2007年11月12日月曜日

外食のマナー(食事そのもの・中華)-上手にメニューを選んで美味しくいただきましょう!


上は、中国の正月料理を説明する動画。

上手なメニューの選び方-中華 食事そのもの 中華料理は、大皿に盛って出され、大勢がそこから自分の皿に取り分けて食べるため、一番小さい皿でも2人前以上です。分量的には、小盆を3~4人前、中盆を5~6人前と考えて良いでしょう。中国といっても広いですから、各地の料理の概要を知った上で注文することも重要です。 

北京料理には川魚の料理はありますが、海産物のものはありませんが、羊肉や鴨肉の料理、小麦粉を使った料理が豊富です。上海料理は魚介類を使った料理が豊富です。味は淡白で、上品な醤油味が基本です。広東料理は、素材を活かし、あっさりとした料理が主流です。味付けは、香港が西洋文化の窓口だったことから、ケチャップやマヨネーズ、各種スパイスなど本来中国にない調味料を使っている料理が多いことも特徴です。また、四川料理は酸味と唐辛子の辛味が強いのが特徴です。 

中華料理は「五味、五色、五法」から成り立っていて、「五味」は、甘い、酸っぱい、辛い、しょっぱい、「五色」は、赤、青、黄、黒、白の5色の色、五法は調理法で焼く、蒸す、揚げる、煮る、生の5つです。これらを上手く取り合わせたメニューを選ぶことが大切です。

料理のいただき方-「乾杯」は普通最初に一回行われるだけですが、中国では料理と料理の間にホストが「では乾杯をしましょう」と呼びかけ、みんなで乾杯をします。飲み干した後グラスを少し傾けて底を見せるようにします、お酒を飲めない人でもグラスに口をつけるのがエチケットです。 

中華では大皿に盛られた料理を個々人の小皿に取り分けます。小皿を大皿に近づけてサーバーのスプーンを左手に、フォークを右手に持ち、スプーンを手前にしてフォークとともに具を上下で挟んで取り分けます。サーバーを戻す時は、裏返してフォークを下に、上にスプーンを重ね、頭の部分をお皿の縁に掛け、次の人が取りやすいようにしておきます。 

スープをよそう時には、小さなスープボールを大きなスープボールより少し下げて縁につけて、レードルに8分目程度を目安によそいます。麺類が入っているときは、麺だけを先に取り分け次に箸で具をレードルにのせます。そして具の入ったレードルでスープをすくって取り分けます。 取り皿は、どんどん替えます。味が違うものを同じお皿にのせないように気を付けましょう。

2007年11月11日日曜日

地球は危なくない、人類が危ないのだ!-中国映画「最後のきこりたち」がわれわれに突きつけるものとは何か!!

下は、アメブロニュースに掲載されていた記事をそのまま掲載しました。掲載の後に最近の環境問題のマスコミでの論調や、映画などの根本的な間違いを指摘してあります。是非ご覧下さい。

脱・ぬるい環境ドキュメント。今しか見られぬ真の漢

 毎年、アジアの才能あふれる若手映像作家を紹介している映画祭・東京フィルメックス。第8回目となる今回は、11月 17日(土)~25日(日)、有楽町朝日ホールほかにて開催。カンヌ映画祭60周年記念オムニバスをはじめ、世界で注目されている作品をいち早く届けてく れる。

 そんなフィルメックスのコンペティション部門に出品される中国の『最後の木こりたち』11/24 10:20開始の上映に、20組40名様を特別ご招待!

 監督のユー・グァンイーが、中国・黒龍江省の極寒の山奥で、昔ながらの方法で森林伐採を生業としている木こりたちに潜入。その一冬をとらえたガチンコのドキュメンタリーだ。過酷な冬の山で生活する実態に鋭く迫っているだけでなく、それを映し出す映像センスが絶品。

 美しい地球や環境保護を訴えるネイチャー・ドキュメンタリーのブームにはあたかも逆行するかのような狩猟採集系映画をぜひチェック。未配給なので、ここでしか見られないかもしれない。



