2009年1月14日水曜日

温暖化:主犯は人間活動か自然変動か 専門家が学会誌討論-温暖化に関しては、温暖化災厄説のほうが問題がある

「アルキメデスの原理」は海面上昇を否定しない

上の実験をしている人は、南極大陸のことをいいたいのだろう。しかし、南極の氷は、もともと空気中の水蒸気によってできるものである。温暖化になれば、水蒸気が増え南極の氷はかえって増えるだろう。逆に、寒冷化になれば、水蒸気は減り、南極の氷は減るだろう。こうして、地球環境は平衡が保たれているのである。上の実験は、こうしたことをすっかり無視している。地球温暖化二酸化炭素説を是とする、人たちは上のような実験をする人と、究極的には全く同じことをしているに過ぎない。木を見て、森を見ずを地で行くような行為をしているに過ぎない。地球環境は大きくて複雑であり、単純な理科実験のようなわけにはいかない。

温暖化:主犯は人間活動か自然変動か 専門家が学会誌討論(毎日新聞)(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

 温暖化の犯人は何か。「エネルギー・資源学会」(会員約2000人)は学会誌最新号で、人間活動で排出される二酸化炭素を主因とする研究者と、そ の懐疑論者ら計5人の意見を戦わせた特集「地球温暖化:その科学的真実を問う」を掲載した。国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、20 世紀後半の温暖化は人為的との報告書を公表して2年。今も対立する両者の主張を比べるのに役立ちそうだ。

 特集には、IPCCに参画した江守正多・国立環境研究所室長のほか、懐疑論を展開する赤祖父俊一・米アラスカ大名誉教授▽伊藤公紀・横浜国大教授▽丸山茂徳・東京工業大教授、中立的な立場の草野完也・海洋研究開発機構プログラムディレクターが参加した。

 IPCCの「大気や海の温度の上昇、氷河の溶解など温暖化には疑う余地がない」との指摘には、全員が部分的を含め同意した。一方、「20世紀半ば 以降の気温上昇のほとんどが人為起源の温室効果ガスの増加である可能性が非常に高い」との見解は、江守室長以外の4人が否定した。

 赤祖父名誉教授は「二酸化炭素の排出は増え続けているが、気温上昇は01年ごろから止まった。気温変化は自然変動の寄与が大きい」と主張した。伊 藤教授は「米国での気温測定の精度に課題がある。地球全体を観測する衛星データは79年以降しかない」と観測自体の問題を指摘した。

 同様の議論はシンポジウムなどで実施されているが、「その場で消えゆく言葉という限界」(編集実行委員会)がある。誌上では、5人が主張の根拠としたデータを示し、インターネット(http://www.jser.gr.jp/)でも一般公開している。

 企画した吉田英生・京都大教授は「温暖化の社会的影響は大きく、科学的な検討が焦眉(しょうび)の急だ。物事を正しく知ろうと意見交換するのが科学であり、人間の良心だ」と話す。【田中泰義】

温暖化に関しては、温暖化災厄説にも問題がある

昨日に続いて温暖化問題ですが、温暖化のメカニズムに関しては、私自身は、幾度となくこのブログに掲載してきたように、二酸化炭素説は全く信じていません。まあ、このようなこと、上記の記事のように、多くの人が気がついて、もっとまともになってくれると有難いと思います。実は、私自身、いくつかの論文をあたって、確証を得たため、二酸化炭素説ではないとしていますが、私にとっては、地球温暖化のメカニズムそのものは、さほど重要なことではないと思っています。

それよりも、最も重要な問題は、「地球温暖化災厄説」です。そうです、地球温暖化が進むと、人類に災いが及ぶというものです。暑くなるだとか、海水面が上がって人が住めなくなるだとか、南の方の伝染病が北の方にも侵入してくるだとか、全部信じていません。

このブログで過去にも掲載してきたので、ここでまた詳細を説明することはしませんが、「地球温暖化災厄説」は全く間違いであり、現実は「温暖化によってもたらされるものは、豊穣」です。歴史をみてもあきらかです。中世ヨーロッパの繁栄、日本の平安朝の貴族文化など、地球温暖化による豊穣によってもたらされたものだと思います。北海道や、東北などにも古代人が住んで、結構高度な文明を築いていた査証が相次いで発見されていますが、これは、当時温暖化だったからではないかと考えています。今と同じような気候であれば、生きるだけで精一杯で、高度な文明を築くまでにはいたらなかったと思います。

いたずらに温暖化で地球が滅ぶなどと叫ぶことは、宗教で「最後の審判」があるから人類は滅ぶと叫ぶのとあまり大差のないことだと思います。こんなことをするくらいなら、もっと自分のためや、人ために役立つことをすべきだと思います。

もういい加減、何にもならない地球温暖化に精力を注ぐよりも、本当に自分自身、自分の親兄弟、配偶者、知人、友人、同僚そうして全人類のためになることに努力を傾注しましょう!!


