2007年10月24日水曜日

ピザテンフォー誕生祭-チャナもウィンも大満足したMサイズピザ全品20%引き、今月いっぱいです!!

ピザテンフォー、前にもお知らせしましたように、今月いっぱいは、「ピザテンフォー誕生祭」として、Mサイズピザ全品20%引きです。今月中に是非、もう一度是非ご利用ください。
来月も面白い企画が目白押しです。テンフォーよろしくお願いいたします。

ブログキャンペーンやっています。 たくさんのお客様から応援をいただきながら、テン.フォーは今年で19回目の誕生日を迎えることが出来ました。 「誕生祭」開催中はMサイズピザ2割引!今ならテン.フォー金券がもらえるブログキャンペーンを実施中! テン.フォーを自分のブログ記事にして応募しちゃおう! 抽選で5名様にテン.フォー全店で使えるテン.フォー金券2,000円相当をプレゼント!

2007年10月23日火曜日

箸の正式な使い方


上は、京桃山日本料理を紹介する中国人レポーターの動画。内容は、ともかく、中に割り箸がでてきます。
おそらく、この店では、日本製の割り箸を使っているものと考えられます。このような、店でマイ箸を出すのは無粋です。

箸の正式な使い方は、箸の先をあまり汚さないように食べることです。箸先の最大2~3センチぐらいだけが濡れているぐらいが理想です。

以下の箸の使い方は、タブーとしてやってきけません。 
寄せ箸、器を箸で引き寄せること。 

くわえ箸、箸を下に置かずに口にくわえたまま、手で食器を持つ。 

探り箸、器の中を箸でかきまわし、好きなものだけ食べること。 

渡し箸、箸を器の上に渡して置くこと。 

ねぶり箸、箸をしゃぶようになめること。 

迷い箸、箸を持ったまま、どの料理をとろうか迷いふらつくこと。 

刺し箸、料理を箸で突き刺して食べること。 にぎり箸、箸をにぎりこんだまま、片手で器をもつこと。

涙箸、箸から汁をしたたらせること。 

指し箸、食事中に箸で人を指すこと。 

立て箸、ご飯の上に箸を突き刺す事で、死者の枕元に供える枕ご飯の時のみ許されます。

2007年10月22日月曜日

和食の基本-箸



上は、ご存知「日本の形」という不思議な番組の動画です。箸の使い方、めちゃくちゃですね。一昔の日本人なら不快感を覚えるでしょう。

箸の種類-和食-食事そのもの 箸は、和食マナーの原点です。箸については、あまり気に留めず、割り箸と、朱塗りの箸があるだけと思われている方も増えてきたようです。しかし、箸の種類についてひとおおり知っておいた方が良いでしょう。 一般の宴席で使われる箸には、利休箸、天削箸、柳箸、割り箸などがあります。高級な料理店で広く使用されているのが利休箸です。中央部をやや太くし、両端を細く削って面を取った、バランスの良い箸です。天削箸は、割箸の頭部(天)を鋭角に削ったもので、先端部は面取りされています。 婚礼などの祝宴でよく使用されるのが柳箸です。「両口箸」とか「両細」とも呼ばれ、その名のとおり、両端が削ってあります。柳は、白く清浄で強い木であり、魔障を防ぎ邪気と不祥を払う霊木とされています。 茶懐石料理使用される箸として、青竹の両細、中節、止箸、お菓子などに使う黒文字があります。

箸の使い方-和食-食事そのもの 箸については、日本人はすべての人が正しく使えるということはなくなってきているようです。学校でも、箸ではなく、スプーンとフォークを一緒にしたような道具で給食を食べさせていることがあったりして、そうするとどうしても前かがみになっていわゆる「犬食いスタイル」になるそうです。やはり、日本人として、料亭などで外食するなら、最低限正しく箸を用いて、背筋を伸ばして料理をいただくことが肝要です。 箸を持ち上げるときは、右手の親指と人差指、中指の3本で箸の中央よりやや右側を取り上げます。下から中央部より左側に左手を添えて、右手を右端に滑らせます。右手を返して、箸先から3分の2の位置を下から持ちます。上の箸は人差指と中指で支え、下の箸は薬指で支えます。食べるときは、人差指と中指で上の箸だけ動かします。箸先1.5~3cmのところを使い、あまり汚さずに食べることが基本です。正しい箸の持ち方は、長い歴史の中で磨かれてきたものです。一度マスターしてしまえば効率的で使いやすく、万人に適した自然な方法です。