【プレゼント詳細】
・東京フィルメックス コンペティション上映「最後の木こりたち」(07/中国/監督:ユー・グァンイー)
・11月24日(土)10:00開場、10:20開映(上映時間:90分 ※上映後、監督によるQ&Aあり)
・有楽町朝日ホールにて
【応募方法】
・ハガキに住所、氏名、年齢を記載の上、〒107-0052 港区赤坂5-5-11赤坂通り50番ビル3F 東京フィルメックス 招待券アメニュー係まで
・締切:11月14日(水)必着
・お問い合わせ:東京フィルメックス TEL03-3560-6394
・作品詳細やその他の情報は公式サイト www.filmex.net にて


巷で大人気の「不都合な真実」は、イギリスでは明らかな間違いがあるので、教育用として用いるのは違法であるとの判決がでているそうです。この映画は、環境問題を多く の人に認識していただくという点では評価できますが、この映画を含めて最近の環境映画に少し生ぬるすぎます。環境問題の肝心要の根本を忘れています。だからこそ、違法判決がでたのではないかと思います。

最近の環境問題などのマスコミの論調や、ドキュメンタリー映画は環境破壊というと、すべてが人間が引き起こしてきていて自然はその対極にあるという間違った認識を鼓舞しています。しかし、環境破壊は人間が出現するずっと前から存在して いました。地球寒冷化によって恐竜は滅んだし、大昔から、火山の噴火で生態系は何度となく壊されてきました。環境に淘汰され死滅した動物は数知れずです。 ある動物が増えすぎて、餌をとりすぎて、不毛の地になってしまったということも数多くあったはずです。森林の中では、大きな木が光をさえぎって、下の植物を枯らすという環境破壊を起しています。山火事で幾度となく、森林は崩壊しています。それどころか、大隕石が地球に落下して、ほとんどの 生命が死に絶えたこともありました。

全くの手付かずの自然は優しいどころか、荒々しく弱肉強食の世界であり、人間も含めて弱いものは強いものの餌食となるしかなかったはすです。有史以前の人間は、何度となく飢饉に見舞われ、多くの人間が失われたはずです。そんな中に、 人類の叡智の結晶である文明がおこり、人間の住みやすい環境ができたのです。文明が発祥したからこそ、人類の発展があったのです。こうした観点からもう一 度、環境問題を真摯に見直す必要があると思います。

環境問題は、こうした文明と、自然環境との共存を基本とした、継続可能な社会を作ることを前提としなけ ればなりません。人間の歴史など短く、地球の歴史を2時間とすると、人間の出現は最後の5分にすぎません。地球が危ないなどという言葉はナンセンスです。 地球が危ないのではなく、人類が危ないのです。人類が死に絶えた後でも、地球は生きながらえ、何事もなかったかのように全く新しい種を育んでいくことで しょう。

「最後のきこりたち」はこうした、あらぶる自然を私達に思い出させてくれる貴重な映画だと思います。

以下は、過去にこのブログに掲載したもので、人気のあるもののURLを掲載しました。是非ご覧になってください。

【2】いわゆる「MOTTAINAI」の観点から、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす試みを伝えたもの。MOTTANAIの歌の動画もお楽しみいただけます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainai.html

【3】これも、「MOTTAINAI」という観点から、ピザボックスをなくす試みを伝えていますが、実際に1,000枚のピザが消費される動画を示し、よりインパクトを増したもの。グーグル本社でのピザ1,000枚の動画は圧巻です!
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainaigooglewordexcelpowerpointstars.html

【4】トリンプのレジ袋ブラの紹介。変わったエコ活動を紹介しています。ブラジャーがエコ袋になるという変わった製品の紹介をしています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/blog-post_19.html

【5】私が環境問題に関心を持つことになったきっかけを掲載しています。特に、環境問題に対するマスコミの弊害についても述べています。大学時代の私の恩師(私が一方的にそう思っているだけ)の大学での最後の講義の内容を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_10.html

【6】Googleの環境問題に対する活動の一端を紹介しています。ハイブリットカーに取組む企業に対しての支援に関する内容です。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_14.html

【7】レジ袋は実はほとんど資源の浪費にならないことを、ある人のブログから知り、その内容を掲載したものです。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_17.html

【8】カップヌードルの歴史、エコ・カッフーヌードルと、テンフォーのピザボックスを廃止する活動を対比しつつ、これからの経済などの趨勢について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_18.html

