2008年6月9日月曜日

Invitation For Jazz-David Benoit

David Benoit Freedom at Midnight NAMM 2007 @ Roland


プロフィール
フュージョンの創世記より(現在スムース・ジャズという呼称になっている)現在にいたるまでシーンのトップで活躍しているデビッド・ベノワはリー・リトナーとともに今やGRPの最古参アーティストとなった。ポスト・デイブ・グルーシンの旗手と言われた時期もあったがそれも昔の話。キーボーディスト、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして西海岸において引っ張りだこ、売れっ子の彼は、日本でもファンが多い。2000年にはアメリカにおける国民的キャラクターの50周年を祝った『ヒアズ・トゥ・ユー・チャーリー・ブラウン&スヌーピー』で評判を呼び、ピアニストとしてこれまで以上の魅力を発揮してみせた。


前述のとおり、すでにGRPではヴェテランのポジションにいる彼だが、新作を発表するたび新鮮な魅力を発揮していることには驚かされる。2001年には『スヌーピー』作品に続く待望の新作が登場する予定だ。その作品では、アコースティック・ジャズとフュージョンを股にかけて活躍しているベノワが、ピアノのほかにハモンドB-3も駆使してご機嫌な世界を現出してみせるらしい。ビル・エヴァンスに通じるリリカルなタッチを持ち味にしている彼が、コンテンポラリーなサウンドの中でどのようなサウンドを披露してくれるのか、そこが聴きどころだ。

ディスコグラフィー


ライト・ヒア、ライト・ナウ
ライト・ヒア、ライト・ナウ
RIGHT HERE, RIGHT NOW

2003/10/8 RELEASE
UCCR-1036 \2,548(2427) GRP


西海岸在住のキーボーディスト、プロデューサー、アレンジャーのデヴィッド・ベノワの最新作。今作もベノワのオリ ジナル中心のコンテンポラリー・ジャズ作品。ノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」のカバー収録。参加メンバー:ジェフ・ゴルブ(g)、リチャー ド・エリオット(sax) 他

ファジー・ロジック
Fuzzy Logic

2001/1/23 RELEASE 
UCCR-1007 \2,548 (tax in) GRP


ヒアズ・トゥ・ユー・チャーリー・ブラウン&スヌーピー
~50グレイト・イヤーズ

MVCJ-24028 \2,541 (tax in) GRP


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2008年6月8日日曜日

中国核爆発か?―高まる情報開示の圧力

中国の四川省の地震による核施設の被災に関する懸念を前からこのブログでも掲載してきたが、その懸念が一層たかまってきた。

震源に比較的近い核関連施設

番号 地名 施設 備考
広元 第821工場 プルトニウム生産施設
綿陽 中国工程物理研究院 核兵器の設計、研究
成都 核燃料製造工場 遠心分離法によるウラン濃縮
何平 核燃料製造工場 ガス拡散法によるウラン濃縮
宜賓 第812工場 プルトニウム生産施設
西昌 西昌衛星発射センター(Base 27)  
重慶 実験用原子炉  
Wugong 爆撃機基地  
西安 西安飛機工業公司 H-6(Tu-16のコピー)の製造
西安 西北核技術研究所   
10 西安 西安衛星監視・制御センター(Base 26)   
11 大同 第409組 核ミサイルDF-3、DF-21配備
11 大同 爆撃機基地 H-6配備
12 蘭州 第504工場 ガス拡散法によるウラン濃縮
13 Xingrenbu 爆撃機基地  

被害状況地図/5月23日11:00によれば、上記の表以外にも核施設は存在するようだが、震源に特に近いのは、やはり、上記表の1~3のようである。
 もし放射能漏れが起きていれば、測定できるはずなので、大気や土壌、川の水の放射線測定を、外国の機関が行う必要がある。

大紀元時報の報道(中国核爆発か?)

防護服姿の救援隊(Getty Images)

四川大地震:震源地で大量のコンクリート噴出、地下核施設爆発か

 【大紀元日本6月3日】四川大地震の震源地付近の山で、地下からコンクリートの塊が大量に噴出した。専門家は、地下で核施設の爆発の可能性を示唆した。

 中国メディアの中国新聞社の5月31日報道によると、震源地付近の映秀鎮と旋口鎮の境目にある山の上り坂で、幅約1キロ、長さ約2キロの巨大な溝が地震 後にできた。溝の底には直径20cmから50cmコンクリートの破片で埋め尽くされていた。現場には大きな建物がないため、これほど多くのコンクリートの 破片の出所が問題になった。

 現地の村民によると、5月12日地震発生当時、多くの村民は農作業をやっていた。突然地面と山が激しく揺れ始め、同時に凄まじい爆発音に伴い、付近の山 頂に穴が開き、そこから歯磨き粉を絞り出すかのようにコンクリートの破片が噴出した。この様子は、約3分間続いたという。

 中国新聞社が報道した噴出の時間と現象に基づいて、地下の火山爆発の可能性を排除できる。「核施設の爆発によって発生した強烈なエネルギーが地下建築物を砕き、その破片を地上に押し上げてきた可能性が高い」と専門家は分析している。

 国外の中国情報サイト「博訊ネット」も専門家の見解を引用し、核爆発が発生したと伝え、コンクリートの破片は中国軍の地下軍事施設のものと報じた。

 被災地の目撃者の証言によれば、地震発生直後、汶川県の震源地から南西方面の山中に通じる主要道路は特殊部隊に封鎖され、半径数百キロ圏内が立ち入り禁止となった。また、山に入る大量の軍車両に、白い防護服を着た人の姿を目撃したとの証言もある。

 

白い防護服の救援隊(Getty Images)

また、震源地付近の救援隊は、中国の軍部隊だけで、国外と民間の救助隊は現地に近づくのを禁止されていたという。

日本を含む外国のあるべき対応
この報道が事実だとしたら大変なことだと思います。この爆発が地下で起こって、地表にコンクリートが一部出たというのでも、恐ろしいことですが、一番怖いのは、地下核施設の中に水が入り、その巨大な水の圧力で一部コンクリートが吹き出たとしたら、目もあてられません。そうなったら、水とともに放射能が川伝いに広範囲に広がることが懸念されます。

