2010年5月7日金曜日

英野党・保守党、第1党確実 過半数届かず、与党労働党は惨敗―祝日法改正により日本解体促進に取り組み馬脚をあらわした民主には先がない?

英野党・保守党、第1党確実 過半数届かず、与党労働党は惨敗(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
7日、英総選挙で、自身の選挙区に到着した保守党のキャメロン党首(左)とサマンサ夫人

英下院(定数650、任期5年)総選挙の投開票が6日行われ、7日午前(日本時間同日午後)時点で495議席が確定し、最大野党の保守党が241議席を獲得、ブラウン首相の与党労働党は189議席で差が広がり、保守党の第1党がほぼ確実となった。野党第2党の中道左派、自由民主党は39議席を得た。



BBC放送は出口調査に基づく予測として、保守党が305議席を獲得し第1党になるが過半数には届かないとした。労働党は惨敗し255議席、自民党は61議席。

出口調査通りの結果となった場合、36年ぶりに議会で過半数を制する党がない、英国では異例の「ハング・パーラメント」(中ぶらりん議会)となり、伝統の小選挙区による二大政党制は岐路に立たされる。

保守党が少数政権をつくるか連立を組むことで政権交代を果たすとの指摘もある。同党のキャメロン党首は7日未明「労働党政権が英国を統治する信任を失ったことは明白だ」と述べ、政権に意欲を示した。

しかし現職首相には最初に政権づくりを試みる権利があり、ブラウン首相は当選を決めた際の選挙区向け演説で「強く安定した政府内で私の役割を果たしたい」と述べ、連立政権を組んで首相を続投することに強気の姿勢を示した。

祝日法改正により日本解体促進に取り組み馬脚をあらわした民主には先がない?
英保守党勝利の背景と日本の状況
今から20ほど前を思い返してみると、その頃はイギリスの与党は、保守党でした。そうして、経済などどん底で、国民は閉塞感にさいなまされていました。そうして、国は、それまで蓄積して海外債権(海外に貸しているお金)を食いつぶしているという状況で、まさに黄昏の大英帝国という感じでした。

その頃日本はバブルの絶頂期でした、アメリカもバブルではありませんでしたが、まずまずという状況でした。そのとき言われたのは、日本では本屋に行くと、未来について書かれた本が平積みになってたくさん売られている、アメリカでは、経済などに関するアメリカの現在について書かれている本が売れている、イギリスでは過去の歴史に関した本が平積みにされて、売れているといわれていました。

これに関しては、書籍は象徴的な意味で使われたようですが、一般に経済でも何でも上向きで、どんどん伸びているときは、どこの国でも未来についての希望などが語られ、チャレンジ精神が旺盛であり、逆に経済の不振や先行き不安などがある場合は、過去の歴史に学んで元気を出そうとしたり、安全・安定を求めるというのが、どこの国でも一般的な事象のようです。

そうです、歴史に関する本が売れているという事実が、何か、大英帝国の没落や、黄昏を象徴しているように言われました。しかし、経済というものはご存知のように循環するものですから、その後日本も経済はあまりぱっとしなくなり、現在では、アメリカも金融危機の発信地であり、イギリスはもろに金融危機の影響を受けました。だから、今本屋にいけば、どの国でも様変わりしていると思います。

日本においては、失われた10年以降も、経済にはあまり大きな動きはなく、一時経済が良くなっても、「実感なき好景気」などと言われていました。さらに、政権交代によって、民主党が政権をとりましたが、これによって、多くの国民が希望を持ったかといえ、そんなことはなく、政界はさらに混迷の度を深くしています。そうして、国民の多くが、閉塞感にさいなまれているようです。

こんなご時世ですが、昨年一番売れたのは、純文芸の1Q86でした。本屋大賞は、「天地明察」が大賞を射止めました。やはり、歴史もの、かなり根強い人気もあるし、かなり売れているようです。それに、良く考えてみると、1Q86も、良く考えれば、1986年といえば、未来でもなく現代でもなく、20年以上も前の話です。現時点からすれば、現代史の出来事といっても良いくらい昔の話です。

こう考えた場合、1Q86も20年以上も前の過去に題材を求めているわけですから、ある意味では歴史に関した純文学といえるかもしれません。こうして、みれば、明らかに現在の日本の本屋では、未来のことより、過去のことに関する書籍が売れているということになり、やはり、20年前にみられた「経済の不振や先行き不安などがある場合は、過去の歴史に学んで元気を出そうとしたり、安全・安定を求めるというのが、どこの国でも一般的な事象」という推論は今でも当たっているのだと思います。

さらに、あのマクドナルドが昨年は「日本薔薇色キャンペーン」を行い、昨年から今年にかけては、かなり日本人の特性を意識した「ビッグ・アメリカキャンペーン」を行い、今年は「日本キャンペーン」を行っています。これは、日本の伝統文化や歴史が見直されることをかなり意識したキャンペーンです。こうしたことは、他にもいろいろみられることはこのブログにも掲載しました。