【9】環境危機時計について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_20.html

【10】環境問題の落とし穴について掲載しました。環境問題や地球温暖化を論ずるときは、この落とし穴があることを前提とすべきであると考えます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_24.html

【11】ピザテンフォーのピザボックスではなく、陶器のお皿によって宅配されたピザの写真を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_499.html


2007年11月10日土曜日

外食のマナー(食事以前・中華)-円卓について

上は、ある中華レストランの個室

中国人にとって、食事は最高のもてなしです。料理は、大皿に盛り、ひとつの皿のものを各自が取り分けて、にぎやかに食事をします。回転台の料理は、主賓が最初に取り、回転台を右回り(時計回り)に回して次の人が取ります。最初の料理だけは、全員が取り終わってから箸をつけます。回転台の上には飲み物は置きません。料理を取るときには、他の人が取り終わってから小卓を自分の前に回します。自分の皿に取り分けた料理を残すのは失礼になるので少しずつ取ります。他の人が料理を取っているときは、回転台を回しません。

円卓の上座は、入り口から最も遠い席で、主賓の席となります。入り口に最も近いところがホスト(招待主)になります。レストランなどでは、主賓が席に着くまで出入口近くで待ちます。回転台を右回りに回すことから、主賓の左隣が2番目、右隣が3番目、2番目の左隣が4番目、3番目の右隣が5番目、4番目の左隣が6番目と続きます。目上を上座に、夫婦やカップルは女性が上座に座ります。一回りして皿に残った料理は、自由にとってかまいません。
 
中華料理を食べる時は、器は持ち上げません。器を持ち上げて食べる食文化を持つのは、日本だけです。

2007年11月9日金曜日

外食のマナー(食事そのもの・洋食5)-チーズとワインのマリアージュを味わおう





グリッシーニのいただき方-グリッシー二(細長い棒状の固いパン)は本来、イタリア料理に出てくるものですが、フレンチでお目にかかることはほとんどなかったのですが、ここ最近カジュアルフレンチにも、登場するようになりました。 

グリッシーニとは、イタリア料理で食前にワインと共に頂く細長いパン(ワインのおつまみ)の事で、イタリアのトリノが発祥地と言われています。生ハムを巻いたり、焼く直前に粉状のパルメザンチーズを振りかけたり、ガーリック風味にしたりとアレンジの方法は多岐に渡ります。 食べ方としては、『適当な長さを手で折って頂きます。』間違えてもポッキーを食べるように長いままポリポリとかじらないでください。あくまでもグリッシーニは、パンの部類に入るので、手で適当な大きさに折って頂きます。 

グリッシーニはポッキーではなくパンだと認識しましょう。最近では、料理も国際化の影響でしょうか、この事例に限らず、見たこともない料理が出てくる可能性もあります。こうした場合には、サービスの方に食べ方を聴くことも大切ですが、相手を思いやるという精神で、その場の雰囲気に合わせていく姿勢が大切です。

チーズのいただき方-チーズはデザートとして頂くものと考えましょう。フロマージュ(フランス語でチーズ)とワインとはマリアージュ(フランス語で結婚の意味)と称されるほどとても相性が良いと言われています。チーズは、ワインの渋みや酸っぱ味をまろやかなフルーティーなものに変える作用があります。 通常サービスの方がトレイにチーズをのせてテーブルまで運んで来てくれます。もちろん、好きなものを選ぶのですが、いくつまでと言う決まりはありません。好きなものを選べば、その数によってサービスの方が大きさを調節してくれるので、安心して任せて良いでしょう。 

チーズのことが分からなければ、素直にサービスの方に聞くべきです。喜んで色々説明してくれます。こんな感じのチーズが好きと、言うだけで最適なものが自分のもとに運ばれてくるので、是非自分の好みを言ってみましょう。 チーズはちぎったパンの上にのせて一緒に頂くのが原則です。チーズとパンは一緒に頂きましょう。よく見てみると、必ずチーズが出される時は、パンかクラッカーが添えてあるものです。原則として、その上に載せて食べるのが正式マナーです。

2007年11月8日木曜日

外食のマナー(食事そのもの・洋食4)-意外と知らないフォークでのいただき方?!