上記の報道もっともらしく、書いてありますが、私の感覚では、未だ懸念の段階に過ぎないとは思います。白い防護服など、別に核物質漏れでなくても、着ることがあります。化学物質が漏れたときなどにも着ます。それに、この防護服核用にしては、軽装すぎます。しかし、これが他国のように放射能漏れのような自体が起こったときには、「そんなことはない」と報道すれば、通常は懸念までしなくても良いのですが、中国の場合はそうはいきません。依然として懸念は振り払えません。

地震対応をめぐって分かれる中国の将来
先に、中国政府は、核物質が瓦礫の下に埋まり、その一部を回収したと報道しました。しかし、その後どうなったのか、新しい情報は未だに入ってきません。

今後、こうした懸念があることから、中国政府に対しては国内外から情報開示の圧力が高まることが考えられます。核や放射能に関しては、直接国内外に害悪を及ぼす危険があります。もし、このような懸念が事実であったとして、それをそのまま隠蔽することは不可能です。中国は他国から分離独立しているのではなく、インドや東南アジアなどとも国境を接しています。日本だって、日本海を介して接しています。放射能漏れがあれば、どの種類の核物質であるか、アメリカと共同で研究すれば、冒頭の表のどこの施設が由来のものかも分かってしまうからです。

こうした、情報公開の圧力に、正しい対応をすれば、現体制を維持しつつも民主化の道を歩むことができるかもしれません。従来と同じように秘密主義に徹すれば、いずれ、私が従来から主張してきたように、中国という国の体制そのものが分裂は必至だと思います。今後の趨勢を注意深く見て行きたいと思います。

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。
■自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安全保障会議でも話題に―結果的には日本外交の勝利か?

■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?

■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!
■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?
■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
■胡錦濤主席の来日-その真の目的は?
■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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Invitation For Jazz - Jose James

ホセ・ジェイムズ JOSE JAMES



ジャイルス・ピーターソンのレーベル、ブラウンズウッド・レコーディングスが大プッシュするミネアポリス出身のジャズ・ヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズ。デビュー作『ドリーマー』は1月23日にリリースされ、その豊かな表現力と渋い歌声は日本でも好評を得ている。そんな彼の音楽性とは……。
 
ミネアポリス出身で、現在はニューヨークを本拠地に活躍しているシンガーのホセ・ジェイムズ。29歳という若さに似合わぬ渋い歌声を武器に、クラブ系のジャズ・シンガーとして頭角を現してきた。そして発表したのがデビュー作の『ザ・ドリーマー』。



「本当にエキサイトしているよ。東京は大好きな街だし、オーディエンスも最高だ。そこから受けるヴァイブレーションもワンダフルだ。だから、日本でアルバムが発売できたことを嬉しく思うと同時に、誇りにも感じている」

素直に喜びを語るホセが歌に目覚めたのは14歳のとき。

「最初は遊びで歌っていただけだが、その後に学校の合唱団に入った。ヴィヴァルディの曲なんかも歌ったんだ。ジャズを歌うようになったのは17歳のときからだね。でも最初に気に入ったのは1990年代のヒップホップ。それがぼくたちの世代の音楽だったから。周りの友人と同じだ。よく聴いていたのは、ファーサイドア・トライブ・コールド・クエストアイス・キューブ、あとはR&Bのベル・ビヴ・デヴォーとかボーイズIIメンなんかにも夢中だった」

そんなホセだが、歌う上で影響を受けたのはジャズ・アーティストばかりだ。そこに、彼の音楽的な志向が認められる。



「最初に影響を受けたのは、ルイ・アームストロングチャーリー・パーカー、それにデューク・エリントン。その次がジョン・コルトレーンビリー・ホリデイだ。この2人がぼくの音楽の両親だね。それでいま現在、一番気に入っているのはマーヴィン・ゲイ

ホセの世代、20代後半から30代にかけてのシンガーにはマーヴィン・ゲイの信奉者が少なくない。しかもスタイルを超えて多くのシンガーに彼は影響を与えている。ホセの言葉から、その思いをさらに強くした。それでは、最近よく聴いている音楽も教えてもらおう。

「そうだね。
フライング・ロータスの〈1983〉、ベン・ウエストビーチ〈ウェルカム・トゥ・ザ・ベスト・イヤーズ・オブ・ユア・ライフ〉タリブ・クウェリ〈イアードラム〉、あとはやっぱりマーヴィン・ゲイの〈レッツ・ゲット・イット・オン〉かな」

デビュー作の『ザ・ドリーマー』を聴くと、ホセがただの歌がうまいシンガーではなく、しっかりとした音楽性の持ち主であることもわかる。曲も書けばアレンジもする。それも優れた内容になっている点が見逃せない。

「ミネアポリスではヴォイスのトレーニングを受けたし、ギターもきちんと学んだ。その後にニューヨークのニュー・スクールで音楽理論の講座を専攻した」

こう語るホセはまだこれからの人である。ジャズ・ファンにはローランド・カークの「スピリッツ・アップ・アバヴ」や、ファンキーの名曲「モーニン」、さらにはスタンダードの「ボディ・アンド・ソウル」などが面白く聴けるに違いない。しかし、彼はそれだけに収まらない器の持ち主。これからの可能性も強く感じさせる。

とにかく、注目の新人ホセ・ジェームス、往年のジャズの名曲を現代のそれも、彼自身のオリジナリティーを感じさせて現代によみがえらせさせます。若い人も、往年のジャズファンも見逃せない新人です。是非一度聞いてみてください。

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2008年6月6日金曜日

日本でも発売予定、3G版iPhoneの最新機能が明らかに-この記事を読んでいて新しいコンセプトを思いついた?

まずは、ギガザインの昨日のニュースから、そのままコピペさせていただきます。

iPhoneの新機能(知っている方は読み飛ばしてください)

現地時間で来週の月曜日に発表されると予想されている3G版iPhoneですが、米特許商標局のサイトにて最近公開された特許出願におそらくその3G版iPhoneに搭載されると思われる機能が掲載されていることが判明しました。

一体どのような機能が搭載されるのでしょうか?

