2011年6月16日木曜日

<中国人が見た日本>日本への義援金、なぜ台湾が世界で最も多かったのか―【私の論評】もともと台湾に住んでいた本省人にとって日本は理想の国!!真の友好国はどこなのか?

<中国人が見た日本>日本への義援金、なぜ台湾が世界で最も多かったのか 
王錦思氏(左)
2011年6月16日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏はブログに「台湾はなぜ日本の震災への義援金が世界一多かったのか?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

未曽有の大震災に見舞われた日本に、中国を始めとする国際社会が次々と支援の手を差し伸べ、気前よく懐のカネを出した。だが、多くの中国人にとって想定外だったのは、台湾からの義援金が140億円にも達し、世界で最も多かったことだ。5月初め、筆者は東京で台湾の友人数人と会い、この件について聞いてみた。彼らは率直に「中国本土の文化と比べ、台湾は日本文化に近いからだ」と答えた。すべては心からの行動なのだという。

なぜそこまで日本に対する気持ちが強いのか?それは、李登輝元総統など日本植民地時代の教育を受けたお年寄りがまだ多数活躍していること。それから、馬英九総統は日本が植民地時代に台湾農工業に与えた「功績」を認めているが、これは多くの台湾市民の心の声を代弁しているという。これに対し、植民地支配が与えた苦痛は気にしていないようだ。多くの台湾市民は中国ではなく日本こそが東方文明国家の手本だと考えているらしい。

台湾の人々は日本が大好きだ。行きたい国のトップももちろん日本。綺麗でオシャレだというのが1番の理由という。これを聞いた中国人は「自分の祖先を忘れたのか!」と罵るだろう。だが、台湾の民衆も本土の人々は「理不尽で横暴」だと思っている。良いと思うものはほとんどなく、流行に取り入れたいと思える文化もない。

要するに日本のことが心から好きだという気持ちが、募金額に現れたのだろう。中国本土では歴史的なわだかまりから、台湾のような大々的な募金活動は行われなかった。だが、中国人がどんなに日本を恨み、震災で被った損害をどんなに喜んでも、台湾の人々の日本に対する思いは抑えられない。

いつまでも台湾の人々を「祖先を忘れた」「敵と味方を取り違えた」と罵っているだけでは何も変わらない。それよりも、自分たちの社会を少しでも台湾の人々に好きになってもらえるよう努力する方が先ではないだろうか。(翻訳・編集/NN)

●王錦思(ワン・ジンスー)
吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。

残念ながら、このブログの原文は、消去されている。消去された、原文の記事が掲載されていた記事はは以下のURLです。以下のURLにアクセスすると消去されたことが確認できます。
私の論評】もともと台湾に住んでいた本省人にとって日本は理想の国!!


王錦思なる人物私は、知らなかったのですが、最近中国の中では、日本との関係において注目を浴びているようです。上のブログの記事は、すでに消去されているようですが、やはり、中国当局によるものなのでしょうか?

王錦思氏については、日刊ベリタに興味深い記事が掲載されていたので、是非以下のURLで覧になってください。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200712061017444

いずれにせよ、台湾がの義援金が他のどの国よりも多いということの理由は、王錦思氏が上で掲載しているより以上のものがあるので本日はそのことについて掲載します。

まずは、台湾には、本省人と外省人が存在します。これを理解しないと、台湾のことは出来ないので、まずは、台湾における本省人の意味を以下にwikipediaからコピペしておきます。
台湾での本省人とは、1945年(昭和20年)に日本が太平洋戦争(大東亜戦争)に敗れ、中華民国へ台湾が帰属(光復)する以前から台湾に住んでいた漢民族と客家、高砂族やタイヤル族等の台湾原住民との混血の子孫で閩南語を話す人達を指すことが多い。ここでの本省とは台湾省を指している。そのため、字義どおりには本省人という言葉には原住民(台湾で言う原住民とは、福建人の更に以前から住んでいるオーストロネシア系の諸民族のこと)が包含される。だが、日常的には原住民を意識せず用いられることが多い。 
なお、台湾本土派や独立派の中には、この言葉が台湾が中国の一省であることを前提した表現であることを忌避し、台湾人とか在来系台湾人などの語を使用するべきだと主張する人もいる。また、「光復」後に台湾へ移住してきた中華民国公民は台湾省以外に本籍を持っているため、外省人と呼ばれる。同じ理由から、彼らを「(在台)中国人」と呼ぶ人もいる。 
漢民族の本省人は福建省南部の言葉である閩南語、もしくは客家語を母語とするグループに分かれる。閩南語は福佬(鶴佬、ホーロー)語とも呼ばれそれを母語とする閩南人が多数派を占める。 
ただし、閩南人も元々は、さらに泉州(今日のアモイも含む)人と漳州人に分かれていた。しかし、日本統治時代に、泉州方言の中でもアモイ方言を話す者が多いことから、これを基礎とした台湾語が形成されていった。そして、泉州人と漳州人の区別も、徐々に解消され、今日ではほとんど残っていない。 
しかし、広東省が移民を禁止していたことから、客家人は泉州人や漳州人よりも遅く台湾への移住したので少数派である。また、台湾語のような客家人の共通語もないため、台湾の北部と南部では語彙や発音の一部が異なるとも言われている。今日、客家人が多い地域としては、桃園、新竹、苗栗などがある。 
清朝時代の移民初期には女性の渡航が禁止されたので、男女比が偏り平埔族との通婚が行われた。
ここでは、台湾に大東亜戦争前まで住んでいた人々と考えていただければ良いと思います。さて、上記で王錦思は『植民地支配が与えた苦痛』ということで、日本が台湾統治をしたときに、本省人に対して苦痛を与えたかのような記載をしていますが、これは、全く間違いです。

まず、日本が台湾統治をしたときには、武力などで侵略して統治したわけではなく、日清戦争のおりに、正式に認めれたものです。これに関しても、その経緯など、以下にwikipediaからコピペしておきます。
1885年に清朝が新設した台湾省に属していた地域を指しており、具体的には台湾本島、付属島嶼、及び澎湖諸島から範囲が構成されている。この範囲は、日清戦争で清朝が降伏すると、1895年4月17日の下関条約によって大日本帝国に編入された。しかし、第二次世界大戦で大日本帝国が降伏すると、1945年10月15日にポツダム宣言によってGHQの委託を受けた中華民国軍が進駐し、1945年10月25日の光復式典(外交文書)によって国際法に反して一方的に台湾を中華民国に編入された。 
その後、1949年10月1日の中華人民共和国の成立により、大陸から中国共産党に追われる形で、1949年12月7日に国民党は中華民国の政府機能を台北に移転した。ただし、日本国政府は1952年のサンフランシスコ平和条約(日本国との平和条約)において、権原を含める一切の権利を放棄したが、その帰属を明言しておらず、国際法上は依然として空白地若しくはアメリカ合衆国の暫定占領地区となっている。
この文章でもわかるように、日本が帰属を明らかにしなかったため、いまでも、台湾は、国際法上では、アメリカ自体も領土として主張していないわけですから、空白地というのが正しいと思います。だから、大陸中国が一方的に自らの領土するのも本来的には正しくはありません。

清朝の時代に清国が台湾を統治したといっても、実は何をしたわけでもなく、ただ、版図として自分の領土であるとしただけであって、実質的な今の台湾の基盤をつくったのは、日本です。日本が統治したことにより、はじめて、台湾に近代文明がもたらされました。

