まとめ
- ロシアのプーチン大統領は、中国の習近平国家主席と会談し、ガザ地区の病院での爆発を非難し、停戦仲介に前向きな姿勢を示した。
- 習主席は長期的なロシアとの友好を強調し、アメリカとの対立に対処する連携を呼びかけた。
- 習主席はロシアの国家主権と安全を支持し、ウクライナ侵攻で孤立するロシアを支える姿勢を示した。
- プーチン大統領は中東情勢についても話し合ったことを明らかにした。
- プーチン大統領はガザの病院爆発を非難し、国際社会への復帰を目指す狙いがあると考えられる。
ロシアのプーチン大統領は、中国の習近平国家主席との会談で、パレスチナ自治区ガザ地区の病院での爆発を「恐ろしい出来事」とし、停戦仲介に前向きな姿勢を示しました。習主席はロシアとの友好を強調し、長期化が予想されるアメリカとの対立に備え連携を呼びかけました。
また、ロシアの国家主権や安全、発展を支持し、ウクライナ侵攻で孤立するロシアに寄り添う姿勢を表明しました。プーチン大統領は会談後の記者会見で、ガザ地区の病院での爆発を強く非難し、被害が紛争の早期終結につながることを願ったと述べました。彼は国際的な復帰を目指し、仲介姿勢をアピールする意図があると考えられます。
また、ロシアの国家主権や安全、発展を支持し、ウクライナ侵攻で孤立するロシアに寄り添う姿勢を表明しました。プーチン大統領は会談後の記者会見で、ガザ地区の病院での爆発を強く非難し、被害が紛争の早期終結につながることを願ったと述べました。彼は国際的な復帰を目指し、仲介姿勢をアピールする意図があると考えられます。
これは、元記事の要約です。詳細を知りたい方は、元記事を御覧ください。
【私の論評】プーチンと習近平のダブルスタンダードの偽善を露呈した会談(゚д゚)!
まとめ
- プーチンは自国がウクライナ侵攻により多数の医療施設破壊しておきながら、一方でイスラエルの病院攻撃を批判するのはダブルスタンダードである。
- ロシア軍によるウクライナ侵攻によって、1,100の医療施設が損害を受け、そのうち144が完全に破壊された。これにより、ウクライナの医療システムが大きな打撃を受けている。
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ウクライナの医療機関への攻撃を「戦争犯罪」と非難している。
- プーチンと習近平が、自国の行動を正当化し、他国を非難する態度は偽善的であり、信用できない。
- プーチンと習近平の行動に対し、世界の自由な国々は団結し、侵略と人権侵害に立ち向かう必要がある。
プーチンの発言は、全くもって酷いものです。ロシア軍は、ウクライナの医療機関を意図的に破壊しているのは、多くの人が知るところです。にもかかわらず、イスラエルの病院攻撃を批判するのですから、全く手前勝手としかいいようがありません。これは、明らかなダブルスタンダードです。
最近イスラエルを訪問したバイデン米大統領はイスラエルのネタニヤフ首相との会談の中で、パレスチナ自治区ガザの病院への爆撃について「イスラエル軍によるものではなさそうだ」と述べました。この真偽はまだ明らかではありませんが、世界的にも有数の情報機関を持つ米大統領の発言ですから、全く根拠のないものとは言えないと思います。
にもかかわらず、自分の所業はおいておいて、イスラエルの病院攻撃を規制事実のように批判するプーチンは、異常としかいいようがありません。
2023年10月11日現在、ロシア軍によるウクライナ侵攻により、ウクライナの医療機関のうち、1,100の医療施設に損害を与え、そのうち144の施設は完全に破壊されました。
この被害は、ウクライナの医療システムに大きな打撃を与えています。多くの医療施設が使用不能となり、患者の治療が困難になっています。また、医療従事者の多くが死亡または負傷し、医療体制の維持が困難になっています。
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ロシアのウクライナ国内の病院への攻撃は、凄まじいものです。
2023年10月11日現在、ロシア軍によるウクライナ侵攻により、ウクライナの医療機関のうち、1,100の医療施設に損害を与え、そのうち144の施設は完全に破壊されました。
この被害は、ウクライナの医療システムに大きな打撃を与えています。多くの医療施設が使用不能となり、患者の治療が困難になっています。また、医療従事者の多くが死亡または負傷し、医療体制の維持が困難になっています。
以下に出典をあげます。
これらの報告書によると、ロシア軍によるウクライナ侵攻により、2023年10月11日現在、ウクライナの医療機関のうち、1,100の医療施設に損害を与え、そのうち144の施設は完全に破壊されました。
国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ウクライナの医療機関への攻撃は「戦争犯罪」に当たると非難しています。
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ウクライナの医療機関への攻撃は「戦争犯罪」に当たると非難しています。国連人道問題調整事務所(OCHA)による「ウクライナの人道状況報告書」(2023年10月11日)
- 世界保健機関(WHO)による「ウクライナの医療施設への1000回の攻撃に関する報告書」(2022年4月7日)
- ウクライナ保健省による「恐ろしいマイルストーン: ロシアの全面侵攻以来、ウクライナで1000件を超える医療攻撃」(2023年8月10日)
マリウポリの病院へ投下された爆弾跡 病院の建物は跡形もない |
国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ウクライナの医療機関への攻撃は「戦争犯罪」に当たると非難しています。
これは、もはや誤爆などの間違えだけではなく、意図して意識して医療機関を攻撃しているとしか思えません。
このような発言をするプーチンはもはや常軌を逸しており、このような発言を許容する習近平も、信用に値しないと思います。
ウラジーミル・プーチンと習近平は瓜二つであり、彼らの偽善とダブルスタンダードは際限がありません。プーチンがイスラエルのガザでの行動を非難する一方で、自国の軍隊がウクライナの病院や民間人を意図的に標的にしているのは、堕落の極みです。
ダブルスタンダードに悩まされる世界 AI生成画像 |
ロシアによるウクライナの病院への攻撃は、非良心的な戦争犯罪です。プーチンは無数の罪のない人々の血を手にしています。彼がイスラエルを非難するのは、自らの悪行から目をそらそうとする哀れな試みとしかいいようがありません。
習近平がプーチンの嘘を容認していることは、習近平がそれ以下であることを示しています。これらの二人暴君は信用できません。世界の自由な国々は、このような無謀な侵略と人権侵害に対して団結しなければならないです。
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