機能のリストは以下から。


iPhone Patent Application Surfaces: IM, Blogging App, Video Conferencing, More - Mac Rumors

The iPhone patent: Steven P. Jobs, inventor - Engadget

米特許商標局のサイトは以下に。

United States Patent Application: 0080122796

いろいろと列挙されている



さまざまなものが列挙されていますが、以下がメインとなる新機能のようです。

■ビデオ会議アプリケーション
■インスタント・メッセージング・アプリケーション(MSNメッセンジャーとかWindows Liveメッセンジャーみたいなもの)
■ブログ作成アプリケーション


インスタント・メッセージングについては過去にもその詳細な特許内容が明らかになっています。

米Appleがタッチデバイス向けIM特許を出願 | パソコン | マイコミジャーナル
タッチスクリーンを持つ携帯機器で、ユーザーが交互にメッセージを送信し合い、必要に応じて画面をスクロールして会話内容を確認する手法が記されている。ちょうどAppleのiChatや他社のIMサービスに当たるものだ。


こんな感じ



また、GPSモジュールはさまざまなアプリケーションと連携可能になっており、電話をする際に現在位置から最も近い店の電話番号を検索して表示することも できるらしい。また、カメラ機能と連動するため、撮影した写真や映像にはGPSの位置データが書き込まれているとのこと。これはブログ機能とも連携可能と あるので、おそらく写真を撮影してブログ更新すればどこから更新したのかという情報も自動的に加えることができるのかも。さらに天気予報モジュール・地図 表示モジュールとも連携できるので、現在地の天気予報と現在地を組み合わせて表示することもできるようです。

ムービーの再生についてもQuickTime形式以外にFlashとWindowsMediaが新たに追加されるとのこと。既にFlashを開発しているAdobeがiPhone向けに開発していることを明らかにしています。

[DJ] Adobe、iPhone向けFlashプレーヤー開発へ - ITmedia News

あと、単なる予想ですが、もしかすると前回明らかになった「アップルが「Me.com」を購入して新しいサービスを準備中か」というのは、この3G版iPhoneで動作するブログモジュールによって投稿されるブログサービスなのかも。

なお、今回の特許に関わった発明者として25人の名前が列挙されていますが、その中にAppleのCEOであるスティーブ・ジョブズも名を連ねています。

■結局はパソコンの小型化か?

携帯情報端末(PDA)

4、5年前、PDAを使っていたことがあります。ウィルコムのエア・エッジ用のカードも装備して、通信ができるようにもしていました。しかし、結局はほとんど使用しなくなり、今では全くつかっていません。結局、あの頃のPDAは中途半端だったからです。なぜ、あのようなつくりをするのか、いまも ってわかりませんが、インターネットに接続できるのに、動画を見たり、インターネット・ラジオは聞けませんでした。しかし、携帯電話よりは画面が大きく、見やすいというのが唯一の長所だったかもしれません。携帯電話のHPだと、あまりにも字が小さくなり、ほとんど解読不能ということもありますが、さすがにPDAではそこまで小さいものはありませんでした。音楽や動画をファイルとして保存できますが、容量が少なくて、大量にはいれることができませんでした。こうした欠点があったからでしようか、結局日本ではほとんど普及しませんでした。そのかわり、日本では、携帯電話の高機能化が進みました。

結局どれをとっても中途半端で自然と使わなくなりました。かわって、現在使用しているのが、工人舎製のモバイル・パソコンです。これだと、上記のようなことはなく、スムーズに使うことができます。入力もキーボードがついていて楽です。ただし、難点はACアダプターまでいれてしまうと、1kgを超す重さです。それに、小さいとは言ってもPDAや、携帯電話などよりは大きいということです。

やはり、普段持ち歩くなら、本来的にはPDA程度のものが良いと思います。この秋発売になるiphoneは、携帯電話としての機能とPDAとしての機能を併せ持つものです。PDAとしては、不十分だった、音楽再生機能、音楽受信機能など充実しています。その他、PDAにあった機能がほとんど含まれています。

きっと、発売されたらかなりの反響で売れると思います。PDA、スマートフォンの大敵になると思います。私の現在の携帯電話は、ソフトバンク製の3Gタイプです。中国でもそのまま使えます。ミニSDカードが使えます。iTuneを搭載していています。ところが、iTuneストアにアクセスできないという中途半端な代物です。ときどき、ポッドキャストをパソコンから入れて聞いたり、音楽も入れたりしていますが、結局大半はパソコンで聴くので、この携帯電話はもっぱら会話用にしか用いません。音的には全く問題がなく、添付のヘッドフォンも悪くはないですが、アマゾンドット・コムで今現在最も売れているパナソニックの密閉型ヘッドフォンで聴くと、驚くほどの音の良さです。ただし、ブルートゥース機能が使えるので、パソコンとのデータのやりとりがコードレスでできるので便利です。

iphoneは、現在の携帯電話の不便も補うものだと思います。秋の販売が楽しみです。iphoneは、日本でも普及し、ゲーム機能も加わり独自の発展を遂げていくような気がします。現在日本では、ゲーム機が発達していますが、これらの中には普通のパソコンよりも高速のCPUを搭載しているものもあります。iphontが日本に上陸したら、他のメーカーでも似たようなものを出すようになり、PDA+携帯電話+パソコンの独自の進化と市場が見られるようになると思います。

いろいろ、iphoneの話などして、最後に、ヒューレット・パッカード社製のモバイルパソコンの話をしますそれにしても、ヒューレット・パッカードが超小型モバイルパソコンを5万円台で、だしていますね。あれって、フルスペックですから、携帯やiphoneや、スマートフォンなど使うより余程いいかもしれませんね。おそらく、携帯電話や、iphoneにはできないことが何でもできて、しかも安価です。

