2007年11月9日金曜日

外食のマナー(食事そのもの・洋食5)-チーズとワインのマリアージュを味わおう





グリッシーニのいただき方-グリッシー二(細長い棒状の固いパン)は本来、イタリア料理に出てくるものですが、フレンチでお目にかかることはほとんどなかったのですが、ここ最近カジュアルフレンチにも、登場するようになりました。 

グリッシーニとは、イタリア料理で食前にワインと共に頂く細長いパン(ワインのおつまみ)の事で、イタリアのトリノが発祥地と言われています。生ハムを巻いたり、焼く直前に粉状のパルメザンチーズを振りかけたり、ガーリック風味にしたりとアレンジの方法は多岐に渡ります。 食べ方としては、『適当な長さを手で折って頂きます。』間違えてもポッキーを食べるように長いままポリポリとかじらないでください。あくまでもグリッシーニは、パンの部類に入るので、手で適当な大きさに折って頂きます。 

グリッシーニはポッキーではなくパンだと認識しましょう。最近では、料理も国際化の影響でしょうか、この事例に限らず、見たこともない料理が出てくる可能性もあります。こうした場合には、サービスの方に食べ方を聴くことも大切ですが、相手を思いやるという精神で、その場の雰囲気に合わせていく姿勢が大切です。

チーズのいただき方-チーズはデザートとして頂くものと考えましょう。フロマージュ(フランス語でチーズ)とワインとはマリアージュ(フランス語で結婚の意味)と称されるほどとても相性が良いと言われています。チーズは、ワインの渋みや酸っぱ味をまろやかなフルーティーなものに変える作用があります。 通常サービスの方がトレイにチーズをのせてテーブルまで運んで来てくれます。もちろん、好きなものを選ぶのですが、いくつまでと言う決まりはありません。好きなものを選べば、その数によってサービスの方が大きさを調節してくれるので、安心して任せて良いでしょう。 

チーズのことが分からなければ、素直にサービスの方に聞くべきです。喜んで色々説明してくれます。こんな感じのチーズが好きと、言うだけで最適なものが自分のもとに運ばれてくるので、是非自分の好みを言ってみましょう。 チーズはちぎったパンの上にのせて一緒に頂くのが原則です。チーズとパンは一緒に頂きましょう。よく見てみると、必ずチーズが出される時は、パンかクラッカーが添えてあるものです。原則として、その上に載せて食べるのが正式マナーです。

0 件のコメント:

来年度予算案、税収70兆円台後半とする方針…6年連続で最高更新の見通し―【私の論評】日本の税収増加と債務管理の実態:財政危機を煽る誤解を解く

来年度予算案、税収70兆円台後半とする方針…6年連続で最高更新の見通し まとめ 政府は2025年度の一般会計税収見積もりを70兆円台の後半に設定し、2024年度の税収を上回る見通しで、6年連続で過去最高を更新する見込みである。 2024年度の税収は物価高や企業業績の好調により増加...