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2010年4月22日木曜日

「iPadキラー」となるか 欧州で「WePad」注目-かつてのネット・ブックのようになるか?

「iPadキラー」となるか 欧州で「WePad」注目(この内容をすでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


米アップル社が今月、米国で発売した新型携帯情報端末「iPad(アイパッド)」が、初日に30万台超を販売する人気をみせているが、欧州市場で「アイパッドキラー」として注目されている端末がある。ドイツメーカーが開発した「WePad(ウィーパッド)」だ。アイパッドの市場独占を阻止できるか-。

ウィーパッドは、電子出版システムなどを手がけるドイツの「Neofonie」が開発。OSは、グーグルのアンドロイドを採用。アイパッドより若干大きめの11.6インチのディスプレーで、重さも800グラムだが、アイパッドにはないカメラも搭載されている。

最大の違いはコンテンツの受け入れ体制だ。アップル向けコンテンツの公開が事前チェック制なのに対し、ウィーパッドは「自由」とし、コンテンツメーカーが作品を供給しやすくなっている。

ドイツ国内での発売は、今年8月を予定。米紙ワシントン・ポスト電子版などによると、すでに欧州の大手出版社「Gruner+Jahr」がウィーパッドへの雑誌コンテンツの提供計画を決めているとされ、前評判は上々だ。

かつてのネット・ブックのようになるか?


さて、このWe Pad人気も上々のようですし、技術的にもiPadよりも優れた点がいくつもあるようです。私は、これらの新たなタブレット型PC状況をみていて、これは、どうもかつてのネット・ブックが流行始めたころと似ていると思いました。

現在、日本でもほとんどすべてのメーカーがいわゆるネット・ブックを作っています。現在では、当たり前のようになったネットブック、普及し始めたのはつい最近のことです。そのことに関しては、このブログにも掲載しましたが、その日付を見て驚いてしまいました。なんと、2009年の1月のことです。

その記事を見たときは、自分のネット・ブックとは全く無縁だと思っていましたが、昨年の11月に購入してしまいました。それに関してもも、このブログに掲載しました。それ以降、かなり気にいっているので、こればかり使っています。そうして、今もそのネット・ブックでこれを書いています。

最初にネットブックなるものを見たときは、まだまだ、性能も良くなくメモリの容量もすくなく、ハードディスクもついていなかっので、なんとなく使い物になるのかという程度のことしか思いませんでした。

そうこうするうちに普及してきたら、性能も良くなり、普通のパソコンの1~2年前ほどと比較して、同程度のようなものになっています。それにつれて、ネット・ブックではない普通のノート・パソコンも安くなり、10万前後で最新型の者が購入できるようになりました。

さて、話をもと戻しますが、アップルが、iPadを販売しはじめ、さらにiAdも提供を予定してることもあり。私のブログでもアップルの水道の蛇口戦略について掲載しました。それは、「iPhone、iPad、iPodは水道の蛇口のようなもので、水道管を通じて様々な個人や企業が制作したステキなコンテンツがその蛇口に注ぎ込まれていきます。今はまだユーザーはこれらのコンテンツを有料(少額)で購入しているのですが、もし、iPhone、iPad、iPodそのものが広告媒体になったら、広告媒体であるiPhone、iPad、iPodの無料化(低価格化)だけではなく、コンテンツそのものも無料化するかかなり低廉にする戦略」というものです。

こらから、多くのPCメーカーが、iPadや、WePadのようなタブレット型PCを出すようになります。WePadは、Android搭載ですが、このところ忘れ去られているGoogle Chrome OSを搭載したものもでてくるでしょう。さらに、Windows7を搭載したスレートPCも近いうちにヒューレット・パッカードから販売されます。これらのメーカーのうちでも、水道の蛇口戦略をかなり意識した企業がこの分野で生き残っていくと思います。そうでなければ、台湾メーカのようにかなり廉価でハードをうるしかなくなります。なるべくハードを安くするためには、アップルのように自前でOSをつくるか、WePaDのようにGoogleから無償で提供されるOSを使うしかないですね。さらに、なんらかの形で広告の分野に絡んでいく必要があると思います。

さて、Apple、Google、Micro Softは、今後タブレットPCの分野で激しい競争を繰り返すことになると思います。日本のメーカーはどうなのでしょうか、ただひたすら、安いハードをつくるということになるのでしょうか?

そのうち、日本でもほとんどのメーカーが廉価なタブレットPCを出すと思います。気がついたら、私も、ネットブックでそうしたことがあったように、1年するかしないかのうちにどこかのタブレットPCを購入しているかもしれません。

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