それと、iPhoneは現在のパソコンの世界と逆の動きをしている面があると思います。現在パソコンの世界では、パソコン自体にさまざまなソフトを搭載してどうのこうのというより、web2.0的(私の定義では、ブラウザをOSのように使用して、提供する様々なサービス群としていいます)なサービスが全盛ともいえます。現在では、初音ミクのような特殊なものは別にして、ゲームをするのでも、何でも、パソコン自体に機能を付加したり、ソフトを搭載して様々なサービスを提供するというよりは、パソコンの基本性能そのものは年々上がっていくものの、その他の機能は特に付加しないで、オンラインで様々なサービスを提供するというのが主流です。昨年英語学習に関しても、一種の革命のようなことが起こりました。それは、iknowという無料のeラーニング・サイトが出来上がったことです。このサイトと似たようなもの、昔からパソコンのソフトとして販売されていました。私も、いくつか買ってみましたが、長続きしませんでしたが、ikonwは継続しています。このような、サービスがこれからも充実していくと思います。

iphoneのような携帯電話、スマートフォンの世界もそのようになっていくのが、必然のような気がします。というより、私はパソコンの小型化・軽量化・低電力化を強力に推進した方が良いような気がしています。iphone、スマートフォンのような小型のものを全く別途に開発するよりも、資源を集中することができると思います。

携帯電話は、超小型パソコンの子機のような扱いにして、電話での会話などや、ちょっとリストなど見たいというときなどはそれを使い、その他はパソコンを使うというのが理想形のような気がします。パソコンと子機は連動さていて、メールはパソコンで受けるが、子機でも見られるとか?ショート・メールは子機でも打てるが、ロングメールや画像を添付するときや、本格的に文章を打ちたい時は、パソコンのほうで行うとか?この文章を書いているうちに、何か新しいコンセプトが出来上がったような気がします。女性など、ハンドバックの中に小さなパソコンを入れておき、普段は子機を使うが、ちょっと大掛かりなことをするには、パソコンを使うとか。さらには、子機だけでも、使えるが、その間受けたメールや打ったメールなども、きちんと同期してパソコンのほうでも見られるとか?この子機もパソコンには及ばないがある程度の機能を備えているとか?こんなパソコンあったらいいですね。ソニーさんからでも発売して欲しいです。

ヒューレット・パッカード社のこのモバイルパソコン画面も8.5インチと、モバイルパソコンにして大きいです。ボディ全体は、工人舎のパソコンのFAシリーズなどよりも大きいですが、その分キーボードも大きくて入力しやすいです。やはり、私はこちらの道を選択することになるのかもしれません。ああ・・・・。また、秋ごろになったら、家族にいわれるかも・・・「また、おもちゃ買ってきたの」なんて・・・・・・。

HP社製のモバイルパソコン、小さなボディなのに、vista搭載のフルスペックというのが売りだ

この記事とは直接関係ありませんが、私のブログでは、中国の若者を三つに分類して彼らが持っている携帯電話で、その人がどの層に属しているかを見分ける方法を紹介しています。是非ご覧になってください。

■中国携帯電話事情―80後世代の分類ツールともなるか?


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2008年6月5日木曜日

1位長崎、上位に旧拠点地 調査捕鯨の鯨肉推計消費量

函館の鯨汁。函館では、お正月には鯨汁を食べる習慣がある。

共同通信のニュースより

長崎がトップで 177・4グラム-。調査捕鯨の「副産物」として国内で販売されている鯨肉の都道府県別推計消費量が4日、調査捕鯨を実施している共同船舶(東京)の調査 で分かった。1人当たりの年間消費量は長崎、宮城、佐賀、山口、福岡の順。全国平均は50・2グラムだった。捕鯨基地があった地域などで消費が多いことが 確認された。

こうしたデータに水産庁などは「鯨食文化が根強く残っている地域がある」と主張。一方、反捕鯨を掲げる環境団体「グリーンピース」は1人当たりの平均は少ないとして「ほとんどの地域で鯨肉の需要はない」と反論している。

日本国内で流通する鯨肉は、近海で定置網にかかるものなどを除くと、大半は調査捕鯨で捕獲されたもの。水産庁によると、県別の消費量が明らかになるのは 1987年の調査捕鯨開始以来初めて。1人当たりの消費量が一番少なかったのは三重県で2・8グラム。沖縄県は流通がなかった。
2008/06/04 17:42 【共同通信】

食文化が破壊された後の調査からの結論は無理か?
この結果当然だと思います、20年ほど前から商業捕鯨がなくなり、終戦直後から根付きかけていた、芸肉の食文化は、外国の圧力によって破壊されてしまったのですから。

もし、破壊がなけば、消費量が減ったとしても、このように激減はしていなかったと思います。ちなみに、こちらは函館ですが、函館では毎年お正月には、鯨汁を食べて祝うという習慣があります。このようなところでは、鯨肉の文化が細々とでも残ったのだと思います。こうしたところでは、昨日も述べたように、鯨肉が輸入されるようになり、比較的簡単に手にはいるようになれば、重要は伸びると思います。このようなデータをとってから解釈すべきであると思います。私自身、来年のお正月からは、鯨肉がたっぷり入った鯨汁がいただけるのではないかと、期待しています。

さらに、最近では、日本に旅行に来た中国人などが、喜んで鯨の大和煮などの缶詰を購入していくという例もみられます。イタリアでも、ある人がイタリア人に大和煮をたべさせたところ、美味しいといって喜んでいたそうです。あくまでも、捕鯨に反対するグリーンピースの意見など、考慮すべきではないと思います。

日本がいかに海洋資源に恵まれているかは、以下の記事をみていただければわかります。
■世界で最も恵まれた日本―これでも不安か?海洋資源大国日本の国民よ!

パクスマリーナという海洋資源に着目する考え方により、陸地の呪縛から離れる人類の大繁栄に関して記載しました。
■最近の株価や円レートをみていて思うこと―パクスマリーナの時代は来るか?

以下に、当ブログで掲載した、反捕鯨関連の記事を紹介します。反転文字をクリックすると当該記事に飛びます。

■捕鯨に関する最近の話題―鯨はこれからも重要な資源であり続ける

■調査捕鯨にまた薬入り瓶―抗議船妨害、警告弾で応酬

■鯨の肉は牛肉より環境に優しい―ロイターニュースから確信したパクスマリーナの正当性

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(5)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(4)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(3)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(2)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(1)

■IWC総会反捕鯨国の偽善―昨年のニューズ・ウィークの記事(昨年6月13日号)

■アーサー C. クラークの海底牧場―21世紀は鯨の時代?