さて、イギリスでも、金融危機の直撃などあり、経済の先行きも不安であり、どちらかというと未来を語るというのではなく、歴史を見直す時期に入っているのだと思います。そのため、過去を大事にしようとする保守党が勝利をおさめやすい時期に入っていたのだと思います。

これは、日本でも同じような傾向にあると思います。そのことは、民主党も良く心得ていて、選挙の時も、「未来のことを語る」「変革を推進する」などのことはあまり争点とはせずに、いわゆる自民党のやってきたことの範囲内での「変革を装いながらも全く変革ではなく改善」ならびに「政権交代」を争点・論点にしていました。

それに二大政党制に関しても、強調していました。だから、実体的には、自民党の政治とは変わらないものの、悪いところだけ改善された党というイメージでした。だからこそ、選挙に勝つことができたのだと思います。これが、新左翼的あるいは、親中的な革新政党であること、日本国解体を目指していることなどを前面に打ち出していたら、とても選挙に勝利をおさめることはできなかったでしょう。民主党員の多くも、民主党は日本国解体を目指す政党であることを知らされていないのだと思います。

さて、次の選挙はどうなるでしょう。おそらく、経済に関するはっきりとした見通しもないでしょうし、民主党が新左翼、親中革新政党であることは、もう多くの人が知ることになったので、もう従来のような支持を受けることは困難になるでしょう。そのため、参院でも、衆院でも議席数を伸ばすことはできないでしょう。

しかし、おそらく、自民党が議席数を伸ばして得票数ではトツプではあるものの、それだけでは単独過半数を獲得できないとしいう、上のイギリスのような選挙になるのではないかと思います。

馬脚をあらわした民主党に勝ち目はない!
さて、連休が終了しましたが、この祝日を各地で別々にとろうという趣旨で、祝日法の改正(改悪?)がすすめられています。これの本当の趣旨は、日本国解体促進です。休みをとる時期をずらして、経済効果狙おうなどということが趣旨であるかのようにいわれていますが、そんなことはありません。さらには、この祝日をずらしてとるという考え方は、フランスがすでに実施しており、それによって良い効果があるなどとされていますが、フランスで、祝日が全国で統一されていなくて、バラバラに取っているなどの事実はありません。

ちなみに、2010年、2009年の祝日は以下の通りで、祝日をずらしてとるなどのことはしていません。以下にフランスの祝日の一覧表を掲載します。※は、毎年かわりますが、地方によって祝日の日にちそのものが変わるということはありません。そもそも、フランスの祝日はキリスト教に密接に関係したものが多く、全国一律です。

  2010年 2009年
元旦 1月1日
※復活祭、翌日の月曜 4月4日、5日 4月12日、13日
メーデー 5月1日
第2次大戦終戦記念日 5月8日
※キリスト昇天祭 5月13日 5月21日
※聖霊降臨の祝日&翌日の月曜 5月23、24日 5月31日、6月1日
革命記念日 7月14日
聖母被昇天祭 8月15日
諸聖人の祝日 11月1日
第1次大戦休戦記念日 11月11日
クリスマス 12月25日

ただし、いわゆるフランス人のバカンスは、昔から2週間ほどでしたが、それが、昔は、子供の夏休みにあわせて、ほぼ同期間に多くのひとがとったので、子供の夏休みも分散させ、大人のほうも、それにあわせてバカンスを取得する日を分散させたということで、祝日をバラバラに分散などしていません。最近日本では、祝日の意味が薄れてきていますが、祝日には、それなりの意味があります。国民の祝日は、それなりの意味があって定められているものであり、一般の休日は別にして、祝日を分散してとる国の例など聴いたことがありません。反日マスコミは、この事実をほとんど報道しません。多くの人は、フランスやドイツでも祝日を分散してとっているなどと勘違いしているのではないでしょうか?

そもそも、祝日というものは、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号:以下祝日法と記す)より定めらており、第1条には、以下のように、その趣旨が謳われています。
第1条

自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

この、「国民こぞって」をとりやめて、祝日を分散して取得するなどいうことは、国民国家解体にもつながるこころみです。要するに、国民国家としてのまとまりを弱めることになります。

祝日といえば、昨年天皇陛下即位20周年でしたが、20周年記念日は実は自民党政権では、祝日にする予定でした。しかし、民主党政権になってから、この話はなくなりました。それは、そうですね。日本国民国家の統合の要ともいうべき、天皇陛下のしかも、即位20周年を祝日にされ、国民こぞって祝い、感謝し、記念するともなれば、これは、完全に彼らの目論む、日本国民国家の解体などとは逆行してしまいます。

民主党は、いわゆる日本国解体法案(外国人参政権法案、夫婦別姓法案、人権擁護法案)によって、日本国解体を目論んでいることは確かですし、その他、子供手当てや、この祝日の法の改訂も明らかに、日本国解体を促進するという位置づけで実施されるものです。