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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 南極の事は詳しく知りませんが、北極は明らかに氷に覆われた部分が減っているそうです。アラスカでは、エスキモーや動物が困り、ロシアは、資源採掘が増えるので喜んでいるそうです。

 地球温暖化では、自然変動と二酸化炭素の排出の両面があるでしょう。結局、過去のデータをみてもそうなのですが、自然変動で上昇している部分があります。ただ、データの正確性については、断言は出来ないでしょう。後、産業革命以降の地球温暖化は顕著であり、二酸化炭素排出量は温暖化と因果関係があると断言できます。

 地球温暖化になれば、ヨーロッパや極部では、大陸面積が減り困るでしょう。後、降雨は激しい局地的な豪雨が増えるでしょう。たかだか1度くらいなのですが、その一度で大きな影響を地球に及ぼす事は事実です。しかし、デメリットだけでなくメリットもあるはずです。

 ちなみに、砂漠が拡大しています。今から20年前は、森林(熱帯雨林)と砂漠化、化学系物質による汚染が、環境問題のテーマでした。後者は改善されましたが、前者はより悪い状況です。EUの力が強く、砂漠化はどこの先進国も直接被害が無いためこのような結果になっているのでしょう。

山田 豊 さんのコメント...

ろっし様 コメント有難うございます。私自身は、地球温暖化二酸化炭素説は全く信じていません。それは、古代の空気組成を調べた文献によれば、二酸化炭素の濃度が現在よりはるかに高かったことからでも明らかだと思っています。

北極の氷が解けたとしても、アルキメデスの原理からいって、海水面はあがりません。さらに、南極の氷は、水蒸気によるものですから、仮に温暖化になったとしても、南極の氷が増えることになります。仮に地球温暖化になったとしても、海水面が急激あがることはないでしょう。

局地的な、気候変動は地球誕生から繰り返されてきたことであり、産業革命後のはるか以前に、温暖化も寒冷化もありました。そのたびに、多少の災厄はあったと思います。

まあ、少なくとも、地球温暖化大災厄説はありえないです。

匿名 さんのコメント...

yutakarlsonさん
反論とはいえ私のYouTube映像を使っていただいてありがとうございます。
検索したら見つけました。

水蒸気が増える云々というのは武田邦彦の常套句ですね。

南極の水蒸気量に関してですが、温暖化した世界において、大気の水蒸気量が上がることは確かです。しかしそれが降水、降雪に繋がるというものでは有りません。飽和水蒸気量も同時に上がってしまうので、水蒸気量が増えたところで雨や雪に変わる必要性も無いわけです。また、降雪したところで万年雪とならなければ意味がありません。南極では大陸の中心地では降雪はありません。吹雪の雪は舞い上がった粉雪だけのものです。
南極大陸の中心地は世界一乾燥した世界です。現在の南極中心地には雪なんて全く降りません。氷の量は現状維持か減る一方。南極で雪が降っているのは沿岸地だけ。しかも昨今、その地の雪は夏には解けて無くなってしまいます。その解けてしまう量が尋常ではなくなっています。つまりもし降雪が増えたとしても夏に解けてしまってはそれは、南極の氷が増えるといいう見解にななりません。

古代の大気についてですが、確かに恐竜の時代など、太古の昔は二酸化炭素の濃度が高かったです。しかし、それに比例して温暖な気候であったことも確かです。
CO2犯人説を信じないのは自由ですが、これを理由に信じないというのはちょっと科学的ではありませんよ。

また、そういう時代があった・・・ということを理由に「温暖な気候に害では無い」と考えるのでしたら、まぁそれはそれで正解です。しかし一つ間違っていることは、「急激な気象の変化が害になる」ということです。「温暖な気候」は無害ですが「例えば100年単位で急激に温暖化する事」は有害です。この「急激な変化の懸念」に対して古代の気候は何も安心感を語ってはいません。

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