2008年6月8日日曜日

中国核爆発か?―高まる情報開示の圧力

中国の四川省の地震による核施設の被災に関する懸念を前からこのブログでも掲載してきたが、その懸念が一層たかまってきた。

震源に比較的近い核関連施設

番号 地名 施設 備考
広元 第821工場 プルトニウム生産施設
綿陽 中国工程物理研究院 核兵器の設計、研究
成都 核燃料製造工場 遠心分離法によるウラン濃縮
何平 核燃料製造工場 ガス拡散法によるウラン濃縮
宜賓 第812工場 プルトニウム生産施設
西昌 西昌衛星発射センター(Base 27)  
重慶 実験用原子炉  
Wugong 爆撃機基地  
西安 西安飛機工業公司 H-6(Tu-16のコピー)の製造
西安 西北核技術研究所   
10 西安 西安衛星監視・制御センター(Base 26)   
11 大同 第409組 核ミサイルDF-3、DF-21配備
11 大同 爆撃機基地 H-6配備
12 蘭州 第504工場 ガス拡散法によるウラン濃縮
13 Xingrenbu 爆撃機基地  

被害状況地図/5月23日11:00によれば、上記の表以外にも核施設は存在するようだが、震源に特に近いのは、やはり、上記表の1~3のようである。
 もし放射能漏れが起きていれば、測定できるはずなので、大気や土壌、川の水の放射線測定を、外国の機関が行う必要がある。

大紀元時報の報道(中国核爆発か?)

防護服姿の救援隊(Getty Images)

四川大地震:震源地で大量のコンクリート噴出、地下核施設爆発か

 【大紀元日本6月3日】四川大地震の震源地付近の山で、地下からコンクリートの塊が大量に噴出した。専門家は、地下で核施設の爆発の可能性を示唆した。

 中国メディアの中国新聞社の5月31日報道によると、震源地付近の映秀鎮と旋口鎮の境目にある山の上り坂で、幅約1キロ、長さ約2キロの巨大な溝が地震 後にできた。溝の底には直径20cmから50cmコンクリートの破片で埋め尽くされていた。現場には大きな建物がないため、これほど多くのコンクリートの 破片の出所が問題になった。

 現地の村民によると、5月12日地震発生当時、多くの村民は農作業をやっていた。突然地面と山が激しく揺れ始め、同時に凄まじい爆発音に伴い、付近の山 頂に穴が開き、そこから歯磨き粉を絞り出すかのようにコンクリートの破片が噴出した。この様子は、約3分間続いたという。

 中国新聞社が報道した噴出の時間と現象に基づいて、地下の火山爆発の可能性を排除できる。「核施設の爆発によって発生した強烈なエネルギーが地下建築物を砕き、その破片を地上に押し上げてきた可能性が高い」と専門家は分析している。

 国外の中国情報サイト「博訊ネット」も専門家の見解を引用し、核爆発が発生したと伝え、コンクリートの破片は中国軍の地下軍事施設のものと報じた。

 被災地の目撃者の証言によれば、地震発生直後、汶川県の震源地から南西方面の山中に通じる主要道路は特殊部隊に封鎖され、半径数百キロ圏内が立ち入り禁止となった。また、山に入る大量の軍車両に、白い防護服を着た人の姿を目撃したとの証言もある。

 

白い防護服の救援隊(Getty Images)

また、震源地付近の救援隊は、中国の軍部隊だけで、国外と民間の救助隊は現地に近づくのを禁止されていたという。

日本を含む外国のあるべき対応
この報道が事実だとしたら大変なことだと思います。この爆発が地下で起こって、地表にコンクリートが一部出たというのでも、恐ろしいことですが、一番怖いのは、地下核施設の中に水が入り、その巨大な水の圧力で一部コンクリートが吹き出たとしたら、目もあてられません。そうなったら、水とともに放射能が川伝いに広範囲に広がることが懸念されます。

上記の報道もっともらしく、書いてありますが、私の感覚では、未だ懸念の段階に過ぎないとは思います。白い防護服など、別に核物質漏れでなくても、着ることがあります。化学物質が漏れたときなどにも着ます。それに、この防護服核用にしては、軽装すぎます。しかし、これが他国のように放射能漏れのような自体が起こったときには、「そんなことはない」と報道すれば、通常は懸念までしなくても良いのですが、中国の場合はそうはいきません。依然として懸念は振り払えません。

地震対応をめぐって分かれる中国の将来
先に、中国政府は、核物質が瓦礫の下に埋まり、その一部を回収したと報道しました。しかし、その後どうなったのか、新しい情報は未だに入ってきません。

今後、こうした懸念があることから、中国政府に対しては国内外から情報開示の圧力が高まることが考えられます。核や放射能に関しては、直接国内外に害悪を及ぼす危険があります。もし、このような懸念が事実であったとして、それをそのまま隠蔽することは不可能です。中国は他国から分離独立しているのではなく、インドや東南アジアなどとも国境を接しています。日本だって、日本海を介して接しています。放射能漏れがあれば、どの種類の核物質であるか、アメリカと共同で研究すれば、冒頭の表のどこの施設が由来のものかも分かってしまうからです。

こうした、情報公開の圧力に、正しい対応をすれば、現体制を維持しつつも民主化の道を歩むことができるかもしれません。従来と同じように秘密主義に徹すれば、いずれ、私が従来から主張してきたように、中国という国の体制そのものが分裂は必至だと思います。今後の趨勢を注意深く見て行きたいと思います。

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。
■自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安全保障会議でも話題に―結果的には日本外交の勝利か?

■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?

■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!
■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?
■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
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■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
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■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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