さて、民主党、ここに来て完全に馬脚をあらわしたともいえます。国民を欺き、日本国民の考えなど無視して、どうしても、日本国解体を推進したいようです。これには、さすがにまともな日本国民の大多数がその背後の意図に気づくと思います。これは、選挙の時には巧妙に隠されていましたが、だんだんと表に出てきています。民主党は革新政党であることがはっきりしてきています。そのような政党は、もうそうとう前から支持されなくなっています。鳩山さん、実は普天間基地に関しては、全くぶれていません。最初から、いずれ、日米同盟など破棄するつもりです。でも、その本心は、隠していたのですが、その本心が油断によって表に出そうになったというのが真相だと思います。というより、もうすでに総理大臣に就任する前に、世界各国にエッセイを投稿して馬脚をあらわしていました。

いずれにせよ、日本国を愛する日本国民は、日本国解体などという非現実的な馬鹿なことを目論むカルト政党民主党を近いうちに葬りさりましょう!!日本国民ではなく、民主党や旧社会党などが目指す世界市民を志す人は、信念を貫いてください。ただし、日本国からは出て行ってください!!中国は国民国家ではないので、中国にでも行ってください!!

馬脚をあらわした民主党の支持層はどんどん減っています。国民国家の消滅は、200年ほど前に、カントがいいだし、その後多くの左翼系も含む知識人がそれを支持しましたが、現実にはその逆のことが20世紀末から、21世紀にかけておこりました。そうですソビエト崩壊、ユーゴの崩壊などにより、国民国家、民族国家が主流になっています。社会主義、共産主義が崩壊して久しい今、マルクス・レーニン主義的な考えなどを持つ、鳩山さんをはじめとする新左翼が中枢をしめたり、旧社会党の事務方が横滑りで入ったりしている民主党は最初から時代の趨勢を逆行しています。というより、すでに頭が化石化して、現在の移り変わりの激しい時代には適応できません。消滅するのが自然の流れです。それは、現共産中国の政治体制とて例外ではありません。

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2010年5月6日木曜日

首相-徳之島3町長会談は7日午後 官邸で―沈黙は金なりという格言を知らない宰相?

首相-徳之島3町長会談は7日午後 官邸で(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

「水俣病犠牲者慰霊式」の式典会場に到着した鳩山首相=1日午後、熊本県水俣市

鳩山由紀夫首相は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鹿児島県・徳之島の伊仙、天城、徳之島3町長ら地元関係者と首相官邸で会談する。首相は米海兵隊ヘリ部隊などの一部移転に協力を求める考えだが、町長側は受け入れ拒否を明言しており、話し合いは並行線に終わる見通し。沖縄県内への移設だけでなく、徳之島移転も実現のめどは立たない状況だ。

首相と3町長との会談は7日午後3時から行われる。同席する鹿児島県の伊藤祐一郎知事は6日午後、県庁で記者団に「地元3町長の反対が明確なので、県としても賛成できない旨、明快に伝えたい」と述べ、反対する姿勢に変わりがないことを強調した。 

沈黙は金なりという格言を知らない宰相?

鳩山さん、一国の宰相としては、あまりにも口が軽すぎると思います。なぜ、私がこのようなことを書くのか、聡明な皆さんは皆お分かりだと思います。あまりにもバカバカしいし、日本人として恥ずかしいことなので、鳩山の軽率な言動などここには改めて蒸し返すようなことはしません。

それにしても、鳩山さんに限らず、多くの日本人は以下の格言を知らないか、忘れてしまっているのではないでしょうか?

『雄弁は銀、沈黙は金』 (Speech is silver, Silence is golden.)

この格言に関して、サイトなどを見てみると、昔は、ヨーロッパでは、金よりも銀のほうが価値があったとか、銀とは金より高いプラチナを意味しているので、黙っているより、雄弁の方が良いことなのだなどという珍説が掲載されていることがあります。鳩山さんあたりも、こうした誤った捉え方をしているのでしょうか?

金よりも銀のほうが価値があったという話が、あまりにも実しやかに書かれているので、少し気になって、いわゆる金銀比率を調べてみました。金銀比率とは、金と銀の重さの比を金銀比価としています。例えば1000円で、金なら1g、銀なら10g購入できるとすると、金銀比価は1:10と表します。


世紀金 : 銀
-30エジプト1 : 0.4
-22エジプト第7王朝1 : 1.67
-18ハムラビ王1 : 9
-14エジプト第18王朝(ツタンカーメンのころ)1 : 2
-14ヒッタイト(鉄:金:銀=1:5:40)1 : 8
-8~7アッシリア1 : 10
-6リディア、アケメネス朝ペルシャ1 : 13.3
-6メソポタミア1 : 12
-5ギリシャ1 : 14
-4アレクサンドロス大王1 : 10
-1ローマ(アウグスツス)1 : 12.5
ローマ(ディオクレティアヌス)1 : 8.3
東ローマ(ビサンチン)1 : 11.6
イスラム1 : 15
イスラム1 : 13
10イスラム1 : 12
13~15西ヨーロッパ1 : 12
16~19西ヨーロッパ1 : 15~16

 
紀元前30世紀のエジプトは例外として、やはり銀より金の方が価値が高かったなどということは、どの国でも、どの時代でもなかったようです。

にもかかわらず、上記のような雄弁優位のような考え方をして、格言の内容までねじまけてしま人もいるということは、やはり、現代は、雄弁優位の時代なのでしょうか?