上は、ナイフとフォークの使い方を教える動画です。この方式は完全にイギリス式です。

野菜の食べ方-野菜はシェフが一口大にカットしてサラダなど作ってくれます。切り口は包丁でスパッと綺麗に切ってあります。余計なナイフを入れないようにしているのです。そこで、食べ方なのですが、必ず右手にフォークを持ちフォークの腹ですくって食べてください。ナイフでフォークの背にのせる行為がありますが、これはイギリス式のマナーです。フランス式のマナーにはフォークの背に何かをのせると言うものはありません。 お米でも、豆でも必ず右手で腹ですくって食べます。

使わないナイフは、お皿の上の方に刀を自分の方に向けて、横向きに置きます。 夏の前菜と言えば、野菜のテリーヌのゼリー寄せなどがありますが、この場合はもちろん、ナイフを使って、一口大の大きさに切って召し上がってください 野菜はナイフで切らない?と不思議に思われたかもしれません。しかし、すべての場合に正式なマナーをして欲しい訳では無く、食事は美味しく楽しくいただくというのが本筋です。その場その場の雰囲気や相手に合わせて、楽しく食事が出来る為の知識だけ持っていて欲しいのです。 いつ、どんな時でもどんな人とでも対応出来る大人。それが外食をする際の『大人のマナー』だといえると思います。

フォークの使い方-普段、皆様がフォークとナイフをお使いになる時は、左手フォークに右手ナイフですね。ナイフでお肉を切ったら、フォークにお肉を刺して食べますが、実は皆様が使い慣れているこの使い方は、イギリス式なのです。 

フランス式は、ナイフでお肉を切ったら、ナイフをお皿の上方に置き(刀の方を自分側にします。間違っても相手側に向けないように!敵に刃を向けるという意味になってしまいます。)フォークを右手に持ち替えて、お肉を刺して頂きます。 これは、魚料理でも同様ですが魚は刺してはいけません。フォークの背にのせるのがマナーです。 

フランス料理にも、ガルニチュール(つけ合わせ)として お米を使った料理が出て来ます。リゾットやピラフは、スプーンで頂きますか?フォークで頂きますか?正解はフォークで頂きます。フランス料理ではお米は野菜という扱いで料理されるのです。 野菜はフォークの腹ですくって食べます。同様にお米の料理もフォークの腹ですくって食べるのがマナーとなります。イギリス式では、左手のフォークの背にのせても良いでしょう。どちらにしても、お米料理はフォークで頂きます。

2007年11月7日水曜日

外食のマナー(食事そのもの・洋食3)--スープは飲めるまで、フィンガーボールは手を使っても良いサイン?!


上は、アメリカの女の子がスープを飲んでいる動画です。もちろんマナー違反です。

正式なスープのいただきかた-まずは、音を立てて飲まない事です。パンをスープに浸したりすることもタブーです。さて、スープパスタが出て来た場合どうしますか?この場合、必ず右手でフォークを持ち、クルクルとさせて食べ終わってから右手でスプーンに持ち替えて、スープを頂きます。 

スプーンの使い方は、普段皆様がレストラン等でスープを飲む時、お皿の手前からスプーンを入れて外側に向かってスープをすくいますが、これがイギリス式です。フランス式は、お皿の横から真ん中に向かってスプーンを入れてスープをすくいます。そうして飲む時は、スプーンの先を自分に対して直角にします。つまり、手首を45度回転させてスプーンの先からスープを飲みます。 

飲み終わったスプーンはお皿の上に(自分に対して平行にして)上向きで置いておきます。ティーカップのように取っ手が付いているスープ皿の場合は、紅茶のマナーと同様スプーンをカップの向こう側に上向きにして置きます。スープが残りわずかになった場合、スープ皿の手前を持って向こう側によったスープをすくう行為、正式の場ではタブーです。スプーンですくえない量になったら、そこで終わりです。

フィンガーボウルの使い方-フィンガーボウルは、小さな器にお水が入って運ばれて来ます。これは、指を洗う為に出て来るのです。たまにお花が浮いていたり、小さな葉が浮いていたりします。美しさを演出するお店の配慮です。 

どんなお料理の時に運ばれてくるかと言うと、『手を使って食べて良いですよ』というお料理で、オマール海老や蟹など甲殻類の殻付き料理や、殻付きの牡蠣、また、お肉でもしっかりと骨が付いているものなどに良く一緒に出て来ます。 