今の台湾にある、近代的学校制度、発電所、病院、近代農業、近代鉱工業、金融制度、橋、道路、電気、港、郵便制度、その他もろもろの基盤を整備したのはすべて日本です。日本は、台湾を統治した時代には、当時の日本国内と同様に整備しました。当時のエリート養成するための、帝国大学なども台北帝国大学として設立しました。もちろん、台湾の人々にも入学を許しました。これらの日本の文明的なインフラを当時の台湾の人々は、何ら差別されることなく、日本人として享受することができたのです。

私の父は、医師ですが、その父の同僚にあたるかたで、日本人の方で台北帝大医学部出身の方がいて、その方に子供の頃、臺北帝大の話をうかがったことがあります。その方の話しでは、無論、クラスの中に台湾人の人も何人もいたそうです。その人達は、当時無論台湾で医師をなさっていたそうです。

それまでの未開の地であった、台湾に、日本が、近代文明を持ち込んだのです。そうして、近代的軍隊をも日本がはじめて台湾にもたらしたのです。台湾にもともと、住んでいた人たちの感激と感動は、現在の私たちには、とても想像できないことでしょう。あの金美齢さんも、当時の日本に兵隊さんに、トラックにのせてもらったことの想い出を喜びとともに語っています。当時の日本の軍隊は、当時の台湾の人々にとって、敵国の軍隊だったのではなく、まさしく、自分たちの軍隊であり、そこには、無論、日本人もいましたが、多くの台湾人も日本国内の人々何らの差別もなく、徴兵されていたのです。軍隊に入った人たちも、こうした台湾を守るために入ったのであり、強制されたというわけてはありません。


こうしたことを象徴するのが、旧台湾総督府(たいわんそうとくふ、旧字体:臺灣總督府)の建物です。これは、日清戦争の結果清国から割譲された台湾を統治するために設置された日本の出先官庁でした。

台北市に設置された台湾総督府本庁舎は、現在でも中華民国の総統府として使用されています。総統府といえば、日本でいえば、総理府のようなものです。アメリカでいえば、ホワイト・ハウスのようなものです。これを、旧台湾総督府の建物がになっているということです。

また、『台湾の人々を「祖先を忘れた」「敵と味方を取り違えた」と罵っているだけ』これも、間違いです。ただし、これは、全部が間違いというわけではありまんせん。先に、本省人という言葉をあけましたが、本省人にとっては、日本は、近代文明をもたらした存在であるため、当時の清国などからは、そのような恩恵にあずかった覚えはないので、「祖先を忘れた」とか、「敵味方を取り違えた」などという感覚は全くないと思います。

あるとすれば、本省人ではなく、外省人の方だと思います。外省人の言葉の意味も、以下にwikipediaからコピペしておきます。
台湾において外省人とは、在台中国人。1945年の日本敗戦で日本による統治終了後、主に中国(福建省の金門県、馬祖島を含む)から台湾に移住してきた人(大部分は漢民族)とその子孫を指す。本省人と区別する意味で用いられる。両者の結婚も非常に多いが、選挙になると「本省人」・「外省人」と不信感も露に敵対する。
これらの人たちは、本当に日本を恨んでいる可能性が高いです。このことに関連して、毛沢東が面白いことを言っています。

これは、大紀元からコピペします。
陳鉄健氏の引用した中共出版の『毛沢東外交文選』には、毛沢東が1950年代に来訪した日本人に対し、「事実、日本帝国主義は我々にとってよい手本となった。第一に、蒋介石の力を弱めてくれた。第二に、我々の共産党指導の根拠地と軍隊を発展させることになった。抗日戦争前、我々の軍隊は30万人に達していたが、自ら犯した失敗により2万人に減っていたところ、8年間の抗日戦争で、我々の軍隊は120万人に発展した。日本に我々は助けられたのではないか?」と話したとある。
ご存じのように、蒋介石を総統とする中国国民党軍および、その家族などが、台湾に外省人として、多数入ってきたわけです。これが、日本と大陸中国に対して、恨みの感情の持つことは当然といえば、当然です。だから、上の言葉は、内省人ではなく、外省人のみに当てはまるのです。

さて、いろいろと、長々と述べてきましたが、台湾の本省人の人たちで年配の人たちの日本を思う気持ちは、日本人のお年寄りが、日本に対するよりもさらに激しいものがあります。台湾を良くしてくれた、国という熱い思いがあります。

だからこそ、献金額など他の国、特に大陸中国など群を抜いて高額だったのです。上の動画のように、中国の義援金は微々たるものでした。これらを見ると、真の友好国はどこなのかと問いたいです。

それに、王錦思氏のような、知識人で愛国者の中国人も、日本や台湾に対する理解をもっと深めて欲しいです。それよりも、何よりも、現在の大陸中国の共産党政府は、もっと情報を開示すべきです。

私は、今の民主党政権、その中でも菅政権に関しては、本当に無能で情けない政府だと思います。それに、ある意味危険だとさえいえます。しかし、ただ一ついえることは、菅内閣ですら、中国共産党政府よりはましです。日本では、政治対する不信感、閉塞感がうずまいているようですが、中国ではそんなものではありません。全国いたるところで、憤怒のマグマがくすぶっており、いつ大爆発をおこしても不思議ではないです。

日本では、そのように認識はされていませんが、このように政権交代ができるとか、総理大臣がころころ変わるということは、確かに不安と写るかもしれませんが、中国との比較において考えれば、はるかに民主的で強固な政治体制です。中国では、革命でもない限り、現政権が交代するということはありえません。だから、中国の官僚の悪辣ぶりは、日本と比較すれば比べ物になりません。日本の財務省の役人の狡猾さなど、中国の官僚と比較すれば、天使のままごとのようなものです。実際、おびただしい数の官僚が、政府の金をくすねて、海外に家族ともども逃亡しています。

中国では、建国以来選挙が一度も行われていません。だから、中国には厳密な意味では政治家も存在しません。全部官僚のようなものです。台湾でも、総統は選挙で選ばれるようになっています。無論、議員も選挙で選ばれます。なのに、中国はいまでも指名制です。日本では、国民が選挙さえすれば、政権交代もありということです。総理大臣がコロコロ変わっても、政権交代があっても、国体が何とか維持される日本。これほど強いことはないと思います。他国ではこのようなことはないと思います。政権交代や、政権のトップが頻繁に交代すれば、内乱になってしまうと思います。中国の場合は、政権交代など起こるとすれば、中華人民共和国自体の崩壊以外にはありえません。日本のようなわけにはいきません。

もう、民主党には将来はなく、選挙をすれば、必ず負けますが、ただし、社会党の事務方のほとんどが民主党にも横滑りではいりこんでいて、彼らが、良かれと思って実施していることが、日本国解体法案など、日本国解体につながることばかりです。私たち日本の国民は、何が何でも、これらを駆逐しなければならりません。そのことを民主党自体が気づけばよいのですが、それはないようです。であれば、民主党とともに両方とも滅びていただかなければなりません。いずれにしても、この自由な国日本と、日本に友好的な台湾の自由はなにがなんでも守りぬくべきと思います。

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2011年6月15日水曜日

日本エイサー、Tegra 2とAndroid 3.0を搭載した39,800円の10.1型タブレット―【私の論評】もう少しで、携帯電話と同程度の価格のタブレットが登場する!!