この格言は、雄弁は大事でありますが、沈黙すべき時やその効果を心得ているのはさらに大事であること、沈黙を守るほうがすぐれた弁舌よりも効果的である場合のあることをいいます。イギリスの思想家・歴史家、トーマス・カーライルの「衣装哲学」に掲載されている言葉です。

話すことは、人と人とがコミュニケーションする上で重要なことであります。間違えれば争いにまで発展しかねません。

また、会話が弾めば、楽しいものであるし、自分にはない知識や考え方を他者から得ることが出来ます。

別な見方をするならば、話すことは己の外に向けられるもので、沈黙は己の内に向けられるものとしても理解できます。要するに、雄弁は外的なもの、沈黙は内的なもの、として捉えることが出来ると思います。

Speech を己以外との人との会話。とするならば、Silence は己の内面に向けられたもので、良心、精神、魂への問い。この様な考え方も出来ると思います。
 
 
『青い鳥』で有名なメーテルリンクはエッセイ集『貧者の宝』の[Ⅰ沈黙]で、カーライルの「衣服哲学」(衣装哲学)を引用しています。冒頭から引用されたカーライルの言葉は1ページ以上にも及びます。その中の一節をご紹介しましょう。
         
モーリス メーテルリンク (Maurice Maeterlinck. 1862-1949)

 「言葉もまた偉大ではある。偉大ではあるが、最も偉大なものではない。スイスの銘にあるように、《雄弁は銀、沈黙は金》である。あるいはこういい直した方がより適切だろう。 《言葉は束の間のもの、沈黙は永遠のもの》と。」
「貧者の宝」 モーリス メーテルリンク 著 山崎剛 訳 1995 平河出版社
 
カーライルの「衣服哲学」(衣装哲学)は下記のサイトで確認出来ます。
トーマス カーライル (Thomas Carlyle. 1795-1881)



私は、特に将来、何か大きなことを成し遂げたいとか考えるような人は、特に若いうちに、「雄弁は銀、沈黙は金」という格言のカーライルのいうとろの正しい意味を学ぶべきと思います。この格言、仕事にもかなり役にたちます。

まずは、営業的な仕事であれば、あなたが、どこかの会社に商談に行って、相手が自分よりも多くしゃべり、8割以上も相手がしゃべるようになれば、商談はほぼ成立したとみて間違いありません。それとは、逆に、自分のほうが、8割以上もしゃべれば、自分はその場で気持ちよくなるでしょうが、まず、商談は成立しないでしょう。にもかかわらず、商談が成立したとすれば、それは、最初からすでに誰が行っても成立するような商談だったということで、あなたの成果ではないということです。

誰と会話する場合でも、相手のことを十分聞かなければ、相手がどの水準の会話をしているのかもわかりません。ある程度十分話しを聴いた上で、子供には、子供用の対話を、大人には大人の会話を、大人でも水準の高い人なら、その水準にあわせた会話をすること、そうしてできれば、相手も自分も語るのは半々程度を心がけるべきです。さらに、大人で水準の高い人話しをする際に、自分がその水準にあわせて話ができないと悟った場合は、なるべく聴き役に回り、どうしても言わなければならない事は言うにしても、後は聞き役にまわり、質問されたら答えるという形にもっていくべきでしょう。

鳩山さんは、上のようなことが出来ないのだと思います。それは、彼は、残念ながら、若いときにまともな会社にはいるなどしなかったか、したとしても短期間でそういう訓練を受ける場にいたことがないこと、野党時代には、自分の発する言葉に対して責任を持たなくても、ほとんどそれですんでしまっていたことが原因だと思います。

これは、鳩山さんなどの例を見ていれば、誰にでも理解しやすくわかりやすい事だと思います。しかし、これを理解しない人も世の中に多いことも事実です。これを理解しない大人は最初はどうかわかりませんが、いずれ周りから疎じられることになると思います。それは、自分の責任だから仕方ない事だと思います。これは、それを教えられたとしても、結局は自ら会得するしかない部分が多いです。さて、鳩山さんは、これを直すことができるのでしょうか?もう、年齢が年齢ですから、もう無理でしょうね。

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2010年5月5日水曜日

米グーグル、電子書籍販売サイト立ち上げへ―とうとうくるべきものが来た!!

米グーグル、電子書籍販売サイト立ち上げへ(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

Google Bookで「Life」を検索した画面。今度は、検索だけではなく購入できるようになる


米インターネット検索最大手グーグル(Google)は4日、電子書籍の販売サイト「グーグル・エディションズ(Google Editions)」を7月末までに立ち上げる計画を明らかにした。著作権者の許可を得た上で絶版になっていない作品を販売する。

グーグルが販売する電子書籍は、スマートフォンからパソコンまで、ブラウザが利用できればどんな器機でも読むことができる。

また、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の電子ブック「キンドル(Kindle)」や、多くの出版社が採用している米国の電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum、IDPF)」のオープンフォーマット「EPUB」対応の電子ブック、そしてもちろん米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」でも読書を楽しめる。

