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2007年8月22日水曜日

グーグルマップ-貼り付け機能でますます便利に


拡大地図を表示
上は、グーグル地図のテンフォーの本部(株)オーディンフーズの所在地である「函館」を貼り付けたもの。通常のグーグル地図と同じように扱うことができます。これで、ますます便利になりました。無論拡大地図も表示できます。
Google社の提供するオンライン地図サービス「Google マップ」が、自身のブログやHPなどに手軽に埋め込むことが出来るようになりました。
Google マップのサイトで貼り付けたいエリアを表示したら、「このページのリンク」をクリックすることで、HTMLコードが表示されるので、それを自分のブログやサイトにコピー&ペーストするだけでかんたんに表示することができます。デフォルトでの地図のサイズは425x350 ピクセルとなっているが、「埋め込み地図のカスタマイズ」で地図の表示エリアやサイズの微調整も可能。ブログ界では「試しに使ってみたが便利だ」といった感想や、関連する話題などが語られています。

とにかく便利になりました。従来だと、MSペイントに貼り付けて余計な部分をカットしたりして、結構面倒でした。皆さんもぜひお使いください。自分のブログなどに貼り付ければ、非常に機能的な地図表示ができ、便利だと思います。本当に世の中だんだん便利になってきますね。

2007年6月22日金曜日

新規事業は感性!


上は、女性起業家が起業に成功した本当の理由を説明しているシーンです。最近感性豊かな、女性が起業して成功する事例が多くなっています。
今夜、といっても日付が変わったので、昨夜WBSで東京ビジネスコンテストの内容が報道されていました。
東京ビジネスコンテストの紹介をそのまま掲載します。
『21世紀、それは“感性の時代”。近い将来もっとも発展する産業群の一つ、それが“感性産業”だと言われています。東京ビジネスアイデアコンテストは、そんな次のビジネスシーンに必要とされる「感性」と「アイデア」を発掘する日本初のエモーショナルビジネスコンテストです。 物質量・情報量ともに史上最も豊かな現
在、必要なのは「モノ」ではなく「コト」であり、「物語」です。衣・食・住・美・遊、我々の生活のあらゆるシーンで心を捉えて放さない、そんなワクワクする「物語」がビジネスとなり、やがては時代を彩る“カルチャー”や“ライフスタイル”を築くはず。だからこそ、東京ビジネスアイデアコンテストでは、一人ひとりが持つ「物語」の種である“感性”を大事にしたいと思っています。
求めるのは精緻なビジネスプランでも、単なる思い付きでもありません。あなたが誰に感動を届けたいのか、そして、世界をどんなふうにワクワクさせたいのかという強い情熱とアイデア。そう、すべてはあなたの「物語」から始まります。
さあ、まだ見たことのないワクワクの彼方へ。その鍵を握るのは、きっと、あなた自身です。』

この、コンテストでは感性を新たなもののように現していますが、私は違うと思います。成功する新規事業については、相当前から(少なくても10年前位から)、感性が非常に重要だったと思います。それプラス「パッション(情熱)」だと思います。

私は、仕事柄数え切れないほどの新規事業案を作成してきました。一番最初は、函館の本町にある「本町市場活性化基本構想」でした。これは、国の仕事で、組合の近代化が目的の事業の一つで、はじめて私が主業務を担当して行いました。とはいいながら、社長やイトーヨーカドー出身の先輩の方にも手伝っていただきようやっと出来上がったものでした。この基本構想残念ながら、実現化はされておりません。でも、構想としては良かったと、今でも思っています。

その後も幾多の事業計画を立案してきました。事業計画などというと、銀行や銀行に提出する資料として事業計画などの無味乾燥的なものを想像される方もいらっしゃるかもしれません。でも当社(流通近代化センターやオーディンフーズなど)で作成したものは、まったく違います。以前ニュービジネス・ブランのテンプレートを掲載した覚えがあります。http://yutakarlson.blogspot.com/2007/06/blog-post_10.htmlその中でいわゆる「計数による計画」があります。これにプラスアルファが事業計画であると認識されてい方も多いと思います。

でも、実際は違います。少なくても、私の作成してきた事業計画では、この部分は大切ですが、全体の1/10を占めるにすぎません。特に、テンプレートの一番最初の、「ミッション」「ビジョン」に関して、まず最初それなりに作成しますが、その後何度となく練り直します。この部分に関しては事業計画を実行する組織体の感性やパッションを盛り込みます。特に、感性に関して理屈ではなんともなりません。新規事業を遂行する組織自体の持つ価値観や、行動規範を反映しコミュニティーとしての組織体が一つにまとまるものに仕上げなければなりません。

新規事業計画を作成するときは、最初から何をやるか決まっている場合もあります。でも、経営企画的な立場からは、常に新たな事業を想定して、実施するしないは別にして、年間に5本から10本くらいは構想を練っておき必要になったら、実施できるようにしておく必要があります。この場合の計画はやはり、感性や熱意を重んじます会社で当面絶対必要といわれる以外のものですから、計画を実施したほうが、良いと思われる時期が来た場合にも、感性や熱意がない計画は他の人たちにまったくアピールしません。だからこそ、感性や熱意を重んじるのです。

このようにずっと以前から感性はニュービジネス・プランの重要なファクターであって、いまさら報道するようなものではないと思います。とはいいながら、新規事業計画などから縁遠い人々にとっては新鮮であり、報道するに値するものなのかもしれません。

とにかく、新規事業に限らず、何かを変えようとしたとき、それを実現するための感性や熱意(パッション)は、従来もこれからも必要不可欠なものだと考えます。それがなければ、ビジネスは無味乾燥なつまらないものになってしまいます。

2007年5月18日金曜日

Google Analiticsで調べた利用ネットワーク順位

アナリティクスで調べたこの1ヶ月の累計のブログ利用ネットワークの順位は以下のようになりました。

上位5位よりならべてあります。

1位は、オーディンフーズ経由、当社の社員などがアクセスしているということです。ところが、2位と4位はNew Media Co.,Ltdとなっています。これは渋谷に本社のある、ニューメディア総研という企業に関連するネットワークです。この会社もしくは関連の方のアクセスが結構多いということだと思います。ニューメディア総研の皆様いつもアクセスありがとうございます!

1位 Odin Foods Company 29.76%
2位 New Media Co.,Lt 20.76%
3位 japan network information center 19.72%
4位 new media co.ltd 4.84%
5位 Open computer Network 4.50%

これを出すと、ニューメディア総研の人には、どれくらいアクセスがあるブログなのかわかってしまいますね。私個人の知人・知り合い以外の人からこれほどのアクセスがあることをありがたいことだと感謝しています。

ニューメディア総研、どんな企業かと思い、少し調べさせていただきました。

たとえば、駅収入管理システムを作っている会社なんですね。


これは、JRにおいて駅や車内での乗車券等を発売した時の収入を集計し、JR会社間の清算を行う業務を、システム化したのが駅収入管理システムです。このシステムにより膨大な業務の省力化が図れ、収入に関する情報の即時把握を行って経営判断に供することができます。NMSでは、このシステムの開発に携わっているそうです。


ニューメディア総研の皆様、本当に有難うございます。ブログを運営していて、いつも気になるのは本当にどのような方が訪れているのかということです。

ニューメディア総研の方に限らず、何か問合せや要望などございましたら、是非メールなど発信していただきたいと思います。

私のメールアドレスはYamada.Yutaka@gmail.comです。これからもよろしくお願いいたします。

2009年7月1日水曜日

テンフォーのお中元今年も承ります!!―このブログをご覧の皆様へさらに特典があります!!

テンフォーのお中元今年も承ります!!

画像をクリックすると拡大写真でご覧になることができます
商品はどれもコストパフォーマンスの高い優れものです


※代金のお支払方法につきましては、お申込者様の住所へ請求書を送付致します。
 記載の銀行口座へ指定期日までにお振込をお願い致します。
※商品の発送日は、7月7日.14日.21日.28日、8月4日.11日となっております。
 発送ご希望日の前週火曜日(17時迄)にご注文下さい。
※お届け日のご指定は致しかねます。
※「のし」の有無は申込用紙に記入欄がございますので、ご指定下さい。
※名入れのサービスは致しかねます。予めご了承下さい。




・商品一覧の印刷はこちら ・お申込用紙はこちら


特定商取引法に基づく表示


このブログをご覧の皆様へ!!

このブログをご覧の皆様には、さらに特典をつけさせていただきます。ピザテンフォーの前身は、コンサルティングの会社「流通近代化センター」という、会社の一部門でした。ピザテンフォーは、流通近代化センターの一部門として発足しました。流通近代化センターのコンサルティング先は、流通業がおもでしたが、その他の業種や、病院などもてがけていました。私は、流通近代化センターで、コーディネータとして勤務していた実績があります。現在、このブログで、皆様に読んでいただくことができるような内容の記事を書くことができるのも、その頃の経験によるものと思います。その実績をもとに、皆様に以下のような特典つけさせていただきます。

【特典】

1.以上の商品どれでも、一品以上お買い上げの方には、本日から10月までの間に、何かご相談がありましたら、私のできる範囲内でメールでお答えさせていただきます。

企業内のコンサルティングのようなものから、時局の見方、政局の見方、どのようなものでも受けます(以下同じ)。ただし、私のできる範囲内ということなります。また、この特典のに関しましては、お中元の贈主さまだけでなく、送り先先様の相談等にも対応させていただきます。

2.以上の商品5,000円以上、10,000円未満お求めになった方には、上記の特典のほかに本日から10月までの間に、何かご相談がありましたら、お電話でご相談を受け付けさせていただきます。
内容としては、上記と同じです。

3.以上の商品10,000円以上お求めになった方には、上記の二つの特典のほかに本日から10月までの間に、何かご相談がありましたら、レポート(10頁未満)にして報告させていただきます。
新規事業の可能性の調査、その他企業コンサルティング的な内容、その他私のできる範囲内であれば、承ります。


以上特に回数などは今のところ制限などはしません。あまりにも多数になった場合はどうかわかりませんが、少なくとも1回以上は必ずお応えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

それから、申し込みに関しては、上記のお申し込み用紙を用いてメールなどで添付して発信していただいても結構ですが、ご連絡いただければ、郵送などで対応させていただきます。また、商品に関する質問も受けつけさせていただきます。いずれにしましても、どの方が私の相談相手なのか確認する必要がありますので、注文用紙に「ブログ・ファニー・レストランの案内を見て注文しました」と一筆添えていただければ、幸いです。相談内容そのものは、会社までお電話をいただくか、メールにてお知らせください。

