2008年7月27日日曜日

知事VS芸術系大学生 文化行政巡って激論-芸術の振興こそNPOの重要な役割?!

知事VS芸術系大学生 文化行政巡って激論大阪府在住の20人と(もうすでに内容を知っている方は読み飛ばしてください)
学生たちと意見を交わす橋下知事

橋下徹知事の文化施策について芸術を学ぶ大学生に意見を述べてもらう「橋下文化行政に物申す!」が26日、府公館(大阪市中央区)で開かれた。大阪センチュリー交響楽団への補助金削減方針などをめぐり、橋下知事と学生が意見を交換した。

橋下知事が学生の声を聞きたいと企画。42人の応募者の中から、府在住の大学生20人(18歳~32歳)が参加した。

橋下知事が「需要が少ない文化でもお金(税金)をぶちこんで守らないといけないか」と問題提起。これに対し、女子学生が「自殺者が多く、芸術が必要な世の中。行政がちゃんと文化を育てていくべきだ」と主張し、男子学生は「需要がない文化は消えて当然、弱肉強食だ」とした。最後に、橋下知事が「残る、残らないの違いは表現者の必死さ」「文楽は現代に合わせたやり方をやっていない」など独特の持論を展開した。

終了後、橋下知事は報道陣に「若い学生の声が聞けてよかった。文化でも需要と供給の原理があり、何でもかんでも金をつぎ込むのは違う」と語った。

参加した大阪音楽大4年の南田明美さん(23)は「知事が平等に税金を使おうとする姿勢には共感できたが、交響楽団の楽団員がどれほど子供たちのためにがんばっているかといった現場の話は知らないと思った」と話していた。
(2008年07月27日 読売新聞)

芸術の振興こそNPO?
先日、ある大阪の人のブログをみていると、「橋下改革には反対だ。なぜなら、自分の和太鼓のグループのプログラムへの補助が廃止になっから」と書いていました。

私は、このコメントに非常に憤りを感じたので、次のようなコメントをそのブログに書き込みました。
「自分の和太鼓のグループへの補助金が廃止になったからといって、それで橋下改革を反対していいのですか?夕張の実情を知っていますか?和太鼓どころではないです。和太鼓など、別に補助金がでなくても、自宅やどこかでやれば、練習などできるではありませんか。それにもし、和太鼓を買うのにお金がかかるというなら、自分達で出したり、他の人から寄付金を募って何とかするという方法もあるのではないですか?今は大阪府は、臨戦状態にあるようなものです。和太鼓は危機が通り過ぎて、十分余裕ができたときに、また補助金を再開してもらえればよいではないですか。そんなのんきなこと言っていていいんですか?もし、本当に夕張のようになってしまったら和太鼓どころではなくなります」。というような、趣旨で書き込みました。本当にそう思います。

大阪センチュリー交響楽団への補助金、カットではなくて削減ではありませんか。もし、大阪センチュリー交響楽団が府民のニーズを満たしているなら、削減されたとしても、やり方はいくらでもあると思います。こちはら、北海道ですが、札幌交響楽団は、もう随分前から札幌市からの補助金が削減されています。それでも、皆で頑張って存続しています。皆さんが、個人レッスンなどのアルバイトもしながら、何とかしています。それに、札幌交響楽団などでは、北海道新聞からの補助金を受けています。

ちなみに
★楽員の平均年収(2007年度)
札幌交響楽団・575万、仙台フィルハーモニー・559万、NHK交響楽団・945万
東京交響楽団・684万、日本フィルハーモニー交響楽団・405万、
名古屋フィルハーモニー交響楽団・633万、京都市交響楽団・540万、
大阪フィルハーモニー交響楽団・578万、
広島交響楽団・485万、九州交響楽団・522万

ということです。アルバイトをしなくても、何とかなるというのはNHK交響楽団員くらいのものらしいです。こうして、みると決して高いとはいえませんが、思ったよりは多く貰ってはいるような気もします。ここではっきり書いておきますが、現夕張市長の月給は27万円です。中堅職員の月給は16万円です。特に中堅職員の給料年間で200万いくかどうかの水準です。こういう厳しい現実があることを忘れるべきではありません。夕張市長などは、出張の経費は全部自腹だそうです。夕張のようになってしまったら、楽団への寄付金などカットされてしまうことでしょう。というより、やりたくてもできないようになってしまいます。