電子書籍販売は、すでにアップルやアマゾン・ドットコムが手がけているが、グーグルの参入によって電子書籍市場の競争激化が予想される。

とうとうくるべきものが来た!!
Googleは、従来から、Google Bookで、書籍の検索サービスを提供していました。ほとんどが、英語の書籍です。私も、検索したことがあります。まだ少ないですが、本によってはすべて掲載されているものもあります。さらにダウン・ロードを無料でできるものもあります。

これだけのものを作ってしまえば、やはり、販売を考えるのが筋だと思います。おそらく、Goog;le Editionsで、いわゆる電子書籍がかなりひろまることになると思います。従来から電子書籍は存在していましたが、まだまだ、使い勝手は悪いので帯に短し襷に長しという状況でしたが、これを機会にドンと広まると思います。

日本では、電子書籍が発達しなかった理由の一つに、文庫本などのシステムがあって、世界的なレベルでみれば、とてつもなく書籍を安く購入できたということもあったと思います。しかし、電子書籍があまねく行き渡れば、かなり安くなると思います。文庫本は、存在の危機を迎えるのではないかと思います。

従来と比較すれば、iPhoneをはじめとするスマートフォンが普及しましたし、iPad、Kindle、ネット・ブックなど、電子書籍を読む手段も格段に増えました。私は、パソコンではとうとう、書籍を読む習慣はつきませんでしたが、iPhoneはほとんど習慣になってしまいました。従来の携帯談話だと、画面がちいさすぎますが、iPhoneだと、読みやすいです。iPadならさらに読みやすいでしょう。

電子書籍の良さは、記憶装置に蓄えておくことが出来ることだと思います。現在だと、市販のハードディスクも容量が大きいので、今の時点でも、一生読んでも読みきれないような書籍が蓄積できると思います。それに、今はクラウドの世の中ですから、オンディマンドで読むこともできるようになると思います。

電子書籍に添付されていた辞書

このことは、画期的だと思います。私は、昔、ある大学教授のお宅を訪問して驚いたことがあります。そのお宅は、本という本で埋め尽くされていました。また、一階部分は、本の重みで壊れないように補強してありました。確かに、素晴らしい本が沢山ありましたが、それにしても、価値観の違いですから、あの方はあれで幸せなのでしょうが、自分は絶対に嫌だと思いました。

いままでも、いろいろ書籍は購入しましたが、特に重要な本以外は従来のようには購入しなくなりました。電子書籍ならこんな心配もないです。しかも、安いということになれば、どんどん買いですね。
どこかリゾート地に行っても、iPhoneになら、いくらでも本をいれていけるので、便利です。世界中のいろいろな人が安く本当に必要な情報にアクセスできる時代がやってくるということです。素晴らしいことです。

そういわれてみれば、昔は、病院に入院するのでも、学校やどこにいくのでも、本を何冊かは持って行ったのを思い出しました。学校で、古文と、英語があるときには、両方の辞書を鞄の中いれていくのが重くて大変でした。最近の高校生は、電子辞書というものがあるので良いですね。しかし、電子書籍が本格化すれば、iPhoneを持っていけば、いずれ、とこからでも何でも注文できるようになりますね。どこか、南の島にでも行って、読書三昧でもやってみたいです。

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2010年5月4日火曜日

きょうは「みどりの日」 「MOTTAINAI」普及 循環型社会、目指し―エコエゴにならないように!!

きょうは「みどりの日」 「MOTTAINAI」普及 循環型社会、目指し(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


今年3月で5周年を迎え、全国に普及したMOTTAINAIキャンペーン。2月には、名誉会長のワンガリ・マータイさんが来日し、各地で環境と平和をテーマにした講演をするなど話題を呼んだ。ものを大事にし、循環型社会を実現しようというキャンペーンの最近の動きを紹介する。(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

◇親子で読書「10円図書室」
MOTTAINAIキャンペーン事務局は5月1、2日、埼玉県所沢市の西武ドームで古い絵本を回収し、親子で絵本に親しんでもらうイベント「10円図書室」を開催した。西武ドームで開かれたMOTTAINAIフリーマーケットの一環で、今後定期的に開催する予定。

10円図書室は静岡県沼津市私立幼稚園協会が08年12月から親子のきずなを深めるために取り組んでいる「おやこんぼプロジェクト」の一つとして誕生した。古い絵本を回収して展示する。入場者は誰でも絵本を読むことができる。気に入った絵本は10円で買い取って持ち帰ることができる。小学生以下が対象。

事務局は、絵本が高くて買えなかったり、時間がなかったりして絵本を楽しむ時間がない親子向けのプログラムとして全国に普及したい考えだ。当日は古い絵本の回収もしている。詳しい内容は、おやこんぼのホームページ(http://oyacombo.net/)に紹介されている。

◇「アースデイ」でエコPR マイはし、弁当箱販売
日本最大級の野外環境イベント「アースデイ東京2010」が17、18日に代々木公園(東京都渋谷区)などで開催され、毎日新聞社が環境キャンペーンに関するブースを2カ所出展した。

毎日新聞社が取り組んでいるMOTTAINAIキャンペーンのブースでは、マイはしやタンブラー、弁当箱などキャンペーン関連商品を展示、販売した。商品の売り上げの一部は「グリーンベルト運動」に寄付される。