会社名  :株式会社 オーディンフーズ(フードファクトリ・テンフォーを運営する会社)
会社の電話番号  :0138-31-0141
山田 豊まで(他に同姓の者もいますので、必ず山田 豊とご氏名ください)
私のメールアドレス yamada.yutaka@gmail.com
お手数ですが、このメールアドレスを、コピーして、メールのあて先に貼り付けてメールを発信願います。
会社の住所 :〒042-0942 函館市柏木町24-19

北海道では唯一ともいわれた、本格的なコンサルタント会社「流通近代化センター」のノウハウを生かした相談を承ります。わたし、ここで、「コーディネーター」をしていたことがあります。流通近代化センターは、家具のニトリ、札幌東急ストア、粧連などをはじめ北海道の主に流通関係のコンサルティングを手がけていた会社です。現在は休止中です。


以上

今までのご相談者の皆様へ
このブログをご覧になっているかたがたから、いままでかなりの数に上る、ご相談を受け付けさせていただきました。ご相談の結果、思い道理に新業態を立ち上げることができた、経営上の悩みが吹っ切れたなどの、うれしいお便りをいただいた方もいらしゃいました。無論これは、私の力ではなく、ご本人たちのお力で、私はそれをご支援させていただいたに過ぎないと思います。

ところが、最近、このご相談がうなぎのぼりで、メールでご相談、電話でもご相談もかなりの数の上るようになりました。一部の方からは、できれば、コンサルティング・フィーを取ってでも、報告書にまとめて欲しいなどのご要望も多数ありました。

あまりにも多数に及ぶため、残念ながら私個人では処理できない数に近づきつつあります。そのため、上記のような条件をつけさせていただきたいと思います。

私としては、すべての人に対してご相談などに乗らせていただきたいと思い、非常に心苦しいのですが、なにしろ私にも本業があります。これをおろそかにするわけには、いきません。だから、制限をつけさせていただくために苦肉の策でこのようにさせていただきました。すでに、皆様にはメールなどでお知らせはさせていただきましたが、今後の相談の条件などはっきり示していませんでしたので、ここにお知らせさせていただきました。よろしくお願いします。

なお、このお中元に関しましては、私個人のものでなく、あくまでも会社のものです。私個人の儲けのためではなく、あくまで、相談の数を絞るための一手段であることをご承知おきください。

それと、なぜ上記を条件としたかについては、お中元や、お歳暮に関しては、当社においては、役員も社員も関係なく、拡販活動をしますが、最近ではなかなか新規開拓もできず、新たな試みとしてこのようなことを実施させていただきました。皆さんからのご支援があれば、大助かりです。是非ともよろしくお願いいたします。
以上

2008年7月19日土曜日

CO2は地下に封じ込めろ 独に欧州最大規模貯蔵施設―EUは地球温暖化二酸化炭素説とともに心中か?

CO2は地下に封じ込めろ 独に欧州最大規模貯蔵施設(すでに内容をご存知の方、読んだ方は読み飛ばしてください)
2008年7月18日10時13分(朝日新聞)

写真
独東部ポツダム近郊のケッツィンで6月30日、二酸化炭素
貯留施設の圧力を調べる技術者=AP


【ケッツィン(ドイツ東部)=金井和之】独東部ポツダム近郊にあるケッツィンで、欧州の大陸部分では最大級の二酸化炭素(CO2)の研究用地下貯留施設が稼働を始めた。最終的には6万トンを地下深くに注入し、影響などを調べる。

麦畑が広がる一画に、2基の白いタンクがそびえる。タンクから延びた配管はポンプなどを経て地下へ。施設は約4年前から欧州連合(EU)の補助事業として建設が進められ、6月末から稼働を始めた。1時間に約2トンのCO2を地下約600メートルにある水を含む多孔質の岩盤に注入する。コストは1トン当たり約20~30ユーロ(約3300~5千円)。今後1年半で計6万トンを注入する。日本の新潟県長岡市にある施設よりも貯留量が多いという。

プロジェクトの責任者、ポツダム地球科学研究センター(GFZ)のシリング教授は「革新的なCO2の削減技術が見つかるまでの『つなぎ技術』として、地下貯留による影響を観察して、その有効性を確認したい」と話す。

一部の環境保護団体は地下にCO2を長期貯留した場合には「危険性の高いガスが発生する可能性がある」として施設に反対しているが、シリング教授は「最後は炭酸水が出来るだけ。批判があるのは承知しているが、我々は何が起きるのかを確かめる必要がある」と施設への理解を求めている。

販売できない製品の設計図を効率的にそうして素晴らしく仕上げる設計部署ほど愚かなものはない
この言葉は経営学の大家故ドラッカー氏が著書に書いたものですが、効率化と成果とは違うということを端的にあらわす素晴らしい言葉だと思います。効率化=成果ではないことを、誰にもわかるように示した言葉です。ドラッカーは、このほかにも「今やっていることを綿密に検討してみて、それをやめたとしても何も変わらないならば、それを直ちにやめるべきである」という至言も残しています。

この施設、人もお金も相当かかることでしょう。しかし、私が以前このブログにも掲載したように、地球温暖化二酸化炭素説は、完全に誤りです。二酸化炭素が増えたからといって、気温はあがりません。正しいのは、気温があがると二酸化炭素が増えるというわかりやすい事実です。

EUもとうとう、いきつくとこまで、いきついたという感じがします。というよりも「病気」のような気がします。先のドラッカーの言葉どおりにするなら、このような施設などつくるべきではありません。一番良いのは、空気中に二酸化炭素を放出することです。放出したとしても、特に害になることはありません。気温も上昇しません。

私自身は、二酸化炭素を減らすよう努力することは賛成です。しかし、このようなやり方には賛成できません。ドイツのこの施設は、地球温暖化二酸化炭素説にのっとってつくられたものだと思います。私が、考えている二酸化炭素削減は、このような前提にたつものではありません。空気中の二酸化炭素がどうのこうのという考えはありません。あくまで、貴重で限りある化石燃料や、森林資源を大事に使うようにするため、削減するという考えです。

CO2を削減してコスト削減になる方法が重要!!
そんなことはできるのか?など、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。それはできます。たとえば、このブログにも掲載した「あつエコ」宅配があります。私の奉職する会社、オーディンフーズでは、こ今年の4月から紙のピザボックスをなくす活動をしています。紙のピザボックスは使わずに、「あつエコプレート」という陶器のお皿でお客様にピザを提供します。これによって、紙のピザボックスをなくすだけでなく、お客さまに出来立てと同じアツアツのピザが提供できるようになりました。この「あつエコプレート」はお客様のところに配達するときに、以前の注文していたものと引き換えで提供します。つまり、通いざらになるのです。

こうすることにより、紙のピザボックスを使わないようにしています。ところで、この紙のピザボックスを廃止することにより、テンフォー全店で1年間に680トンのCO2削減効果があります。しかも、この「あつえエコプレート」で届けたり、「あつエコ」プレートを入れる容器も開発したため、初期投資などはかかりますが、繰り返し使えることから紙のピザボックスを使うよりは、確実にコスト削減になります。

さて、当社が「あつエコ」宅配をせずに、紙のピザボックスを使い続け、しかも年間でこのドイツの二酸化炭素貯留施設にピザボックス相当分の二酸化炭素を貯留することにすると、どのようなことがおきるでしょうか?

ちょっと試算してみましょう。コストは二酸化炭素1トン当たり約20~30ユーロ(約3300~5千円)とありますから、ここでは1トンあたり4,000円としてみましょう。当社では年間で680トン削減効果があるわけですから、680×4000円=2720000(272万円/年)ということになります。

しかも、年間272万支払うことになる他にも、紙のピザボックスを使い続けることから、この紙のピザボックスの仕入れ代金も支払わなければならないことになります。さて、いまは紙のピザボックスだけの話です、では当社がヨーロッパにあったとして、CO2排出枠など当てはめられて、紙のピザボックスの廃止だけではこの枠からはみ出したとしたらどうなるのでしょうか?検討してみても、見つからない場合やはりこの施設に頼るとしたらどうなるのでしょう?

わずかの利益からこのような、出費を続けるとどういうことになるでしょうか?とんでもないことです。こんなことを長く続けていては、当社も疲弊してしまうことでしょう。やはり、紙のボックスを使わない、先の貯留施設も使わないほうが良いに決まっています。

EU没落の序曲が始まったか?

みなさん、どうですか。ピザボックスの例でもわかったことでしょうが、ドイツのこの施設ははっきり言って、これと同じことをしようとしているのです。私が最初に言った「病気」という意味がお分かりになったと思います。ドイツは昔から科学技術に優れ、素晴らしい能力のあ人達がたくさんいるはずです。この貯留施設もそうした技術の粋を結集してつくられているのだと思います。それなりの、人材、技術をつぎ込んでいるのだと思います。しかし、先ほどの試算などの結果から、私達の会社の開発担当より頭が悪いと言わざるを得ません。

CO2削減は、あくまで、CO2そのものの削減より、化石燃料などの節約により低炭素社会を築くという観点から行われるべきものです。もし、ヨーロッパがこのようなことに地道を上げつづけるなら、確実に没落していくことでしょう。

もう、ヨーロッパの黄昏ということはもう随分前から言われてきました。ただし、最近は新たに経済発展したり、北欧諸国の生産性があがったりで、いっときそのようなことは言われなくなりました。しかし、最近異常ともいえるCO2の取り組みをみていると、EUは黄昏時に入ったのかもしれません。崩壊の序曲がきこえてくるような気がします。排出権取引や、エネルギー効率が悪くて、電車などもまともに動かせない風力発電、太陽発電に地道をあげるEUに将来はありません。

下に私がいままでに掲載した環境問題に関する記事を掲載します。反転文字 をクリックしていただければ、当該記事に飛ぶことができます。まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。特に、動画「地球温暖化詐欺」に関し ては必ずご覧になってください。これをご覧にならない限り、私の上の主張の真意はわかりません。さらに、この動画の趣旨に賛同していただけましたら、皆さ んのブログでも是非紹介をお願いいたします。

■ここしばらく続いた環境問題に関する話題への締めくくり―EU没落は必定か?

■環境問題のウソ-温暖化詐欺の日本の実情

■地球温暖化詐欺(3)-呪縛から解き放つ(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■地球温暖化詐欺(2)-気になる福田首相の発言の変化(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■地球温暖化詐欺?(1)-CO2説はプロパガンダ?(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■洞爺湖サミット開催-co2削減にいまこそ創意工夫を!(動画「地球温暖化詐欺2/8)を掲載してあります。

■テレビ朝日開局50周年~地球危機2008~で報道されたグリーンランド氷溶解の真偽?!(動画「地球温暖化詐欺1/8」を掲載してあります)

■日本の森林の特殊性―環境問題は教条主義的には対応できない

■フードマイレージやバーチャルウォーターだけが環境負荷指標か?-バーチャルCO2はどうなのか?

■昨年のEUの二酸化炭素取引の失敗―削減どころか増加?!

