以前ガジェット通信で取り上げ話題となった民主党・梶川ゆきこさん(前広島県議会議員)がまたTwitterにて波紋を呼びそうなツイートをしており話題になっている。その書き込みは以下の通り。
“2ちゃんねるには、世論操作のための書込みを組織的に行う「カキコ職人」がいることは知られています。1回、書込みするごとに、数百円の内職。この頃、彼らが職域を広げ、ツイッターにも進出しているもよう。 @非実名の言葉使いが極めて2ちゃんねらー的。ww それも雇用の受皿だから仕方ない。”
と『2ちゃんねる』には世論調査を行うために組織的なカキコ職人がいるというツイートをしているのだ。
梶川ゆきこ氏は以前にも「人工地震」のツイートで波紋を呼びカルト呼ばわりされた。ありとあらゆる根拠となる漫画や映画、過去の記事を持ってくる手法は今回も健在なのだろうか。今回発言した『2ちゃんねる』のカキコ職人は誰から得た知識なのだろうか。
「1回書き込みするごとに数百円の内職」とも発言しているが、少し報酬が高すぎる気がする。本当にそんなカキコ職人があるなら私もやってみたいものだ。
ちなみにスレッドを沈静化させるためにスレッドを埋めたりするサービスを展開している企業は多数存在する。まさかそれと勘違いしているとか……。
それこそゲーム板論争のことを言ってたりしたら笑いものだ。
彼女の次のツイートも楽しみになってきたぞ!
世論操作のための書込みを組織的に行う「カキコ職人」がいることは知られています。(梶川ゆきこさんのTwitter)
【私の論評】皆さんは、自分が自らの人生の主人公であるといいきれますか?
梶川ゆきこさんのブログから引用させていただきました
うーん。どうしようもないですね。先回の、東日本震災、人工地震説については、このブログでも完璧に論破しました。どう考えても、エネルギー保存の法則などからいって、無理だし、無駄だということで、論破しました。
今回の、「カキコ職人」存在説も、簡単に論破できると思います。なぜなら、そもそも、2chを利用している人のうち、ほとんどの人は、2chに書きこまれていることをもって、それを事実と思う人はほとんどいないからです。おそらく、2ch書きこまれていることを、全部事実であると信じている人など、まともな人なら誰でもいないでしょう。ごく、少数はいるかもしれませんが・・・・・・。
では、そんなメディアを用いて、世論操作をしようと企む人はいません。それは、無駄だからです。そんなことより、テレビや、新聞、その他を利用したほうが、はるかに効果的です。テレビ、新聞と比較すると、まだまだ、2chなど、見たこともない人のほうが圧倒的に多いです。たとえ、何かのデマを流したとしても、そのニュースソースが2chということであれば、ほとんどの人が信用しないことでしょう。
ネットメディアはまだまだ、歴史が短いですから、やはり、テレビや、新聞などから比べれば、世論操作は難しいです。まあ、たとえば、自ら世論操作をしようと思っていろいろ書き込みをする人がいるかもしれませんが、それを促すために、お金を支払うということになれば、別だと思います。そんなことをするくらいなら、新聞や、テレビのほうが、余程効果的だし、過去には、輝かしい実績があります。
その最たるものは、日本が財政破綻するというものです。こんなことは、わかりきっているので、詳細は掲載しませんが、簡単にいえば、財政破綻する国とは、外国からかなりの借金をしている国ならあり得ることですが、日本はそうではありません。アイルランドや、ギリシャなどまさしくそうです、ギリシャなんかでは、金がないので、ドイツから借金をして(ドイツにギリシャ国債を買ってもらうなどして)、国家公務員の賃金を支払っていたなんて、バカなことをしていました。
ご存じのように、日本の場合は、外国から借金をしているどころか、特に、対外金融資産は、270兆円であり、これは、過去20年間世界一です。中国は、世界第二位で、それでも、100兆円台です。アメリカは、といえば、資産では、なく負債、要するに外国から借りているお金が、円換算では、300兆円台です。
こんな国の政府が、どうしたら、財政破綻するのでしょうか?誰か、教えてください。おそらく、世界中の経済が悪化して、どしようもなくなって、全部の国が財政破綻すると仮定した場合、世界で一番最後に破綻するのは、対外金融資産残高からいって、日本であるといっても、良いと思います。
