2023年10月24日火曜日

日本保守党が政界に与える影響 安倍氏暗殺で自民を離れた岩盤保守層の獲得へ 衆院選であえて「茨の道」進むのか―【私の論評】保守の復権、日本保守党の台頭(゚д゚)!

日本保守党が政界に与える影響 安倍氏暗殺で自民を離れた岩盤保守層の獲得へ 衆院選であえて「茨の道」進むのか
まとめ
日本保守党は、国会で議席を取るかどうかは戦略次第だが、参院選では比例で複数議席を獲得できる勢力であり、岩盤保守層の支持を集められる可能性がある。


 作家の百田尚樹氏とジャーナリストの有本香氏によって立ち上げられた日本保守党は、現時点で、日本保守党の党員数は5万人を超えており、党費は年間6000円で、これは自民党よりも2000円高いにもかかわらず、多くの支持を得ている。

 百田氏が保守政党を立ち上げると宣言した際、一部ではその実現に疑念があったが、彼は約束を守った。今後の国会での議席獲得には戦略が求められるが、地方首長選挙での候補者の当選を目指すことが最も容易な方法とされている。

 また、参議院選挙では比例代表での議席獲得が可能であり、衆議院選挙が最も難しいとされている。日本保守党の具体的な戦略は不明だが、困難な道を選ぶ可能性もありえる。

 日本保守党の重要政策には、国体や伝統文化の保護、安全保障、減税と国民負担率の軽減、外交、議員の家業化の停止、移民政策の是正、エネルギーと産業政策、教育と福祉がある。

 日本保守党の動きは日本だけでなく、他国でも関心が寄せられている。自民党は保守政党とされいるが、実際には右から左まで幅広い層の議員から構成されている。したがって、岩盤保守層の支持を得る可能性がある。

 最終的には、日本保守党の台頭によって政界に大きな影響があるかもしれない。

この記事は、元記事の要約です。詳細を知りたい方は、元記事をご覧になって下さい。

【私の論評】保守の復権、日本保守党の台頭(゚д゚)!

まとめ
  • 日本保守党の台頭は、日本の政治に大きな影響を与える可能性がある。
  • 保守票を分裂させ、自民党を弱体化させる可能性がある。
  • 自民党をさらに右傾化させる可能性がある。
  • より政治的多元主義を導入する可能性がある。
  • 保守的な政策や価値観が強化される可能性がある。
日本の保守党の台頭は、いくつかの点で日本の政治に大きな影響を与える可能性があります。

第一に保守票を分裂させ、自民党を弱体化させる可能性があります。日本保守党が従来の自民党の有権者や選挙区からかなりの支持基盤を得ることができれば、保守/ナショナリストの票が分裂し、野党がより大きな力と影響力を得ることができるようになるかもしれないです。これは、過去数十年にわたる自民党の日本政治に対する支配力を弱体化させる可能性があります。

日本保守党は、自民党や維新に次ぐ第3の勢力となる可能性を秘めています。日本保守党が一定数の議席を獲得した場合、自民党の政権基盤が揺らぐ可能性があります。


第二に、安倍元総理が亡くなった後、タガが外れたように左傾化する自民党を右傾化させる可能性があります。日本保守党に多くの有権者や党員を奪われるのを防ぐため、自民党は政策綱領に合わせ、よりナショナリスト的、ポピュリスト的、社会的に保守的な立場を採用する可能性があります。この場合、自民党は新党の支持層を取り込むために右傾化する可能性があります。


第三に、より政治的多元主義を導入する可能性があります。日本保守党は、自民党や維新とは異なる政策を掲げています。日本保守党が一定の影響力を獲得した場合、日本の政界に新たな選択肢が提供される可能性があります。

日本保守党の出現は、自民党の支配に代わるより現実的な政治的選択肢を導入するのに役立つ可能性があります。たとえ少数政党にとどまるとしても、その存在は、日本政治が検討すべき政策論争や代替的なビジョンをより多く生み出す可能性があります。政治的選択肢が増えることは、しばしば好ましいことです。

第四に、保守的な政策や価値観が強化される可能性があります。日本保守党が、自民党との同盟を通じて、あるいは国会で議席を獲得することによって、実権と影響力を得ることができれば、政策課題の重要な部分を推進することができるかもしれないです。

移民制度改革、防衛力強化、教育改革、減税などがより目立つようになるかもしれないです。保守的な社会的価値観も強化されるかもしれないです。

政治的に不安定になる可能性も否定できません。保守系新党の台頭も、自民党に本気で対抗することはできても、単独で効果的な政治を行えるほどの力を得られない場合、政治的不安定性をもたらす可能性があります。

国会がより分裂し、安定した連立政権の樹立や重要法案の通過が困難になるかもしれないです。

まとめると、日本における保守系新党の台頭は一定のプラス効果をもたらす可能性がある一方で、その成長がうまく管理されなければ、政治的分裂や不安定性、政策の行き詰まりのリスクもあります。

しかし、日本における保守主義のより強く、より原則的な発言力は、利益をもたらすことになるのは間違いありません。その影響は、日本保守党が最終的にどれだけの影響力と権力を獲得できるかにかかっています。

そうして、それは河村たかし・名古屋市長が、日本保守党の共同代表に就任したことによって強化される可能性が高まりました。河村市長は、これまで減税日本を率いて独自路線を歩んできましたが、日本保守党との「特別友党関係」を結ぶことで、国政進出を狙います。

河村名古屋市長 中央

河村市長は、日本保守党の結党記者会見にサプライズで登場し、共同代表就任を表明しました。河村市長は、日本保守党の政策が減税日本と一致していることを理由に、共同代表就任を決めたと説明しました。

河村市長は、衆院選愛知5区への出馬を表明しており、日本保守党の候補者を擁立して、自民党の神田憲次氏や維新の岬まき氏を破り、国政に進出する意欲を見せています。

河村市長は、独特の政治手法で知られる「河村流」を駆使して、国政で存在感を発揮することになるでしょう。

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