2011年5月3日火曜日

決め手を欠く自民党の対決路線―【私の論評】憲法改正論議もしない中途半端な政党は消え去るのみ!!

決め手を欠く自民党の対決路線


5月の連休が明ければ、大震災から2カ月となる。協力路線を取ってきた自民党は連休前の4月26日、谷垣総裁が再び菅退陣要求方針を示して政治休戦終了を打ち出したが、連休中に大詰めを迎えた震災復旧関連の2011年度第1次補正予算については、財源確保のための関連法案にも賛成を決め、協力路線を維持した。

政府・与党に付き合うのは第一次補正予算までで、連休明けからは対決路線回帰という構えだが、苦しい事情もほの見える。

民主党政権打倒・菅内閣倒閣と叫んでも、決め手がない。最大の懸念材料は公明党との共闘だ。

加藤元自民党幹事長は「いつまで参議院で自民党に付き合ってくれるか、不安を感じている。公明党が国民生活を考えて自民党の筋論一本ではダメと思ったとき、苦境になる。そのときに自民党から大連立なんて言ってもチャンスがなくなっているのでは」と語る。

自民党が最終的に第1次補正予算の関連法案で賛成に回ったのも、その前に公明党が独自に賛成を決めたためで、自公共闘を優先するしかなかったという事情が大きい。

菅首相は、公明党の対決姿勢は統一地方選までで、終われば方針変更も、と見て、大連立工作の一方、密かに民公連携に期待している面があった。

だが、公明党はいまも菅首相には厳しく、民公連携に傾斜するにしても、首相交代を条件とする可能性が高い。菅首相はとても呑めないし、自民党は菅内閣倒閣で自公共闘を維持できると踏んでいる。連休明けのポスト政治休戦の攻防は、民主党と自民党の公明党争奪戦、公明党抜きの大連立作戦が錯綜する中で、菅首相の延命と倒閣を軸に展開しそうだ。

だが、国民の目は永田町の権力闘争には冷ややかだ。

各党は復興プランや日本再生策など、大震災が提起した新しいテーマにどんなビジョンと青写真を示すのか、さらに民主党にしろ自民党にしろ、対立軸が曖昧となる中で独自の政策や路線、基本方針を打ち出し、改めて国民の支持を獲得し直すのか。

攻防を制するのは、その視点に立ち、政策によって政局を制するパワーを持った勢力である。

東洋経済より

http://goo.gl/CQXp5

【私の論評】憲法改正論議もしない中途半端な政党は消え去るのみ!!
確かに、谷垣総裁は決め手にかけています。特に経済に関しては、結局は、マクロ経済音痴の民主党とほとんど変わりがありません。自民党の幹部の誰もいいださないうちから、菅さんと消費税増税に関して、会談をしたり、今回の震災の財源に関しても、真っ先に復興税などと言い出し、まったくこの分野に関しては、菅さんと同程度の馬鹿さ加減を露呈していました。自民党も谷垣さんを総裁にしておいては、今後の展開はないと思います。

それに皆さん良く考えてみてください。自民党も民主党も津波災害と原発事故の対応さえまともに出来ないまま、竹島問題の対応にも尖閣の中国の挑発行為に対しても、わが国を守ろうという意志がまるでありません。民主党は、実際にことが起きてからの、危機管理能力が欠如していることを露呈しましたが、しかし、あの福島原発が設計されたり、その後の保安管理体制も、すべて、自民党時代にに築かれたものです。これを忘れてはいけません。

尖閣問題などの端緒も開いた竹島問題なども、自民党時代にその源がつくられました。一応、自民党のほうは、民主党のように左巻きねじれ頭がいなというだけで、自民党も、民主党もさほど代わり映えしません。というより、民主党は、自民党の焼き直しの政党にすぎないことがはっきりしたと思います。要するに、中の構成員は変わったのに、根本的には何もかわっていないということです。

それに、今の政権にも受け継がれている、自民党の緊縮財政、デフレなのに、何がなんでも、緊縮財政という馬鹿な経済政策も、小渕、麻生政権だけを除いて、歴代の自民党政権でも行われてきたことです。どっちの、党も五十歩百歩というところです。これらの政党には、旧社会党と同じように姿を消していただきたいものです。自民党も、はやく、分裂したほうが良いと思います。分裂した、中から次の政権を担える政治グループなどが生まれてくる可能性は十分あると思います。今のままでは、無理です。民主党はもう駄目です。おそらく、次の選挙などでは、元民主党という烙印を押されて、殆の候補者は落選することでしょう。

,4月の統一地方選に関しては、特に前半戦は民主党は元々惨敗必定でしたが、自民党がどうだったかといえば、これも惨敗です。ただし、4月は、震災からまもなくだったので、ほとんど報道もされず、目立ちませんでした。後半戦については、やはり、民主は惨敗でしたが、自民も勝ったともいえず、統一地方選からは、自民党躍進のきざしは全くみえませんでした。はっきりしたのは、民主党の凋落だけです。

まさに、上の記事の「復興プランや日本再生策など、大震災が提起した新しいテーマにどんなビジョンと青写真を示すのか、さらに民主党にしろ自民党にしろ、対立軸が曖昧となる中で独自の政策や路線、基本方針を打ち出し、改めて国民の支持を獲得し直すのか」という視点に立ち、政策によって政局を制するパワーを持った勢力が攻防を制することになりそうです。

しかし、これだけではすまないと思います。本日は、憲法記念日です。やはり、憲法についての、論議も避けられないと思います。というより、現在の日本国憲法は、終戦直後のGHQの意向に完全に沿って作られたものであり、日本人の日本人による憲法ではありません。だから、改正するのが本筋です、護憲論などもともと筋違いです。

それに、最近では、当のアメリカの議会も、日本の改憲を是とするほうが、多数派になっています。当のアメリカがそうなのに、日本はどうかといえば、遅々として進んでいません。

このGHQが定めた憲法を戦後営々と、改めることなく、そのままにしてきたからこそ、かつて与党であった自民党はあのような体たらくとなり、そうして、最終段階においては、民主党が政権をとり、そうして、現状の惨憺たる有様になってしまったのだと思います。あの、憲法をそのままかえないで、いれば、現在の民主党政権であれ、何であれ、日本の弱体化は避けられなかったといのうが、当然の帰結だと思います。

現在は、おそらく、小泉改革から始まった日本の政界再編の最中あります。まだ、続いているし、これからも続きます。この政界再編を制するのは、先の視点をもち、憲法改正論議をまともにすることを党の綱領とした政治グループ゛だと思います。

はやく、そのようなまともな感覚を持った、政治グループが台頭して欲しいと思います。このままでは、今の日本の政界どん詰まりです。

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