一方、毎日新聞社がかかわるNPO法人そらべあ基金のブースでは、毎日新聞社水と緑の地球環境本部発行の無料情報誌「マイECO」を使った新聞バッグを作るワークショップが開かれた。同基金事務局長の矢名葉登紀子さんらが講師役となり、参加者は色鮮やかなカラー紙面を使ったバッグに仕上げていた。

◇衣類を再生「リ・ファッション」
クローゼットに眠ったままの服をリメークして縫製技術やデザイン力を競う「第1回リ・ファッションコンテスト」(日本リ・ファッション協会主催)が毎日新聞社の特別協力により進められている。

4月26、27日には、コンテストの応募者が今年1月から2月にかけてMOTTAINAI公式店で回収した不用衣料の中から応募作品に使う素材を選ぶためのイベントが東京都新宿区の新宿マルイアネックス店7階で開催され、多くの人でにぎわった。

応募作品は5月17日~23日にかけて同店2階に展示され、一般投票を受け付ける。問い合わせ先は日本リ・ファッション協会事務局(03・5942・3028)。優秀作品など最終結果は6月下旬から7月初旬にかけて決定される。

◇AKB48も参加しコンサート
TOKYO FMと国内のFM放送局38局が4月22日、「地球を愛し、感じるこころ」をテーマにアースデー・コンサート2010を日本武道館で開催した。今年で21回目。

女性アイドルグループ「AKB48」や山崎まさよしさんらが出演し、エコを合言葉に人気曲を演奏した。会場では、ノーベル平和賞受賞者でキャンペーン名誉会長のワンガリ・マータイさんのビデオコメントが放映された。

来場者が購入したコンサートのチケット1枚につき1ドル相当がマータイさんの進める植林活動「グリーンベルト運動」に寄付される。

エコエゴにならないように!!
本日は、「みどりの日」にちなんで何か書こうと思っていましたが、上のような記事を見つけたので、ひさしぶりにエコとエゴについて書いて見たいと思います。「Mottainai」とは、元々日本の伝統文化の中のモノを大事に使うという意味です。もったいない(勿体無い)とは、仏教用語の「物体(もったい)」を否定する語で、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表しています。

日本の民族信仰である古神道を源流とする神道においては、「散る桜の花びら」や、「吐息の一つ一つ」にまで命が宿るとされ、森羅万象に対して、慈しみや感謝の念をもって接してきた。その心根が「もったいない」という価値観の根底に流れています。

もともと「不都合である」、「かたじけない」などの意味で使用されていたが、現在では一般的に「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている」状態やそのような状態にしてしまう行為を戒める意味で使用される日本語の単語です。


この言葉、ワンガリ・マータイさんによって世界に広められています、彼女は、ケニア出身の環境保護活動家である。環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞した人物でもあります(2004年)。

『MOTTAINAI』との出会い(2005年2月)
京都議定書関連行事のため、毎日新聞社の招聘により日本を訪問。その時、毎日新聞社編集局長とのインタビューで「もったいない」という言葉を知りました。
「もったいない」は"wasteful"と同じ意味であって、両方の言葉は環境問題を考えるに重要な概念と話したといいます。
同年2月17日に、当時の内閣総理大臣・小泉純一郎と会談した際、"wasteful"という言葉を使用したが、「もったいない」という言葉を使ったと報道されました。
同年3月には国連女性地位委員会で出席者全員に「もったいない」と唱和させたりするなど、世界へこの語を広めようとしています。
『MOTTAINAI』を世界共通の言葉とする理由
「もったいない」に感銘を受けた後、この意思と概念を世界中に広めるため他の言語で該当するような言葉を探しましたが、「もったいない」のように、自然や物に対する敬意、愛などの意思(リスペクト)が込められているような言葉が他に見つからなかったそうです。
消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、尊敬(リスペクト)の概念を一語で表せる言葉も見つからなかったそうです。
そのため、そのまま『MOTTAINAI』を世界共通の言葉として広めていいます(『世界一受けたい授業』(日本テレビ系のテレビ番組)などで語った所による)。

こうした、日本の伝統文化に根付いている言葉である「勿体無い」が、最近間違って使われているこてとが多くあります。

特に、勿体無いという言葉と、現在いわれているエコとは関係がありません。特に、地球温暖化、二酸化炭素説とは全く関係がありません。さらには、地球温暖化災厄説などとも全く関係ありません。このようなことに勿体無という言葉使うことは、日本の伝統文化を無視したり、ゆがめたりしているということです。

なぜなら、この言葉ができあがったときには、地球温暖化、二酸化炭素説や、地球温暖化災厄説は存在しませんでした。さらに、悪いことには、多くの人はこれを単純に信じ込んでいるようですが、これは、全くの虚偽です。現在国際会議では、この説がさも真説のように語られ,会合がもたれていますが、これも、他の国際会議などと同じく、様々な国の利害と、原子力行政などが複雑にからみあい、各国の利害の衝突の結果一時的にこの説が都合が良いので、あたかも真説のように語られているだけです。これについては、ほとんどの科学者が理解しているところです。

