2013年9月15日日曜日

菅直人氏 台湾で原発について語り注目・歓迎される―【私の論評】菅総理を招いた台湾の市民団体とは、もちろんプロ市民団体!この馬鹿の勘違い人生はまだまだ続く(゚д゚)!ドラッカーのコミュニケーションの有り様を示す格好の事例か?

菅直人氏 台湾で原発について語り注目・歓迎される

台湾を訪れた菅直人元首相

菅直人元首相が15日、訪問先の台湾から帰国した。菅氏は台湾の原発反対グループの招きで台湾を訪れ、福島原発事故や、再生可能エネルギーについて語ることを宣言していた。

菅氏は15日に更新したブログで台湾における原発の関心レベルについて言及。「台湾では福島原発事故について話をするために訪問した私の言動について、連日新聞やテレビが大きく報道してくれた」とのことで、菅氏への注目度は高かったようであり、歓迎されたようだ。

この背景には、台湾で原発反対の世論が盛り上がっていることもあるという。台湾ではこの半年以上、反原発の集会が毎週行われており、中心は映画監督、作家、俳優など幅広い文化人だという。

菅氏が13日の集会でスピーチを行ったところ、大きな拍手を受け、テレビや新聞などのメディアから報じられたようだ。菅氏は参加している人気俳優に「仕事を干されることはないか」と聞いたところ、「それはない」と言われたようだ。これを受け、「日本より民主的で自由な社会の雰囲気を感じた」と感想を述べている。

【私の論評】菅総理を招いた台湾の市民団体とは、もちろんプロ市民団体!この馬鹿の勘違い人生はまだまだ続く(゚д゚)!ドラッカーのコミュニケーションの有り様を示す格好の事例か?

菅元首相が台湾を訪れたそうですが、この人の勘違い人生も相当なものです。もともと、菅さんのせいで、福島原発の惨劇が大きくなったということではありませんでしたか?なんで、わざわざ、官邸をあけて、福島までヘリコプターで乗り込む必要があったのでしょうか?これに関しては、あの枝野ですら、現地視察をやめるべきだということを進言していたことがわかっています。


余計なことをしたので、現地での対応が遅れてしまったということは否めません。

日本では、なぜか報道されませんが、台湾で菅さんを招いた市民団体とは、無論プロ市民団体です。それも、左翼系です。

こうした動きに対しては、当然台湾でも大反対の動きもありました。これに関しては、なぜかほとんどのメディアが無視です。まあ、そもそも、もと総理大臣とはいえ、今民主党の一国会議員にすぎないですし、それも、主流派ではなく亜流の政治家です。だから、報道しないのでしょうが、それだったら、最初からこんなものの台湾訪問など、報道すべきではありません。

しかし、以下のような反対運動の写真もあります。


台湾だって、メディアがありますし、それにインターネットもみることができます。それに、台湾では日本語が読める人もかなりいます。菅の原発事故での不手際も知っている人は大勢います。


菅は、日本では、メデイアがほとんど報道しないですし、台湾の報道はみないでしょうから、歓迎されていると思いこんでいるのです。菅さんは、総理大臣だったときに、政権の末期でも、現地に行くと、歓迎されたので、民主党も自分の政権も、まだまんざらではないと思い込んでいたようです。

以前コミュニケーションについて、このブログに掲載したことがあります。そのURLを以下に掲載します。
消費税増税に7割が賛成 結論見え見えの有識者会議の意味 - 高橋洋一の俗論を撃つ!―【私の論評】確かに、これだけ増税賛成派ばかりだと作為的である。最終的には安倍総理はこれを吹き飛ばし、官僚を震撼させ覚醒のための大ショックを与え政治主導を勝ち取る腹か?
詳細はこの記事をご覧いただくものとして、ドラッカーはコミュニケーションについて以下のように語っています。
人の心は期待していないものを知覚することに抵抗し、期待しているものを知覚できないことに抵抗する。コミュニケーションの発する側が、何かを話したとしても、受け取る側は、自ら既知の枠組みの中に、あてはめて受取り、既知のものとして受け取ってしまう。  
菅さん、まさにドラッカの言っているように、「期待していないものを近くすることに抵抗し、期待しているものを知覚できないことに抵抗」しているのだと思います。 そうして、コミュニケーションの発する側が、何か話したとしても、菅さんは、自らの既知の枠組みの中に、あてはめて受取り、既知のものとして受け取っているだと思います。

ようするに、いくら批判されても、自分の既知の枠組みの中にあてはめて受取、既知のものとして受け取っているのです。要するに、批判は一切受け取れず、自分の都合の良いように解釈をしてしまうとうことです。

上の菅さんの事例は、ドラッカーのいう「人は期待するものしか受け取らない」というコミュニケーションの最大の障害を如実に示す格好のケース・スタディーではないかと思います。

ドラッカーは、こういうときには、相手の期待を木っ端微塵に打ち砕く、覚醒のためのショックが必要としています。要する、「叱る」ということです。

しかし、叱って言うことを聴かせることも、あらがじめある前提をクリアしておかないと不可能だとしています。

それは、何かといえば、「経験の共有」です。これをクリアしておかないと、コミュニケーションは成立しないのです。しかし、菅さんや、民主党の幹部などと「経験の共有」をするというのは本当に難しいことです。大学で学生運動をやってみたり、「プロ市民」をやったり、プロ市民のデモにでも参加すれば、「経験の共有」ができるかもしれません。

しかし、そんなことはやりたくないです。であれば、もともとコミュニケーションなど成り立たないのかもしれません。

ドラッカーは、コミュニケーションの本質をコミニケーションとは私からあなたへ一方的伝えるものではないし、あなたから私へと一方的に伝わるものでもないとしています。

そうして、「コミュニケーションとは私たちの中の一人から、私たちの中のもう一人に伝わるもの」としています。このためには、普段からコミュニケーションをかわさなければならない人々と、「経験の共有」をしておかなければならないとしています。

そうなると、民衆党の人々とはなかなか「経験の共有」などできませんから、結局本当の意味でのコミュニケーションはなりたたないということです。

そうでしょうね。これに関しては、民主党のほうから、他の人たちに歩み寄る必要があるのだと思います。そうしなければ、彼らいつまでも多くの人々のコミュニケーションを交わすことができないということです。それに彼らは気づいてません。菅さんも全く気づいていません。

これは、民主党に限らず、最近では、いわゆる増税派の人々のも同じことなのだと思います。彼らが、気付くのは、増税が見送られ、景気が良くなり、本当にデフレから脱却できたときだと思います。そうなれば、増税の間違いが誰にでも理解できるようになります。

しかし、増税派にもそういうまともな人も少数かもしれません。やはり、なんだかんだと理由をつけて、自ら既知の枠組みの中に、あてはめて受取り、既知のものとして受けって、いつまでたっても、増税見送り派とコミュニケーションをまともに交わすことはできないのだと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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上の三冊は、有害図書です。良い子は買って読んではいけません。

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