■カップヌードルが紙容器に―ピザテンフォーでは紙すらなくす?

■ピザテンフォー4月のお知らせ―業界初!!宅配皿 あつエコプレートで 熱さ+美味しさ

■IT機器「電源対策だけでCO2は大幅減」

■あつエコ宅配 ―ピザ・テンフォーが世に問う環境対策とは?

■割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしょう

■セブンイレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?

■ピザボックスをなくすとどのくらいCO2が削減できるの?

■ピザテンフォーの陶器のお皿による配達

■地球寒冷化の危機?-環境問題の落とし穴

■環境危機時計

■今日は何があったかご存知ですか(9月18日)

■グーグル環境問題に総額1千億ドルを拠出-エコな交通を目指す企業対象?

■エコ・環境問題の虚実-虚実皮膜の間???

■環境映画:Koyanisquatsi(コヤニスカッツィ):Life Out Of Balance

■エコ意識の高揚?-トリンプ レジ袋ブラとは何か?

■北海道新聞に掲載された紙のピザボックス廃止の内容

■ピザ・テンフォーも実践する函館地区先行の「MOTTAINAI」-ルー大柴が歌うこの意味は?

■ピザテンフォーからピザボックスが消える日??


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ピザテンフォー今月の企画は、夏の刺激「極辛ピザ!」など盛りだくさんです。詳細は下の反転文字列をクリックしてください。
→→→ピサテンフォー7月企画←←←

テンフォーのピザは楽天デリバリーからも購入できます!!

ピザテンフォー昨年の楽天デリバリーの「ファミリーへのおすすめ」部門で、堂々の2位となりました。ますます、便利になったテンフォーを是非ご利用ください。

YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い

ランキングは、ありきたりのは面白くないので、私の街に是非投票してください。この私の街は、サイバー上のアメリカ国内に設置してあります。街の名前は、YUTAKARLSONと いいます。この街は、皆さんからのアクセスがあれば、アクセス数が街の住民数となり発展していきます。職場整備、交通の整備などはひと段落していますので、今度は人口を増やす必要があります。せびポチッと一つお願いいたします。

⇒⇒YUTAKARLSONの住民募集!!←←

2013年12月21日土曜日

社員が一緒にランチを食べると生産性が上がるという実験結果―【私の論評】テンフォー(オーディンフーズ)の社食ランチは300円でかなりリーズナブル、コミュニケーションの円滑化にもかなり役立っている、ありがとう佐々木シェフ(゚д゚)!

Life Hackerより


大きな会社で働いていると、一緒に働いている人のことを忘れてしまうことがあります。そんな時は、たとえ話し合うような仕事がなくても、他の人たちと一緒にランチを食べることで、生産性が高まりやすくなります。とりあえず大きなテーブルでランチをしましょう。

生産性を分析するSociometric Solutions社によると、社員がみんなで一緒にランチを食べると、コミュニケーションはより活発になります。より寛げるような席にしたところ、その効果は特に顕著でした。

究極のランチ交流において、テーブルのサイズは重要です。Sociometric Solutionsは、オンラインの旅行会社で会社のIDパスにセンサーを埋め込み、職場での行動を追跡しました。休憩スペースには、4人がけのテーブルと、12人が座れる長テーブルがありました。長テーブルに座った社員は、その日のランチ後に、36%多く他の人とコミュニケーションをしました。また、長テーブルに座った人同士の結びつきも強くなりました。この会社でリストラが起こった時、長テーブルに座っていた人は30%多く抵抗しました。

この結果は特に驚くべきことではありません。結局、人間は社会的な生き物です。会社が時差ランチを導入していたり、単純に同僚と一緒に食事をすることはそんなに重要ではないと思っている場合は、会社の仲間と一緒に食事をすることについて、考え直してみる価値がありそうです(必要であれば、上司とも一緒に)。

【私の論評】テンフォー(オーディンフーズ)の社食ランチは300円でかなりリーズナブル、コミュニケーションの円滑化にもかなり役立っている、ありがとう佐々木シェフ(゚д゚)!

上の記事に出ていたようなランチは、もううちの会社では随分前から実施しています。昼ごはんは、業務の都合で外食する人は別として、社内の会議や打ち合わせスペースで皆で一緒に食べるようにしています。

当社社屋は、三階建てですが、3階の役員会議室、その他2階、1階の打ち合わせスペースを用いて食事をします。三階は、役員会議室で、ぎゅうぎゅう詰めにすると、25人くらいは食事ができます。2階の打ち合わせスペースでは9人、1階のスペースでも、6人くらい、テーブルを増やせば、もっと大人数で食事ができます。このどのスペースで食事をするかは各人の自由ということにしています。

そうして、昼食は外から購入たり、お弁当だけではなく、当社内でつくっています。もともとは、レストランも運営していましたから、そのレストランのシェフが毎日ランチをつくります。手の空いている人は、お手伝いをします。ランチ代は、一食300円となっており、後でランチの写真をおみせしますが、かなりリーズナブルです。それから、お弁当を持参した人や、外部で購入した人も、原則としてこれらのスペースで食事をすることにしています。特に強制はしていないので、必ず社食でなくても、お弁当や場合によっては外食も可です。

ただし、社内で食事をするときは、自分の机ではなく、必ず役員会議室か、打ち合わせスペースでいただくようにしています。これによって、社内の人とは、すくなくとも週に1~2回くらいは、誰とでも話しができるという貴重な機会になっています。

また3階では、日々創業者でもある会長が食事をされますので、創業者の話しを直接聴いたり、質問できるようになっています。だから、何か創業者の話しを聴きたいと思えば、3階で食事をすれば、その機会は誰にでも公平にあるということです。私などは、いつも3階なので、今では、会長の隣は会長秘書、その隣は私という具合に定例化されてしまい、少し遅れて行っても、他の席は満杯でも、そこの席だけは空いているという状況になっています。       

下の写真は、日々料理を作っていただいている、佐々木シェフです。

佐々木シェフ リストランテ・ル・ブォンにて

この佐々木シェフ、このブログを長い間ご覧の方々は、ご存知でしょうが、以前当社が運営していた、イタリアンレストラン、リストランテ・ル・ボンのシェフです。

リストランテ・ル・ブォンはこのブログにも掲載したように、閉店しましたが、佐々木シェフは、現在では、ピザ・テンフォーの商品開発ならびに、社食をつくるので大忙しです。

社食といえば、カレーライス、カツどん、親子丼などシンプルなものを思い浮かべがちでしょうが、そうではありません。これは、言葉で説明するよりは、現物をご覧いただいたほうがご理解いただけると思いますので、下に写真を掲載させていただきます。

昨日の社食
上の三皿は、左から鶏肉(下はコロッケ)、真ん中は牛肉,右はなぜか熊肉はちみつ漬けです。なにやら、佐々木シェフがどこからいただいたものです。

12月6日の社食
カルボラーナと、右の皿は鶏肉グラタンです。

12月3日の社食
右下の汁物は、若鶏半身の濃厚スープです。

11月26日の社食
右下汁物は、鮭三平汁です。

11月23日の社食
寒い日だったので、一番左下は、おかゆです。

11月22日の社食
この日のメイン・ディッシュは左上の皿のロースト・チキンです。

11月17日の社食
いくら丼です。上の真ん中の鉢に入っている、いくらを左下のどんぶりに入っているご飯にかけて食べました。これは、ちなみに、たまたま社長が釣ってきた、鮭のお腹に入っていたものです。社食ですから、このようなことが時々あります。

11月16日の社食
鮭ステーキです。これは、上の写真のいくらと同様、社長が釣ってきたものです。ごちそうさまです。社食では良く、うちでとれた米だとか、野菜だとか、イカだとかとか、社員などがもってきたものが、食卓にのぼったりします。

11月10日の社食
右上の皿は、鶏肉のシチューです。黒いお椀は、デザートがわりの、お汁粉です。この日は、茶碗蒸しもついています。

10月22日の社食です
カレーライズです。カレー以外にもいろいろついているのが嬉しいです。

10月12日の社食
ステーキのワンプレート・ランチです。

10月6日の社食
いろいろなものが少しづつついた、ワンプレート・ランチです。いろいろついていますが、アップルパイや、アスパラの下は、スペアリブです。

9月6日の社食
たまには、幕の内弁当なんてのもあります。

さて、上記は適当にピックアップしたもので、特に美味しそうなものを選んだわけではありません。それにしても、昼に毎日このような昼食をとれる、それもかなりリーズナブルなお値段で食べられるということは本当に幸せなことだと思います。

それに、多数のおかずを少しづつ盛り付けるために、ワン・プレートにしたり、場合によってはお弁当形式にすることもありますが、日々ほとんどが、一つのおかずは一つの鉢というように、手間のかかる和食の基本を踏襲しています。

さて、上の記事では、「長テーブルに座った社員は、その日のランチ後に、36%多く他の人とコミュニケーションをしました。また、長テーブルに座った人同士の結びつきも強くなりました。この会社でリストラが起こった時、長テーブルに座っていた人は30%多く抵抗しました」としていますが、当社の場合はどうなのでしょうか。

当社の場合、長い間このような習慣を続けていますから、前の状態がどうだったのか、あまり覚えていないですが、確かにコミュニケーションは良くなったと思います。それに、同じ釜の飯を食うという諺どおりに、連帯感も生まれると思います。これを、普通の会社のように元に戻してしまえば、コミュニケーションも低下し、生産性も落ちると思います。他の会社での、社員のコミュニケーション不足をなげく酷い内容の記事など、サイトでも良くみますが、当社にはそれほど酷い事例はありません。

当社の人事では、社食について、採用が本決まりになった状態では教えてはいるようですが、応募したばかりの学生さんに教えていないようです。これだけのことをしているということで、知らせるべきと思います。食に携わる会社である当社が、日々昼食に注力を注いでいるということは、おそらく多くの学生さんに好感をもっていただけるものと思います。

300円で、日々これだけ食べられるということになれば、魅力を感じる学生さんもいらっしゃるかもしれません。それに、実際会社に入って、ひとり暮らしなどすれば、日々この昼食を食べていれば、夜などあまり食べなくても、栄養不足になるということはないと思います。実際、当社の若手社員で、には栄養不足と思われるような人はいません。

それにしても、日々こうしたメニューを提供している佐々木シェフには、本当に有難うございますといいたいです。いくら同じ釜の飯を食うとはいっても、あまり美味しくないものでは、良い効果がでるとは思えません。しかし、当社の社食は、美味しくないものどころか、これだけ日々手間をかけて作っていただけるのです。彼は、あまりスピーチ能力等が長けた人ではありませんが、それを補って余りあるほどの愛情を感じます。