日本エイサー、Tegra 2とAndroid 3.0を搭載した39,800円の10.1型タブレット

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/06/15/065/index.html


【私の論評】もう少しで、携帯電話と同程度のタブレットが登場する!!
iPadの登場以来、メーカー各社は様々な種類のタブレット端末を市場へ投入しています。今年の春には、ドコモが「Optimus Pad L-06C」を発売したばかりです。

Optimus Pad L-06C
これらのタブレット端末は直感的な操作ができて便利な反面、性能的な面でパソコンに及ばない点も多く、とくにiPadではサイトのFlashコンテンツが再生されないなどの問題点が指摘されていましたた。

そうしたタブレット端末の市場に対し、日本エイサーが新製品を投入しました。日本エイサーは、acerブランド初となるWindows OSを搭載したタブレットPCとして「ICONIA TAB W500 (アイコニア タブ W500)」 を、2011年5月下旬より発売しました。今回の上の記事で解説されている、新たな、タブレットは、「ICONIA TAB A500」となっています。これは、先に発売されたものと同等ですが、使えるOSが、Androidという事です。
ICONIA TAB W500
このタブレットPC、この時点で、iPadを性能的には超え、価格的には低価格であると評価されていました。今回の、このタブレットのAndroid版の発売によって、価格的にもさらに低価格となり、高機能になったものと思います。そうして、iOS5の発表より先んじているということで、アップルの地盤を相当揺るがしそうです。

詳細については、以下のURLを御覧ください。

http://itlifehack.jp/archives/4480332.html

今年秋に発表されるアップルのiOS5は、これら追従するタブレットに対抗するためであると考えられます。iOS5に新しく付け加えられたの機能は、すべてAnroidでは、すでに実現されているものばかりです。

特にiOS5では、iPadや、iPhoneなど、パソコンなどとの同期をしないでも、すむことが大きな転換であることをこのブログでも、掲載しました。しかし、Androidでは、もともと同期など必要ありません。この同期という作業、本当に煩わしいときがあります。それに、同期をしなければいけないということは、同期できるパソコンを持っていなければならなということにもつながり、わざわざ、顧客の幅を狭めているようなものだったと思います。

私は、今回、このエイサーの「ICONIA TAB A500」の登場をもって、始めて、Android端末が、価格的にも性能的にも、iPad2を超えたものの登場ということがいえるのではないかと思います。

このような、端末の登場、秋のiOS5の登場により、多くの人にパソコンを持たないライフスタイルが広がっていくのではないかと期待しています。

もう少しで、携帯電話と同程度の価格のタブレットが登場する時代がやってくると思います。この端末の発売は、そうしたことに先鞭をつけるものだと思います。

そうして、多くの人がこうした端末を、家で使ったり、携帯して歩くようになれば、以前このブログにも掲載したような、バーチャルとリアルが交錯するようなサービスがどんどん登場してくると思います。

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2011年6月14日火曜日

『Googleソーシャル検索』ついに上陸! 友人のブログやツイートを結果に表示―【私の論評】ソーシャル・メディアはマネジメントを変えるか?

『Googleソーシャル検索』ついに上陸! 友人のブログやツイートを結果に表示
Google ソーシャルサーチ
Googleは、2009年よりアメリカで実験的に提供を開始していた『ソーシャル検索』を、6月13日(現地時間)から日本でもリリースしました。今後は、Googleアカウントでログインした状態で検索すると、検索結果に友人や知り合いのブログやツイートが表示されるようになります(ログアウト状態では『ソーシャル検索』は利用できません)。
『ソーシャル検索』は、Googleが各ユーザーの“ソーシャルサークル”として認識した友人や知り合いが提供した、関連性の高い検索結果を表示する機能。たとえば、「子ども用のデスク」を探しているとき、知人が同じく子ども用デスクについてブログで記事を書いていたら、「関連性の高い情報」として検索結果に表示されるというわけです。検索結果の下には、友人がプロフィールに設定した名前と写真が表示され、名前部分にマウスを合わせると、「どのウェブサービスでつながっているか」も確認できます。
Googleソーシャルサークル
Googleがソーシャルサークルとして認識するのは、ユーザーの『Gmail』コンタクトリスト(アドレス帳のようなもの)やチャットリスト、『Googleリーダー』(RSSリーダー)や『Googleバズ』でフォローしている相手。さらには、『Googleアカウント』や『Googleプロフィール』に登録している『Twitter』などのウェブサービスを通じてつながっている友達および「友達の友達」も、ソーシャルサークルのメンバーとして、Googleに把握されています。私自身も、今回改めて自分のソーシャルサークルを確認してみたのですが、「うわー、ここまでGoogleに知られているんだー」と驚かされました。
Google ソーシャルサーチ検索結果に友人のブログ記事が出てきたり、『Twitter』で共有された情報が示されたりすると、「○○さんがおいしいって言うお店なのか」「○○さんも欲しいと思っているんだ」などと参考になることも多いです。でも、その便利さは「Googleに個人情報を握られている」ことの上に成り立っているんだなと思うと、なんだかちょっと怖いような気もしますね。
【私の論評】ソーシャル・メディアはマネジメントを変えるか?



ソーシャル・メディアを拒否する自由はあれど?
このサービス、アメリカで公開されたのは、知っていましたが、いよいよ、日本でも公開ですか。日本には、なぜか、ネットの世界は、匿名が全盛どころか、匿名を前提としているようなところがあります。

しかし、これは、世界的にいえば、非常に珍しい特異な現象といってもいいくらいです。facebookでは、匿名のアカウントが削除されつつあるそうです。さらに、Googleでも、このようなソーシャル機能がつきました。

これから、どんどんソーシャル機能は強化される傾向にあると思います。その延長線上には、いずれ、ネットの世界も現実の世界もあまり変りないような社会がやってくると思います。

おそらく、ソーシャル機能が強化されれば、ネット上で何かすれば、それがどこかに反映される時代がきます。そのようなときに、匿名性を頑なに守れば、このようなサービスは、享受できないことになると思います。

無論、ソーシャルサービスを拒否するという自由は、いつの世の中でも、個人の選択に任されると思います。

身の丈にあった情報・知識が得られる!
私自身は、極度の匿名性のネット社会は、ただの時間つぶしであり、ほとんど益もないと思っています。しいて、あげれば、誰でも手に入るような情報を得ることと、時間つぶしです。ソーシャル・メディア以外のメディアだけで有益な情報やましてや知識が入ってくることはまずありません。

本当に有益な情報や、知識は、人を介して入ってくるものです。ソーシャルな機能を排除した、ネットから入ってくるのは、情報でも、知識でもなく、単なるデータにすぎないと思います。これをただ眺めている限りは何もおきません。

ちなみに、ここでいう知識とは、仕事に適用できる情報という意味です。從來、知識という言葉は、情報と同じように受け取られていた時期があります。しかし、現在では知識の意味が変わってきました。現在では、知識は、実務的に仕事に適用できる情報という意味に変わってきています。從來の、本に書かれてあるような内容は、情報といいます。いわゆる、物知りの物の意味です。

データに関しては、いくら集まっても、結局は、それを分析・整理・統合しなければ、情報や知識とは成り得ません。これから、ネットの世界で、匿名を頑なに守り続ける人にとっては、有益な情報や知識を自分の身の丈に入ってくるチャンスをみすみす、逸することになります。

この身の丈というところが重要です。たとえば、大学院レベルの生物学を学ばなかった人にとって、生物学のテキストそのものは何の意味ももたないかもしれませんが、特定の生物の分野の持つ意味、が特定の人にとっての意味などは、ソーシャル・メディアなどからもたらされる情報から入ってくる可能性は高いです。そうして、その持つ意味が、あなたの仕事に決定的な大きな影響を及ぼす可能性もあります。

