2011年9月11日日曜日

東大のトイレに「食事禁止」の張り紙? やっぱり「便所飯」は本当なのか―【私の論評】飢えも経験せず、誤った個人主義に浸った若者に明日はない?!

東大のトイレに「食事禁止」の張り紙? やっぱり「便所飯」は本当なのか


   ひとりっきりで食事をしている姿を見られないように、人から離れてトイレの個室にこもって飲食するという「便所飯」。その真偽のほどが議論を呼んでいるが、インターネット上には「トイレで食事をしてはダメ」との張り紙を撮影したと見られる画像が出回っている。
   探してみると、東京大学がトイレでの食事を禁じた張り紙の画像まで見つかった。東大でも「便所飯問題」が起きているのか。

隣の個室に人が入った時点で食欲が完全喪失

東大生も「ひとりランチ」に悩んでいるのか。

   「便所飯」の話題は、今もたびたびネットをにぎわす。ネット掲示板では「便所飯がつらい」「高校時代に実際にやった」といったコメントが並ぶ。

   トイレで食事をしないように促す張り紙の画像まであった。そのひとつが東京大学名になっている。「トイレ個室内での以下のような行為を禁止します」としたうえで喫煙、落書きと並んで「食事」とある。偽造写真の可能性もあるが、仮に本物であれば東大までもが「便所飯」を問題視して「撲滅」に乗り出した、と考えられなくもない。

   だが東大広報課に聞いてみると、「そのような張り紙をしている、ということはありません」との回答だ。

   実際に東大に行ってみた。本郷キャンパスは9月に入って学生も徐々に戻ってきたようだ。広大なキャンパスには、歴史を感じさせる建物から新築でモダンな研究棟まで数多く点在している。そこで、いくつかの男性用トイレに手当たり次第入ってみた。建物自体が古くても、トイレは清潔さが保たれている。個室の中には、「きちんと流す」「次に使う人のためにきれいに使う」といった注意書きがあるが、「食事禁止」には触れていない。別のトイレでは「禁煙」「節水」と大きく書かれていたものの、ここでも飲食を禁じる張り紙はなかった。

   「食べてはいけない」ことはなさそうなので記者は、実際に「便所飯体験」をしてみた。個室の中で菓子パンの袋を開けたが、清潔とはいえそこはトイレ、薄暗いうえにイヤでも便器が目に入り、食欲がわく環境とは言い難い。少しだけパンをかじったところで、隣の個室に誰かが入った音がした。その時点で食べ続ける意欲が完全に失せ、わずか数分で中止した。「便所飯」は何ともいえずむなしいものだと実感した。

ツイッターに「ひとりで昼食はイヤだな」
   大学生でも特に入学したばかりの新入生は、新生活のなかで友人関係が築けるまで「誰と一緒に昼ご飯を食べようか」と悩むケースが多いようだ。横浜国立大学に通う藤塚紗良さんも、「入学時は誰も友人がおらず、キャンパスで昼食をとらずに済むように時間をずらして登校していました」と打ち明ける。

   藤塚さんは現在、「便所飯」問題を解決しようと、「ランチcom」というスマートフォンベースのSNSの運営に携わっている。藤塚さん自身はトイレで食事をしている人を目撃したことはないが、周囲から「ランチを一緒に食べる人がいなくてどうしよう」と悩む声を聞くそうだ。

   「ランチcom」ではひとりぼっち解消のため、ツイッターと連動して、相互フォローをしているユーザー同士で同じ大学に通っている人に「この人とランチしては」という「お勧めサービス」を提供する。ただし1対1で会うのには抵抗があるという学生向けに、「グループでランチ」という選択肢も加えて紹介の幅を広げている。「ツイッターを見るとよく『ひとりで昼食はイヤだな』という呟きが見られます」と藤塚さん。そのツイッターを活用して一緒にランチをとる相手を見つけてあげようというのがねらいだ。

   本当にトイレで食事をしている学生がどれほどいるかどうかは不明だが、少なくとも「ひとりランチはしたくない」と頭を抱える若者が少なくないことは確かなようだ。「友達づくり、友人関係の構築は本当に深刻な問題」と、藤塚さんは指摘する。

【私の論評】飢えも経験せず、誤った個人主義に浸った若者に明日はない?!


私が便所飯のことをはじめて知ったのは、東京都副知事の猪瀬さんのツイートでした。だから、その時に、ブログに便所飯のことを掲載しようと思いましたが、やめました。私自身は、いわゆる、便所食は、本当にごくわずかの人がやっている異常行動に過ぎないと思っています。とはいっても、日本には1億3千万人も人がいますから、異常行動をする人の実数も結構あるのかもしれません。しかし、極少数であることにはかわりないと思います。統計的にいえば、無視しうる人がこのような異常行動をしているのだと思います。

それが、なぜ、このように大きな話題になるかといえば、「犬が人を噛んでもニュースには、ならないが、人が犬を噛めばニュースになる」という類のことであり、マスコミなどが、さも社会現象ように報道しているだけだと思います。

