2013年3月28日木曜日

【スクープ最前線】首相「北朝鮮と民主党の深い闇」を極秘調査 拉致問題を政治利用―【私の論評】一日も早いスパイ防止法の成立を!!民主党も悪いが、整っていない法制度にも問題がありすぎ!!

【スクープ最前線】首相「北朝鮮と民主党の深い闇」を極秘調査 拉致問題を政治利用

在日本朝鮮人総連合会中央本部

安倍晋三政権は発足以来、「民主党政権下で何が行われたのか」を極秘調査している。このなかで、日本人拉致事件や核・ミサイル実験を強行した北朝鮮と、民主党関係者の看過できない関係が浮上してきた。公安当局が注目する、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売の背景とは。東京と平壌をつなぐ「闇」について、ジャーナリストの加賀孝英氏が迫った。

・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「(朝鮮総連)関係者によると、民主党政権時代には、日本政府と総連との間で任意売買の約束が交わされていた」「その代わりに北朝鮮当局は、日本人拉致被害者の再調査を打診する」「総連側は南昇祐副議長を窓口とし、平壌で金正恩第1書記をはじめとする政府高官に善処を依頼していた」

これらが事実なら、これは北朝鮮との悪魔の契約ともいえる拉致問題の政治利用だ。拉致被害者の一刻も早い帰国を待つ家族や、それを支援する1億3000万国民の気持ちを党利党略でここまで踏みにじっていいのか。絶対に許せない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「昨年秋ごろから、民主党関係者が、競売を進めるRCCや霞が関の幹部に対し、『入札前に朝鮮総連に便宜を図って、ひそかに話をまとめろ』と迫っていた。朝鮮総連側には見返りとして、拉致問題の前進を要求して、密約を結んでいた。拉致で成果を上げ、12月の衆院選の起爆剤にして、国民にアピールして安倍総裁率いる自民党に選挙で何としても勝つ計画だったようだ」

「衆院選投開票日の4日前(12月12日)に北京で日朝協議を開き、拉致問題の再調査合意宣言という花火を上げるシナリオだった。ところが、直前に北朝鮮が人工衛星と称するミサイル発射準備を公表し、たくらみは頓挫した。北朝鮮がミサイルを発射したのは、くしくも12日午前だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「安倍首相は、各省庁へのヒアリングで、民主党政権がいかに国家をボロボロにしたかを聞き、激怒した。中央本部の話も当然、聞いている」

安倍首相、ことはあなたが命を懸けて取り組んできた拉致事件に関することだ。国民の前で、ぜひ真相を明らかにしていただきたい。

■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍。一昨年11月、月刊「文藝春秋」で「尾崎豊の遺書・全文公開」を発表し、大きな話題となった。

総連本部は「最福寺」が落札 法主の池口氏は清原和博氏や角川春樹氏ら幅広い人脈



【私の論評】一日も早いスパイ防止法の成立を!!民主党も悪いが、整っていない法制度にも問題がありすぎ!!

これは、結論からいえば、民主党が体制の側にあったということから発生した問題であると思います。それにしても、事実とすれば、許し難い反逆行為です。

国民に対する反逆行為までして、選挙に勝つことだけを考え、結局は北朝鮮からもミサイル発射という形で裏切られたということです。北朝鮮側としても、民主党はもう終わったということを確信していたのだと思います。そもそも、自国民を裏切るような輩などはなから信用もしていないし、利用できるなら利用するだけで、役に立たないとなれば、約束それも密約などで他に知られていないことであれば、すぐにも反故にするということです。

北朝鮮ミサイル

それにもしても、これが事実だとして仮に昨年の選挙の直前に、拉致問題の前進があったとしても、大勢を変えることはほとんど不可能だったと思います。北朝鮮側もそう踏んで、選挙の直前にミサイルを発射したのだと思います。超総総連ビルの確保などよりも、ミサイル発射のほうがはるかに優先順位が高かったのだと思います。

民主党の願いは北朝鮮には通じなかつた!!