いくらもともと、プロだとはいえ、食べる人たちに対する愛情がなれければ、日々これほどのことができるはずがありません。そうして、これは何にも増して、素晴らしいコミュニケーションです。コミュニケーションというと、スピーチ能力が長けているとか、説得力があるとかなどを思い浮かべがちですが、これはコミュニケーション能力のほんの一部でしかありません。話がうまくても、実はコミュニケーション能力がない人など大勢います。話を聴いた、感動しただけでは何も変りありません。

話術は、情報の伝達方式の巧拙をいうだけであって、必ずしもコミュニケーション能力の巧拙をいうわけではありません。コミュニケーションとは、情報の伝達ではなく、その結果として、人々の行動や心の持ちようそのものを変えることです。コミュニケーションがどうのこうのと言っている会社が多いようですが、このコミュニケーションほど誤解されているものはありません。

コミュニケーションは、いわゆる報告・連絡・相談をまめにやれば、良くなるということはありません。コミュニケーションが成り立っていなければ、いくら報告・連絡・相談をまめにやっても、人々の行動を変えたり、心を変えたりすることはできません。そもそも、コミュニケーションとは、一人の人間から、他の人間に一方的に伝わるものではありません。それは、私たちの中の一人から、私たちの中のもう一人に伝わるものです。

コミュニケーションを深めるためには、何よりも経験の共有が不可欠です。そうして、その経験の共有として、もっとも身近でわかりやすいのは、やはり、同じ釜の飯を食うということだと思います。コミュニケーションを小難しく捉えるのではなく、深めたかったら、一緒にお酒を飲むとか、それが難しければ食事をするとか、それも難しければ、一緒にお茶でも飲めば良いのです。そうして、それ一回こっきりすませるのでなく、出来うる限り何回も一緒にするのです。これで、コミュニケーションが深まらないはずがありません。そうして、どんな話しでも、くだらない話でもして、そうはいいながら、自分や相手の主義・主張、考え方を理解し、理解したならば、それだけではなく、行動や心のありようを変えることが本当にコミュニケーションが成立したということです。

本日は、番外編もあります。

以下の写真は、今夜のうちの食事です。


これは、親戚が送ってもらった、牡蠣と北寄貝を料理したものです。牡蠣は酒蒸しにしました。北寄貝は、サラダにしました。サラダのドレッシングは、自宅で作ったもので、バルサミコ・バター・ソースです。このほかにも、お酒も少々いただきました。牡蠣と日本酒の相性は抜群です。無論、酒蒸しにする前の、生牡蠣もいただきました。

とても美味しかったです。人間の幸せなんて、意外とこのようなところにあるのかもしれません。日々特に、コミュニケーショを通じるべき人々と一緒に食事をして、たまには、美味しいものを食べて、それもなるべく大人数で食べられるということが、人間にとって最も幸福なことではないかと思います。

私は、日本の人々が、日々このような食事ができるように、日々努力するのが私たち飲食業にあるものの責務であり、使命だと考えています。自分が本当に幸せな食事をしていなければ、本当の意味でお客様の気持ちなど理解できるものではありません。意図して、意識して、なるべくこうした機会を多くするのが、飲食業に従事するものの努めであると思います。

これからも、当社ではこのような昼食をさらに、より大きな実りのあるものへと日々繰り返していこうと思います。

そうして、一人でも多くのお客様に、飲食を通じて幸福感を味わっていただきたいものです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2009年7月18日土曜日

セブン弁当値引き“解禁”…仕入れ値下回らない範囲で―役所は、流通業に関しては結局何もやってこなかった?

Adds by Yutakarlson

ピ ザテンフォーでは、今年もお中元を承っています。商品の内容は、左のバナーをクリックしていただくと、ご覧になることができます。また、このブログをご覧 になっていただいてている読者の皆様のうちで、この商品をお買い求めになったお客さまには、もれなくコンサルティングなどのサービスを提供させていただき ます。そちらのご案内と、ご注文方法は以下のURLをクリックしてください。

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セブン弁当値引き“解禁”…仕入れ値下回らない範囲で (この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

セブンイレブンで値引きをしたとしても、いつも値引き品を買えるということにはならない?

 売れ残った弁当などを値引きする「見切り販売」を制限、公正取引委員会がセブン-イレブン・ジャパンに排除措置命令を出した問題で、セブン側が見 切り販売を“解禁”する方針を決めたことが18日分かった。同日付の読売新聞が報じた。極端な値下げによって本部と加盟店、双方の経営を圧迫しないよう、 仕入れ値を下回らない範囲で実施するという。

 セブン-イレブンは6月22日、独占禁止法違反として公取委から排除措置命令を受けた後、消費期限が迫った弁当を廃棄する際に損失となる仕入れ価 格を加盟店の全額負担から、本部側の15%負担へと変更した。だが、一部の加盟店オーナーが「場当たり的で何の問題解決にもなっていない」と強く反発。結 局、値引き販売が認められる見通しとなった。これまで、弁当や総菜の廃棄は加盟店が全額負担し、本部はいくら廃棄物が増えても利益が減らないシステムだっ た。以前から加盟店は不満を抱えていたものの、営業契約の打ち切りを恐れるあまり問題が表面化しなかったという。

役所は、流通業に関しては何もやってこなかった?

まだ詳細は、発表されていませんが、おそらく値引きするにしても、ただオーナーなどの感覚で値引きするのではなく、キチンとした基準にもとづいて値引きするようになるのだと思います。コンビニと、スーパーとでは、業態が違うので、セブンイレブン本部もなかなか値引きをそうすんなりと認めるわけには行かなかったのだと思います。

ただし、現在は、資源を大事にする時代ですから、いくらコンビニ業態とはいっても、資源を無駄にすることには、いつまでも抵抗はしずらかったに違いありません。

ただし、私自身は、以前にもこの前のブログで書いたように、オーナーが勝手に自分の判断で値引きをするなどのことはありえないだろうし。値下げは、今まで、長い間培って育ててきた、業態の一部を変更することになるため、今回は、セブンイレブンの廃棄ロスの15%負担くらいで終わるだろうということを書きました。ある意味では、予測は外れたわけです。しかし、この値下げに関しては、流通業に従事している人、あるは従事した経験がないとわからないような問題が背後にあります。

しかし、とうとう、値下げに踏み切ったわけです。私自身は、これは、結局役所の命令に従ったというより、従来と比較すると随分回りの環境が変ってきたためだと思います。ただし、多くのブログにも書いてあったように、ある時間帯になると安売り時間が始まって、多くの顧客が値引きした商品を購入できるというわけには行かないと思います。おそらく、滅多になくて、たまたま運がよければ、そういうこともある程度になると思います。これが、恒常的に当てにできるようになったとしたら、おそらく、惣菜部門は、セブンイレブンの利益に貢献しなくなると思います。

値引きにこだわった、FCのオーナーにとっても、現実はあまり変わらないと思います。これは、商いの原点として、仕入れたものを売り切るというのが原則だからです。ただし、品揃えの観点から、多少の廃棄ロスは最初から出るのを予期して販売している(させている)のも事実です。しかし、私は、あまりに廃棄ロスを出すのには、仕入れに問題があるのではないかと思っています。廃棄ロスが予想通りの店であれば、廃棄ロスとして処分する予定だったものが、賞味期限が切れる直前に運良く売れるかも知れないという程度のことになると思います。仮に売れたとしても、ほとんど利益に貢献しないと思います。ましてや、予定の廃棄ロスより過大なロスがでる店は、仕入れが間違っているし、利益はますます出にくくなるといわざるをえません。

値引きに相当こだわっていた、FCオーナーは、廃棄ロスが通常より随分多いのではないかと思っています。こういうオーナーの場合は、結局値引き販売することが可能になったとしても、多くの商品を値引きして恒常的に販売することになり、結局損をします。

最近、廃棄ロスが資源の無駄遣いとして、何かとマスコミの間でも話題になっていました。しかし、現実に現在まで売れていたということは、消費者は結局そのことは、あまり気にしていなかったのだと思います。お客様が気にして購入を控えるようになれば、店に変化が起こります。たぶん、役所が介入しなくても、これらの変化が大きくなれば、セブンイレブン本部でもそれに対処するため、条件づきで値引きに踏み切ったと思います。役所が黙っていても、しばらくしたら値引き解禁に踏み切ったかもしれません。

商売とはそんなに甘いものではありません。店頭にならんでいるものを、すぐに安売りするということは、商人としては、最低で最初から負けの商売をしているといっても過言ではありません。特に、コンビニはそうです。以前のブログにも書きましたが、もともとの、アメリカのセブンイレブンは、安易に値下げをしたため、値下げ競争に巻き込まれたことが、破綻の一因ともなっています。最近スーパーのお弁当でも、最初から300円を切るようなものも、販売しているところもありますが、きちんとシステム的に、儲けがでるようにしているならいいですが、そうでないとすれば、商売ではありません。値引き競争というのは、商売としては、下等な部類のやり方です。企業というものは、長い間存続し続けて、お客さまに一定のサービスを提供し続ける義務があります。安易な安売りは、こうした義務を履行できなくすることにもつながりかねません。

もともと、粗利益の少ない商売ですが、お役人感覚でやれば、すぐに失敗してしまいます。工夫と努力の連続です。こんな厳しい商売は、やはり、お客様の喜ぶ笑顔を見て喜べるという、根っからの商人でないと勤まりません。お役人などには、およびもつかない世界です。

多くの人たちは、今回の役所のやり方を良いことだと思っているかもしれません。しかし、そんなことは、ありません、結局、オーナーの段階では、ほとんど何も変わらないと思います。廃棄ロスの多かった、オーナーの店も、これで救われることはなく、結局安売りで長続きしないことになると思います。役所が、甘えの構造をつくってしまったと言っても過言ではありません。これらの、オーナー仮に安売りで利益でずに店を閉めることになったとしても、お役所は何もしないと思います。

お役所は、何も消費者の味方ではありません。イトーヨーカドーの平均的な店を出すにしても、700以上もの書類が必要になります。現在、セブンイレブンなどができて、日本の流通業は、世界でも屈指の効率の良いシステムになりました。しかし、こうしたことに対して、役所がやってきたことといえば、益になることは何もやってこなかったといっても過言でありません。

ドラッカーも「ネクスト・ソサエティー」の中で述べています。日本の役所は、結局何もしないという選択肢である「引き伸ばし戦略」を実施することにより、成功してきたというものです。戦後で大きなものは、二つほどあります。一つは、農村人口の都市への移動でした。これに関して、役所は全く何もしませんでしたが、結局は都市部に多くの就職口ができて、成功しました。

もう一つは、暗黒大陸(仲介がいくつあって、複雑に入りくんでいて、中身がどうなっているかわからない業界)ともいわれた、流通業界の近代化です。これに関しては、政府は全く何もしませんでした。そのことにより、イトーヨーカドーやダイエー、西友、イオンなどの民間企業が努力して、今日の流通業界をつくりあげてきました。

