2011年7月21日木曜日

Japan pays tribute to tsunami victims, survivors World Soccar(Yahoo! Sports)―【私の論評】マスコミが報道しない"なでしこJAPAN"の真実!!

Japan pays tribute to tsunami victims, survivors World Soccar(Yahoo! Sports)


本日は、米Yahoo Sprots に掲載されていた、なでしこジャパン、女子サッカー日本代表キャプテン、澤穂希選手が、試合後に現地メディアのインタビューに答え以下の記事をそのまま掲載します。タイトルの日本語訳としては、「日本チーム、津波への犠牲者へ哀悼の意を表わす-ワールド・サッカー」というような感じでしょうか。それにしても、この内容、日本国内では報道されていませんので、掲載させていだきます。
FRANKFURT, Germany – World Cup hero Homare Sawa paid a moving and emotional tribute to the victims and survivors of the Japan tsunami and dedicated her team’s incredible tournament triumph to them. 
Sawa captained Japan to its finest soccer hour, twice coming from behind to level the final against the United States before winning a nerve-jangling penalty shootout. 
With Japan’s exploits being witnessed by tens of millions of patriotic fans back home, Sawa revealed that the plight of the side’s countrymen had been a constant source of inspiration. 
“We knew that what we were doing here could be about a little more than just a football tournament,” Sawa said. “If winning this makes one person, someone who lost something or someone or was hurt or damaged by the events that touched our country, feel better for even one moment, then we have really achieved a most special thing. 
“If it makes everyone happy and joyful and gives them a reason to cheer after such difficult times, then we have been successful.
“Japan has been hurt and so many lives have been affected. We can not change that but Japan is coming back and this was our chance to represent our nation and show that we never stop working. This is like a dream to us and we hope our country shares it with us.”
Sawa was playing in her fifth World Cup and was the undisputed star of the tournament, winning the Golden Boot for top scorer and Golden Ball for best player. 
If not for her sensational flicked goal with minutes of extra time remaining it would have been the USA, not Japan, celebrating victory.
Aya Miyama, the scorer of Japan’s first goal which took the game into extra-time and levelled the score at 1-1, also sent a message of goodwill to her homeland. 
“We wanted to fight for you and win for you and make you proud of us,” Miyama said. “Japan wants to have a bright future and we wanted to show that if you believe in good things and are positive then wonderful things can happen. This is a wonderful day.” 
Japan came into the tournament ranked fourth in the world but was considered a long shot to win it all, with host nation Germany, Brazil and the USA all having stronger claims. 
However, a quarterfinal win over Germany gave Japan a boost in confidence, and it rode its luck to pull off a major shock and take home the World Cup trophy.
【私の論評】マスコミが報道しない"なでしこJAPAN"の真実!!
上の記事の中の、女子サッカー日本代表キャプテン、澤穂希選手が語っている部分のみの訳を以下に掲載します。

「私たちのしていることは、ただサッカーの試合をするだけではないことを、意識してきました。 
私たちが勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は本当に特別な事を成し遂げた事になる。 
こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが私たちの成功となる。 
日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。
わたしたちは、それ自体を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちを試合で見せたかった。
今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです」

上の記事の内容といい、上の写真といい、日本のマスコミはほとんど報道しません。やはり、彼らの意識の中には、あくまで、反日を旨としており、日本を高めるようなことは掲載したくないという意識があるのでしょうか。

この「なでしこJAPAN」の中には、元東電社員の方も複数存在しており、なんとも複雑な心境だったことでしょう。でも、そんなことは、さておいて、優勝したことは素晴らしいです。そうして、このチームの全員が、上記のキャプテンのような考え方をもって試合にのぞんだに違いありません。

元東電社員といえば、丸山桂里奈さんもその一人です。このブログにも、香里奈さんに関しては、「東電叩きは魔女狩りか?」という記事の中で紹介したことがあります。

丸山さんは、大震災後の今年4月、すでに退社していたとはいえ、かつて所属した会社を思うあまり、自身の人気ブログ=下記=に「私は、東電社員だったことを誇りに思うし、今原発内にいる東電社員の方々を本当に誇りに思います。予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない」と書き込み、非難にさらされましたた。

即座に「今なお、震災に苦しむ皆様に不愉快な思いをさせてしまいました」と反省。「私は、サッカーというチームスポーツの選手として、一人がみんなのためにみんなが一人のためにと思ってプレーしてきました。しかし、今回の震災と事故の中で、私自身、混乱し整理出来ないままブログを書いてしまったと省みて今回のお詫びに至りました」と、潔かったです。