フィンガーボウルは、必ず使わなくてはいけないものではありません。基本はナイフとフォークで頂きます。『どうしても食べにくいと思った時に手を使う』と思っていて間違いありません。 料理で両手を使ってしまった場合は、片手ずつ指先(第2関節まで。親指と人さし指、中指までです。5本の指を使わなくても食べられます。)をボウルの水で洗います。洗うと言っても、ジャボジャボ洗うのではなく、さりげなく指先同士を擦り合わせる程度が綺麗です。 濡れた手は、膝にしいているナプキンで拭きます。

2007年11月6日火曜日

外食のマナー(食事そのもの2)-ワインとパンはどうするの?!


上は、ワインスクールの動画です。

ワインに関するマナー-ワインを注文するには、ソムリエに相談ということになりますが、ソムリエはワインの何でも屋という認識では無く、「ワインと料理とあなたをつなぐコーディネーター」と考えていただきたいと思います。 コーディネーターであるソムリエからの最大のもてなしを受けるには、自分からワインに関する好みを伝えるべきです。赤か、白か、ロゼか、ライトかフルボディか、などです。その時、遠慮なく希望の価格帯も伝えても構いません。好みを聞いたソムリエは、今日の料理に一番合ったワインを何種類か教えてくれるので、そこでコミュニケーションを積極的とれば適したワインが自然と選ばれてきます。 ワインテイスティングは男性が行います。テイスティングを行う際は、スマートに行いましょう。色を見て、香りと味わいを感じるだけで充分です。 

飲み残した場合は、たいてい持ち帰りできますが、レストランによっては受け付けないところもあります。事前に確認しておきましょう。ただし、ソムリエといえどもいつも高いワインを飲めるとは限らないので、若い人の研鑽のため少し残すのもスマートです。

パンの選び方と食べ方-洋食 食事そのもの サービスの方が幾種類かのパンを持って来た場合、必ず、パンの種類を教えてくれます。「こちらをお願いします。』と言えば、サービスの方がトング等で取ってくれます。食べ終われば必ず追加を聞きに来ますので必ず一つずつ選ぶようにしましょう。 

食べるタイミングですが、基本的にはスープが終わってからです。スープが無い場合はオードヴルが終わってからです。食べ終わるタイミングは、遅くてもデザートの前までです。 パンは必ず一口ずつ手でちぎって頂いてください。バターを自分のパン皿(左にあるお皿が自分のパン皿です)にのせる方もいますが、これも正式なマナーではタブーです。必ず一口ごとちぎったパンに少しずつのせて頂いてください。バターナイフは塗り終わる度に、パン皿の上に刃を自分側に向けて横に倒して置きます。ちぎる度に大きい方のパンは、パン皿に戻して下さい。 

ソースはパンで拭って食べてもかまいません(イギリス式ではタブーです)。ただし、ソースをパンに付ける時もパンをフォークに軽く刺して、ソースを付けて頂くと良いでしょう。

2007年11月5日月曜日

外食のマナー(食事そのもの・洋食1)



食前酒をどうするか-食前酒(アペリティフ)に関する正式なマナーは、『頼まなくても良いもの』です。この食前酒の定義は「食事の前に飲む事で胃を刺激し胃酸の分泌を促し、食欲増進と消化促進が期待される。」と言うものなので、アルコールに弱い方や、お財布と相談する際は遠慮なく断って良いものなのです。

食前酒としてふさわしくないものとしては、甘い酒類があげられます。これを最初に飲んでしまうと血糖値が上昇して食欲が低下しますので、食後酒とし飲むべきものです。また、ビールも食前酒としては不適切です。ビールは昔から食べ物の一種とみなされていますし、それに泡などを含んでいますので、やはり食欲を減退するものとしてふさわしくありません。アルコール度数の高いブランデー、ウイスキーなどもふさわしくありません。アルコールが飲めない方の場合は、コーヒー、紅茶、ジュースではなく水にすべきです。

食前酒としてふさわしいものの王道はシャンパンです。その他、シェリー、キール、ベルモット、キールロワイヤルや軽いワインも良いです。カンパリソーダやチンザノ、マティーニは、イタリアンの食前酒ですが、最近ではフレンチレストランでもあります。