いまや、いわゆる業界の知識は、業界内からもたらされるのではなく、他の分野からもたらされることがほとんどです。たとえば、ITの世界でも、IBMは、DNAの自己増殖機能を活用した、電子回路の開発を手がけていますが、これは、従来の電子工学などの分野からではなく、生物学の分野からもたらされた、知見にもとづき、開発しています。現在では、このようなことは当たり前のことになっています。自分の属している業界の情報や、知識だけでは、もはや、新たな展開は期待できないのです。

ITでさらに外の世界を知ることができる機運が高まった!!
過去の情報システム、特に、企業などの内部で使用される情報システムは、組織の内部情報のみを扱っていました。だから、これを徹底的に分析してもあまり役に立ちませんでした。

特に、民間営利企業などにおいては、利益の源泉は、企業の外あります。これに関しては、あの経営学の大家ドラッカー氏も、「私は以前企業の内部で、利益を生み出す部署のことをプロフィット・センター(利益を生み出す部署)と名付けた。しかし、これは、誤りだった、企業内部に存在するのは、コスト・センター(経費を発生する部署)だけだ」と述べていました。

だからこそ、ドラッカー氏は、企業の経営者というより、マネジメントたるものは、外の世界を見て歩かなければならないという趣旨のことも語っておられました。私も、全くそのとおりと思います。

そえはいいながらも、ドラッカー氏も行っていたように、インターネットができてから、始めて、ようやっとわたしたちは、企業内において、外の世界を垣間見ることができるようになりました。

しかし、それは未だ十分なものではなく、まだまだ、私たちは、企業の外の世界を見ていく必要があります。ただし、最近では、昔と異なり、外の世界を見てまわるにしても、その前に、会社の机の上で、インターネットで予め、何をみようかと計画をたてるくらいの事はできるようになりました。

しかし、今でも、計画は計画で、実際に外に出てみれば、現場の情報から、さらに、見なければならないものに気付いたり、計画を大幅に変更しなければならないこともしばしばです。

この傾向は、これからも本質的には変わらないと思います。人々が実際にどのように、生活しているのかなど、人々が生活をしている様を直接見なければわかりません。また、営業店舗など、実際にその店舗の様子をみなければ、判断できないことも多くあります。

しかしながら、私は、ソーシャル・メディアがもっと発展してくれば、現在のインターネットの欠点をかなり補うようになってくると思います。

ソーシャル・メディアがかなり発展するようになれば、以前このブログにも掲載したように、リアルの世界とバーチャルの世界とが交錯したような世界がより助長されるようになってきます。いまの所、まだまだ、これは、微々たるもので、せいぜい、facebookがスポット機能を利用して、近くのリアルの店のクーポン券を、利用できるといった程度のものです。それも、今は、まだ実施されている場所も限られています。

しかし、ソーシャルメデアが発展すれば、このようなサービスがいろいろと開発されてくるはずです。そうなると、インターネットの世界もずいぶんと変わってくると思います。

そのような時代においても、マネジャーたるものは、外に出かけないと現実の姿までは、理解できないと思います。しかし、外に出かける前にできることは格段に増えてくると思います。

私は、企業の中において、いわゆるマネジメントといわれる職責を担う人々は、今後、既存ソーシャル・メディアをどのように外の世界を見るために活用するのか、さらに、既存のもののほかに、どのようなソーシャル・メディアがあれば、さらに、外の世界をもっと良くみることができるようになかるのかなど、これから、真摯に考えておく必要があると思います。

そうして、その視点は、あくまで、顧客からのものでなければいけないと思います。まさに、こうしたことでも、ドラッカーのいうマーケティングと、イノベーションの視点を忘れはいけいなという事だと思います。

これから、ますます、マネジメントの活躍の場が増えてきたと思います。皆さん、それぞれの立ち位置で頑張りましょう。そうして、明日の日本を変えていきましょう!!

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特集【エッセンシャル版】ドラッカー転換期が訪れた今こそ知りたいマネジメントの真髄―【私の論評】あと、少なくとも、20~30年は色褪せないドラッカーの業績!!

2011年6月13日月曜日

特集【エッセンシャル版】ドラッカー転換期が訪れた今こそ知りたいマネジメントの真髄―【私の論評】あと、少なくとも、20~30年は色褪せないドラッカーの業績!!

週間ダイヤモンド【エッセンシャル版】ドラッカー転換期が訪れた今こそ知りたいマネジメントの真髄


ピーター・F・ドラッカーの本を、「おカネ儲けのノウハウ満載」かと期待して読むと、がっかりする。しかし、「社会や企業とは何か」「仕事とはどういうことか」「ビジネスマンとしてどう生きるべきか」などについて、ドラッカーは本質を語ってくれる。50年前、60年前に書かれたものであっても、まったく色褪せない。

ドラッカーのほとんどの著作の翻訳を手がけ、ドラッカーから最高の友人・翻訳家と信頼された上田惇生氏は、こう話していた。

 「ドラッカーは至極、地味で当たり前のことをやろうと言っているんです。企業は世の中が必要としている財・サービスを提供する、そこで働く人たちに生き生きと働いてもらう、と。でも、ものすごく大切なことを言っていると気づかない人が多いんです」

ドラッカリアンとして知られるユニクロの柳井正会長兼社長も、こう語っている。

 「ドラッカーの本というのは、決して奇をてらったことは書いてありません。『当たり前のことにもっと気をつけなさいよ』と言っています。あまりピンと来なくても、とりあえず1冊でもいいから最初から最後まで読んでみてほしい。ドラッカーの言葉を思い出すときがいつか必ず来ます」

ドラッカーは「いい世の中になるには、一体なにが必要なんだろう」という問いからスタートし、後にマネジメントの父と呼ばれるようになった。現代のような組織社会においては、組織の運営のされ方いかんによって世の中はよくなる、とマネジメントを分析・研究した。そもそもの問題意識がまったく違う。だから、ずっと価値を持ち続けているのである。

特集「ドラッカー」は、こうした深くて広いドラッカーワールドを歩くためのガイドである。

まず、「Part1 ドラッカーが語りかける」で、ドラッカーが授けた直弟子への進路アドバイス、柳井正会長兼社長がかみしめる言葉などを通して、ドラッカーの世界に足を踏み入れていただこう。

 「Part2 ドラッカーを活用する」では、被災地で奮闘するNPOや医師集団、それに企業の活用事例から、ドラッカーの教えがさまざまな現場で根づき、実践されている様をレポートする。

続いて「Part3 ドラッカーが全てを教える」では、ドラッカーマネジメントの背景にある経営哲学を探り、さらに会計や教育といった分野でも、ドラッカーが最良のテキストになることをご紹介する。

そして、「Part4 ドラッカーのマネジメント」では、『もしドラ』主人公の教科書ともなった『マネジメント【エッセンシャル版】』のそのまたエッセンスを、編訳者である上田惇生氏が教えてくれる。

日本が転換期に立つ今こそ、深く、人間くさいドラッカーの言葉が、わたしたちの支えとなるはずである。


【私の論評】あと、少なくとも、20~30年は色褪せないドラッカーの業績!!
このブログでは、しばしば、ドラッカーの著作の中の至言を取り上げています。昨日もたまたま、ドラッカーの言葉を引用しました。とにかく、いわゆる、組織で働いている者にとっては、本当に役にたつし、さらには、勇気づけられる内容だと思います。この内容が、週間ダイヤモンドでその内容を解説されるのは、非常に良いことだと思います。まだ、読んだことのない人は、こうした入門書から読まれると、理解しやすいのではないかと思います。