何かの都合で、1~2度やってしまったという人もいるかもしれませんが、それにしても、そういう人も極わずかで、恒常的に実施している人はほとんどいないのでは、ないかと思います。何しろ、マスコミの報道は、このブログでも何回も掲載してきたように、偏向していることが多いですから、たとえば、マスコミの報道だけ見聞きしていると、何やら、最近凶悪犯罪も含めた犯罪が、だんだん増えて行っているような気になりますが、事実は、逆です、事実は、誰でも見ることができる、警察庁の統計資料をみればわかることですが、凶悪犯罪も含めて、全体では2004年意向減少しています。

ちなみに、その統計資料の最新のものから一部掲載します。
刑法犯の認知件数は、平成 14 年まで7年連続して戦後最多を記録していたが、平成 15 年は前年に比べ2.2%減少し、以後、平成 16 年は 8.1%、平成 17 年は 11.5%、平成 18 年は 9.6%、平成 19 年は 6.9%、平成 20 年は 4.8%、平成 21 年は 6.3%、平成 22 年は 6.9%と8年連続減少しており、平成 23 年上半期にあっても、前年同期に比べ5万 4,781 件(7.1%)減少している。 
特に、凶悪犯罪などが、増えているようでもなく、過去においても、極端に上下しているなどのこともなく、徐々に減りつつありというのが実体です。

では、なぜ、犯罪が増えているように感じたりするのかといえば、マスコミが、コンビニ強盗や、外国人犯罪が増えていることなどを報道し、全体では、どうなっているのかを報道しないからです。確かに、コンビニなどは、飽和状況にあるといいながら、毎年のように数が増えています。外国人の数だって、どんどん増えているわけですから、それにつれて、犯罪が起こる確率だって増えているわけですから、当たり前といえば、当たり前です。

「便所食」だって、それに近いものがあるのではないかと思います。なにせ、これは、多くの人々の関心を呼ぶようなことではあると思います。

猪瀬さんは、現在、ボットでつぶやいています。何やら、若者などの無責任なツイートが多くて、いちいち、答えるのも面倒ということのようです。猪瀬さんは、たびたび、便所食について、ツイートして時期があります。今から、かれこれ、1年くらい前でしょうか。あまり度々そのようなことをツイートしていることと、何かというと、「今の若いもんは」的な発言が多いので、少々辟易としたので、悪いとは思ったのですが、猪瀬さんに対して、「便所食は、ごく少数による異常行動にすぎないこと、それに、あまり、今の若者がどうのこうのという発言を繰り返すということは、猪瀬さん自体が年老いたということではありませんか?」という趣旨のメッセージを発信したことがありました。

それ以来、あまり、猪瀬さんのツイートは見ていませんでしたが、ひよっとして、あのメッセージで、気を悪くし、フォローを打ち切られているのではないかと思い、確認してみたところ、今でも、フォローはされていることが確認できました。

それにしても、一人飯がいやだから、便所食という心理はほとんど理解しがたいです。私は、大学にいたときには、一人飯などしばしばありました。なにせ、理系で、生物系だったものですから、実験その他は、生き物が相手ですから、一度実験などしはじめたら、いつ終わるかもわからない場合もあるので、昼飯時間がずれることなどよくありました。それに、まわりは、まわりで、他の実験をやっているので、時間もあわず、昼飯を3時頃に一人でとっているなどのことはしよっちゅうありました。

それに、中には、昼飯時には、大勢の学生で食堂がメチャクチャ混むので、それがいやで、わざと時間をずらして、2時頃に食事をとるようにしていた人もいました。そういう人は、大抵、ひとりメシでした。

第一、大学の食堂など、そのような人もたくさんいるし、教官もいれば、外からも大勢人がくるし、私だって、少し前までは、学生のリクルートをしていたことがあったので、いろいろな大学の学食で一人飯を食べたこともあります。そうしたほうが、外に出るよりもはるかに効率的でした。特に、総合大学はそうです。東大に限らず、筑波や北海道大学などのキャンパスの敷地の広いところは特にそうです。学生が一人で飯を食っていたからといって、珍しくもなんともない風景であり、だれも、気にもとめないことだし、そんなことを気にしてわざわざ、便所飯なんてのは、全く理解ができないことです。


上の写真は、東大の学食の様子です。しかし、このような座敷がついているような学食は、全国的にも非常に珍しいです。それに、東大でも、ほんのごく一部です。もともと、学食は、家族とか同僚とか、何人かのグループで食べることなど想定されていません。

  
上は、法政大学の学食(カフェテリア)ですが、複数のテーブルがくっついていて、テーブル一卓を独立させて、その一卓が家族用とか、グループ用というように独立させるなどという意図はありません。そりゃそうですね、本当に混んで来たら、相席でも食べますから、このように設置してあるわけです。ということは、混んでいるときには、一人飯をかなりやりやすい状況になっているともいえます。それに、上の写真で、一人飯の人もいますね。この光景学食ではありふれた光景です。それに、それに総合大学ともなれば、学生総数は、1万を超えるところも珍しくもありません。そうなれば、こういう食堂に行っても、ほとんど知らない人ばかりというのが、ほとんどです。そんなところで、一人飯をして恥ずかしいなんていうのは、病的といわざるをえません。


