2015.06.10
韓国ソウル市内で、マスクをつけて信号待ちする子どもたち |
韓国に、世界中が冷ややかな視線を送っている。中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が確認されて3週間が過ぎたが、対応がひどすぎるのだ。世界保健機関(WHO)の専門家は、さらなる感染拡大を警告し、香港政府は韓国への渡航自粛勧告を出した。韓国メディアでは「無能な政府」といった批判が噴出している。
「今後もさらに感染者が出るだろう」
WHOの専門家エンバレク氏は9日、ジュネーブで記者会見し、韓国での感染拡大についてこう語り、感染者の隔離を徹底させるよう訴えた。
それもそのはず、韓国保健福祉省は8日に「第一次流行の終息」を発表したが、感染者は日々増えており、感染の疑いは全国に広まっている。
何と、8日に感染が分かった男性(59)は3日に感染が疑われていたのに、連絡を受けた保健当局が対応を取らずに4日間も放置。男性はその間、計約360人と接触していたという。男性は多数の院内感染者が出たサムスンソウル病院を5月末、見舞いのために訪れていた。
国家として機能不全を起こしているような現状に、香港政府は9日、韓国への渡航自粛勧告を出した。これを受け、香港観光業協会は韓国への団体ツアーを取り消した。1万人以上が影響を受けるとみられる。マカオ政府も9日、韓国渡航を控えるよう市民に呼びかける声明を出した。
日本の外務省は在外邦人の安全確保のため、現地対策本部を立ち上げた。岸田文雄外相は「国内への感染を防ぐため、厚労省などとも緊密に連携したい」と強調した。
韓国メディアでは、議論を繰り返すばかりで、対応が後手後手となっている政府に対し、「(昨年4月の)旅客船セウォル号沈没の時とまったく同じ」との批判が相次いでいる。昨年同様、「無能な政府」という表現も続出しているという。
「今後もさらに感染者が出るだろう」
WHOの専門家エンバレク氏は9日、ジュネーブで記者会見し、韓国での感染拡大についてこう語り、感染者の隔離を徹底させるよう訴えた。
それもそのはず、韓国保健福祉省は8日に「第一次流行の終息」を発表したが、感染者は日々増えており、感染の疑いは全国に広まっている。
何と、8日に感染が分かった男性(59)は3日に感染が疑われていたのに、連絡を受けた保健当局が対応を取らずに4日間も放置。男性はその間、計約360人と接触していたという。男性は多数の院内感染者が出たサムスンソウル病院を5月末、見舞いのために訪れていた。
国家として機能不全を起こしているような現状に、香港政府は9日、韓国への渡航自粛勧告を出した。これを受け、香港観光業協会は韓国への団体ツアーを取り消した。1万人以上が影響を受けるとみられる。マカオ政府も9日、韓国渡航を控えるよう市民に呼びかける声明を出した。
日本の外務省は在外邦人の安全確保のため、現地対策本部を立ち上げた。岸田文雄外相は「国内への感染を防ぐため、厚労省などとも緊密に連携したい」と強調した。
韓国メディアでは、議論を繰り返すばかりで、対応が後手後手となっている政府に対し、「(昨年4月の)旅客船セウォル号沈没の時とまったく同じ」との批判が相次いでいる。昨年同様、「無能な政府」という表現も続出しているという。
【私の論評】過去の日銀の金融引き締め策と、反日で頭を使わなくなった無能政府の末路(゚д゚)!
歴代の韓国政府の政府当局者や官僚は、特にこの20年間ほど頭を使わなくなりました。さまざまな危機があっても、ほとんど頭をつかわず、何とかなってしまったので、今回のMERSやセウォル号沈没のような本当の危機が訪れたときに、頭が使えなくなってしまったようです。
経済に関しては、過去20年間本当は重大な危機状況状況にあって、アジア通貨危機の頃と根本的には変わらなかったものを、日本の過去の日銀が徹底したデフレ政策を採用したため、恒常的な超円高、超ウォン安の状況となり、まるてぬるま湯にでも浸かったような状況で、ほとんど政府が頭を使わなくても経済発展をすることができました。
いわば、韓国は過去20年ほどは、偽りの経済発展をしていたわけで、日本が金融緩和に転ずれば、とんでもないことになることは、頭を使い為替レートなどまともにみていれば、分かったことなのですが、韓国政府はそれを韓国の実力だという妄想にひたり、自らを謙虚に顧りみることはしませんでした。
そのため、日本銀行が金融緩和に転ずると、すぐに韓国経済は傾いてしまいました。
韓国政府が頭を使わなくなったことには、別の背景もあります。それは、いわずと知れた政府主導による反日活動です。
この反日活動の本質は、韓国の外に憎い敵を作為的につくりあげ、それを憎しみの対象として、国民の注意をそれに向けさせることでした。
歴史的事実など全く無視して、自分たちに都合の良く、過去の歴史を修正して、ありもしない慰安婦問題や、強制連行などをでっちあげ、それをもって反日活動の根拠としました。
これは、あまりにも安易であり、国民のことなど何も考えず、ただただ日本憎しという感情を盛り上げ、今日に至っています。
これにより、過去20年間韓国の経済・社会は改善されることもなく、そのまま放置されてきたというのが現実です。政府が、頭を使わず、あまりに安易なことをし続けてきたため、いざまともに頭をつかわなければならない本当に危機状況に陥ったときには、まともに対応できず、対策が後手後手にまわるばかりです。
まさに、頭を使わなくなった政府の末路です。日本のせいにもできない、本当危機に陥った今、韓国政府の本当の姿が見えてきたというのが、現在の状況だと思います。
こんな韓国ですが、反省する頭もなくなってしまったようで、MERSの危機にある今でも、反日活動を行っています。反日を活動をしても、MERSの危機が去るわけでもないのに、本当の危機への対処はなおざりにして、ますます反日活動にのめり込んでいます。
たとえば、日本政府が「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を、2015年夏の国連教育科学文化機関(ユネスコ)のに推薦すると発表したことに関し、韓国は、対象施設の一部は植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者が働かされた場だとして、推薦に反対する意向を日本側に伝えていましたが、これに対してもMERSの最中に海外に働きかける運動を展開しています。
その他、実際に韓国内外で展開されている政府主導による、反日活動は無数に存在します。こんなバカ真似をしないで、もっと国民のことを考えて、まとも頭を使った政治をせよと、いいたいです。
このままだと、朴槿恵政権には先がないし、その後の政府にしても、似たりよったりであり、経済・社会が衰え、韓国という国はなくなるかもしれません。今の韓国は、そのような状況にあると思います。
ブログ冒頭の記事では、「韓国に世界中が“冷ややか”視線」としていますが、その中でも最も冷ややかな視線を投げかけているのは、日本の国民ではないでしょうか。
私は、そう思います。みなさんは、どう思われますか?
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