■反捕鯨の背景―世界への指針

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2008年6月4日水曜日

捕鯨に関する最近の話題-鯨はこれからも重要な資源であり続ける


最近では、中国の聖火リレー、地震、国内の問題などで、捕鯨に関する話題はほとんど扱われないか、扱われて小さくしか扱われていません。ただし、日本にとって重要であることには関わらず、本日たまたま、捕鯨に関するニュース2題を眼にしたので、掲載されていただきます。ニュースの後で私の考えなどのべさせていただきます。

【食材ニッポン】クジラ 将来もタンパク源FujiSankei Business i. 2008/6/4

21世紀の地球では、世界連邦食糧機構の海務庁牧鯨局がクジラを放牧し、人類の食糧需要の1割以上を賄うようになる-。「2001年宇宙の旅」などで知られるSF作家アーサー・C・クラークの小説「海底牧場」では、人類がクジラを食糧にする時代を描いている。

人口の急増と、これに伴う食糧難による近未来への壮大な予言ととれるが、水産ジャーナリストの梅崎義人さん(69)は、「地球が100億人時代を迎えるとされる2050年には、現実となっているのではないか」と語る。「100億人を養うための畜肉を生産するには、飼料となる穀物の生産が足りなくなってしまう。動物性タンパク質を摂取するためには、海に目を向けてクジラを取るしかなくなる」

欧米を中心とした反捕鯨運動が世界中を覆い尽くしているように見えるが、梅崎さんは「派手なキャンペーンやメディアへのアピールばかりが際立っているにすぎない」と指摘する。

CNN(米国)とBBC(英国)が02年に行った世論調査でも、ともに6割以上が捕鯨の再開を支持すると答えている。日本でクジラが広く庶民の食卓に上るようになったのは、戦後になってからのこと。食糧難で牛や豚などが十分摂取できない日本人にとって、貴重な動物性タンパク質となった。

30代以上であれば、学校給食で竜田揚げを食べた記憶があるはずだが「臭い、堅い、まずい、歯の間にはさまる」という印象を持つ人がほとんどだろう。梅崎さんも「魚屋ではどの鮮魚よりも安かったのでいつも食べていたが、おいしいとは思わなかった」と苦学生だったころを振り返る。

しかし、最近のクジラ料理事情は改善されている。東京・浅草のクジラ料理専門店「勇新」の支配人・新宮浩二さん(58)は、「昔の冷凍技術では味を保つことができなかったが、いまではクジラ本来の味を楽しむことができる」とおいしさをアピールする。

かつてクジラを食べていた年配者からも、クジラが珍味になってしまった20代の若者からも好評だという。特に、最近目につくのが中国人観光客で、大和煮の缶詰は隠れた人気土産品になっている。「日本にしかない珍しいモノということで、店舗で扱っている缶詰を全部買い占めてしまうような勢い。帰国後に配るようだ」(新宮さん)

世界にクジラ食文化を理解してもらうための強力な援軍のように思えるが、新宮さんは複雑な心境を語る。「外国人がクジラのおいしさに気づいたら、捕鯨への新規参入が増えるのではないか。そのとき水産資源としてのクジラはどうなるのだろうか」と心配する。

食品市況が歴史的な高騰を続け、食糧危機も急速に現実味を帯びてきている。世界がクジラに目を向けるのも遠い先のことではないかもしれない。(佐竹一秀)

                   ◇

【用語解説】クジラ

クジラ目に属する哺乳(ほにゅう)類の総称。食用、工業用、工芸用と世界で広く利用されてきた。大型鯨類(ミンククジラなど13種類)は国際捕鯨委員会(IWC)が管理対象としており、日本は条約に基づく調査捕鯨をしている。IWC管理外の小型鯨類に関しては、日本では太地の沿岸などで行っている。日本では主に食用として広まり、第2次世界大戦後の国内復興に大きく貢献した。国内市場における動物性タンパク質生産のうち、鯨肉は1947年には47%を占め、ピークの62年には生産量22万トン超に達した。しかし近年は捕獲枠減少で数%を占めるに過ぎない。ビタミンAが豊富に含まれ、低脂肪、低コレステロールで健康食品として注目されている。

日本への鯨肉輸出を再開 アイスランドとノルウェー-共同通信2008/6/4
【ロンドン4日共同】英BBC放送などは4日までに、商業捕鯨を再開しているアイスランドとノルウェーの北欧2カ国がこのほど、日本への鯨肉輸出を再開したと伝えた。同日までに、鯨肉の一部は既に日本へ到着したという。日本の輸入が事実ならば、アイスランドからは約20年ぶりとしているが、日本の水産庁は「確認ができていない」と話している。政府への輸入承認の申請がされていない、という。

鯨肉の輸出入再開は米国やオーストラリアなど反捕鯨国からの反発を一層招き、シー・シェパードなどの環境保護団体を刺激しそうだ。BBCは、アイスランドが大型鯨ナガスクジラの肉約60トン、ノルウェーがミンククジラの肉約5トンを輸出したと報道。ロイター通信はアイスランドからの輸出をナガスクジラ肉約80トンとしている。

鯨肉が資源としてますます重要になってきた
最近の原油高、穀物相場の上昇により、鯨は人類にとって資源としてますます重要になってきたものと思います。特に、穀物相場の上昇は、家畜の飼料も値上げにもつながり、畜産業を圧迫しています。今後ますます、この傾向は続くと思います。FujiSankei Businessのニュースでは、「外国人がクジラのおいしさに気づいたら、捕鯨への新規参入が増えるのではないか。そのとき水産資源としてのクジラはどうなるのだろうか」としていますが、私は、これに対する解決策を過去のブログであげています。それは、海洋牧場というシステムです。現在では、鯨などを飼育するものは存在しませんが、いずれ鯨も飼育できる海洋牧場をつくることは可能だと思います。まさに、それを予言したのが、アーサー・C・クラークの海底牧場です。もう、全国各地に小規模ながらも、海洋牧場が存在します。こちらは、函館では、近くの上ノ国町に海洋牧場が存在し、水産物を育てて、出荷しています。