私の勤務する会社、オーディンフーズは、いまでこそ、ピザの宅配を中心とした事業を展開していますが、もともとは、流通近代化センターという、流通コンサルタントを事業としてきました。その意味では、今日の流通業のありように、お手伝いをしてきたということになります。このコンサルタント事業では、誰でも知っているところとしては、北海道のローカルチェーンから脱皮しようとしてたニトリ家具もありました。札幌東急ストア(定鉄商事)なども指導していました。というより、北海道のありとあらゆる、流通業をクライアントとしていた時期もあります。

私の知る限りでは、いわゆるお役所が主導で何かをやった場合、成功したものは一つもなかった思います。流通業でも、製造業、第三次産業でもなんでも、役所主導では何も成功しいません。ITでも、トロン(日本産のパソコンOS)では大失敗です。ネクスト・ソサエティでも述べたいたように、役所はもともと、インフラを整備することはできても、そのインフラの上で何かをやったら必ず失敗します。インフラ(基盤:法律、条令、ライフ・ラインなど)の上で活動するのは、民間であるべきです。現在テレビで「官僚達の夏」という番組が報道されていて、さも、旧通産省のお役人が頑張って、日本の産業を振興してきたようなことを放映していますが、あれは、幻想に過ぎません。役所が日本の産業の振興に役所主導で本気で入れ込んでいたとしたら、ことごとく失敗し、今日の日本の姿はなかったでしょう。

今回も、役所の方は、様子見をして、勧告する程度にして、余計なことはすべきでなかった思います。今回、値引きを問題にしていたオーナーの多くは、値引きが解禁になっても救われることはありません。元々、駄目なものは駄目なのです。お役所のやったことはといえば、駄目なオーナーを少しの間生きながらえさせるだけで、結局は、何にもならないことに地道をあげたということです。

それどころか、駄目なオーナに対して、怠ける口実を与えて、かえって、駄目にしてしまったかもしれません。それよりも、何よりも、今セブンイレブンなどのコンビニ求められているのは、値引きがどうのなどという安直なものではなく、次世代コンビニとしての、イノベーションだと思います。いつも日本の流通業の先端を走ってきたセブンイレブンです。私は、近いうちにまた、何かをやってくれるではないかと期待しています。

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セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!


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2008年5月11日日曜日

フードマイレージやヴァーチャルウォーターだけが環境負荷の指標か?―バーチャルCO2はどうなのか?

日本のヴァーチャルウォーター総輸入量(東京大学生産技術研究所の沖 大幹助教授らのグループが試算した結果による)。図をクリックしていただくと拡大表示になります

マスコミやブログに頻繁に登場するフードマイレージやヴァーチャルウォーター
最近、マスコミやブログの中でも、フードマイレージや、ヴァーチャルウォーターについての記載が増えてきているように思います。
「水」を主眼とした指標「ヴァーチャルウォーター(仮想水・間接水)」とは、輸入国がその食糧を自国で作るとしたら、どのくらい量の水が必要であったのか、輸入によって水資源をどの程度節約できたのかを示すものです。

2000年のヴァーチャルウォーターの輸入量は、国内で使用する灌漑用水使用量590億m3/年を越える627億m3/年と試算されている。ちなみに実際の水の輸入量は、ミネラルウオーターなどで19.5万m3、ビールなどを含めても100万m3程度に過ぎません。

フードマイレージやヴァーチャルウォーターを見ると、日本は環境に大きな負荷を与えていると言えそうです。
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あるブログにも上記の図とともにこのような記事が掲載されていました。
牛丼1杯を作るのに要する水は、1,890リットル。今朝の日経新聞「サイエンス」欄にて、「日本は水の消費大国」の特集が組まれ、その中で紹介された数字です。このブログでも何回か触れてきました、仮想水(バーチャル・ウォーター)の考え方です。
日本で食事をするには、海外の穀物や肉の輸入が、現在のライフスタイルをする上で不可欠ですが、現地の水の大量消費につながっています。
アメリカからの水の輸入は年間288億トンと記事で紹介されています。日本で、ハンバーガーや牛丼を食べると、アメリカの地下水が減っていきます。 砂漠化が広がる中国や、旱魃(かんばつ)に悩むオーストラリアからも、食料の形をした大量の水を私たちは輸入しています。アメリカは、広大な耕地ですので、遺伝子組み換え作物でないと生産は不可能です。もはや、「メニューでは安いけど、本当に大丈夫か」となってきます。それでも、「アメリカさんにはかなわない」と、牛丼を食べ続けた方が良いのでしょうか? (アメリカの砂漠化を狙って、牛肉を食べる人もいるかもしれませんが。)
または、日本に昔からあるものを、食べるようにした方が良いのでしょうか?現代の世代は、将来の世代に、水のある地球を渡せるのでしょうか?日本が鍵だと私は思います。 私たちの日ごろの暮らしが、鍵を握っているのです。 一人ひとりの消費(意思表示)はささやかでも、足し算をすると、大きな量(効果)になります。 (マイ箸でも同じです。)』
====================================================================
フードマイレージとか、ヴァーチャル・ウォーターに関しては、それなりの学者が研究して提唱しているので、間違いはないとは思うのですが、私の信条としては、マスコミなどで流布されている環境に関する記述は鵜呑みにせず、必ず自分で考えてみてから取捨選択します。私は、この指標が間違いであるとは思ってはいません。ただし、どこかに落とし穴があるのではないか思っていました。そうして、これらの言葉を知ったときから何か消化不良をおこしたような気分になっていました。ところが、本日上のブログと上記の表を見てはたと合点がいきました。

大事な点を見落としてないか?
フードマイレージや、ヴァーチャル・ウォーターだけを見ているとし大事な点を見落としてしまうことに気がついたのです。その意味では、上記のブログを書いた人に大感謝です!!

確かに、日本は世界各国から食料品をかなり輸入しています。食料の自給率は40%を切るなど危機的な状況にあることも事実です。しかし、最初からわかっていることなのですが、外国と日本とでは産業構造が全く違います。特に日本は世界に冠たる製造業大国です。これに疑問の余地はないと思います。そうして、工業製品などを輸出して外貨を稼ぎ食料品などを輸入しているという図式があります。

日本は輸出大国ですから、世界各国で用いられる、製品を日本でつくっている、その製造によるCO2排出は日本国内で行われているという図式に なると思います。これも、上記のような水の流れのような地図にしてみたら、いかに日本がCO2削減に寄与しているかはっきり見えてくると思います。バー チャルco2排出量ということで、世界各国に日本から相当量のco2が流れ出ている地図が描けると思います。しかも、日本の技術水準ではない外国でつくっ た場合のco2排出量におきかえたら、きっとものすごい量だと思います。日本の省エネ技術は世界に冠たるものなので、現在の日本の総排出量ですんでいると いうことが、わかると思います。

アメリカやEUには車や産業機器などかなりのものが輸出されています。中国にも工業用の部品などかなり輸出しています。それこそ、世界各地にさまざまな製品が輸出されています。それどころか、他国では作れない部品も輸出しているということもあります。これを見逃して、フードマイレージやヴァーチャルウォーターだけで日本を判断すると、まるで日本が金にあかして世界の資源を食い荒すただの悪党にしかみえません。しかし、最近のイギリスのBBCで、世界に良い影響を与える国のランキングでは、日本とドイツがともに一位となっています。世界の人々は意外と公平な目で日本を見てくれているのだと思います。また、私は常々京都議定書の日本の削減枠には不公平感を持っていました、バーチャルCO2を貸し可視化したものを作成すれば、はっきりすると思います。

バーチャルCO2を可視化した資料は?
皆さん、マスコミが一方的に流す、日本の姿にはやはり気をつけた方が良いと思います。嘘という言葉がありますが、虚偽の事実を言うことだけが嘘ではありません。いくつかの事実を知っていて片方のばかり言って、もう片方を言わないということも嘘の一つです。そういう意味では、日本のマスコミはしばしば、大嘘をついています。上記のブログを書かれた方も、日経新聞の記事をそのまま鵜呑みして書いたもので、特に悪気はないのだと思います。それに書いてあること自体は間違いではないのですから。

さて、このバーチャルCo2に近い概念で上記のような地図で可視化しているような資料などこの世に存在するのでしょうか?もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたいと思います。とりあえずは、Yahoo知恵袋にでも質問してみようと思います。

もし、誰もこうした可視化をしていないのなら、大急ぎで作成すべきだと思います。私は、かねてから今日と議定書にもとづく日本のCo2排出削減枠に関しては、不公平感を感じています。このような可視化をすれば、この不公平感も世界各国に理解してもらえると思います。特に、洞爺湖サミットなどで公開できたら非常にタイミング的にも良いと思います。

フードマイレージ、ヴァーチャル・ウォーターについても解決の糸口が?
私は上記で、ヴァーチャルCO2などという私考え、もしくはもうすでに存在していて私が知らないだけなのかもしれませんが、その考えを前面に押し出しました。ただし、フードマイレージや、ヴァーチャル・ウォーターに関しても意味ある重要な指標だと思っています。日本はこれらの指標を下げる努力が必要だと思います。

この方面でも最近明るい展開が見えてきています。まず、中国にお米が輸出できるようになったことです。中国には富裕層が2千万人ほどいて、その人たちは、多少高くても美味しくて安全なものなら、かなり高くても購入するそうです。そうすると、日本の米も売れる可能性があります。それに、果物や野菜も売れるでしょう。国内でも、穀物相場が上昇したので、飼料用の米をつくろうという動きもあります。中国の人だけではなく、日本人でもあの中国餃子事件があってから、国内産回帰が目立っています。安全をとるか、価格をとるかと言われれば、多くの人は安全をとると思います。

特に米に関しては、私は現在北海道は函館に住んでいるので、お米が美味しくなり、価格が上昇していることは喜ばしいことだと思います。昔は、「北海道米はまずいから」などと本州の人にも言われて、屈辱的だったことを覚えています。また、私の勤務する会社である、オーディンフーズでは、ピザの宅配事業をしており、ピザ生地の原料には北海道産小麦100%を用いています。これらも、年々質が良くなってきています。
マスコミでは、北海道のお米や小麦が美味しくなったことを地球温暖化の影響などとしている向きもありますが、私は北海道農業のここ20年程の地道な努力が実ったものだと思い、誇らしいことだと思っています。

下に私がいままでに掲載した環境問題に関する記事を掲載します。反転文字をクリックしていただければ、当該記事に飛ぶことができます。まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。

■昨年のEUの二酸化炭素取引の失敗―削減どころか増加?!

■カップヌードルが紙容器に―ピザテンフォーでは紙すらなくす?

