2011年9月28日水曜日

グーグル検索方式変更で悲鳴 もうテクニックが通用しない!―【私の論評】【私の論評】サイトの品質は、もともと、コンテンツが勝負!!

グーグル検索方式変更で悲鳴 もうテクニックが通用しない!



   検索エンジンのグーグルが実施した、検索結果をランキングするアルゴリズム(検索ルール)の変更が波紋を広げている。

   通信販売業などの中小企業が自社サイトを上位にランク付けしてもらうために、対策を講じるSEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)。それを請け負うSEO業者が淘汰される可能性が出てきたからだ。

グーグルは口コミ情報や取材力を評価する
   本来グーグルなどの検索エンジンは、ユーザーのキーワードを一定のアルゴリズムに基づいて判断し、役に立つ、価値のある情報を上位に並べようとする。情報の価値が低かったり、調べるのに時間がかかったりしては、検索エンジンとしての信用が損なわれるからだ。

   SEOとは、そういった検索エンジンに自らのサイトを上位に表示できるようにするテクニックをいう。国内でSEOを手がける業者数は統計のうえでは不明だが、「1000~2000社はある」(あるSEO業者)とされる。SEO専門業者からWEB制作会社が業務を請け負うケースまで幅広いからだ。

   インターネット上のSEO業者の比較サイトでは、数百社から1000社程度の実績を有する業者が上位にあり、どの業者もグーグルやヤフーの検索エンジンで「10位保証」などと謳っている。

   ところが、2011年6月にグーグルがアルゴリズムの大幅な変更を行ったもようで、これまでのテクニックが通用しなくなり、SEO業者を利用している中小企業が大混乱した。グーグルの上位表示から漏れて自社サイトへの来場者が減少。通信販売業者などはそれが売上げにも響いた。

   自社サイト内のコンテンツに他社と同じ情報が含まれていたり、他社と重複するコンテンツが含まれていたりする場合、また住所や店舗名など著作権のない情報を寄せ集めてつくられたサイトの表示順位を、グーグルは著しく落としたとされる。

   全日本SEO協会の鈴木将司代表理事は、「もともとグーグルには口コミ情報や取材力のあるサイトを高く評価する思想があります。その思想をさらに強化するため、今回の変更が行われ、それによって無名でもコツコツ情報を更新する企業のサイトが上位に表示されるようになったのです」と説明する。

SEO業界は淘汰の時代にある
   SEO業界はこれまで、自らリンク目的のダミーサイトをいくつもつくって大量にリンクを張ったり、あるいは業者からリンクを買ったりすることを「SEO対策」と称し、業績を伸ばしてきた「コンテンツファーム」と呼ばれる業者が少なからずある。

   YST(ヤフー・サーチ・テクノロジー)のようなロボット検索エンジンでは、「それが通用していました」(鈴木氏)が、ヤフー・ジャパンも検索エンジンにグーグルを使うようになり、徐々にそんな「裏技」が通じなくなった。

   今回のグーグルの変更でも、「業者によっては付け焼刃な対応として、在宅ワーカーに無理ヤリ検索させて上位にもっていっているが、手間もかかるしコストもあわないので採算がとれなくなる」と、あるSEO業者は漏らす。競争が激化して、「単価が落ちてきている」こともある。

   前出の鈴木氏によると、「SEO業界はすでに淘汰の時代に入っています」と指摘する。米国のSEO業界では、アウトソーシング型のシェアが落ちて、インハウス型へとシフトしている。鈴木氏は「(検索の上位にランクされるには)コンテンツを磨くことが大切であるということが再認識されたようです」と話し、日本でもその流れが広がっているという。

【私の論評】サイトの品質は、もともと、コンテンツが勝負!!
私は、このブログもそうなのですが、いわゆるSEO対策なるものをやったことは一度もありません。どちらかといえば、コンテンツを充実させようと努力してきました。だから、私のブログは影響が全くないです。

それにしても、SEO対策、できなくなれば、それにこしたことはないと思います。優良なサイトが、SEO対策をするサイトに埋もれて検索しにくいなどということがあれば、全く意味がないです。Googleで検索していても、本当に探したいものがなかなか、見つからなくていらいらすることもありました。アルゴリズムが変わったということで、今度は、そのようなことがなくなっているに違いありません。

