2011年9月1日木曜日

Twitterのフォロワー同士なら電話番号なしで通話できるiPhoneアプリ「OnSay」登場―【私の論評】SNSでは、通話できるのが当たり前となり、それを前提とした社会になる!!

Twitterのフォロワー同士なら電話番号なしで通話できるiPhoneアプリ「OnSay」登場

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Twitterのフォロワー同士であれば電話番号なしで無料通話できるiPhoneアプリ「OnSay(おんせい)」がリリースされた。

「OnSay」は、Twitterの友達に電話番号を知らなくても電話して通話ができるiPhoneアプリ。電話代もかからず、アプリのダウンロードも無料だ。Twitterではよく会話しているけど、実は電話番号を知らない人と通話したい場合や、災害時など一般電話回線が通じない場合の備えとして、Twitter経由で家族や親友などと通話で無事を確認出来るようにしたいといった場合に活用できるアプリだ。

アプリをダウンロードしたらTwitterアカウントでそのままログイン。Twitterの相互フォローユーザー同士で、OnSayをインストールしている「友だち」が表示されるので、その人には通話ができる。Twitterの相互フォローユーザー同士で、OnSayをまだインストールしていない「友だち」も表示され、OnSayに招待することも可能だ。iPhoneおよびiPod touchでiOS4.0以降が必要。


【私の論評】SNSでは、通話できるのが当たり前となり、それを前提とした社会になる!!

さて、このtwitterのサービス、なかなか面白そうですが、他のSNSでは、すでに通話サービスが始まっていました。以下にその内容を掲載しておきます。

■Facebookでも使えるようになったSkypeビデオ通話の裏話
skypeで話ができるようになったFacebook

Facebookとスカイプは先日、Facebookから直接相手の顔を見て通話ができる、Skypeのビデオ通話を発表しました。実現するにあたり、様々な分野でFacebookと緊密に協力したこの製品を発表でき、大変嬉しく思います。ユーザーの皆様には、その使いやすさとシンプルさを気に入っていただけると思います。Skypeのビデオ通話が持つ品質と規模が、Facebookのソーシャル体験と統合し、パワフルな組み合わせを生み出しました。 
SkypeとFacebookがどのようにして統合したのか。今後規模を拡大するのか。Skypeのクライアントを使うのか。世界中のテクノロジー愛好家は、どうやって我々がこれを実現できたか、間違いなく関心が高いところと思います。 
ユーザーはまず、Facebook上でこの機能を体験することになります。プロフィールページを見たりチャットをしたりしている間に、ユーザーはビデオ通話ができるボタンを見つけるでしょう。ボタンはFacebookウェブページの一部として現れます。ユーザーが「電話する」ボタンをクリックするとそのページはスカイプビデオ通話ソフトウェアの有無を確認します。このソフトウェアは、Facebook専用に開発したビデオ通話を実現するプラグインです。Skypeプラグインを初めて使う場合には、ユーザーはそれをインストールするよう促されます。 Facebookのサーバーは我々が開発した独自REST APIを通じて、Skypeテクノロジーとのインタラクションを開始します。このAPIでFacebookは自動的に匿名の発信者(あるいは、着信者)向けSkypeアカウントを作ります。REST APIにより、Facebookサーバーはユーザーがその匿名アカウントを使ってSkypeにログインできる資格を取得することができます。 
このプラグインは、本質的にはSkypeクライアントのミニチュア版です。Facebookには不要な大部分のユーザーインターフェースや機能(例、Skypeインスタントメッセージ)を削除することで、Skypeクライアントを最適化しました。プラグインは実際には2つの部分で成り立っています。ひとつは独立したミニチュアSkypeクライアントであるランタイムで、もうひとつは実際のブラウザプラグインです。ランタイムはRPCメカニズムを通じてシンプルなAPIを提供し、ブラウザプラグインはFacebookにアクセスするJava ScriptのAPIを提供します。ユーザーインターフェースは縮小化され、簡素化されていますが、ランタイムは本質的にSkypeと変わりありません。P2P(ピアツーピア)技術、ファイアーウォールとNATトラバーサルプロトコル、映像および音声コーデック、メディアプロセスエンジンなどSkypeの素晴らしい要素すべてがランタイムに入っています。 
プラグインがダウンロードされインストールされると、発信者は(ユーザーには見えない自動プロセスで)匿名でログインし、Facebookのサーバーインフラを通してハンドシェークが確立します。すると、「着信者」に対して発信者が通話を望んでいるということが通知されます。ここでFacebookのインフラを利用することにより、着信者のコンピューターにプラグインがインストールされる前に通話を開始することが可能になります。 この組み合わせが本機能を拡散する性質をもたせ、人々の間にあるコミュニケーションの障壁を取り除きます。 
皆さんがユーザーインターフェースで見る映像はSkypeランタイムによるものです。つまり、これは通常のSkypeビデオ通話がFacebook内で起動され、ユーザーインターフェースが簡素化されただけなので、同等のビデオ品質を実現できます。 
この機能実現におけるスカイプ側の課題のひとつは規模の問題でした。その解決のため、スカイプはP2P技術を活用しましたが、ソリューションのいくつかの部分はサーバーインフラに依存していました。それに対応するため、スカイプではサーバーを相当数増やし、すべてのデータセンターで帯域を増設しました。実際の音声及びビデオトラフィックはスカイプのグローバルP2Pネットワークを活用し、高価なサーバーを数多くそろえることなく高品質を実現します。スカイプとFacebookは慎重に負荷と品質を監視しながら、これから1~2週間のうちにこの新機能を導入していきます。 これからみなさんもFacebookでビデオ通話のボタンを目にすることになるでしょう。 もしそのボタンを見つけたら、ぜひクリックしてみてください。Facebook上の誰とでもビデオ通話ができます。 これは画期的な技術です。高い品質、P2P技術、規模といった、Skypeを素晴らしいものにしているすべての要素をウェブ上の世界一のソーシャルサイトと組み合わせ、完全にシームレスな形で実現しました。 
皆さんもぜひこの機能をお楽しみください!
■Google+のHangouts