それと、海洋資源の積極的な活用も考えられます。人類は、陸という呪縛からのがれて海洋に新たな活路を見出すべきだと思います。陸地のみに縛られて、環境問題やエネルギー問題を考えていると、先がみえてきませんが、海洋開発を視野にいれることとと、海洋牧場などの育てる資源を考えると、人類最後のフロンティアともいうべき手付かずの資源が豊富にあります。おそらく、全人類を養ってもあまりあるほどの、エネルギーや食料などを手に入れることができます。これに関しては、過去にパクスマリーナという言葉を新しくつくり掲載しています。このことも、すべて過去のブログに掲載してあります。これに関しては、以下にURLに記載しますので是非ご覧になってください。

共同通信の方のニュースに関して、実はノルウェーの報道で、日本市場向けの鯨肉が大量にノルウェー国内に蓄えられているという内容もものが2年くらい前にありました。いずれ、近いうちに解禁されるだろうと思っていましたが、これも本格化しそうです。また、日本のスーパーなどに比較的廉価で鯨肉が並ぶことになるのだと思います。日本の消費者がどのような反応を示すのか、今から興味津々です。

日本がいかに海洋資源に恵まれているかは、以下の記事をみていただければわかります。
■世界で最も恵まれた日本―これでも不安か?海洋資源大国日本の国民よ!

パクスマリーナという海洋資源に着目する考え方により、陸地の呪縛から離れる人類の大繁栄に関して記載しました。
■最近の株価や円レートをみていて思うこと―パクスマリーナの時代は来るか?

以下に、当ブログで掲載した、反捕鯨関連の記事を紹介します。反転文字をクリックすると当該記事に飛びます。

■調査捕鯨にまた薬入り瓶―抗議船妨害、警告弾で応酬

■鯨の肉は牛肉より環境に優しい―ロイターニュースから確信したパクスマリーナの正当性

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(5)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(4)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(3)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(2)

■オーストラリアが捕鯨に反対する理由(1)

■IWC総会反捕鯨国の偽善―昨年のニューズ・ウィークの記事(昨年6月13日号)

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2008年6月3日火曜日

Invitatiaon For Jazz - Lizz Wright

Lizz Wright - Stop


プロフィール
1980年1月22日、米、ジョージア州生まれ。教会の牧師で、音楽監督を務めていた実父の影響でブルース、ジャズに開眼する。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、ナショナル・コーラル・アウォードという賞を受賞。その後進学したジョージア州立大学では本格的なバンド活動をスタート。シンガーとしての頭角を現した彼女は、卒業後の2002年、ジョー・サンプルのアルバム『ザ・ピーカン・ツリー』に参加、「No One But Myself To Blame」と「Fool's Gold」の2曲でヴォーカルをとり、ジョー・サンプル・バンドのメンバーとして初来日、ブルーノート東京のステージに立つ。翌2003年、ヴァーヴ・レーベルと契約、アルバム『ソルト』でデビュー。2005年にはクレイグ・ストリートをプロデューサーに迎え、2ndアルバム『ドリーミング・ワイド・アウェイク』をリリース。ゴスペルで培った深みと憂いのあるスピリチュアル・ヴォイスで、オリジナリティ溢れるR&B/ブルースの世界を創り上げている。





















ディスコグラフィー


オーチャード~禁断の果実
オーチャード~禁断の果実
The Orchard

2008/2/6 RELEASE !
UCCB-1028 \2,500 (tax in) Verve Forecast
エンハンストCD仕様

ドリーミング・ワイド・アウェイク
ドリーミング・ワイド・アウェイク
Dreaming Wide Awake
2005/5/25 RELEASE !
UCCV-1071 \2,548 (tax in)
日本先行発売


ソルト
ソルト
Salt
2003/5/21 RELEASE !
UCCV-1041 \2,548 (tax in) Verve




2008年6月2日月曜日

久米宏の「新ニッポン人」現る-世代でひとくくりにする愚かさを象徴する低レベル報道

久米宏の“新ニッポン人”現わる
1日放送の「久米宏・経済スペシャル “新ニッポン人”現わる」(テレビ東京系列)を放映していました。
団塊60歳
新人類45歳
団塊ジュニア30歳
新ニッポン人20代
新人類ジュニア15歳


“新ニッポン人”とは、上のように20代の人たちのことを番組が独自に命名した。
特徴としては、
 ・酒を飲まない
 ・海外旅行に行かない
 ・マイカーを必要に思わない
 ・遊ぶより貯蓄する
 ・休日も遠くまで出歩かずに、近場を動き回るだけ

2月にマクロミルがとったアンケートと、それに対するお馬鹿ジャーナリストの意見が元になっている
この内容は、どこかで見たような気がするので、確認してみましたが、やはり、マクロミルというところが、2月に行ったアンケートと同じものでした。
http://www.j-cast.com/2008/03/07017535.html
このアンケート、東京・神奈川・埼玉の20代の男女312人に聞いたものです。これだけで、若者を全部代表しているとは思えません。

私は、このアンケートの結果に関して、あるジャーナリストが語り、「かわいそうな若者世代"20代"、酒のまず、車を買わず、貯蓄はは自己投資しないのと同じ」として意見を述べていて、それが、イタイニュースにも掲載されているのを見て、そのあまりのレベルの低さにあいた口がふさがりませんでした。

レベルが低すぎる番組
この番組も、こうしたアンケートなどをもとにして、作成されたのでしょうが、あまりにレベルが低すぎます。あまり期待しないで見ました。そうして、本当にその通りの番組でした。
久米「あれ、みんなで行って、飲みに行ったときは、とりあえずほとんどの人は生ビール頼むんですよ。みんなビールビール、それじゃあビールがガーっと来るでしょ? パーっといっぺんに来るから全部持って『はい乾杯』って始まるんですよ」

ゲストの小倉優子サンがこれに対して「おじさまがたと行くときはそれでいいんですけど、若い子たちで行くときは自分が飲みたいものを頼むんですよ」とゆー趣旨のことを言うと、久米サンが「なんだこの生き物は?」的な目線で小倉サンを見ていました。