これについては、さんざんぱら、このブログに書いてきたことなので、いまさらここに再度掲載することはしません。下の【関連記事】のところに、URLを貼付けておくので、興味のある方は是非ご覧になってください。

さらに、勿体無いとエコグッズとは全く関係ないどころか、相反する理念です。エコグッズなどつくって、販売するという自体が、勿体無いです。エコ・グッズをつくること自体が、資源と労力を費やしています。勿体無いを広めるために、エコグッズをつくること自体が本末転倒ということです。

また、マイ箸など、エコでもないし、勿体無いという言葉とは、対局的な関係にあるしろものです。なぜなら、割り箸は、世界に冠たる正真正銘のエコグッズだからです。割り箸は、数十年も前に、今の地球温暖化を語る似非環境問題研究者ではなく、本来の意味での環境問題研究者が、絶賛していました。要するに、その時代の割り箸は、間伐材からつくられており、これはもともと用途がなく捨てるか燃やすしか用途がなかったものです。それが、江戸時代の知恵者が、割り箸にすることを思いつき実用化したものです。そうして、そこからでた利益は、森林保護にまわされました。

日本では、随分前から、あまり間伐が行われなくなったので、今では、主に割り箸の原材料としては、建築端材が用いられています。これは、木造建築するときに出るもので、これも、このままではゴミで捨てるか焼却するしかないものでのです。そうしたものを割り箸に加工して販売するものであるため、やはり、本来の意味でのエコグッズであることにはかわりありません。それに、割り箸は、使い捨てのため、洗剤などで洗う必要もありません。水を節約し、洗剤による環境汚染も心配する必要はありません。

さて、間伐について、話が及んできましたので、「みどりの日」の本筋の話をしたいと思います。現在ブラジルなどで、熱帯雨林が伐採されたり、中国でも伐採による砂漠化が話題になっているため、これらが新聞などで,大きく報道され、日本国内でも、植樹のことばかりが話題なります。なんでも、植樹すれば、それで良いと考える人も多いようです。

ところが、日本は、違います。衛星写真で日本列島を見たことのある人は、きっとその大部分が緑でおおわれていることをごそんじでしょう。そうでは、日本は、森林王国でもあるのです。確かに、江戸時代などには、禿山が多く、葛飾北斎などの浮世絵をみていても、良く禿山が描かれていました。ところが、明治時代から植樹が徹底して行われるようになり、そこから、脈々と現在まで植樹がおこなわれてきた結果が今の森林王国の姿です。

ところが、近年日本の木材は、輸入材よりも高いということで、あまり伐採されなくってきました。伐採しなから、良いと思っては大間違いです。森林は、適度に伐採しなければ、林床のところまで光がさしこまないので、暗くなり、そのまま放置しておけば、森林は破壊されてしまいます。

暗い森の林床には、何もなく土が露出しているばかり

このようなことがおこらないように、適度に伐採したり、間伐をしたりして手入れをする必要があります。しかし、最近これが適度に行われなくなりました。だから、遠くから見ると、青々としていて、素晴らしい森林に見えるのですが、一歩その中に入ってみると、間伐などされていないため、薄暗く、林床には何もなく、したがって小動物も棲息せず、人もほとんど立ち入らなくなり、まるで砂漠になっているところが増えています。無論、このような砂漠のような林床では、動物も育たず、その他山野恵も期待できません。最近、日本で、マツタケの生産量が異常に減っているのはこのためです。

このまま放置しておけば、森林は破壊されてしまいます。これを防ぐためには、まずは、適度に伐採をしていく必要があります。

このような実体ほとんど知られでおらず、つい最近まで、「みどりの日」といえば、植樹祭というのが定番だったようです。最近は、そうでもないですが、それにしても、全国でイベントをやるにしても、こうしたことは何も報道されず、一般の人も何もしらず、日本の森林の実体とはほとんど関係ないようなイベントが開催され、それに多くの人が参加しているという有様です。

勿体無いの対局のエコグッズである、エコバッグや、マイ箸など傾向して、何やら、自然環境問題に貢献したかのような感覚を抱くことは、エゴに過ぎないと思います。そうです。エコエゴです。

今日の「みどりの日」、エコエゴにならならずに、本当に日本の「みどり」について、本当の意味での認識を深めていただけたらと思います。

【関連記事】
■日本の森林問題の特殊性-環境問題は教条主義的には対処できない
割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしよう!!


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2010年5月3日月曜日

護憲、改憲派が集会=政権交代後初の憲法記念日-東京―憲法改悪大反対!!社民党はその歴史的使命を果たせ!!