私が、はじめて読んだのは、学生のときで、当然例の「もしドラ」もありませんでしたし、週間ダイヤモンドの解説などもありませんでした。だから、今の人たちは本当に良い環境にあると思います。特に、最近だと、ドラッカーのことなど、いろいろなところで、話題に出しても、十分通じるのではないかと思います。私など、理工系の学生でしたから、まわりにドラッカーの話をしても、誰にも理解してもらえず、どちらかというと変人扱いされたと思います。

ドラッカーの書籍は、技能などを細かく教えるものではありませんが、根底にさかのぼって、基本的な考え方を掲載しています。そのため、ノウハウ本の類とは一線を画したものばかりです。だから、いつまでたっても、色褪せないどころが、後少なくとも20~30年は、実用書として、ますます、その価値をまして行くものと思います。そうして、その後は、歴史を語る書籍類の一角を占めることになるでしょう。その価値は、永遠です。

事例としては、民間営利企業のものが多いですが、民間非営利企業(NPO)のことも多いです。それに、ドラッカーの書籍で、NPOのことを読んでから、アメリカなどのNPOのことを調べてみると本当に理解しやすいです。これを理解すると、鳩山さんをはじめとする民主党などが提唱する、「新しい公共」などの概念が本当に浅薄であることが良く理解できます。

このブログでも、過去においては、いろいろとNPOのことを書いてきましたが、はっきり言って、多くの日本人には、ドラッカーのいうとろこのNPOの概念は判らないものと思います。だから、最近は、ブロクでもとりあげてはいないです。しかし、いつか、本当に分かっていただきたい概念であると思っています。

だから、皆さん、ドラッカーの書籍を読むときには、ドラッカーは、「20世紀は、組織の時代であったが、21世紀はNPOの時代である」と主張していることを念頭において、読んでいただけたら幸いです。

いずれにせよ、ドラッカーの書籍はありとあらゆる組織で働いておられる方にとって、読まれればかならず、役に立つと思います。他の、ノウハウ本的なマネジメント本を読むくらいなら、まずは、ドラッカーを読んでおくべきと思います。読んで、その意味を深く考えた人は、読まない人よりも、はるかに高い視点を深い観点から学び取ることができるでしょう。

私自身は、ドラッカーのマネジメントに関しては、特にエッセンシャル版に関しては、何回も読んでいます。最近では、英語版のrevised.edition(改訂版)をアマゾンから、電子書籍をiPhoneにダウンロードして読んでいます。これに関しては、書いてある内容は、ドラッカーそのまま、事例などは、一部、新しいものに変えてあるので、非常に読みやすいです。それに、iPhoneにいれてあるので、どこに持っていくのにも苦になりません。ドラッカーの書籍など、厚くて、重いものがおおいので、これは、大助かりです。外出したときにも、読んだり、一日の終りに、寝床で読んだりもしています。



それに、新たな発見もあります。たとえば、ドラッカーの書籍には、「真摯さ」という言葉がでてきますが、これは、英語の「ingitrity」を訳したものであることがわかりました。

その定義は、高潔、誠実、清廉、完全な状態、完全性、無傷(の状態)、(システムや信号の)整合性(コンピューター)です。

例文を以下にあげておきます。
I admired her for her integrity.
私は彼女の高潔さに感服した。

また、この言葉をつかった、熟語など以下にあげておきます。
with integrity 誠実に
integrity assessment 完全性評価
integrity monitoring 整合性監視
integrity standards 品質基準
integrity test 完全性試験
data integrity データの整合性
file integrity ファイルの整合性
referential integrity 参照整合性
signal integrity 信号整合性

英語で、読んでみると、こうした新しい発見もあって楽しいです。「真摯さ」だけでは、見えてこなかったドラッカーの見方を発見することができました。

ドラッカーの書籍は、日本語のものは、現在出版されているものは、ほんどと読んでしまったので、今後は、他の書籍も英語でどんどん読み進めようと思っています。


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2011年6月12日日曜日

パンツやローヒール靴人気急上昇 震災で変わる女性ファッション―【私の論評】時流をつかめ!!本当に意味がわかっていなければ、未来はつくれない!!


パンツやローヒール靴人気急上昇 震災で変わる女性ファッション
白や淡いブルーの服が目立つ婦人服売り場=東京都中央区銀座の松屋銀座で
白や淡いブルーの服が目立つ婦人服売り場=東京都中央区銀座の松屋銀座で








 女性が好む服装が東日本大震災後、変わってきている。東京都内の大手百貨店では、パンツや、かかとが低い靴の売り上げが震災前に比べ、急速に伸びているといい、商品戦略を見直す店舗も出ている。色もカラフルより抑え目のものに人気がシフトしており、震災後の意識の変化を指摘する声が出ている。
百貨店 婦人服売場
小田急百貨店三陽商会売場










「夏に向け、パンツをミセス部門の『強化アイテム』にすることにしました」と、東京都中央区にある日本橋三越の担当者は話す。通常ならミセスからの引き合いはそれほど強くないとされるパンツ。しかし、同店の4月の売り上げは前年同期比6%増で、婦人服部門に占める売り上げシェアは2%上昇した。


「バレエシューズ」の売り上げ5割増えた
バレーシューズを履く女性
   「『何かあった時のため、動きやすい服を身につけていたい』という女性のお客様の声がとても多い。今後もこの傾向は続いていくだろうと見ています」と同店は話す。銀座の老舗百貨店の中には震災発生以降のパンツの売り上げが1割強も上昇したという店もある。また、中央区の松屋銀座でも震災直後から5月中旬までのバレエシューズの売り上げは5割増えた。バレエシューズとは、つま先が丸く、ヒールのない靴を指す。

   パンツやかかとの低い靴に人気が集まっているの は、「震災を機に活動的なアイテム を重視しようという意識の表れ」(大手百貨店)といえそうだ。

白を中心とした落ち着いた色調の服が人気
   そうした実用性だけでなく、色にも震災後、変化が見られるという。「震災後に売れている服は、麻やニット、コットン100%などのナチュラル 素材で、ゆったり着られるもの。それと同時に、好まれる色も白やベージュ、サックスブルー(淡い青)が中心になった」と話すのは銀座の老舗百 貨店担当者。

   同店は、世界的なファッショントレンドを研究し「今年の春・夏ものの注目カラーは赤やオレンジだと想定」。震災前には、景気回復 傾向もあって、カラフルな色の服がかなり売れていた。しかし震災を機に、明るい色は急に売れなくなり、代わって売れ出したのが、白を中心とした落ち着いた色調の服だという。
   こうした変化の背景として、「消費者の精神的な変化がある」との見方が少なくない。震災後、心の支えを求め、結婚や出産に踏み切る女性たちが 増え、結婚相談所やジュエリー店が繁盛しているという。「震災でこれまでの生活の危うさを痛感し、『自然』や『身近なもの』を大切にする傾向 がファッションの世界に広がっているのではないか」(流通関係者)というわけで、こうした傾向はしばらく続くと見る向きが多い。

【私の論評】時流をつかめ!!本当の意味で意味がわかっていなければ、未来はつくれない!!
フアッション雑誌も予想できなかった今のフアッションの時流
今年の、春夏フアッションがどうなるはずてあったといえは、下の写真のようなカラーになるはずでした。