それなのに、なぜか、日本では、日本が財政破綻すると思い込んでいる人が大勢います。これは、それこそ、新聞、テレビなどの世論操作によるところが大きいです。国民、一人頭の借金が700万とか、なんとか、とにかく、でっち上げ方がすごくうまく、称賛に値します。私もこれには、ほとほと感心させられます。これに、デフレ・フェチの与謝野さんも絡んでさらにシナジーをあげつつあります。
それに、極めつけは、財務省から出す数字です。これも、素晴らしいです!!なんというか、出す数字の選び方、タイミングなど絶妙です。本当に、こんなに頭の良い人がいるなら、もっと別の使いかたをすれば、もっともっと日本は良くなるであろうにと感心させられます。また、隠蔽もうまいです。知られてまずいような数字に関しては、あまり公表しません。新聞・テレビの取り扱いもほんとうに小さいです。先ほどの日本の対外金融資産残高なんていう数字もそんな扱いです。そりゃ、そうですね。これを大々的に報道してしまっては、日本が財政破綻することとは著しく矛盾しますから・・・・。
それに、極めつけは、財務省から出す数字です。これも、素晴らしいです!!なんというか、出す数字の選び方、タイミングなど絶妙です。本当に、こんなに頭の良い人がいるなら、もっと別の使いかたをすれば、もっともっと日本は良くなるであろうにと感心させられます。また、隠蔽もうまいです。知られてまずいような数字に関しては、あまり公表しません。新聞・テレビの取り扱いもほんとうに小さいです。先ほどの日本の対外金融資産残高なんていう数字もそんな扱いです。そりゃ、そうですね。これを大々的に報道してしまっては、日本が財政破綻することとは著しく矛盾しますから・・・・。
これに付随して、赤字国債の件、消費税増税、最近では、復興税の件など、心から信じ込んでいる人などゴマンといます。日本は、国債をたとえ100兆円擦ったとしても、外国から借金をする必要などなく、赤字になどなりません。デフレのときに、増税をするは、マクロ経済の常識からいって、気違い沙汰といっても良いくらいであり、誰も、そんなことを考えません。しかし、マスコミが何回も、その刷り込みをするので、最近では、震災の復興のためには、増税もやむを得ないと信じこむ人々も増えています。
それから地球温暖化二酸化炭素説についても同じことです。すくなくとも、地球温暖化二酸化炭素説が絶対に正しいなどは、証明不能です。これに関しても、世の中、これを真実であると、信じて疑わない人などゴマンといます。これも、テレビ、新聞によるところが大きいと思います。
ほかにも、妄想の類がいっぱいありますが、上のポスターの言葉「地方主権」などという言葉も妄想です。
主権の定義は、以下のようなものです。
(1)国家の統治権。他国の意思に左右されず、自らの意思で国民および領土を統治する権利。領土・国民とともに国家の三要素をなす。
(2)国家の意思や政治のあり方を最終的に決定する権利。
ついでに、定義の定義は以下のようなものです。
(1)ある概念の内容やある言葉の意味を他の概念や言葉と区別できるように明確に限定すること。また、その限定。
「用語を―する」
(2)〔論〕〔definition〕ある概念の内包を構成する諸属性のうち、本質的な属性を挙げることによって、他の概念から区別しその内包を限定すること。普通、定義は当該概念(例えば「人間」)の最近類(この場合、人間の最近類は「動物」)と種差(この場合は人間を他の動物から区別する「理性的」という種差)を挙げることによって成り立つ(この場合「人間は理性的動物である」が定義)。
よって、地方主権なる言葉は全く成り立たないことが理解できると思います。しかし、民主党の立場にたって、解釈してみると、おそらく、地方分権を強力に推し進めて、日本を解体して、県や、道、都が、強力な権限を持ち、それぞれが国のようになるという意味でしょう。
であれば、県や、都などが、昔のように藩のようになるということで、であれば、その藩そのものが国家であり、要するに、ややこしいことをいわないで、日本国をいくつもの小さな昔でいえば、藩のようなサイズの国に分割することといえば良いわけです。これが、本当の狙いなんでしょうね。
しかし、こんなこと、考えること事態が、アナクロニズムであり、完璧な妄想です。200年ほど前に、カントが主権国家がいずれ消えてなくなるだろうと予言しました。要するに、国は消えて、世界市民が残るだろうという考えです。これに関しては、かの、カール・マルクスもいいました。アメリカの知識人もかつて、そのようなことをいいました。しかし、これは実現されたでしょうか?
