わりありません。

デフレの影響で若者は、車を購入しなくなり、外であまりお酒を飲まなくなりました。その影響がバル街などのイベントなどにもでているだと思います。

このバル街に実際に久しぶりに行ってみて、それなりに楽しかったのですが、こんな感想を持ってしまいました。

おそらく、地元の若者も、このイベントに行くくらいなら、家飲みで安くすませたいなどと考えなかなか参加シないのだと思います。

この時期に函館を訪れた若者も、このイベントに行くくらいなら、函館の観光スポットを数多くたずねて、食事は昼はコンビニなどのおにぎりなどを食べて、夜は1件くらい、安い居酒屋さんに行って
すませるなどのことをしているのだと思います。

私は、若者の参加の少ないイベントには先がないと思います。仮にイベント会場に、若者の参加が少なかったにしても、人口比率と比較して、それと同程度であれば、そのイベントはそれなりに成功だと思います。しかし、それ以下であれば、将来は危ういということは、誰でも考えつくことだと思います。

そうして、将来の危ないイベントは、函館バル街の催しものがそうであるように、主催者に大きな問題があるというわけではないと思います。

その真の原因は、デフレです。まずは、デフレが解消しない限り、若者はこのようなイベントになかなか参加しにくい状況が続くと思います。

バル街などのイベントにもっと多く若者が参加するようになったときデフレは解消される

昨年せっかく、日銀は金融緩和に転じて、デフレからの脱却にも目鼻がついたような状況だったのに、なぜかこの金融緩和の腰を折るような増税が今年の4月からなされています。む

もう、増税してしまっのだ、これはもう取り返しがつきません。しかし、平成15年度の増税阻止はまだ間に合います。

本当に10%増税をしてしまえば、ますますデフレから脱却できなくなるのは、明らかです。

現在では、まず10%増税は絶対にしないこと。さらに、このブログにも何度か掲載してきたように、景気対策のための財政政策による公共工事などは、現状では、公共工事の供給制約があるため、あまり大きな期待はできないで、実質減税と同程度の効果のある、所得税減税を行うべきだし、その他効果のある給付を大々的に行うべきと思います。

包括的金融緩和をさら拡大すること、大規模な所得税減税を行うこと、さらに景気回復に効果のある給付を大々的に行うことにより、デフレ回復の可能性はまだまだ、十分にあると思います。

このようなことを大々的に実施すれば、バル街にももっと多数の若者が参加することになると思います。このようなイベントに多数の若者が参加するようになったときこそ、日本はデフレから脱却できていることと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】







【関連図書】

函館―昭和ノスタルジー
函館―昭和ノスタルジー
posted with amazlet at 14.04.21
ぶらんとマガジン社
ぶらんとマガジン社
売り上げランキング: 255,201


るるぶ函館 大沼’14~’15 (るるぶ情報版(国内))
JTBパブリッシング (2014-02-21)
売り上げランキング: 11,195


ことりっぷ函館 (ことりっぷ国内版)

昭文社
売り上げランキング: 159,215


新函館写真紀行
新函館写真紀行
posted with amazlet at 14.04.21
新函館ライブラリ (2013-02-16)
売り上げランキング: 50,987

沈むハリウッド、日米コンテンツ産業逆転の理由 ―【私の論評】ポリティカル・コレクトネスに蝕まれたハリウッド映画の衰退と日本のコンテンツ産業の躍進

沈むハリウッド、日米産業逆転の理由 ■ Forbs Japan日本編集部 まとめ 日本のコンテンツ産業、特にアニメが国際的に人気を博しており、非英語番組の需要が増加中。 米国のZ世代は日本のアニメを好み、動画配信やゲームの普及がブームを加速させている。 日本のコンテンツ全体が注目...