しかし、現実の世界では、上の記事の通りです。

ところが、5月時点での、フアッション雑誌の表紙をみてみると、以下の通り、「ピンク、ピンク」でいっぱいでした。

これは、どういうことかといえば、おおかたのフアッション雑誌の編集者は、今年の春夏物フアッションの色使いは、ピンクが主流になると捉えていたとうことです。だからこそ、表紙をピンクの文字で色どつたのです。これは、どう見ても、例年よりもピンクの色使いが多いと思います。
雑誌の編集者は、アパレルメーカーが発表したピンク・赤が今年の春・夏の主流になると考えたので。これは、最もなことです。なぜなら、大体毎年そのとおりになりますから・・・・。

しかしながら、今年は違ったということです。今年に限っては、消費者はアパレルメーカー通りでもなく、フアッション雑誌の通りでもなく、独自の判断で動いたということです。

女性のファッションを変えてしまうほど、今回の震災の影響は大きかったといえます。それを、見抜けなかったということです。

この流れ、直接フアッション業界に関係のない私たちも十分に認識しなければなりません。女性のフアッションをこのように変えてしまう変化が起こっているけですから、他の事にも波及しないはずはありません。

そうして、この流れは、果たして震災によるものだけか、それとも、震災前からの流れで、それを震災などの大きな出来事が加速したのかなど、十分に分析していく必要があります。

将来を予測するのは、不可能、できるとすれば、すでに起こった未来を見つけるか創るしかない
これは、商売の世界だけではなく、政治の世界でも同じ事だと思います。有権者がどのように変わりつつあるのか、政治家も政争にあけくれるだけではなく、こうした変化の底流はなんなのかを見定めていく必要があると思います。

そうでなければ、上の雑誌の編集者のように、時流を見誤まるおそれがあります。さて、皆さんは、この現象をどのようにご覧になりますか?

ドラッカーは、「未来を予測することなど誰にもできない。できるとすれば、すでに起こった未来(まだ、少数であるが、将来主流派になるような事象)をつかむか、未来を自分でつくる(長期計画で変化をおこす計画をたてて、そのとおり実施すること)である」としています。

さて、ドラッカーのこの至言を実行するためには、時流をつかめなければ不可能だと思います。時流とは、直近の世相や、人々の変化と捉えるべきです。時流は過去と分断して、突然起こるものではありません。過去を知らなければ、時流を知ることはできません。時流を知ることができなれば、すでに起こった未来をみいだすことも、未来をつくりだすこともできません。

最近NHKテレビのテレビ番組で、「仕事ハッケン伝」で芸人の又吉さんがでているのを見ました。これは、6月9日(木)に放映された、「 ピース 又吉 × コンビニ業界」というタイトルでした。

第五回 ピース 又吉
番組中コンビニでインタビューする又吉さん
これは、お笑い芸い人のピース又吉氏がローソンの商品企画部に入社し新商品のキャッチコピーや販売促進方法を考えるという企画ものの番組でした。又吉氏の考えたコピーは、本職の期待をいい意味で裏切り、300点の出来と評されました。(ちなみに、コピーは最近ローソンで販売されたばかりのミニパスタのもの)

DSC04770_convert_20110611004533.jpg
女性に大人気のショートパスタ

あちこち取材をし、深く考えるという姿勢が高く評価されていました。

その次の仕事は、高齢者にコンビニに来ていただくというものでした。TVでは、又吉氏が「ムードローソン」というコンセプトの店づくりを提案していた。年輩の方の持つ「お店で話を聞いてほしい」というニーズに応えるものです。しかし、又吉は、この「ムードローソン」の要員に、「薬剤師」をと言ってしまったため、薬剤師を置くという案は否定されてしまいましたが、「ムードローソン」というキャラクターを店舗に設置する事は受け入れられています。

さて、この中で、特に、ローソンのショート生パスタのキャッチコピー、又吉さんが考えたキャッチコピーは、

「末っ娘が生まれました。かわいがってください。」

「命名:ショート生パスタ、双子姉妹です。」

担当女性社員に、バカ受けし、「絶対、売れる!!」と、大好評でした。さて、皆さんはこの事実をどう捉えますか。

なぜ、又吉さんが、300点もの点数を上司からいただいたのでしょうか?普通の人なら、このようなことはあり得ないと思います。無論、又吉さんに優れているところがあるからです。

一体どこが優れているのでしょうか?そうです。又吉さんが、芸人であることに多いに関係しています。良く考えてみてください、芸人というものは、お客が笑ってくれなければ、商売になりません。お客がどういう話をきけば、笑うのか、いつも考えているはすです。

そうです、又吉さんは、芸人という立場で、又吉さんなりのやり方で、時流をつかんでいるのです。だからこそ、高得点をあげることがてきたのです。これが、時流をとらえていない人が適当にやれば、このようなことには絶対になりません。


わたしは、以前時流に関係するものとして、以下のような記事を掲載しました。

スタジオジブリ:新作アニメは高度成長期が舞台 時代への応援歌描く―【私の論評】「もしドラ」VS「コクリコ」、どっちが勝つかで、今後の世相の変わり目が見通せるかもしれない?!



現在のところ、映画「もしドラ」は、あまり人気がないようです。ただし、映画自体にも問題があるようです。

映画評論家・翻訳家の柳下毅一郎さんも自身のブログに6月5日付けで、「もしドラ」を初日に見に行ったが、「ガラガラ」だったといい、「国民的アイドルだというAKB48のファンはどこにいるのだ!? 」という文章を書いています。

映画の入場券の半券でAKB総選挙に投票できるようにすればよかったのではないかと問題提起し、「その意味で、まだまだこの映画作者たちは顧客のことを考え抜いていないと思わずにはいられない。ちゃんとドラッカーに学んでいるのか?」。映画自体については、野球チームが強くなっていく過程に「まったくドラッカーが関与してない」という点が気になったとしています。

映画「もしドラ」公式サイト

映画「コクリコ坂から」公式サイト

肝心の「もしドラ」は、上記のような有様ですし、「コクリコ」はまだ、放映されていませんから、まだ、なんともいえません。しかし、どうやら、時流を知るためには、興行成績だけではなく、総合的に判断しなければならないと思います。

いずれにせよ、このフアッションに関することでも、映画のことでも、他のことでも、そこから、時流を読み取るということは、非常に大事でることは、理解していただけたのではないかと思います。れからも、時流をみるために注目すべきことがあれば、その都度、このブログでとりあげ解説していきます。

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Googleリアルタイム検索が独立、場所指定やスレッド表示など新機能も―すでに起こった未来?