そんな経緯もあって、なでしこジャパンの中でも、「日本が本当に苦しい中で私たちに何ができるか、テレビを通じて、頑張る姿を見せるしかない」との丸山の思いは強かったようです。ドイツ戦の決勝ゴールは誓いのゴールでもありました。

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丸山桂里奈さん
一方、DFでフル出場した鮫島彩(24)は3月の震災時は東電マリーゼに所属。活動休止に伴い、米ボストン・ブレーカーズへの移籍を余儀なくされましたた。苦境を乗り越え今大会へ臨み、この試合も体を張ったプレーでゴール前を死守しました。

鮫島彩さん
私は、個人主義はつまらないということをこのブログに掲載したことがあります。それは、「ドラマ JIN}の高視聴率を分析した記事の中のことでしたる
個人主義は虚しいです。個人主義では、すべてが自己で完結します。多数の人々と、努力したり、苦労をわかちあったり、あるいは、喜びをわかちあったりはしません。それは、地理的な分断だけではなく、歴史的な分断をも意味します。個人主義を強く意識する人は、まわりの人は、過去の人々とも、未来の人々とのつながりが全くありません。死んだら、それでおしまいです。後には、何も残りません。

「なでしこJAPAN」のチーム・メンバーも、やはり、日本の多数の人々と、努力したり、苦労をわかちあったり、喜びをわかちあったりしたからこそ、このような結果を得ることができたのだと思います。丸山さんも、鮫島さんも、東電社員であったことなど、日本の多くの人からの応援があったので、そのなことは消し飛んでしまい、試合に集中できたのだと思います。

それにしても、日本を振り返ってみると、まだまだ、個人主義の幻想に浸っているいる人が多いのでないでしょうか。これも、戦後の誤った個人主義教育のなれの果てだと思います。個人主義を標榜する人々に問いたいです。あなたは、本当に個人主義を貫けるのでしょうか。私は、多くの人にとって、個人主義など貫くことなどほとんど不可能だと思います。

上の丸山桂里奈さんや、鮫嶋彩さんなど、もし、個人主義など貫いていたら、サッカーの選手もできないでしょう。まあ、スポーツなら、単独で戦うものならある程度はできるかもしれませんが、それも、なかなか困難を伴うことでしょう。

現在では、アメリカでも、「個人主義」は虚しいとして、コミュニティーを重視することがあることは、このブログにも以前掲載したことがあります。

私たちの国日本では、もう随分前から、天皇制を要とした、伝統文化を共有しており、言葉も全国で通じますし、生活習慣も全国的に似通ったところがあり、アメリカのようにもともと、異文化の人々が一つにまとまるために、意図して意識して、努力する必要もありません。もともと、一つにまとまっていたものを戦後の誤った、個人主義や、民主主義教育がこれを完璧に破壊してしまったかのようにもみえました。

しかし、そうではなかったことが、はっきりしました。まずは、震災直後に海外のメディアが日本を賞賛したことで明らかになったと思います。これは、日本の文化や社会を専門とするジョージタウン大学のケビン・ドーク教授の以下の言葉に集約されると思います。
「日本国民が自制や自己犠牲の精神で震災に対応した様子は広い意味での日本の文化を痛感させた。日本の文化や伝統も米軍の占領政策などによりかなり変えられたのではないかと思いがちだったが、文化の核の部分は決して変わらないのだと今回、思わされた」
これは、戦中の日本人の姿と変わりありません。次の文は、東京大空襲で焼け野原となった東京から母を疎開させるため、上野駅にいった作家高見順が、そこで見た秩序正しく、我慢強、列車の順番を待っている無数の人々の姿について書いたものです。
「私の眼に、いつか涙が沸いていた。いとしさ、愛情で胸がいっぱいだった。私はこうした人々と共に生き、共に死にたいと思った。否、私も、私は今は罹災民ではないが、こうした人々の内のひとりなのだ。怒声を発し得る権力を与えられていない、何の頼るべき権力もそうして財力も持たない、黙々と我慢している、そして心から日本を愛し信じている庶民の、私もひとりだった」。
この度の東日本大震災で、世界的に話題となった日本人の秩序正しき姿は、戦前から変わることなく受け継がれていたのです。

それと、今回の「なでしこJAPAN」の優勝。私は、やはり、日本人の心が昔から息づいて継承されてきた、心が、受け継がれてきて、これからも、継承され続けることの証あるように思えてなりません。こういっては、なんですか、やはり、日本人は本当に困難にあたったときに、意見の違いや、育ちやなどの違いを超越して一致団結して、事にあたり全力を発揮することが出来るのだと思います。これが、日本の真の強みだと思います。

現在の政権など、歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎません。1,000年に一度の震災も、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。


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