■ピザテンフォー4月のお知らせ―業界初!!宅配皿 あつエコプレートで 熱さ+美味しさ

■IT機器「電源対策だけでCO2は大幅減」

■あつエコ宅配 ―ピザ・テンフォーが世に問う環境対策とは?

■割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしょう

■セブンイレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?

■ピザボックスをなくすとどのくらいCO2が削減できるの?

■ピザテンフォーの陶器のお皿による配達

■地球寒冷化の危機?-環境問題の落とし穴

■環境危機時計

■今日は何があったかご存知ですか(9月18日)

■グーグル環境問題に総額1千億ドルを拠出-エコな交通を目指す企業対象?

■エコ・環境問題の虚実-虚実皮膜の間???

■私が環境問題に興味を持ったきっかけ-マスコミの危険を教えてくれた恩師

■環境映画:Koyanisquatsi(コヤニスカッツィ):Life Out Of Balance

■エコ意識の高揚?-トリンプ レジ袋ブラとは何か?

■北海道新聞に掲載された紙のピザボックス廃止の内容

■ピザ・テンフォーも実践する函館地区先行の「MOTTAINAI」-ルー大柴が歌うこの意味は?

■ピザテンフォーからピザボックスが消える日??





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2008年6月15日日曜日

2009年函館開港150周年です!!

なっちゃんRera 函館港入港


函館開港150周年とは
函館市は2009年に開港150周年を迎えます。これは、米・英・仏・蘭・露との修好通商を定めた「安政の5カ国条約」の発効から数えて150年目に当たります。このブログでも、「函館開港150周年事業」の公式バナーを、左縦長のレイアウトの一番上に設置しました。これをクリックすると、函館開港150周年事業の公式サイトに飛びます。函館の情報や、事業の情報、その他イベントなどの情報も豊富です、皆さん是非クリックしてください。

安政の5カ国条約とは、鎖国状態にあった日本が5つの港(函館、新潟、横浜、神戸、長崎)を開港しそれらの港において自由貿易を行うと定めた条約のことです。

この条約は1859年(安政6年)に発効し、函館(当時は箱館)港はその年の6月2日に国際貿易港として正式に開港しました。函館市ではこの日を新暦に当てはめた7月1日を「開港記念日」と定めているため、2009年7月1日が函館開港150周年の記念日に当たります。

函館市ではこのため2009年を「開港150周年」と位置付け、2008年から2009年にかけて記念イベントを挙行いたします。



「函館とみなと」のあゆみ 略年表

1793年(寛政5年)

ロシア使節ラックスマン、エカテリーナ2世号で入港(函館港への初めての外国船の入港)

1854年(嘉永7年・安政元年)

ペリー、浦賀に2度目の来航。日米和親条約が結ばれ、下田と箱館の開港が取り決められる。
ペリー箱館来航
、箱館港の測量や上陸しての買い物などを行う。

1855年(安政2年) 和親条約に基づき、外国船に対する薪水・食料等の供給などのため和親開港
1857年(安政4年) 続豊治、日本初の洋式船「箱館丸」を建造
1858年(安政5年) アメリカ・オランダ・ロシア・イギリス・フランスとの修好通商条約締結
1859年(安政6年) 前年の修好通商条約締結に基づき、長崎・横浜・箱館を我が国初の国際貿易港として開港
1868年(慶応4年・明治元年) 榎本武揚ら旧幕府勢力、艦船8隻を率いて品川沖から脱走。箱館に上陸して五稜郭を占拠。松前を攻略して蝦夷地を平定、軍事政権を樹立する。
1869年(明治2年) 明治新政府軍の総攻撃により榎本武揚以下全員降伏。五稜郭を開け渡す
1873年(明治6年) 函館・青森間に定期航路を開設
1903年(明治36年) 函館船渠株式会社(現函館どつく)に乾ドック完成
1908年(明治41年) 青函連絡船「比羅夫丸」就航、国鉄青函航路がはじまる
1935年(昭和10年) 7月1日を開港記念日と定め、第1回港まつりを実施
1945年(昭和20年) 米軍艦載機の空襲を受け、青函連絡船全船壊滅
1951年(昭和26年) 函館港が重要港湾に指定される
1952年(昭和27年) 北洋鮭鱒漁業再開(戦後の初出漁)
1964年(昭和39年) 函館・大間間に初のカーフェリー就航
1980年(昭和55年) 人工島「緑の島」建設開始
1988年(昭和63年) 青函トンネル津軽海峡線開通、青函連絡船が80年の歴史に幕を閉じる。青函トンネル開通記念博覧会を開催
1992年(平成4年) 開港記念館(旧イギリス領事館)開館
1996年(平成8年) 「緑の島」一般公開
1997年(平成9年) 函館湾岸大橋(ともえ大橋)開通
2002年(平成14年) 港町ふ頭岸壁(-14m)供用開始、
2005年(平成17年) 函館・釜山間定期コンテナ航路を開設
2007年(平成19年) 函館・青森間に高速フェリー「ナッチャンRera」就航
2008年(平成20年)

高速フェリー「ナッチャンWorld」就航、高速フェリー2隻体制に。
開港150周年プレイベント「開港5都市麺フェスタ」開催(10月)

2009年(平成21年)

函館開港150周年。記念式典開催(7月1日予定)。
記念イベント開催(8月予定、詳細は検討中)。


150周年と開港5都市


安政の5カ国条約において開港されたのは5都市ですが、2009年を開港150周年と明確に位置づけて各種の取り組みを進めているのは横浜と函館の2市のみです。

開港5都市は「日本開港5都市観光協議会」を構成して各種の親善・有効・PR活動を行ってきましたが、開港150年については残る3都市には見解の相違があるようです。

そもそも安政の5カ国条約の期限であった1859年に実際に開港したのは函館・横浜・長崎の3港でした。神戸と新潟は準備が遅れたことと攘夷運動の高まりなどから、開港の延期を諸外国に要請するなどし、実際の開港は9年後の1868年までずれ込みました。したがって両市は2009年を開港150周年とは認定していません。ちなみに神戸は2007年に開港140周年を祝っています。


では「函館・横浜・長崎」は間違いなく開港150周年を迎えるのかと言えば、そうでもないよう。長崎市では1571年にポルトガル船の寄航を承認したのをもって「開港」としており、すでに開港436年を経ていると主張しているとのこと。

それぞれのお家の事情やいままでの経緯から、開港5港が2009年にこぞって150年の祝賀ということにはならないようです。

ところで、伊豆の下田は日米和親条約(1854年)が同市の開港という認識のもと、2004年に開港150周年を大々的に祝賀しました。米国もどうやらこの1854年(ペリーの2回目の来日)を日本の「開国」ととらえているようで、同国では同年に日米修好150年の祝賀の行事が行われたようです。

ちなみにペリーの来航によって締結された日米和親条約で開港されたのは下田と函館の2港です。というわけで、本来は「開港5都市」の前に「開港2港」があり、函館も下田と同じく2004年に“開港150周年”を迎えているのですが、函館市ではこの時の開港は「薪水の提供に過ぎず、厳密な意味での通商の開始ではない」という解釈をしており、開港150周年の基点とはみなしていません。

何はともあれ、函館市は2009年に間違いなく開港150周年を迎えます。函館というまちの成り立ちに「開港」は不可欠の要素でした。150年という節目を次の世代への一里塚として、函館にとっての「開港」と「国際化」の意味を再度検証しましょう。そして、函館市民としてこうした貴重な機会に巡り会えたことを存分に活用して函館の新しい魅力を発見し、創出し、発信していきたいものです。

函館から新しい食文化の発信をする?

以前もこのブログに掲載しましたが、函館は150年前から開港し、日本でははじめて、コーヒーが入ったとか、ジャイモなども一番最初でした。横浜などのように外国人居留地も存在せず、外国人とその当時の函館市民は互いに入り混じって住んでいました。これが後の函館に大きな影響を与えました。

このような函館には、食文化も早い時期に入っており、日本で一番最初のフレンチレストラン、雪河亭もできました。この雪河亭は今でも、五島軒に引き継がれています。

こうした、函館には、もともと海の幸に恵まれていたことも、あいまって独特の食文化を持つに至りました。そのため、レストランなどの全国チェーンはなかなか、入ってくることができません。そのためか、未だ大手のファミリー・レストランなど函館市内にはありません。ピザハットも最初は函館にピザ・レストランを出店しましたが、撤退し今から5年ほど前に宅配ピザとして再進出しました。マクドナルドも一度撤退した後に、再チャレンジで入ってきたものがいまは継続できています。ちなみに、モス・バーガーは一度も撤退することなく現在に至っています。

ピザテンフォーは、函館発祥ですが、やはり函館の独特の食文化にはぐくまれてきたのでしょうか。他のピザ宅配と比較すると、独自のコンセプトといっても良いコンセプトのピザです。独自のコンセプトとはいいながら、今でいうところのファストカジュアルに近いものでした。ただし、海外から輸入したものではなく、独自で開発していますので、私は敢えて「元祖和風ファストカジュアル」と呼んでいます。

ビザテンフォーの本部である、オーディンフーズは、いずれこうした函館の地の利を活かした、独自の事業を展開することになると思います。ここには、詳細を掲載できませんが、おそらく、日本人の食文化を変える革新的なものになると思います。かつて、ダイエーが先発でGMS(General Merchandise Store の略:イオン、ダイエー、イトーヨーカドーのように、幅広い品揃えをするスーパー)が取り組んできた、「日本のどの家庭にも牛肉を食べられるようにする」といったような試みにも相通ずるイノベーティブ(革新的)であり、日本最後のフロンティア(手付かず)市場の開拓ということになると思います。それも、函館という特殊な地域で最初の事業が生まれたということに大きく影響されていると思います。いずれ、皆さんにも発表できる日が来ると思います。その日を楽しみに待っていていただきいと思います。

以下に関連記事を掲載します。

■MooMooタクシーに乗りました-派手で目立つ!

■函館はイカではない?-『根ぼっけ』こそ函館名物?

■函館クリスマスファンタジー終了-チャナの任務も終了!!

■函館クリスマスファンタジー-今日から25日まで毎日開催です!

■ファストカジュアルって?-テンフォーは?

■函館・渋谷の人口比較など

■ビジネスモデルのターゲット(渋谷で飲食店を出店する場合)

■ビジネスモデルのターゲット(2)

■ビジネスモデルのターゲット(3)

■函館の少し違う食文化

■函館の少し違う食文化(2)


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2007年12月25日火曜日

バイオエタノールの空騒ぎは1年~2年以内に終息する!?-本来あるべき姿とは?