この大改革の最中にあっては、楽団員も我慢するという精神が必要だと思います。それから、今朝、野球の楽天イーグルスの社長がテレビに出ていましたが、「球場を持ち、球状での営業権をいろいろ提供すること、さらにはお客様のために何でも迅速に変えること」などで野球チームの運営は難しいといわれる中、初年度より黒字であったことを語っていました。北海道の旭川市の旭山動物園は、閉鎖寸前だったのですが、従業員の工夫によって業績が回復するどころか、好調で、全国からお客を呼ぶ動物園に生まれ変わりました。だから、楽団員自身も、サポーターたちもただただ、補助金というだけでなく、何らかの自助努力を真剣にすべきだと思います。

それに、そんなに補助金がカットされることが問題というなら、それこそ「大阪センチュリー交響楽団を存続させる会」などというNPOでもつくって、せっせと補助金を集めるとか、府民にニーズにあったイベントを催して楽団存続の資金を集めるべきでしょう。

今、大阪府は戦時下にあるようなものです、何とか改革を推進しなければ、夕張の二の舞になります。芸術だからといって甘えていられません。自助努力など真剣にすることにより、旭川の旭山動物園のようにまた新たな方向性がみえてくるかもしれません。今は、大阪府民一人一人の創意工夫が必要だと思います。それは、大阪府のように極端な無駄遣いをしなっただけで、あまり目立つことのないですが、同じように財政難の状況にある北海道も同じことだと思います。

以下に関連記事を掲載します。反転文字列をクリックすると当該記事に飛ぶことができます。

橋下知事、労組と徹夜バトル 人件費削減を巡り-公務員だけは例外ということでは済まされない!

橋下知事の自衛隊研修に関して考えた大阪府改革

■秋葉原通り魔事件があばくお役所仕事の実体とは?-やはりNPOに任せるべきか?

橋下知事を糾弾した女性は、中核派?-日本のマスコミとコメンテーターの多くはKYか?

■年金問題福田総理大臣があやまり、マスコミが突付くと役人がぬか喜びする!!-政治家に対するヒント「歴史に学んで役人退治を!!」

■北海道滝川市「介護タクシー」による詐欺事件-誰に責任があるのか?

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

話が長すぎる!
言いたい事は、理解できます
それを、今20~40代の人には、通じないのが、現実です
私が思うに、団塊の世代の方が、子供には苦労させないと、学業だけをさせた結果
自立心の無い子供が、大量生産された
家の手伝いを、するだけで今自分は、何をすれば良いか考えるのですが、今の若い方々は、言われた事をこなせば、OKとしか考えない。
議員は、年金の権利さえ得れば辞めてもいい位にしか考えてないですから(多くの方ね)
私が思っているのは、日本国内全て破して今の自分を見つめ直す。
その方が、いい国造れそう(かなり諦めてますごめんなさい)

山田 豊 さんのコメント...

匿名さまコメント有難うございます。今の若い人の中にも素晴らしい人はたくさんいます。
東大卒で、学生時代にIT事業を展開して、成功した学生が、今は社会問題に興味を持ち、NPOを設立して社会事業を展開している人もいます。
日本ではいわゆるNPO(非営利団体)の歴史が短いので、善意に溢れる余裕のある人が手弁当で行う道楽くらいの感覚しかないと思いますが、NPOの歴史の古いアメリカ・ヨーロッパなどでは巨大社会事業が勃興し、様々な社会問題にとりくんでいます。日本はかなり水をあけられています。
私は、20世紀の日本は、経済で欧米に追いつけ追い越せで頑張ってきて、それなりの地位に着いたと思います。
しかし、人間は、経済だけで幸せになれるわけではありません。
私達の明治の先達が行ったように、今度は社会に着目して、社会問題を解決するNPOが興隆すべきだと思います。
そうして、経済で追いついたように、社会問題でも追いつけ追い越せで頑張るのが、日本の21世紀のあり方だと思います。
日本では、政府による社会の救済などということが真剣に考えられているようですが、それは間違いです。政府にできることは、基盤整備のみです。その基盤の上にのって様々な活動をするのが、民間企業であり、非営利団体です。ところが、日本ではあまりにも非営利団体の力が弱小です。
これを一刻も早く、強化していく必要があると思います。
日本でこのようなことが、論議されないのは、日本ではNPOの歴史が短いので一般にほとんど認知されていないことと、やはり自分達の仕事をとられてしまうとか、自分の領分にNPOを立ち入らせたくないという官僚の意図がある体と思います。
これだけ経済的に豊になった日本、やりたくても余裕がなくてできない中国あたりとは違います、そろそろ社会の組織は(政府+民間企業のみ)の考えから、社会の組織は(政府+民間企業+非営利団体)というように切り替えていくべきだと思います。
そうしなければ、今日本に山積している社会問題は何も解決できないで置き去りにされていくと思います。

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