北朝鮮からみても、所詮日本国民の裏切りものである民主党に先はないのはあまりにはっきりしすぎており、こんなものの寝言につきあう気はもうとうなかったと考えられます。北朝鮮側から見ても、民主党など最低の信用ならないただのバカ集団と見ているに違いありません。そんなことにも民主党は気がついていなかったし、今でも気づいていないのだと思います。ミサイルは発射され、選挙には惨敗、拉致問題にも進展なし。それに総連ビルは、結局元通り!!そんなことになっても、まだ目がさめていない愚か者の末路は哀れです。

日本人拉致事件の政治利用など、いかにもありそうな話です。下に、 日韓関係と朝鮮総連をめぐる主な動きを掲載しておきます。


 公安も、外事警察などもこのような動きを把握しているのでしょうが、このような動きだけでは何もしようがないというのが実体だと思います。日本には、スパイ防止法がないので、こうした活動をしている間に何かはっきりとした犯罪行為があれば、逮捕することもできますが、そうでなければ、監視はしても泳がしておくしかありません。


それにしても、このような事実は積み上げておくべきでしょう。いずれ、明るみに出せる日が来るかもしれません。

民主党は、北朝鮮だけではなく、中国との間でも、このような問題があります。これについいては、以前のこのブログにもとりあげています。その記事のURLを以下に掲載します。

中国“不正”スパイが国外逃亡!日本の政財界情報ダダ漏れの闇―【私の論評】日本でも、他国なみのスパイ防止法を制定すべき!!

 

詳細は、この記事をご覧いただくものとして以下に今回の記事と関係する部分のみコピペさせていただきます。

 スパイは、情報や秘密を探るだけではありません。敵国の民衆に自国に同情させる教育をしたり、敵国政府を攻撃するマスコミ関係者を養成したり、公務員にして政府、自治体内に送り込んだり、といったことを長年やってきています。特に、日本ではスパイ防止法がないので、スパイ天国といわれているくらいです。特亜3国はいうまでもなく、旧ソ連のスパイであるコミンテルンはもとより、今でも、ロシアスパイが日本国内で活動しています。

現実的にスパイ行為を防止するために最も効果があるのが、覚醒剤の取り締まり強化と、パチンコ禁止です。この二つが北朝鮮スパイの活動資金ですから。その他は、なかなか、取締りが難しいです。だから、スパイ防止法は、必須です。無論、スパイ防止法は、負の面もないとはいいません。しかし、その負の面をおそれて、日本をスパイ天国にしてしまっていることは、この負の面をはるかに超えて、日本に深刻な打撃を与えています。

それにしても、松下政経塾にも入り込んでいたということで、驚いている人もいるようですが、その認識は甘いと思います。日本は、スパイ天国なのですが、どこに入っていてもおかしくはありません。今日もテレビでみていたら、日本の民主党の議員が、「驚いた」などの感想を漏らしていました。これは、著しい認識不足といわざるをえません。私は、大学などにいる中国の留学生など全部とはいいませんが、一部は、間違いなくスパイか、スパイ候補生だと思っています。それは、あの長野オリンピックのときの、中国人学生の組織力をみても、良く理解できることです。

韓国に潜入していたとされる北朝鮮のスパイ

それにしても、民主党が悪いには決まっていますが、法整備がされていないこと自体にも問題があります。このような裏切り行為があったといことだけで、取り調べや逮捕ができるような法律、すなわち「スパイ防止法」の成立を切に願うのは私だけでしょうか?そうでなければ、このような問題は永遠に起こり続けます。今回は、民主党に関連する問題でしたが、この問題は自民党を含む他党にも多かれ少なかれあることです。そうして、今のままでは、解決されることはありません。外国は、この弱みにつけこみ、様々な工作を仕掛け続けます。こんなことが許されて良いはずがありません。皆さんは、どう思われますか?

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