「Hangouts」は、他のソーシャルネットワークにも、チャットサービスにもない素敵な機能。Hangoutsボタンで、「いまヒマ。チャットでもどう?」といったステータスを共有すると、同じステータスの友人が画面に現れ、「join(参加)」ボタンで応じた友人とビデオチャットできます。SkypeやiChatにもビデオチャット機能はありますが、他のユーザがオンライン状態かどうかしかわからないので、他愛もないことを話しかけていいのかどうか、ちょっと躊躇しますね。その点、Hangoutsを使えば、お互い気兼ねすることなく気軽におしゃべりできるというわけです。
 さて、Facebookでは、後から追加された通話機能ですが、Google+では、最初からついています。Google+は、まだブロジェクトという扱いで、全世界に対してサービスがなされている状況ではありませんが、本格稼働した場合は、この機能は当然搭載されていることでしょう。

なお、Googleでは、Gmailからも、チャットもできますが、電話をかけられるようになっています。日本では、まだ、固定電話だけですが、アメリカやカナダでは、携帯電話にもかけられます。こうなってくると、もう、SNSには、通話機能は当然の機能というか、いずれ必要不可欠ということになると思います。

私自身は、こうした、インターネットによる通話機能は、どうしたら普及するのかと、考えたことがありますが、もう、、その答えはでています。そうです、やはり、SNSに付随したものとすれば、多いに普及すると思います。skypeなど、便利で良いのですが、どうしても、skypeを利用している者同士という制約がありました。これって、意外と障壁が大きかったと思います。

しかし、今後は、SNSに登録している人であれば、誰とでも通話ができるということになれば、使う人がかなり増えると思います。最初は使わない人でも、いずれ使うようになると思います。