グラスに関するマナー-さて、席につきテーブルを見て、自分のグラスはシャンパングラスや赤ワイングラス、白ワイングラス、お水用グラスと少なくとも1人4つは並んでいます。自分のグラスは必ず右側にあります。お水用グラスは斜めに並べて一番奥です。(フラン式です。イギリス式は一直線に並べて一番左がお水用。)

 ワインを通常ソムリエが注ぎますが、注ぐタイミングが遅い時は、男性が注いでも良いです。しかし、決して女性は自分で注がないでください。手酌はもっての他です。つぎ足しのマナーとしてはグラスの1/3か1/2になったら注ぎます。(イギリス式はグラスが完全に空になった状態。)注ぐ量もグラスの2/3の高さまでです。つぎ足される方は、グラスを持ってはいけません。正式な乾杯の仕方は、グラスを目の高さに持ち上げてアイコンタクトをするだけです。

ワイングラスの持ち方は、グラスの足を5本の指で持つ方法とグラスの足を人さし指と親指で挟みその他の指はグラスの底を支える方法の2つあります。 女性の場合グラスに口紅が付いた場合、指でさっと拭う方が多いのですが、実は拭わない方が良いとされています。ただし食事前に軽くティッシュ等で口紅を落とておきます。

2007年11月4日日曜日

外食のマナー(食事中・洋食3)-意外と戸惑う食事中の基本


上はプレイステイション3のテレビコマーシャルの動画。高級レストランでの食事。


ハンドバッグや手をどこに置きますか?-さて、着席をしたら、手をどこに置きますか?また、女性の場合、ハンドバッグをどこに置きますか?良くある答えは、手はひざの上。ハンドバッグは背中と椅子の背もたれ・・・・・。と答える方も多いのではないかと思いますが、実は正式な答えは違います。 手は手首のあたりまでをテーブルの上に置き、バックは膝の上です。膝に乗らないバッグは右の足下に置のです。大きなバッグはクロークに預け、食卓には持ち込まないというのが正式です。 

その理由は、まず手の場合、『私は食事と会話を楽しみに来たのです。剣や銃など持っていませんよ。』という姿勢を見せる為なのです。 次に、バッグの件ですが、お料理のサービスは必ず左側から行われます。その左側にバックなどがあると、サービスする方の流れをさまたげる結果になるので、必ず右側に置きます。これも、相手に対する心使いです。背中と椅子の間に置くのがタブーなのは、姿勢が崩れるからです。これらを守れば、この気持ちは食事の相手やフロアサービスの人達にも自然と伝わり、最高の食事を頂くことができるでしょう。

ナプキンの取り扱い-レストランでは、綺麗にナプキンがお皿の上などに折られて置いてあります。ナプキンを取るタイミングが分からなく、サービスの方に「ナプキンをお取りください」と声をかけられた方もいらっしゃると思います。 さて、ナプキンの取るタイミングはいつでしょうか?それは、お料理の来る前でしたら、椅子に座った段階でいつ取っても良いのです。ただし、『女性が取った後に男性が取ります。』これは、席に座る時も同じです。必ず女性が座ってから男性は座ります。まさに、レディ・ファーストです。レディ・ファーストは特に洋食のレストランではきちんと守る姿勢が大事です。 

次に、取ったナプキンを膝の上に置きますが、ここで問題なのがどう置くかです。全て広げる?半分に折る?答えは、ナプキンを1/3内側に折って、折り目を手前側にし膝に置きます。折り目を手前にするのは、そうする事で、ナプキンの汚れた部分(ナプキンで口等拭きますね。その汚れた部分です)を食事する相手に見えないように、クルクルと汚した度に奥へ奥へと折り込んで行く為です。そうすれば、相手にベットリとしたソースや口紅等の見苦しい部分を見せなくてすむからです。

皿に手を触れない-西洋のマナーにはお皿を持って食べるという行為はありません。和食はお椀を手に持ちますが、西洋では、マナー違反です。よって、お皿を交換するという行為もマナー違反です。基本的に、お皿に手は触れないものなのです。 そもそも、ソースが違う素材をごちゃ混ぜにするという行為は、作ってくれたシェフに対して失礼にあたります。そのお皿で完成された料理なので、その味を楽しまれ、お互いに感想を言うのもとても楽しいものです。 