2011年6月11日土曜日

当社ジャーマンシェパードのチャナ逝きました―短い一生だったが、私たちにやすらぎをくれた!!ありがとうチャナ、安らかに眠ってください。

当社ジャーマンシェパードのチャナ逝きました


送信者 Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理


本日午前9時すぎ、当社の会社犬である、ジャーマンシェパードのチャナが、なくなりました。予想もしなかった突然の死でした。死因は、急性の胃捻転の模様です。
享年8歳、つい最近誕生日を迎えたばかりでした。

短い一生だったが、私たちにやすらぎをくれた!!ありがとうチャナ、安らかに眠ってください。
本日は、何を掲載しようかとも思いましたが、やはり、これを掲載させていただきます。私たちの会社では、このブログにもいままで、何回も掲載してきたように、ジャーマンシェパード2頭を飼育しており、一頭は雄のウィン(10歳)、そうして、もう一頭が雌のチャナ(8歳)でした。

このチャナ、仔犬のときから飼っていたので、本当に残念です。そうして、まさか、ウィンよりも先に逝ってしまうとは思ってもみませんでした。以下に、想い出の動画や画像など、掲載させていただきます。

最初に登場したのがチャナです


2頭目のジャーマンシェハードがチャナです。1頭目は、ウィンです。







いつも会長室の前で狛犬のように待機していたチャナ(左)
送信者 2010-02-21

給湯室でくつろぐチャナ
送信者 2010-02-21

給湯室で私にオヤツをねだるチャナ
送信者 2010-02-21
[50620219.JPG]
節分で鬼の扮装をしたチャナ
送信者 Funny Restaurant  犬とレストランとイタリア料理
クリスマスでサンタクロースの扮装をしたチャナ
送信者 Funny Restaurant  犬とレストランとイタリア料理


屋上でウィンを見守るチャナ(右)
送信者 Funny Restaurant  犬とレストランとイタリア料理

屋上で遊ぼうと私を誘う二頭 左がチャナ
送信者 Funny Restaurant  犬とレストランとイタリア料理


いつも茶目っ気たっぷりだったチャナ
送信者 ドロップ ボックス


このブログのタイトル画面にもつかった画像 左がチャナ
送信者 ドロップ ボックス


ウィン(左)、私(中央)、チャナ(右)
送信者 ドロップ ボックス

会議室で寝る二頭 手前がチャナ
送信者 ドロップ ボックス


送信者 ドロップ ボックス

冬屋上で遊ぶ二頭 右がチャナ
送信者 ドロップ ボックス

送信者 ドロップ ボックス
当社の社員とくつろぐチャナ
送信者 ドロップ ボックス

最近のチャナ 1週間ほど前の写真です
送信者 ドロップ ボックス

以上いろいろと、チャナの動画や、写真を掲載してきました。まだ、まだ写真はあるのですが、このくらいにしておまきます。私は、最近はチャナとあまり散歩をしていなかったので、野外での写真が少ないのが残念でした。

特に、ご近所の皆様、取引先の皆様、これまでチャナをかわいがっていただき、有難うございます。チャナも満足して、旅立ったと思います。あれほど、社員や、多くの人にかわいがられてチャナも満足だったと思います。

いずれにせよ、私は、いままでいろいろな犬にめぐりあってきましたが、これほど利口で頭の良い犬はチャナがはじめてで、最後ではないかと思います。

最後に、チャナに短い間でしたが、私たちを癒してくれてありがとうといいたいです。安らかに眠ってください。

【関連記事】

ウィンとチャナともう一匹?

2011年6月10日金曜日

フェイスブックからクーポン入手 位置情報を利用して何が変わるか!!―【私の論評】物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まる!!

フェイスブックからクーポン入手 位置情報を利用して何が変わるか!!

チェックインクーポン

最近、現実世界とネットが交錯するようなサービスが目立つようになってきました。

たとえば、フェースブックでは以下のようなことがありました。
米交流サイト「フェイスブック」は2011年6月7日、位置情報に連動してクーポンを配信するサービスを日本国内で開始した。 
フェイスブックの機能のひとつ「スポット」を使う。ユーザーの現在地の情報をフェイスブックに通知すると、その周辺にある店舗や施設が表示される。新サービスでは、クーポンを提供している店舗がある場合はそこに黄色いアイコンが示される。その店に「チェックイン」をすればクーポンを入手できる仕組み。 
サービスには、ローソンやアディダス、ユナイテットアローズを含め、コンビニや飲食店、遊園地など14社が参加している。
iPhoneで以下のような、クーポンが提供されます。Facebookのスポット機能を使ってチェックインすると対応する店舗のクーポンが得られるというものです。以下の事例は、1人1回のみで先着10名様にあたります。 


以下は、実際に、クーポンを発行したコンビニの様子です。


Facebookディールズの影響で店内には列が出来ています。 やはり、やりはじめたばかりということで、どんな感じのサービスなのか、一目見たいという人も多かったのではないかと思います。

いままでは、GooglePlaceのようなサービスでも、結局、地図のついた、お店案内というだけで、便利というだけで、このように、これから、歩いてもいけるような近くのお店で、端末を見た人にだけ、提供するサービスありませんでした。そうはいいながら、似たようなサービスはありましたが、このレベルでやったのは今回がはじめです。

このようなサービスまだまだ何かいろいろと適用できそうで、これでようやっと、インターネツトも、サイトだけではなく、リアル店舗にも波及していきそうです。

このような、サービスなどで、これから、ますます、若者の2ch離れとか、テレビ離れ、インターネット離れというより、パソコン離れが加速されていくような気がします。

これについては、ガジェット通信でも、若者の2ch離れとともに、書かれていましたが、この流れ、加速されると思います。

【私の論評】物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まる!!


最近では、テレビはほとんど見ないという若者も増えてきました。このような若者でも、テレビを見るときもあるのですが、どのように観るかといえば、昔のようにリアルタイムで見る人は随分減っています。

テレビを見ない若者と話をしていると、お年寄りは、戸惑うようです。彼らから、すれば、テレビが最大の情報源であり、それは、いつまでたっても変らないものと堅く信じているようです。ただし、これに関しては、年寄りというより、古いタイプの人といってもいいかもしれません。しかし、テレビが情報を得る最大の手段というのは、やはり、年寄りに多いようです。

私自身も、テレビを見る時間は随分減ったと思います。実際、テレビをつけていたとしても、本気でそれを見ている時間など随分減りました。それに、いわゆるテレビも録画でみることが多いです。最近では、テレビの時間にあわせて、自分の行動を変えるということが非常に苦痛になりました。なら、当然パソコンで録画です。

では、從來のテレビを見ている、その時間が費やされているかといえば、電子書籍や、インターネットです。テレビは確かに、便利といえば、便利なのですが、これは、あたりまえですが、一方的に流されるのを見るといのが、最近では、とてつもなく嫌になっています。

はっきり言ってしまえば、時折流されるニュース以外には、あまり見たい番組がないのです。最近、それは、AppleTVを購入してから、ますます、加速されるようになりました。AppleTVは、iTunesから、直接、映画をオン・ディマンドで見ることができるガジエットです。その他、YouTube、Podcastも見ることができます。残念ながら、ウエブそのものは見られないのが残念です。

AppelTVでは、無論映画も見られますが、最近では、DVDなども購入することなく、AppleTVで映画を見ます。AppleTVでは、iPad、iPhoneに蓄積している音楽を聴くことは無論のこと、写真や、動画も見ることができます。これらは、無論のこと、iTunesを搭載した、パソコンのものも見ることができます。

こうなれば、テレビなどほんど見なくなるということも、お分かりになるものと思います。

これで、テレビ離れは、無論のこと、上の記事で紹介したようなサービス、もっと、もっと進んでくれば、2ch離れも加速しそうです。上のサービス、たとえば、音楽配信や、動画配信などにも、いろいろと適用されていくものと思います。

たとえば、函館市内を散策して、いろいろな歴史的遺物などみていて、その時に、フェースブックのスポットをみれば、その遺物に関係した、動画や、写真、音声を聴くことができるとか、さらには、関係情報を見たり、それだけではなく、関係した音楽、映画、電子書籍を購入することができるとか。

あるいは、iPhoneで撮影した写真をAppleTVで見ていたら、写真には撮影した場所の位置情報も含まれていますから、また、その地域の情報が入ってくるとか、その地域の新たなイベントのお知らせと共に、チケットも購入できるとか、あるいは、観光地を訪れたときの想い出の写真をみていたら、ご当地の物産展が、自分の町で開催されることがお知らせされるとか・・・・・・。