私も小倉サンの感覚のほうが普通だと思います。飲みたくもない酒を飲んだって全然おいしくないと思います。しかも自分でカネ出すんやから、自分が飲みたいモンを頼むんは当然だと思います。無論年長者の人がおごってくれるというなら、話は別だと思います。

「なんでそんなに貯金するのか?」という久米宏サンの問いに対して、新ニッポン人の一人は、『大丈夫なの?』と心配してしまう感じでした。今のような時代背景の世の中では、金を貯めるほうが、自然であり、金を使いまくるのは、浪費だと思います。

何か、無理に現在の40歳台若い頃と無理に比較しているようですが、時代背景が違いすぎるもの同士を比較しても無理があると思います。今の20歳台が、過去にタイムスリップして、40歳台の若い頃の時代に行ったら同じような行動をするかもしれません。世の中が不景気なときには、若者に限らず、ほとんどの人が保守的に見える行動をとるというのはごく普通のことで、どの時代にも見られたことです。この番組、時代背景と世代の特徴とを区別しないということで、最初から企画が間違えています。

世代でひとくくりにする愚かさ
この番組非常に低級だと思います。いまどき、世代で輪切りにして、〇〇世代は、などとするのは全くの時代遅れだと思います。これらがあてはまったのは、第二次世界大戦後の20年間だけだと思います。その頃は、終戦後の焼け野が原から多くの人が出発したため、余程の例外は別として、大衆という人々が存在し、大衆の中の若者として論ずることはある程度可能でした。

団塊の世代に関しても、堺屋太一氏が言い出したときには、一つの世代としてくくることは可能だった思います。しかし、くくれたのは、それから10年以内のことであり、現在では、団塊の世代の共通点は、年齢だけです。それ以外はばらばらで、ひとつにくくるのは不可能です。これを一つにくくって、ものごとを考えるのは混乱と誤謬をもたらすだけです。たとえば、私の会社の会長は団塊の世代ですが、この会長と、そのへんの同じ団塊の世代であっても庶民派のオヤジ達にとを同次元でひとつにくくることは不可能です。ひとつにくくれば、混乱と間違いをもたらすだけだと思います。

現代中国や、日本、台湾でも中国80年代に生まれた若者のことを80後(はちじゅぅご)世代として、ひとくくりにしています。しかし、私はこれは間違いだと思います。韓国で聖火リレーのときに暴れていた留学生、頭の悪い単なる馬鹿です。中国でも、心あるまともな若者からは墳青(フンチン)と呼ばれ、忌み嫌われています。あの行動はそう見られても当然だと思います。こういう連中と、清華大学のエリートなどと同次元で語ること自体が大きな間違いです。清華大学のエリートでかつ、裕福な家庭に育った家庭の師弟もしくはこれと同等レベルの層の人とは、おそらく普通のまともな日本人と唯一まともにコミュニケーションを交わせると思います。他の層では残念ながら無理です。育ってきた背景や、物の考え方のコンテクスト(背景)があまりにも違いすぎるからです。私自身は、中国の若者を三分類してものごとを考えるようにしています。これについて、以下にURLを掲載しますので、是非ご覧になっください。

政治経済システムがかなり遅れた中国でさえも、若者を論ずるときに、少なくとも三つくらいに分類しなければ、相当無理が生じます。これが、政治経済システムがある程度成熟した日本では、若者をひとくくりにするのは最初から土台無理なはなしで、極端なことをいうと一人一人全く違うといっても良いくらいです。しかし、やはり、政治経済の問題を考える場合には、いくつかに分類しないといけないと思います。なかなか難しいです。現代中国の若者の分類の方がはるかに簡単です。

久米宏にしろ、この番組の製作者はもうすでに時代から取り残されています。以前話題になった、アッコにおまかせの初音ミク騒動のとも共通点が見られます。さらに、この番組における久米宏、傲慢でさえあると思います。若者から素直に学ぶという姿勢がかけています。私たちは、どんな人からも学ぶことができます。若者を良く知るためには、若者から謙虚に学ぶという姿勢が必要だと思います。若者とコミュニケーションを交わすという姿勢が必要です。しかし、久米は、私は全部知っているみたいな知ったかぶりをしています。自分の考えや、価値観にあわないものは、外れているという調子です。知ったかぶりは、人間の成長を止める、最大のファクターです。知ったかぶりをするようになった人の成長は止まり老化がはじまります。久米宏老化が始まっているようです。

若者として、画一的にひとつにくくることのできる時代は、随分前にとっくに終わっています。このような見方をすれば、商売上であっても、学問上でも混乱と、間違いをもたらすだけです。声無き人の声もくみとる努力が重要だと思います。久米宏やこの番組制作スタッフには、そのような考えはないのだと思います。もともと、マスコミは視聴率を高めるためだけに動きます。今回、「新ニッポン人」というキーワードで物議をかもし、視聴率稼ぎをしようとしたのでしょうが、それにしても番組そのものが低レベル過ぎました。きちんと、マーケティングなどできる人も加えて作成すべきだったでしょう。久米宏には、マーケティングは全く無理だと思います。

上記のようなマスコミの弊害はいまさらという向きもあるかもしれませんが、私が環境問題に関心を持つきっかけとマスコミの弊害を自覚するようになったきっ かけをつくっていただいた恩師の想い出をこのブログのでも掲載しています。以下の反転文字列をクリックしていただければ、ご覧になることができます。

■マスコミで報じられていることを、鵜呑みすることの弊害を教えていただいた恩師の思い出

上記で、中国のことも引き合いにだしましたが、中国の若者世代に関する記事を掲載させていただきます。是非ご覧になってください。

■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!

■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?

■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの

■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水

■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?

■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?

■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?

この番組のもとともなった、あるジャーナリストの意見に対する私の反論を掲載しているブログは以下からご覧になれます。
■かわいそうな世代"20代"、 酒飲まず、車を買わず、「貯金は自己投資をしないのと同じ」と日本のジャーナリストが語る?

初音ミク騒動にも言及したので、その関係に関するものも下に掲載します。
■「アッコにおまかせ」の初音ミクの報道をどう見るか?-声なき人の声が大声になりつつある

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2008年6月1日日曜日

自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安保会議でも話題に-結果的には日本外交の勝利か?