さて、SEOの例として、たとえば、最近Googleが、発表した、2011年世界で最も検索された女性がありましたが、これなど、典型だと思います。

特に、歌手が多いのが目立ちます。これって、おそらく、版権を持っているようなところが、やはり、かなり力を入れて、SEO対策をしているのだと思います。

本日は、このGoogleの発表をただ掲載するだけでは面白くないので、50位~1位まで、下に写真を順番に掲載します。


50:ブレイク・ライヴリー(女優・4780万回)


49:マリリン・モンロー(女優・4790万回)


48:シェリル・コール(歌手・4970万回)


47:キャリー・アンダーウッド(カントリーミュージシャン・5050万回)


46:ケリー・クラークソン(歌手・5140万回)


45:ヒラリー・クリントン(政治家・5140万回)


44:スカーレット・ヨハンソン(女優・5270万回)


43:ミシェル・オバマ(ファーストレディ・5290万回)


42:ナタリー・ポートマン(女優・5310万回)


41:ニコール・シャージンガー(歌手・5640万回)


40:ペネロペ・クルス(女優・5720万回)


39:チェルシー・ハンドラー(スタンダップコメディアン・5780万回)


38:ヒラリー・ダフ(女優・5850万回)


37:シアラ(歌手・5880万回)


36:ケシャ(歌手・6160万回)


35:カイリー・ミノーグ(シンガーソングライター・6270万回)


34:ヴァネッサ・ハジェンズ(女優・6240万回)


33:エマ・ワトソン(女優・6750万回)


32:ジェシカ・シンプソン(シンガーソングライター・6910万回)


31:クリステン・スチュワート(女優・7130万回)


30:ジェニファー・アニストン(女優・7140万回)

29:アシュレイ・ティスデイル(女優・7160万回)


28:ファーギー(歌手・7370万回)


27:ジェシカ・アルバ(女優・7950万回)


26:キャサリン(ケンブリッジ公爵夫人・8130万回)


25:サラ・ペイリン(政治家・9010万回)


24:マライア・キャリー(シンガーソングライター・1億700万回)


23:クリスティーナ・アギレラ(シンガーソングライター・1億1100万回)


22:ミーガン・フォックス(女優・1億1800万回)


21:オプラ・ウィンフリー(テレビ司会者・1億2400万回)


20:アンジェリーナ・ジョリー(女優・1億3400万回)


19:パリス・ヒルトン(ソーシャライト・1億4500万回)


18:テイラー・スウィフト(カントリーミュージシャン・1億5900万回)


17:リンジー・ローハン(女優・1億7300万回)


16:アヴリル・ラヴィーン(シンガーソングライター・1億7500万回)


15:アデル(シンガーソングライター・1億7700万回)


14:セレーナ・ゴメス(女優・1億7900万回)


13:ビヨンセ(シンガーソングライター・1億9500万回)


12:マイリー・サイラス(歌手・2億700万回)


11:ジェニファー・ロペス(歌手・2億1400万回)


10:マドンナ(シンガーソングライター・2億3000万回)


9:キム・カーダシアン(ソーシャライト・2億3200万回)


8:シャキーラ(ラテンポップシンガーソングライター・2億3900万回)


7:ケイティ・ペリー(シンガーソングライター・2億6300万回)


6:ブリトニー・スピアーズ(歌手・2億7700万回)


5:ニッキー・ミナージュ(ラッパー・2億9600万回)


4:シェール(歌手・3億4000万回)


3:リアーナ(歌手・3億8400万回)


2:ジャスティン・ビーバー(歌手・4億9600万回)

※彼はもちろん男性ですが、ジョークとしてランキング入りしています。


1:レディー・ガガ(歌手・5億7800万回)


レディー・ガガがダントツの一位で、5億7800万回です。アメリカの人口を上回る、アクセスがあったんですね。ある意味驚きです。しかし、やはり、何らかの形で、SEO的なものはあるのだと思います。

それにしても、あの韓国のスターは誰もでていませんね。ということであれば、SEOばかりが順位の決め手ではないのかもしれません。個人的には、私の、好きな、ジャズシンカーのダイアナ・クラールが入っていないのが非常に残念でした。

今回アルゴリズムを変えたので、この順位来年はどうなるのか楽しみです。

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