普天間、沖縄と米に配慮=参院選前の内閣改造否定-鳩山首相年頭会見(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
鳩山由紀夫首相は4日午前、年頭に当たり首相官邸で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題への対応について「沖縄県民の気持ちを大事にしながら、一方で日米合意もある」と述べ、県外移設への期待が強い沖縄の世論と、現行計画の早期履行を求める米側の双方に配慮しつつ、5月までの決着を目指す考えを示した。夏の参院選前の内閣改造や衆参同日選の可能性について「考えていない」と明確に否定した。
普天間問題に関し、首相は「決して無駄に時間を浪費させるつもりはない」と強調。「期限を切って数カ月で、沖縄県民にも米国にも理解していただいて結論を出すと約束する」として、政府・与党による沖縄基地問題検討委員会で調整を急ぐ考えを示した。
首相は景気の「二番底」を防ぐため、18日召集の通常国会で2009年度第2次補正予算案や10年度予算案の早期成立に全力を尽くすと表明。子ども手当関連法案や高校教育の実質無償化など、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた重点政策の実現を図る方針を示した。
参院選での民主党の勝敗ラインについては「今、年頭に当たって申し上げる立場にない」と、言及を避けた。内閣改造に関しては「できる限り閣僚には長く務めていただきたい。そう安易に改造を行う発想を取るべきではない」とし、衆参同日選についても「念頭にない」と強調した。
自らの資金管理団体をめぐる偽装献金事件では、「国会で議論があれば自分なりに丁寧に答えていきたい。使い道もそれなりの説明は行いたい」と述べた。
一方、首相は憲法改正問題に関して「首相には憲法順守規定がある」とした上で、「民主党の考え方をまとめていくことが肝要だ。与党、超党派でしっかり議論されるべきだ」と、民主党主導で論議が進むことに期待を表明した。
今までは、マスコミも国民も拙速すぎ!!しかし、今年は本当に正念場だ!!
鳩山政権に関しては、このブログにも述べてきたように、国民もマスコミも、評価が拙速すぎます。現在100年に一度の、金融危機の最中にもあるため、アメリカのオバマ大統領も対応ははやかったですが、それは、アメリカは、余裕がなく、打てる手もかぎられていたため打つべき手を素早く打ったので、一見かなり指導力があるようにも見えました。
しかし,、これは、ブッシュであろが、クリントンであろうが、いや、誰であっても似通ったことを素早くやる必要がありました。マスコミや議会から、本格的な批判や、評価を受けたのは、半年くらいたったからのことでした。これは、アメリカでは常識であることは、以前にも述べました。なぜなら、半年もしないうちに、何か良いことがあったとして、悪いことがあったとしても、現政権によるものなのか、全政権によるものなのか、区別がつかないからです。
日本でも、本来そうあるべきです。確かに民主党も、やることが拙速すぎて乱暴なほどです。しかし、今現現在、良いことがあったとしても、悪いことがあったとしても、それは、前政権によるものかもしれません。騒ぎたてる自体が、異常でおかしなことです。献金問題など、クローズアップされていますが、今更何をいうのでしょぅか?そんなことは、選挙前からわかっていたことです。にもかがらず、大勝利したのですから、何をかいわんやという所だと思います。
国民の信託を受けて、小沢氏も、鳩山氏も国会議員となり、民主党は大勝利したわけですから、いまさら、この時期に鳩山政権に対してマスコミが批判したり、国民が不満を漏らすのは、全くおかしなことです。
半年も、たつかたたないうちから、マスコミが鳩山政権や、民主党に対する支持率を調査しようとすること自体がおかしなことですし、それに、国民の支持率がかなり落ちているということは一体どういうことなのかと考えてしまいます。今の状況は、尋常ではないと思います。
私は別に鳩山さんや、民主党を擁護するというわけではありません。しかし、これは、世の中の常識としてたとえば、誰かに対して、多少悪い噂などがあったとしても、その基本的考え方などに表明して賛意を評したとします。それから、半年も経つか経たないかのうち、その賛意を翻したとしたら、どうなることでしょうか?それは、責任のある態度とは言えないと思います。個人を評価するのでさえ、三ヶ月、半年は短すぎます。すぐに判断をするような管理者は無能のそしりを受けても仕方ないと思います。
そんな人は、とても常識のある人とは言えません。あるいは、信用のおける人でもありません。まあ、私なら、そういうことをする人とはお付き合い願いたくないです。しかし、政局ではこれが、許されているどころか、当たり前になっているということです。
本来こんなことがあってはならないことです。昨年の8月の選挙では、少なからぬ人が、常識に違えた選挙をしたということです。常識に違えた、選挙をした人は、反省すべきです。いかにマスコミに、煽られたとしても、もし民主党に投票して、もう、民主党に対して支持する気持ちがなくなってしまった人、はっきり言います。あなたは、せっかちで無責任です。すぐに、他人の言動に影響を受けやすい人です。そうして、そうした性向の故に、あなたは、どのような境遇におかれても、おそらく幸せにはなれないでしょうし、満足できないことでしょう。あなたが不幸であれば、それは、他の人が悪いのでなく、自分が悪いのです。
さて、今年は、夏に参議院議員選挙があります。常識に違えた選挙をした人、十分反省していただき、まともな選挙をしていただきたいものです。鳩山総理大臣は、自ら「今年は、正念場」と語っています。しかし、それは、私たちの正念場でもあると思います。政治に対して、もっと成熟した大人の判断をすべきです。そうして、今度こそ、国民の大部分が選挙の結果に責任を持てるようにすべきです。
【関連記事】
2 件のコメント:
yutakarlson様
「選挙の結果に責任を持つ」私も大いに反省
させられました。
どうすればyutakarlson様のように、マス
コミの情報を鵜呑みにせずに、しっかりと
自分の意見を持てるのか、日々悩んでおり
ます。
こちらのブログを拝見するたびに、己の未熟
さを知らされます。
しっかりと勉強しなければならないと改めて
思いました。
中年の星様 コメント有難うございます。
私自身もまだまだ、未熟だと思っているので、偉そうなことはいえませんが、アドバイスさせていただくとすれば、おそらく、私の場合は、大学時代の恩師にマスコミの情報を鵜呑みにするなと言われたことがきっかけだったと思います。
そのことに関しては、私のブログにも記載してあり、以下のブログからご覧になることができます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_10.html
それから、勉強するというよりは、スタンス(姿勢)の問題だと思います。スタンスがしっかりしていれば、正しい情報など自然に集まってくるものと思います。逆に、スタンスができていなのに、勉強したとしても、無意味な情報の氾濫にさらされることになると思います。
これからも、お気軽にお立ち寄りください。
コメントを投稿