日経オンラインニュースから引用
各国の政府高官や軍幹部が参加するアジア安全保障会議では31日、中国・四川大地震の被災地支援のための自衛隊機派遣が見送りになったことが話題になっ た。当事国の日中に加え、ホスト国であるシンガポールのリー・シェンロン首相も石破茂防衛相との会談で言及。アジア各国の関心の高さを裏付けた。

リー首相は日本による中国への被災地支援を高く評価する一方で「対中関係は政府だけでなく、世論も考慮する必要がある。歴史問題をクリアすればより積極 的な役割を果たせる」と助言した。石破氏は「戦争の記憶は引き継ぐ」と言明。そのうえで「自衛隊機での輸送は歴史的だと受け止められるだろうが、日の丸を 付けた自衛隊機が行くのはなかなか簡単ではない」と応じた。

午前の講演会では石破氏と中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長が並ぶ場面も。会場から見送りの理由を質問されると、石破氏が「中国の文化や伝統、国民感情 に理解と敬意を示した」と説明、馬氏は「中国の歴史と伝統を理解してくれたことに感謝する」と答えた。(シンガポール=河野俊)(07:02)

日本外交の結果的勝利か?
この程度の話題だと、先日立て続けに2回も自衛隊機派遣に関する話題をとりあげていますので、私は普通だとわざわざブログには掲載しません。1回目は、自衛隊機派遣が本決まりになりそうということで掲載、2回目は、1回目とは裏腹に一転して見送りになった話でした。しかし、私は第一回目ではこの出来事は、「歴史上の転換点となるか?」、「2回目は歴史上の転換点?」として掲載するほど、重要な出来事とみなしているので、本日も掲載します。

アジア安全保障会議での、様子から私は、今回の一連の騒動とも言って良い出来事は、結果として日本の外交上(外務省ではない)の勝利だと思います。なぜなら、仮に自衛隊が当初の予定通りに中国に向けて飛び立つことができれば、誰の目から見ても歴史上の転換点であり、世界的な話題となるからです。

実際には、見送りになったのですが、見送りになったとしても、まずは、中国側が言っているように、複雑な国民感情などへの配慮としているのですが、すでに実績のある自衛隊派遣という通常の事柄が中国ではできないという、他国にはない中国独自の特殊性を海外に印象付けることができたからです。中国中央政府が今回の要請に関して一枚岩で行っていたとしたら、国民感情など、圧殺できるのでしょうが、国民感情以上の、はっきり言ってしまえば、人民解放軍とか、上海派閥などの声を無視できなかったということです。

さらに、どのような経緯があったにしても、自衛隊機派遣という要請が早い段階に、仮に自衛隊機でもかまわない程度の要請であったとしても、間違いなくあったという事実が浮き彫りにされたということです。もし、早い段階で自衛隊による輸送を拒否していれば、今回の会議でも、中国馬暁天副総参謀長も、もっと強い調子で日本側に対して日本はミスを犯したと発言できたものと思いますし、したと思います。ところが、中国側の意思決定の遅さや、危機管理システムがしっかり構築されていないということが露呈し、通常の国家ではありえない内部分裂の実体も明確になったため、いつもの調子で日本側のミスを糾弾することは不利なると判断したものと思います。

通常の国家対国家の関係であれば、たとえ現場レベルの折衝で一度自衛隊での輸送でも構わないという消極的な要請であっても、一度要請しておき、その後断るということになれば、断った側の意思決定の遅さなどとは関係なく、何らかの方法で謝罪するのが国際儀礼というものです。しかしながら、対外的に謝罪もできない、あるいはしない中国の異常ぶりが、国際舞台に晒されたというのが実体だと思います。

この自衛隊機派遣の要請に関して、どのレベルで受けたかはわかりませんせんが、おそらく担当者は上記のように、どっちに転んでも日本にとって有利だと踏んだのだと思います。これを認識していて、相手側の言質をとって、うまく立ち回ったのだと思います。中国の上層部も「やられた!」と思ったのではないでしょうか?日本の外交センス(外務省とは言っていませんよ)も、なかなかのものだと思います。

さて、私はこの出来事がこれから起こる大きな出来事の一つの兆候だと思います。なぜなら、今回の出来事は今までにない、中国指導層の混乱振りと、分裂振りの査証であると考えるからです。

先のブログでも示したように、これを契機に今後10年間で中国を巡って怒涛のような動きが始まる予感がします。皆さんはどう思われますか?

<6月2日時点での付加>------------------------------------------------

この出来事に関して、その後報道されたり、わかったことがあります。この記事の内容をさらに、補強できる内容であることと、他の記事にするまでもないことなのでここに掲載します。
■馬暁天副総参謀長、直後に記者会見を開く
この席上で、馬暁天副参謀長は「自分としては中国の歴史の特殊性などから、やはり自衛隊の派遣は反対である」との趣旨の発言しています。自分の意見としていますが、やはり人民解放軍としての見解なのだと思います。それにしても、全く愚かな発言だと思います。これによって、中国内のリスク管理体制はできておらず、危機的状況にあっても中国は一枚岩で動けないことを世界に晒してしまいました。さらに、人民解放軍の上層部の頭の悪さを露呈してしまいました。何か、旧日本陸軍の参謀本部の頭の悪さとも共通しているような気がします。

----------------------------------------------------------------------------

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。

■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?
■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!
■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?
■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
■胡錦濤主席の来日-その真の目的は?
■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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「ミサイルを前線へデリバリー」アメリカ海軍 洋上航行中の軍艦で史上初の“再装填”を実施―【私の論評】潜水艦とミサイル巡洋艦の海上補填能力:日本の海自が抱える課題と未来への展望

「ミサイルを前線へデリバリー」アメリカ海軍 洋上航行中の軍艦で史上初の“再装填”を実施 まとめ アメリカ海軍が初めて洋上でミサイル巡洋艦「チョーシン」の垂直発射システムへの再装填を実施。 TRAM(海上移転再装填)装置を用いて、輸送艦「ワシントン・チェンバーズ」からミサイルを再装...