いままでは、パソコンというと、机の上に置いてあるものでしたが、スマホや、タブレットPCが一般的になった今日、こうした、ものを携帯してあるけば、現実のお店などと、バーチャル世界が交錯したようなサービスがどんどん出てくると思います。

それに、極めつけは、ソーシャル機能を十二分に活かした、このようなサービスの登場で。たとえば、スマホ持った、2人が、クーボンを利用して、どこかのレストランで食事をしたとします。この2人で、また、そのレストランの近くにいけば、当然、過去にお食事をしていただいたこと、その時のメニューなどが見られて、特にこの2人でまたいけば、使えるお得なクーポンを発行したりすることもできます。

これは、二人だけではなく、多人数にも応用できます。たとえば、多人数でスマホなど持ってあるいていて、以前ある会社のレストランで食事をしたことがあったとしたとします。その多人数でどこかに旅行をしたとします、そうすると、その会社の関係のある施設が、クーポンを発行したりします。

もう、何でもありですね。語学学習にも役立つかもしれません。たとえば、セカイカメラのように、何かをカメラで写せば、そこに情報がでてくるというものがありますが、たとえば、思いつきで何かにカメラを向けると、そのモノを英語何というかを即座に表示したり、あるいは、それに関連する、会話を流したり、動画を流したり、いろいろい、練習もできるとか・・・・・・・。

なんとなく、とりとめのない内容になってしまいましたが、要するに、スマホやiPadのような携帯端末が普及するようになった今日、バーチャルの世界と、現実の世界が交錯するいままでになかったサービスが様々な局面で、利用されるようになるということです。そうして、そのような世界では、旧来の新聞、テレビのようなメデイアはあまり利用されなくなるであろうということです。

フエイスブックの今回の新サービスはそれを予感させるものでした。今後の時流をつかむためにも、これを単なる從來の携帯電話の延長線上のサービスととは捉えないほうが良いと思います。過去においては、バーチャルのサイトが興隆したように、これから、本格的にバーチャルとリアルの交錯が始まるということです。

さて、バーチャルとリアルの交錯といえば、数年前にこれに先鞭をつけていた企業があります。それは、Barnes & Nobleという書籍販売の老舗です。この会社では、従来から、全国に店舗を持ち、書籍の販売を行ってきました。また、2009年にNookという電子書籍リーダーも発売しました。その前から、パソコンをはじめ様々なガジエットに対応しており、専用リーダーを発売したのは、Amazonより遅れましたが、様々なガジエットに対応というところでは、先鞭をつけていました。

この会社は、Amazonが、書籍のネット販売を始めてから、この会社も開始しました。この会社では、昔から、店舗の中に喫茶店のようなスペースが設置してあり、顧客は、店を訪れて、書棚の本をそこに持って行って、読むことができるようになっていました。長時間読んでいても、とがめられることは一切ありません。

Barnes & Nobleの店内
電子書籍を販売しはじめたころから、ここの店舗では、顧客が店内に入ると、この店内にいる限りは、顧客は、電子リーダーなどで、この会社の書籍すべてを読むことができます。無論、従来のように喫茶店のようなスペースで、すべての書籍から自分の読みたいものをセレクトして読むことができます。

私は、この会社が電子書籍リーダーを発売してからは、一度も店舗を訪れたことがないので、良くは、わかりませんが、無論店を出たら読めないようになっているのだと思います。ただし、店にもどってきたら、また続きを読むことができるようになっているのだと思います。

これは、Amazonがやりたいと思ってもできないサービスです。物理的店舗を持つ強みはここにあります。eコマースでは、このように顧客の場所を提供するということができません。

最近ようやっと軌道にのってきた、バーチャルと、リアルの交錯によるこのようなサービスは、既存のeコマースではできないことです。特に、チェーン展開などという、大勢の人を動かして、直接顧客に向けてのサービスなど、これから構築しようとしてもなかなかできるものではありません。

純然たるeコマースの会社は、こうした空間を提供することはできません。また、顧客との直接の接点もありません。しかし、物理的店舗を持っているところは、従来のeコマースのような商売もできますし、さらには、店舗などの空間を生かした商売もできます。

最近、iPadやiPhoneが、パソコンなどと同期しなくても良くなりました。今後、iPhone、iPad、Android端末などの従来のノートパソコンより軽くて携帯しやすいデバイスがこの動きをさらに加速すると思います。

最近、いわゆる一般の小売業は業績不振で、いわゆる激しい競争を生き抜いてきた、eコマースの業績が良いです。しかし、これから、物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まるかもしれません。

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本年も2011年お中元ギフトセットのご注文を承っています!!―【PR】本年も、震災にめげずご用命お願い申し上げます!!

本年もフードファクトリー・テンフォーの2011年お中元ギフトセットのご注文を承っています!!
送信者 Blogger の画像


申し込み用紙は、以下のURlからダウンロードしてご利用お願い申し上げます。

なお、以上のギフトセットにつき、ご質問、その他問合せがありましたら

0138-31-0141 オーディンフーズ  山田もしくは櫻井まで、お知らせください。
もしくは、yamada.yutaka@gmail.comまでご一報ください。

なお、電話や、メールでも、ご注文を承りますので、その際も、上記の電話番号、メールアドレスあてにお願い申し上げます。

【PR】本年も、震災にめげずご用命お願い申し上げます!!
東日本大震災で被災された方々に、つつしんでお見舞い申しあげます。

さて、震災直後には、このブログにも掲載させていただいたように、日本全国に自粛の嵐が吹き荒れ、お花見などが、各地で中止されました。この自粛を巡って、また、全国各地で、自粛は決して、震災地や、その他の地域のために良いことではないという声が巻き起こりました。

私も、偏狭なナショナリズムともいえる、この種の自粛は大嫌いです。私たちは、震災地の復興のためにも、こうした偏狭なナショナリズムは捨て去るべきと思います。

このような、趣旨からも、本年も変わらず、ぜひとも、テンフォーのお中元セットを是非ご利用くださいませ。最近の傾向として、お中元セットなどギフトというより、自分で購入してお召し上がりなるという
方々も増えているそうです。こうした、趣旨でのご利用も大歓迎です。ぜひともご用命よろしくお願い申し上げます。

この震災にもめげず、弊社にては、震災地の皆様の雇用や、フードファクトリー・テンフォーでは、新規出店を積極的にすすめています。皆様、ぜひとも応援お願い申し上げます。


フードファクトリーテン.フォー鹿屋店 6月10日にOPEN!!
鹿児島県の、鹿屋市に新しいテンフォーがオープンします。詳細は、以下のURLを是非御覧になってください。
http://www.pizza104.biz/topics/detail.php?id=49

フードファクトリーテン.フォー宮崎県日南市に 6月OPEN!!
宮崎県に、テンフォーがオープンするのは、初めてです。宮崎県の皆様、これから、テンフォーをよろしくお願い申し上げます。

沈むハリウッド、日米コンテンツ産業逆転の理由 ―【私の論評】ポリティカル・コレクトネスに蝕まれたハリウッド映画の衰退と日本のコンテンツ産業の躍進

沈むハリウッド、日米産業逆転の理由 ■ Forbs Japan日本編集部 まとめ 日本のコンテンツ産業、特にアニメが国際的に人気を博しており、非英語番組の需要が増加中。 米国のZ世代は日本のアニメを好み、動画配信やゲームの普及がブームを加速させている。 日本のコンテンツ全体が注目...