上は、北海道大学の中央食堂です。地方に行っても、総合大学であれば、似たようなものです。昼ごはんどきになれば、このような長い行列があるのが普通です。こんな、行列ができているくらいですから、ゆっくりご飯を食べて、その後も長く、談笑しているなんてこともできません。食べたら、原則、すぐに席をたつというのが普通です。こんなに混んでいるところで、相席をするのは、当たり前で、一応、「ここいいですか」くらいの、確認はしますが、確認を得たら、相席で、見ず知らずの人と一緒に食事をするというのは、ごく普通の光景です。

便所食など、人数の少ない高校だとか、人数の少ない、単科大学なら、そんなことがあるのかもしれませんが、東大などの総合大学などでは、ほとんど考えられません。それに、どうしても、ひとりメシを学食で食べたくなければ、パンでも買ってきて、どこかで、食べればそれですむことだと思います。事実、食堂の混雑をきらってそうする人も大勢います。広いキャンパスなら、芝生や、ベンチくらいあります。学生や、院生の控え室などもありますし、便所食などするくらいなら、そのほうがよほどましだと思います。だから、東大便所飯は、フィクションだと思います。それこそ、厨ニ病にでもかかっている子供が、想像たくましく、抱いた妄想だと思います。

それに、上の記事を書いた人、かなり東大コンプレックスがあると思います。東大だからって、たまたま、高校時代のお勉強頭がすぐれていただけであって、実際には普通の若者です。こういっちゃ何ですが、毎年、3000人以上も、卒業するわけですから、上のほうは、優秀だとは思いますが、下の方の2割はただの馬鹿です。

何か、偉そうなことを言っているように思われるかもしれませんが、これも真実です。ドラッカーは本当に、優秀な技術者を一人得たいと思うなら、少なくとも優秀と定評のある6人を雇えと提言しています。一人だけの優秀な技術者を雇えば、実際に仕事をさせれば、大抵は凡庸な仕事になってしまいます。しかし、優秀で定評のある人6人を雇えば少なくとも、一人は、際立った仕事をします。あとの何人かは、一人よりは際立ちませんが、それなりに優れた仕事をします。残りは、凡庸な仕事しかしません。これが真実です。これは、どんな組織にもあてはまることです。有名大企業で入るのが難しいところでも、なぜか下の20%はできが悪いです。入るのが簡単な、中小企業でも、なぜか、上の数パーセントは優秀だったりします。東大卒業者だって、例外ではありません。

大学院はどうかといえば、無論、優秀なところもありますが、これもわけのわからないものも増えてきて、東大大学院だからといって、必ずしも、優秀とはいえません。最近では、学歴ロンダリングにつかわてしまったりしています。今なら、全く人気のない、マル経の大学院なら、行けば歓待されると思います。東京大学にまともに受験して入るよりもはるかに簡単にはいれます。東大のネームバリューだけ欲しい人は、こういう選択肢もあると思います。しかし、実力がつくかどうかは、また別次元の問題です。

それにしても、日本はどうしてこんな、大学による学歴偏重など起こってしまったのでしょう。アメリカなら、ハーバード大学を卒業したからといって、特に高学歴にはみなされません。無論ハーバードの大学院にいけば、高学歴ということになりますが、大学は、大学であって、いくら有名大学を卒業したからといって、高学歴とはみなされません。これが、本来の学歴偏重社会と言うものだと思います。

それに、現役の東京大学の学生も昔と比較すれば、相当レベルが落ちています。「ゆとりの教育」と東大は無縁かと思っていましたが、私は、数年前に、何と、「ファラデーの法則」を知らない現役の、工学部の学生がいることを知って驚いたことがあります。なんでも、受験のとき物理が選択科目だったので、物理を高校の時に履修しなかったので知らないというのです。これには、本当に驚いてしまいました。

そんなわけで、少し話しがずれてしまいましたが、上の記事では、便所飯は、東大にはなかったということです。そうでしょうね。

ただし、便所飯をする人、これは異常だと思います。精神に異常をきたしている人もいるかもしれません、そうでなくても、そのようなことをする人は、精神的にかなりプレッシャーを受けている可能性も高いと思います。こんな人は、飢えも経験したことがなく、戦後の誤った個人主義教育により、個性豊になりすぎたというより、わがままになったのだと思います。完璧な自意識過剰です。学食なんかで、一人飯しているの、当たり前で、普通ですから、数人集まって、食べているほうが余程異常だと思います。そういう機会は、飲み会などで持てば良いことであり、学食をその舞台にする必要性など全くありません。いや、昼ごはん時なら、混雑してそもそも、そんなことできないと思います。

いずれにしても、便所食は、異常です。これは、社会現象になるほど実数は多くはならないと思いますから、そういう方は是非、ご自分で、病院にいって、診てもらうべきと思います。これは、自分では、そのようなことをしていないのに、あたかも、自分も便所飯をしたことがあるかのように語る人も同じ事だと思います。

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