もし、同席の方に「食べてみる??」なんて勧められたら、さり気なくお断りをしてください。お断りが出来ない場合は、サービスの方に頼みましょう。綺麗に取り分けてくれます。ただし、格式高いレストランでは辞めておいた方が無難です。 持ち上げるのが唯一許されているのが、ティーカップですが、時折ティーカップの銘柄が気になり、カップを顔の上まで持ち上げて裏に表記してある銘柄を覗き込んでいる人がいます。これもマナー違反です。気になるのであれば、サービスの方に聞いてみてください。 親切に他の情報などと一緒に教えてくれるものです。

2007年11月3日土曜日

ピザ大幅値下げです!!!さんあんシリーズの新商品二品のご案内-さんあんハンバーグ、さんあんツナエビ

さんあんハンバーグ
ショウユソース ハンバーグ 生トマト

さんあんツナエビ
トマトソース ツナ エビ オニオン

価格は、M各980円、L各1,580円、S各735
以前発売させていただいた「さんあんシリーズピザ」の「さんあんウィンナー」「さんあん野菜」もよろしくお願いいたします。


2007年11月2日金曜日

外食のマナー(食事中・洋食2)-啜り(すすり)は許容されない!!!


上の動画、女の子が泣きじゃくりながら、啜りながらカップヌードルを食べているところです。箸の持ち方もおかしいです。最低、最悪ですね。食事じゃないですね。というより、躾の悪いお猿さんのようです。

啜り(すすり)をどうするか-日本人は、熱いお味噌汁などいただくときや、蕎麦、うどんをいただくときにも「啜る」ので、「啜る」ことに対しては何の抵抗もない方が多いと思います。男の人がラーメン屋さんで、熱いラーメンを豪快に啜って食べているところなどみると本当に美味しそうですがすがしく感じるくらいです。 

でも外国人特に、西欧の方は違います。子供の頃から、スープやパスタなど啜って食べるのはタブーとされて育ってきています。そのため、「啜る」という行為には相当抵抗があります。あるアメリカ人のブログを見ていたら、日本人のお手伝いさんが働いていて、とても働き者ので申し分はないのだが、家族と一緒に食事をするときにスープなどを音をたてて「啜る」のだけは我慢ならないということが書いてありました。 

このように、食事中に「啜る」という行為は西欧人にとってはタブーです。私達日本人も洋食をいただく時には、「啜らない」ようにすべきです。ただし、日本人同士の親しい間柄なら、隣の席にまではっきり聞こえるような啜り方さえしなければ、許容されると思います。ただし、外国人が同席している場合はタブーです。

食前酒をどうする-食前酒(アペリティフ)に関する正式なマナーは、『頼まなくても良いもの』です。この食前酒の定義は「食事の前に飲む事で胃を刺激し胃酸の分泌を促し、食欲増進と消化促進が期待される。」と言うものなので、アルコールに弱い方や、お財布と相談する際は遠慮なく断って良いものなのです。 

食前酒としてふさわしくないものとしては、甘い酒類があげられます。これを最初に飲んでしまうと血糖値が上昇して食欲が低下しますので、食後酒とし飲むべきものです。また、ビールも食前酒としては不適切です。ビールは昔から食べ物の一種とみなされていますし、それに泡などを含んでいますので、やはり食欲を減退するものとしてふさわしくありません。

アルコール度数の高いブランデー、ウイスキーなどもふさわしくありません。アルコールが飲めない方の場合は、コーヒー、紅茶、ジュースではなく水にすべきです。 食前酒としてふさわしいものの王道はシャンパンです。その他、シェリー、キール、ベルモット、キールロワイヤルや軽いワインも良いです。カンパリソーダやチンザノ、マティーニは、イタリアンの食前酒ですが、最近ではフレンチレストランでもあります。

日本保守党・百田代表「政府の怠慢」「制裁が足りない」初出席の拉致集会で政府批判 「日朝国交正常化推進議連」の解散も要求―【私の論評】日本とイスラエルの拉致被害者扱いの違いと国民国家の責任

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