2008年7月14日月曜日

Invitation For Jazz - Nicholas Payton

Nicholas Payton "Bags' Groove"

ニューオリンズからやってきた、90'sトランペット界の神童!!――だったのが懐かしいです。いまや、N.Y.で若手No.1トランペッターの呼び声も高 い、ニコラス・ペイトン。この小太りなアンちゃんは、4歳でラッパを握り、15歳の時にはアート・ブレイキー(dr)と共演していたといいます。エリス (p)/ウィントン(tp)のマルサリス親子にも師事しており、彼らの推薦でマーカス・ロバーツ(p)やエルヴィン・ジョーンズ(dr)のツアーに参加。 太くて温かい音色/エモーショナルなプレイの安定した実力を発揮し、シーンにその名を轟かせました。

初リーダー・アルバムは92年の『イントロデュー シング・ニコラス・ペイトン』。以後、ニューオリンズ/ハード・バップ/ポスト・バップをごちゃ混ぜにしたスタイルで、次々と作品を発表している。出身地 が同じためか、サッチモことルイ・アームストロング(tp)に通じるところがあり、01年には彼を追悼した『ディア・ルイ~サッチモ・トリビュート』をリ リース。「ハロー・ドーリー」「明るい表通りで」といったお馴染みのナンバーに、メロディを大切にしながらも、かなり冒険的なアレンジを施しています。


ウィントン・マルサリスとは違った形でニコラス・ペイトンも出身地のニューオリンズを意識して自分の音楽をクリエイトしてきました。そのことはこれまでの作品でも存分に発揮されていたし、『ディア・ルイ~サッチモ・トリビュート』でも正面切って示されていました。しかしペイトンは、ウィントンほどニューオリンズ色をストレートに押し出している訳ではありません。彼の最近の新作を聴いていると、あくまで自分の個性が前提にあってのニューオリンズ・スタイルであることがわかります。そこにこのトランペッターの可能性を強く感じている人も多いはずです。


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■Charlie Haden―チャーリー・ヘーデン
■DANIEL SCANNAPIECO-ダニエル・スカナピエコ
■ANDREA SABATINO-アンドレア・サバチーノ
■DAVID BENOIT-デビッド・ベノア
■JOSE JAMES-ホセ・ジェイムス
■Lizz Wright―リズ・ライト
■MARICA HIRAGA-平賀マリカ
■SCOTT HAMILTON-スコット・ハミルトン
■ROY HARGROVE-ロイ・ハーグルーブ
■Taylor Eigsti-テイラー・アイグスティ
■Frank Sinatra-フランク・シナトラ
■TAIHEI ASAKAWA-淺川 太平
■NARUAKI KIKUCHI-菊地 成孔
■TOROPICAL JAZZ BIG BAND-熱帯ジャズ楽団
■Quincy Jones-クインシー・ジョーンズ
■DAVID SANBORN-デビッド・サンボーン
■JOHN PIZZARELLI-ジョン・ピザレリ
■BERARDI JAZZ CONNECTION-ベラルディ・ジャズ・コネクション
■HARVIE HANCOCK -ハービー・ハンコック
■TOKYO ZAWINUL BACH-東京ザビヌルバッハ
■SADAO WATANABE-渡辺 貞夫
■TOM SCOTT-トム・スコット
■LOIS ARMSTRONG-ルイ・アームストロング
■JOHN COLTRAIN-ジョン・コルトレーン
■THE JAZZ INVADERS-ザ・ジャズ・インベーダーズ
■KEITH JARRET-キース・ジャレット
■ELECTRO DELUXE-エレクトロ・デラックス
■TRIBAL TECH-トライバル・テック
■MARK MURPY-マーク・マーフィー
■NORMAN BROWN-ノーマン・ブラウン
■TONY MONACO-トニー・モナコ
■DAVE KOZ-デエィブ・コズ
■ROOM ELEVEN-ルーム・イレブン

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