護憲、改憲派が集会=政権交代後初の憲法記念日-東京(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


憲法記念日の3日、改正に賛成、反対の市民団体による集会がそれぞれ、東京都内で開かれた。

千代田区の日比谷公会堂であった護憲派の「5・3憲法集会」には約4500人(主催者発表)が参加。今年は鳩山政権誕生後初の開催で10回目の節目という。市民団体代表の高田健さんは「若い人たちに、世界に輝く平和憲法を手渡すのがわたしたちの責任」とあいさつした。

社民党の福島瑞穂党首は、格差拡大や普天間基地の移設問題に触れ「貧困や平和問題などに憲法の理念を生かし、これまでの政治を変えたい」と強調。今月18日には、憲法改正手続きを定める国民投票法が施行されるが、「(改正の議論の場となる)国会の憲法審査会を絶対に動かさせない。皆さん、大きな力を貸してください」と訴えた。

一方、改憲派は新宿区で「新しい憲法をつくる国民大会」を開催。約450人(主催者発表)が参加し、自民党の平沢勝栄衆院議員は「民主党は政権を取ったら自由闊達(かったつ)な憲法論議をやると言っていたのに、何もやっていない。外国人参政権や夫婦別姓など、国と家庭をめちゃくちゃにすることばかりやっている」と批判。「一日も早く日本の国にふさわしい憲法をつくるべきだ」と訴えた。

憲法改悪大反対!!社民党頑張れ!!




上のような見出しを書くと、私は護憲派のように思われかもしれませんが、実はそうではありません。では、その私がなぜ、上のようなことを書くかといえば、現在は、民主党政権だからです。

私は、本当は改憲派であり、アメリカとの同盟関係は維持しつつも、憲法を改正し、日本も自前で軍隊をもてるようにし、日本独自の安全保障体制の構築や外交などどんどんすすめるべきであると思っています。できうることなら、核武装も視野にいれるべきとさえ思っています。

もともと現在の日本国憲法は、自分たちでつくったというのではなく、アメリカの強い要請のもとにつくられたものです。当時日本に進駐してきたアメリカ軍の理想が具現されたものです。

それに、もう制定されから、60年以上もたち、すでに制度疲労を起こしています。だから、いずれは改正すべきです。しかし、今はまずいです。いますぐには、憲法を改正すべきではありません。

なぜなら、現在は民主党というとんでもない政党が与党の座についているからです。私は、このブログで、民主党の鳩山さんをはじめとする新左翼の恐ろしさを述べてきました。これと、親中派の小沢さんが結びついて、権力を掌握して、とんでもない状況になっていることを掲載してきました。

小沢さんや、鳩山さんの究極の政治目標は、日本解体です。日本という国民国家の解体です。日本という国民国家を解体して、国民を廃して、多国籍の世界市民とすることです。

ほとんどの日本国民は、そのようなことは望んでいません。どの政党の政治家も本当はそのようなことは望んでいません。望んでいるのは、小沢さんと、民主党の中でも一部の鳩山さんを含む新左翼だけです。このことは、日本国解体法案(外国人参政権法案、夫婦別姓法案、人権擁護法案)のことを考えれば誰にでも判ると思います。私も、これに関しては、民主党を政権をとる前から知っていたので、民主党には投票しませんでした。そうして、それは、正しい判断だったと思います。

しかし、一つ完全に私も騙されたことがあります。それは、子供手当てです、これに関しては、自民党の児童手当とあまり性格の異なるものではないが、額が多すぎるので財源はどうするのかというくらいの認識でした。あまり、調べもせず、いまから思えばうかつでした。

しかし、実際蓋をあけてみてから、日本に住んでいる外国人にまで対象が及んでいること、しかも、子供は必ずしも日本に住んでいなくても良いということがわかりました。何のことはない、少子高齢化対策などは、単なる隠れ蓑であり、これも日本国解体に関わる制度だったということです。最初から認識していれば、ブログにも何回でも書いて多くの人に知ってもらう努力をしたと思います。日本国には、もうすでに、日本国解体の楔が打ち込まれたということです。恐ろしいことです。

このようなことは、実は、他にもいろいろあるかもしれません。これからも、法案や何かの形ででてくり可能性が大です。このようなことを平気でやって、国民を騙す政党ですから、民主党政権の時代に憲法改正などすべきではないと思います。

民主党主導で、憲法改正をやるとすれば、それこそ、日本国解体につながる内容、やりやすくなる内容を、多くの人にはわからない形で盛り込む可能性が大です。そうして、気がついたときには手遅れということにもなりかねません。

であれば、今の段階では、憲法改正などすべきではありません。だかこそ、与党の中に喰い込んでいる、社民党の福島瑞穂党首にも憲法改正阻止で頑張っていただきたいのです。

現在与党の中には、国民新党の亀井さんもいて、外国人参政権法案などに大反対です。とにかく、日本国解体法案が法制化されたり、憲法改悪されないように、亀井さんや、福島さんには頑張っいただきたいものです。社民党は、自分たちが考えているようなことでは、最早日本のためには、役にたちません。しかし、憲法改悪阻止という面では役にたてます。

憲法改正に関しては、実施すべきは、民主党政権が終焉し、他の国民国家を信奉する政党が与党になった時だと思います。今は、駄目です。そのことに、改憲派の方々も気づいていただきいと思います。社民党は、憲法改悪阻止という歴史的使命を果たしていただきたいです。この役割を果たせば、日本の歴史の中での一定の役割を果たしたということになります。国民新党も、日本国解体法案に反対です。この両方の勢力でとにかく、日本国解体法案と憲法改悪を阻止していただきたいものです。社民党は、この歴史的使命終えたら、自ら消え去るべきです。

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