 
上記は、小麦の値上げを伝えるテレビ番組の動画

最近、バイオエタノールの話題が巷を賑わせています。特に、小麦・トウモロコシの値段の上昇の一環がバイオエタノールによる影響であり今後も穀物相場が値上がりを続けるかもしれない、それどころか全世界的に食料不足に陥るのではという懸念を心配している人も多いのでは?しかし、私としてはこの騒ぎは空騒ぎで、おそらく早くて1年、遅くても2年後あたりには終息するものと考えています。本日はその根拠など掲載させていただきます。

⇒そもそもバイオエタノールとは?

バイオエタノール自体については、ほとんどの人がご存知でしょうし、ここで再び論ずることは論点からはずれいたずらに文章を長くするので、割愛させていただきます。

⇒バイオエタノールの現状

バイオエタノールの現状としては、現在アメリカで強力にバイオエタノール燃料の開発が推進されており、従来食用や飼料にまわされていたものも、バイオエタノール工場に回されるようになり、穀物相場をあげています。アメリカでは、強力なファンドがこれらに投資し、さらに大規模工場をいくつも設立する計画があります。これに対して、賛否両面いろいろ入り乱れて論戦が繰り広げられています。

このあたりについては、皆さんもご存知でしょうから、これ以上あまり掲載しません。興味のある方は、他の人のブログなどを見ていただきたいと思います。 

  ⇒バイオエタノールの明日(ここ1から2年) 

バイオエタノールが今後どうなっていくか。ここに簡単に結論を述べておきます。ただし、高邁な思想や、難解で高騰な理論など述べるわけではありません。あまりにあっけなくて、何だということになると思います。これは、最近のサブプライムローン問題と同じことです。

 サブプライムローンの本質は、金貸しが貧乏な人にいろいろな屁理屈をつけて、高金利で住宅用のお金を貸し付けて、貧乏な人が借金を払えれば払ってもらい、払えなければ貧乏人から家をとりあげて、他のもっと裕福な人に格安で売って、それでも損しないようにしただけです。ところが、裕福な人に格安で売れない事態が生じてしまったので、売れなくで焦げ付きが生じたというだけの話です。

この問題への簡単や対処方は、そもそも無理な金貸しはすべきでないという、小学生にでもわかる方法です。この責任は、無理な金貸しをした金融機関が負うべきものです。 さて、話が長くなってしまいましたが、バイオエタノールの問題も簡単です。確かにバイオエタノールはだんだん使われていくようになっていくかもしれません。

しかし、ここ当面大勢を揺るがすほどにはなりません。なぜなら、それを決めるのは、消費者だからです。消費者の行動はなかなか、国や企業が思っているように簡単に動かすことはできません。 ちなみに、あなたはバイオエタノール車を買いたいと思いますか?私は今の時点なら、絶対に買いたくありません。

なせなら、バイオエタノールを給油する施設が近くありません。仮に給油施設があったとして、すぐに買い換えるでしょうか?バイオエタノールにして、何が変わるでしょうか?確かに環境問題には、寄与するかもしれませんが、現状であなたの生活を根本から変えるような何かを期待できるでしょうか? 私くらいの年代以上の人なら、かろうじて石炭から石油へのエネルギー転換をかろうじて知っているかもしれません。

私が小学校にあがったばかりの時には、学校の冬の暖房は石炭でした。それが、3年生のときに他の学校に転校したら、そこでは重油のボイラーで暖房をしていました。 家庭でも似たようなものでした。小学校低学年のときは、まだ石炭だったと思います。石炭のストーブは管理が大変でした。定期的に煙突掃除を依頼する必要がありました。そもそも、火をつけるのにも、スイッチ一つというわけにはいかず、手間がかかりました。 

 私の子供の頃の家のストーブは、貯炭式といって、石炭をストーブの中にある程度蓄えることができましたので、しょっちゅう石炭を継ぎ足す必要はありませんでしたが、それてでも一日数回は継ぎ足す必要がありしまた。だから、外から石炭を一日一回運んでくる必要がありました。これがかなりの手間でした。

ところが、石油になってから、これらの手間は一挙に解消されました。外の石油のタンクに燃料屋さんが灯油を入れてくれれば、あとはスイッチ一つで暖房ができます。石油はこうして、多く消費者の支持を得られたため、信じられないほどの速さで、一般家庭、事業所へ浸透していきました。 これに比較して、バイオエタノールはどうでしょうか?バイオエタノールに変えたからといって、石炭から石油へ変換したようなドラスティックなメリットは期待できません。

車でも、暖房でも同じことです。メリットとしては、地球環境に間接的に寄与できるということです。これだけのことで、急速に普及することなど考えられません。考えられるとすれば、価格でしょう、バイオエタノールが原油より、価格が2/3とか、半分になるような事態が発生したり、あるいは予測されるようになったとき初めて普及すると思われます。

 こうしたことから、バイオエタノール熱は急速に冷めると考えます。アイスランドは、バイオエタノールを強力に推進していますが、アイスランドが完全に化石燃料と決別するのは、40年後としています。

アメリカでは、強力にバイオエタノール化を推進していて、農家なども飼料などよりは、バイオエタノール工場に大豆やトウモロコシを出荷するというところが増えてきています。

しかし、このアメリカという国は1970年代に度量衡をメートル法にかえるとの政策を打ち出しましたが、未だに変更されていません。そんなアメリカの消費者に、いくら政府が音頭をとったからといって、余程のことがない限りバイオエタノールが普及するとは考えられません。

日本国内では、タクシーのほとんどがプロパン車です。このプロパン車、排気ガスはガソリン車よりキレイ、燃料も安いのになぜ自家所有が少ないのでしょう?また、最近原油が高騰しているのに、多くの消費者は燃料高騰を嘆いているだけで、プロパン車に大挙して変更したなどという話しは聞きません。 消費者に普及しないものが、いくらバイオエタノール工場を設置したり、給油所を用意してからといって急速に普及することは考えられません。

最近、大油田がブラジルで発見されたとも言われいます。おそらく、投資熱も急速にさめて、2年後には供給過剰となり、閉鎖される工場も出てくるかもしれません。サブプライムローンほどひどくはないですが、焦げ付きが発生して、似たような問題が発生してくると思います。

⇒環境問題に対する対処のあるべき姿 

今のバイオエタノールの問題は、アメリカのファンドや、穀物メジャーや、アメリカの穀物、燃料戦略などに左右されている面がかなりあると思います。でもどんなに大きな力だとしても、消費者を自分たちの都合の良いように制御することには、限界があります。いずれ、穀物相場も原油相場も安定します。

 こんなことに、首をつっこんだり、変に関心を持ったり、心配してみたりするなら、もっと地道に環境問題なとに取り組むべきだと思います。 バイオエタノールに関して、否定的なことばかり書いてしまいましたが、いずれ必要になる時代は来ると思います。

研究者の方は、そういう時代が必ず来ると信じて研究を続けて頂きたいと思います。 それから、環境問題、地球温暖化に関するブログなどを見ていると、多くの内容が「国がどうした、どこの企業が何をしている、何について、どう思う、こうすべきだ。政治の貧困だとか、政治家の誰の発言がどうだとか、世界がどうだ。地球がどうだ。誰はこういっているが、あれは間違いでこれが正しい」などの第三者的な論調が多すぎだと思います。

実際に実施してるというと、「マイ箸」がどうのこう「エコバッグ」がどうのこうのというものが多いです。第三者的で人事(ひとごと)的な内容が多いと思います。 自分がどうしたとか、自分の会社でどういう取り組みを行ったとか、自分の職場ではどうしているとか、自分の職場でこうして成功したとか、こういう問題で悩んでいる、あるいは自分のコミュニティーではどうしているなどという、いわゆる自分の問題として書かれているものは少ないです

 このブログにも前に掲載したことがありますが、少なくともピザ・テンフォーの会社である「オーディンフーズ」では、具体的な行動取り組みをしています(紙のピザボックスをなくす活動)。さらには、セブンイレブンのような企業も真摯に取り組んでいます(過剰包装の廃止)。さらに、日清でもエコ・カップヌードルなどを開発しています。

ピザ宅配業や、コンビニは、もともとエネルギー消費型の権化のような業態です。だからこそ、今からわずかでも取り組んでいます。そうして、時がくれば、もっとできるようにさまざまな準備を整えつつあります。

このような試みこそ重要だと思います。他にも地道に活動している企業が多数あります。コミュニティーもあります。 しかし、現実にはマスコミでも、ブログなどでも、いわゆる行動は伴わず、頭で考えたことだけ掲載しているものが多すぎると思います。

無論こうしたものを全否定するつもりはありません。特にブログなどは、ほとんどのものが害のないものですし。頭で考えたことも、限界を突破するときに必要になるときはあります。しかし、マスコミに関しては、より警戒を必要とします。警戒程度では適当ではないかもしれません。猜疑心をもって真偽を確かめてから自分のものとすべきだと思います。

 ただし危惧することはあります。それは、いわゆる過去の進歩的文化人というものの存在です。いわゆる左翼思想ですが、今から思えば、無責任な人達です。昔は、少し左がかった発言をすれば、自らは実質的に何も行動せず進歩的文化人とマスコミからもてはやされ、お金儲けができる時代があり、そう呼ばれる人達も多数存在していました。

 環境問題は、とてつもなく大きくて、複雑な地球が対象であるということ、それに比して人間の知識や経験などまだ、微々たるものに過ぎないことなどから、どれが正しいとか、どれが間違いなどと割り切るれるものは少ないです。これを私は環境問題の落とし穴と呼んでいます。より慎重に対処していく必要があります。エコを語る人達の中に、昔のいわゆる進歩的文化人のような人達が増えてきて、無責任な発言や論評をして、お金儲けのために混乱と誤謬と思考の退化、退廃をもたらすことがないように、願うばかりです。

2008年7月7日月曜日

洞爺湖サミット開催-CO2削減にいまこそ真の創意工夫を!