そうして、電話とは異なり、新たな使い方ができるようになると思います。無論、今まで通りの単なるおしゃべりも用いることができますが、ビジネスユースなどにも十分耐えられるような使い方ができると思います。

たとえば、ビジネス上で何か企画を立案するにしても、最近では、自社の人とだけコミュニケーションを図れば良いなどということは少ないです。そんなときに、SNSとそれに付随する通話機能などかなり役に立ちそうです。それに、無論、さらに突っ込んだ、マーケティングなども可能になると思います。メールや電話のやり取りだけではわからなかった、顧客のニーズとか、さらに探りやすくなると思います。

企画の最初の段階では、文書や、画像、動画、音声などでやりとりをしていて、煮詰まってきたときなどは、直接話をするなどのことが考えられます。ビジネスでも、何でも、やはり、最終的にには、フェイース・トゥ・フェースが重要だと言われます。やはり、本気度合とか、熱意などの気持ちは、ドキュメントだけではなかなか伝わりません。

また、音楽などのアートの世界でも便利でしょう、世界中に散らばるアーチストが、一つの曲をつくるために、ファイルなど互いに送り、さらには、誰かが、これをリミックスしているような状況を想定してください。全体を統合するコーディネーターが、個々のアーチストや、全部のアーチストに対して、いろいろと注文を付けたい場合、SNSと通話機能があれば、これほど心強いことはないと思います。

学問の世界だって同じですね。特に、学際的な研究を大勢の学者で実施しているときなど、かなり便利だと思います。メールな、サイトだけではできなかった様々なことが可能になり、新たな発想、新たなイノベーションがおこる可能性が飛躍的に高まると思います。

教育などでも、従来は考えられなかっほどの威力を発揮しそうです。従来だと、一つの教室に、大勢が一度に集まって、講義を受けたりとか、質問をしたりというのが、教授はビデオで、講義を送信し、その場で質問を受けつつ、その後に、多人数でディスカッションをしたり、学生同士が話をしたり、質問も、個々人が発信して、個々に答えるとか、大抵のことは、FQAなどで対処できるようにしていおいて、ユニークなものについて、徹底的に突っ込んだ議論や話し合いができるようになれば、素晴らしいと思います。語学学習にも、世界中の教師が、SNSと通話の両方だ対処するということになれば、かなり効果をあげられそうです。通話だけでは、対処できないユーザーの要求にかなりきめ細かく応えられそうです。

これを考えると、これからのSNSでは、動画や画像だけではなく、通話も必要不可欠になると思います。だからこそ、twitterも、今回通話機能を付加したのだと思います。そのうち、SNSに加入さえしていれば、電話など必要なくなるかもしれません。複数の、SNSの複数の通話機能を手にしたユーザーはもう過去の電話なるガジェットを必要としなくなるかもしれません。

私は、最近は、私用では、滅多にかけなくなりました。私は、iPhoneを持っていますが、その他に、wifiルーターのURoad-8000を持っていますから、相手側が、Googleや、Skiypeなど用いていれば、連絡は、メールや通話でも、ソフトバンクの3G回線は使いません。ほとんどが、wifi.ルーターを用いて、行ないます。そのため、本当にいわゆる携帯電話としての、iPhoneを使うことは滅多になくなりました。使うとすれば、スマートフォンはもとより、パソコンなどもあまり使わない特殊な人との連絡のみです。今後ますます、電話は使わなくなると思います。

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2 件のコメント:

哲 さんのコメント...

これから(も)台湾が成長していくような気がします。

若い台湾人の半分は、中国語、台湾語、英語が話せます。1割位はここに日本語が話せるんですよ。

今でもskypeで全世界の人々と話してます。

英語学習は意思疎通出来るのが最初だと思います。

今日のような話題を読むと、
チョイ、、辛いです、

山田 豊 さんのコメント...

哲様 込めんと有難うございます。台湾では、若い人たちの日本語学習熱も高まっているようですから、これから、楽しみだと思います。
それから、例の郵送物届きました、有難うございます。

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