この流れは特に、共産主義というイデオロギーで一つにまとめられた、人為的な連邦国家である旧ソビエト連邦崩壊から全く逆の方向に進みました。解体して、いくつかの、国民国家ができあがりました。共産主義でまとまった、人為的な連合国家である、ユーゴスラビアも解体しました。そして、現在のジャスミン革命なども、主権国家を取り戻そうという国民の運動です。こんなときに、日本のような小さな国をさらに分裂されようなどという考えは、妄想以外の何ものでもありません。
この流れは特に、共産主義というイデオロギーで一つにまとめられた、人為的な連邦国家である旧ソビエト連邦崩壊から全く逆の方向に進みました。解体して、いくつかの、国民国家ができあがりました。共産主義でまとまった、人為的な連合国家である、ユーゴスラビアも解体しました。そして、現在のジャスミン革命なども、主権国家を取り戻そうという国民の運動です。こんなときに、日本のような小さな国をさらに分裂されようなどという考えは、妄想以外の何ものでもありません。
梶川ゆきこさんあたりの、妄想はまだ可愛いものです。なぜなら、梶川さんの妄想は妄想として誰にでも簡単に理解できるからです。だから、弊害も少ないからです。しかし、先のような、財政破綻とか、地球温暖化、地方主権などのかなり規模が大きく、次元も高い類の妄想は、そうではないです。弊害もかなり大きいと思います。
梶川ゆきこさんは、妄想に囚われているということから、自分では、認識していないでしょうが、自らの考えではなく、他の人の考えなどに簡単に振り回されて、自分が、自らの人生の主人公にはなっていません。まずは、はっきりとした、自我が確立されていないのは確かです。
考えてみれば、菅さんや、鳩山さん、それに、民主党の多くの閣僚などが、梶川さんのように、自分が自らの人生の主人公になっておらず、そのために、いろいろと振り回されるのだと思います。だからこそ、何もかもうまくいかないのだと思います。頭が良いとか、悪いとか、知識があるとか、ないとかの以前の問題だと思います。
でも、それを考えると、自民党総裁の谷垣さんも似たようなものだと思います。
やはり、人間は、少なくとも、まずは、自分が、自らの人生の主人公になるべきだと思います。それが、大人になるという事だと思います。それなしに、何を勉強しても、何を身に着けても、大人になることはできません。心理学者は、現代は、人間が本当の意味で、大人になかなか成り切れない時代だとしています。
自分の人生の主人公になれない人は、たとえ、頭が良くて、世知に長けていたり、ものを知っていたり、鋭い洞察力などがあったとしても、結局何もなしえないでしょう。特に、大きなことは・・・・。なぜなら、小さなこと、短期間で為しえるような事柄は、大人でなくてもできますが、大きなこと、長期間にわたって実施することや、多くの人を巻き込んで実施する事柄などまずは、知識がどうの、知恵がどうのという前に、実施する主体になる、すなわちリーダーとなる人が大人でなけばならないからです。
ガキデカ風現代人? |
家庭でも、職場でも、学校でも、小児から生まれていくる、小児は、やはり、なかなか大人に成り切れないのだと思います。現代は、精神的小児による、精神的小児の拡大再生産の時代なのかもしれません。現代は、本当に大人になるのは、難しいのだと思います。
皆さんは、いかがですか、ご自分は、大人になりきれているとお思いですか?
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