The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺) 2/8

過去の歴史をひもとくと、地球温暖化は豊穣を意味している。サミットでも、各国の首脳はこのことを念頭において欲しい。地球温暖化=co2説は、単なる仮説に過ぎない、それも間違っている可能性が高い。化石燃料や、限りある森林資源などを大切にするために低炭素社会を築くことは重要だかが、それと地球温暖化=co2とは別次元の問題だ。
 
      
アフリカ支援協議 拡大会合 洞爺湖サミット開幕(東京新聞7月7日、読んだ方、ご存知の方は読み飛ばしてください)
写真
    ウインザーホテルに各国代表終結

主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)は七日午後、洞爺湖町のザ・ウィンザーホテル洞爺で開幕した。地球温暖化、世界経済、アフリカ支援、核不拡散の四項目を主要テーマとし合意形成を目指す。全日程終了後の九日午後に議長の福田康夫首相が記者会見し、議長総括を発表する。 

七日は、主要国(G8)とアフリカ七カ国の首脳が意見交換する拡大会合からスタートした。貧困層の多いアフリカ諸国が大きな影響を受けている食料・原油価格の高騰やアフリカ開発などについて議論する。

アフリカ諸国では食料や原油価格の高騰でインフレが加速し、一部の国で暴動も発生した。

主要国は短期的に食糧援助、中長期的には、かんがい整備やコメなど穀物増産を支援する方針で、追加的な支援策について意見を交わす。

また、二〇〇〇年の国連ミレニアムサミットで採択された貧困撲滅をうたう「ミレニアム開発目標」の進ちょく状況も検証。日本は今年五月に横浜市で開いた第四回アフリカ開発会議(TICAD)を踏まえ、アフリカの持続的な発展のために民間投資が重要であることを強調する。

国際社会の批判を無視して大統領選の決選投票を強行したジンバブエの情勢についても議論し、現政権に対する強い懸念を表明する方針を確認する。

拡大会合には、アルジェリア、エチオピア、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、南アフリカ、タンザニアのアフリカ各国首脳と潘基文(バンキムン)国連事務総長、ゼーリック世界銀行総裁が出席した。

亡父の見果てぬ大役 首相万感

福田康夫首相にとって、議長を務める主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)は、待ちに待ったひのき舞台。支持率低下にあえぎサミット前の退陣さえささやかれてきたが、万感の思いで「この日」を迎えた。

というのもサミット議長は、亡き父・福田赳夫元首相が果たせなかった大役。一九七六年、首相に就任した赳夫氏は、日本で初めて開かれる七九年の東京サミットの議長を務めるつもりで準備に余念がなかった。ところが七八年暮れ、勝利確実とみられていた自民党総裁予備選で苦杯をなめて首相を辞任。サミット議長も後任首相の大平正芳氏に譲ることになった。

感情をなかなか表に出さない首相だが、秘書官として父の無念を近くで見ていただけに、サミット議長には特別の思い入れがある。その表情からは、明らかに気負いが読み取れる。

サミット期間中のテロ警戒で厳戒態勢が敷かれる東京・永田町は、早くも「宴の後」の内閣改造があるやなしやで流言飛語が乱れ飛ぶ。だが、本人は「サミットのことで頭がいっぱい」(周辺)。

最大の課題となる地球温暖化問題では、腰が引けていると指摘された首相だが、六月には「福田ビジョン」を公表。踏み込んだ合意を迫る欧州諸国と、渡り合う「道具」を携えて、三日間のサミット日程に突入した。

国は基盤をつくるもの基盤で実施するのは民間企業と非営利団体
さていよいよ、サミット開幕です。各国首脳が集まっています。今回のサミットではやはり、原油の高騰、穀物相場の高騰などもありますが、環境問題が大きな議題になることは間違いのないことだと思います。

しかし、ここで一つ忘れてはならないことがあります。日本に限らず、どこの国でも、国は基盤をつくるものであって、その基盤の上にのって実際に活動するのは、民間企業であり非営利団体(NPO)ということです。

これを地球上の出来事にたとえると、国は気象を扱うことはできるが、天候は対象ではないということです。つまり、大きな大気の動きや熱の伝道などに関しては扱えるが、その時々の特定の場所の天気などは制御できないということです。こればまぎれもない真実です。エリザベス朝のイギリスの大蔵省は、大臣を交えてもスタッフが10人程度しかいませんでした。そのため、小さなことは最初からできないことは
はっきりしていました。そのため、当時の大蔵大臣はもっぱら大きなことにだけ専念していました。そうして、できないことはできないときっぱり言い放ち、結果として大きな成果をあげることができました。ちなみに、これはどこの政府でも同じことです。たとえば、リンカーン大統領の参謀本部のスタッフは通信部隊も含めて10数人程度でした。今のペンタゴンは膨大な職員を抱えています。

当時の大蔵大臣は基盤をのみを扱い、その基盤の上にはタッチしなかったということです。それだからこそ、大きな成果をあげることができました。では小さな基盤形成以外の、それこそ基盤の上で実施するようなことは誰がやっていたのかということになりますが、それは、それこそ民間企業と、非営利団体(NPO)がやっていました。各々ふさわしい分野を分担していました。特に、社会福祉や社会問題に関することは、政府は手を出さずNPOがそのほとんど全部が引き受けていました。

ところが、エリザベス朝が終焉し、しばらくしてからソビエト連邦が勃興しました。ソビエト連邦は、それこそ、民間企業がやっていたこと、非営利団体がやっていたことも含めて全部国家が実施する。国民の面倒は国家がすべて見るとして、大きな政府をつくり、社会福祉事業もすべて国が実施すると宣言し、本当にそれを実施し始めました。ソビエト連邦の人民は、国家がいろいろなことを実施するということで、「国がやればできる、国がやることは確実」であると固く信じ、夢と希望と自信に満ちていました。

当時社会主義革命はセンセーショナルで、資本主義国の幹部クラスの人間ですら、いずれはどこの国でも社会主義革命が起こるかもしれないという危機感を抱いていました。その対抗措置として、各国が大きな政府をつくるようになり、特に福祉事業に関しては、NPOが実施していたものを一部だけ残してほとんどが国の福祉事業として実施することにしました。

私はこの二つの出来事は20世紀最大の国家レベルによる大実験だったと思います。そうして実験の結果はどうだったかといいますと、無論大失敗に終わりました。ご存知のようにソビエト連邦は崩壊しました。今回のサミットにも参加しているのはロシアです。ソビエト連邦に関しては、すでに1950年代にアメリカのアナリストがその経済を分析して、そのあまりの単純さ、簡単さに驚愕しました。ソビエトの経済は、(投入=産出)という簡単なものでした。つまり、入れたものが出てきただけというものです。そのため、そのアナリストはソビエトに将来ない、いずれ崩壊すると結論付けました。しかし、この考えは一般には広まらなかったため、マッカーシー旋風などという無意味な魔女狩りまで起こってしまいました。

他国にしても似たような結果でした。大きな政府をつくり、社会福祉を国家事業として実施した国で成功した国はどこにもありません。大きな政府と、政府が社会福祉や、社会問題を一手に引き受けることは難しいということが多くの国で認識されるようになったのです。そのため、各国政府は現在小さな政府を目指し、社会福祉事業はなるべくNPOに任せるという方式を採用しつつあります。多くの国がこの路線で、新たな実験に取り組みつつあります。

さて、サミットに話を戻します。サミットではいろいろなことが決まります。でも、それは大くくりのことが決まるだけです。まさに国レベルの内容です。その内容に沿って各国は、法律や公共工事などを実施し基盤を整備することでしょう。しかし、その基盤の上で、民間企業やNPOが有効になるように活動しなければなりません。そうなったとき、企業や、NPOは、誰もが思いつくような行動だけではすまないと思います。

今こそ真の創意工夫が求められる時
長年、企業やNPOをやっているなら、その業界、産業のことを知っているはずです、その中で、他とは全く違う、その中にいるからこそ、ユニークな方法が考えられるはずです。

流通業界ではセブンイレブンが、昨年より簡易包装で年間570トンのco2削減に取り組んでいます。その前から、お弁当などの残りを工場にまわして飼料にするとか、開店の時の建築資材の簡易包装などに取り組んでいます。当社(株式会社 オーディンフーズ、ピザテンフォー)では、紙のピザボックスをなくすことによって、年間680トンのco2削減に取り組んでいます。そのほかにも有意義な取り組みをしている会社はたくさんあります。

CO2削減というと、水道光熱費の節約とかクールビズなどばかりがクローズアップされているようですが、そんなことはこの原油高の時期に当たり前のことだと思います。無論当たり前のことができていないところもたくさんあるのでしょうが、それだけではなく、特定の産業、業界ならではの、特定の社会ならではの節約の方法があるはずです。今は、そうしたものを、各々の企業や、個々の社会が実現すべきときだと思います。当社においても、紙のピザボックスをなくすことはブレークスルーだったと思います。水道光熱費の節減だけではとても年間608トンもの削減などできません。現状だと、たとえ水道光熱費の節減があまりうまくいかなくても、削減目標は軽く達成できます。

いまや、企業や地域社会の真の意味での「創意工夫」が求められているのだと思います。

下に私がいままでに掲載した環境問題に関する記事を掲載します。反転文字をクリックしていただければ、当該記事に飛ぶことができます。まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。

■テレビ朝日開局50周年~地球危機2008~で報道されたグリーンランド氷溶解の真偽?!

■日本の森林の特殊性―環境問題は教条主義的には対応できない

■フードマイレージやバーチャルウォーターだけが環境負荷指標か?-バーチャルCO2はどうなのか?

■昨年のEUの二酸化炭素取引の失敗―削減どころか増加?!

■カップヌードルが紙容器に―ピザテンフォーでは紙すらなくす?

■ピザテンフォー4月のお知らせ―業界初!!宅配皿 あつエコプレートで 熱さ+美味しさ

■IT機器「電源対策だけでCO2は大幅減」

■あつエコ宅配 ―ピザ・テンフォーが世に問う環境対策とは?

■割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしょう

■セブンイレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?

■ピザボックスをなくすとどのくらいCO2が削減できるの?

■ピザテンフォーの陶器のお皿による配達

■地球寒冷化の危機?-環境問題の落とし穴

■環境危機時計

■今日は何があったかご存知ですか(9月18日)

■グーグル環境問題に総額1千億ドルを拠出-エコな交通を目指す企業対象?

■エコ・環境問題の虚実-虚実皮膜の間???

■環境映画:Koyanisquatsi(コヤニスカッツィ):Life Out Of Balance

■エコ意識の高揚?-トリンプ レジ袋ブラとは何か?

■北海道新聞に掲載された紙のピザボックス廃止の内容

■ピザ・テンフォーも実践する函館地区先行の「MOTTAINAI」-ルー大柴が歌うこの意味は?

■ピザテンフォーからピザボックスが消える日??


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7月2日よりイトーヨーカドー・アリオ札幌店1階惣菜売り場に 新しい業態の「フードファクトリーテンフォー・コーチングストア」がオープンします。全く新しいコンセプトの店舗でピザの生のピザの生地なども発売してい ます。ピザの作り方が習えます。特に札幌の方は是非一度いらしてください。おうちのオーブンでピザが焼けるようになります!!

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ハマス、ガザ停戦案の受け入れ表明 イスラエルは「要求からかけ離れた内容」―【私の論評】捕虜交換並びに地域のパレスチナ人の安全のための交渉と、和平交渉は全く別物

ハマス、ガザ停戦案の受け入れ表明 イスラエルは「要求からかけ離れた内容」 まとめ ハマスがカタール・エジプトの仲介による停戦案を受け入れたと表明 段階的な停戦では、第1段階でイスラエル人人質解放と引き換えにパレスチナ人囚人釈放 第2段階でガザ封鎖の完全解除が想定されている イスラ...