割り箸 割り箸に関しては、大衆食堂にも置いてあったりするので、ついつい気安くぞんざいな扱いをしてしまいがちですが、天皇陛下も日々和食は、割り箸でいただくそうです。無論割り箸にも使い方のルールがあります。割り箸は、箸袋から横向きに引き出して、左手で下側の箸を固定し、上側の箸を右手で持ち上げるように静かに割ります。左右にではなく、上下に割ります。ささくれは手で取ります。割った箸の先をこすり合わせるのはマナー違反です。使い終わって箸袋に戻すときは、箸袋の先を折っておくと使用済みのサインとなります。割り箸に関しては資源の無駄遣いという説がありますが、間伐材からつくられる世界に冠たるエコ製品です。 割り箸の種類としては、もっとも大衆的な丁六、角の部分を削り使いやすくした小判、4つの角を削って滑らかにし割れ目にみぞをつけて割りやすくした元禄、箸の持ち手の方を斜めにカットした天削等があります。

2007年10月21日日曜日

「アッコにおまかせ」の初音ミクの報道をどうみるか?-声なき人の声が大声に変わりつつある!


上は、TBSの「アッコにおまかせ」で「初音ミク」というDTMソフトを紹介する内容の動画。この報道の仕方をめぐって、ブログの世界では批判が集中しているという。

年金問題や相撲などの問題とは異なり、今回の初音ミクの件は、世の中的にほとんど騒ぎになっていないようにみえます。これは、「アッコに おまかせ」の取り上げ方が、世の中の多くの人々とそれほどズレてはいなかったからだと思います。地上波テレビは視聴率至上主義で常に視聴者が求めているものに迎合します。テレビは数字が取れないことはやりません。

私はこの番組を直接見ましたが、ごく普通の番組でした。制作側が用意した原稿を読むようにとか、コスプレ衣装を着るように強要されたと言 うなら話は別てすが、そうではないようです。私が見た限りでは、制作側に特に悪意があったとは思えません。ところがブログの世界では過激な批判が後を絶ちません。Yahooのブログ検索をみていても、かなりの量がアップロードされています。さらに、いくつかの検索サイトで画像検索をするとなぜか「初音ミク」の画像が検索できないなどの珍事も起っているようです。

いわゆるテレビ関係者とテレビ関係者が迎合する一般の人は、ブログ上での今回の番組に対する批判の大きさの理由がほとんど理解できないのだと思います。

テレビ局や世間的には「初音ミ ク=オタク」というステレオタイプ式が存在します。ところが初音ミクユーザー側もしくは、DTMユーザーからすると初音ミクは、先進的なDTMであり、先進的なDTMとオタクとの相関関係など問題外であると考えていて、初音ミクとオタクを関連づけて見る見方には納得がいかないのだと思います。実際初音ミクは先進的なDTMであり、革新的であり、今後の音楽の常識を根底から覆すほどの可能性を秘めています。テレビ関係者も、テレビ局が迎合する一般の人もこのことが理解できないのでしょう。

テレビ制作者側や製作者が迎合する一般の人々が問題ないと思っていたとしても、特定の受け手側がそう思わないケースも数多くあります。時にマスコミの暴力と呼 ばれ、その程度の判断能力もないのかとさらに批判にさらされます。それに対して従来は受け手側はたい した武器も持っていませんでした。ところがブログを手にしたことで視聴者側も、発信することが可能となりました。とくに今回批判をしている人たちはITを駆使できる能力を持った人たちです。

いかなる番組を制作して提供したとしても、受け手側にはさまざまな意見や考え方があります。テレビ局が発言の場を用意しなくて 現在ではブログがあり、あちらこちらでこれまで無視してきたような小さな批判が、いつのまにか大きなうねりとなって押し寄せてくるようになっています。「テレビ関係者および、テレビ関係者が迎合する一般人」という、考えはもう成立しなくなってきています。かつての安保闘争の時に当時の岸総理大臣が「声なき人の声」ということを言っていましたが、現代では「声なき人の声」が「大きな声」になる可能性が高まってきているのです。

「アッコにおまかせ」の司会者である和田アキ子さんは「はっきり言わせていただく、分かりません」という言葉でコーナーを締めくくっています。テレビ関係者と和田アキ子さんは本当によく分かっていないのだと思います。

ここで「分からない」と言っているのは初音ミクのDTMソフトウエアとしての先進性、オタク文化に関してだけではありません。受け手としての視聴者がどんどん変わり始めているということが全く分かっていないということだと思います。

以上「NIKKEI NET IT PLUS」参照。ただし、自分と意見があわないところもあるため、大幅に書き換えてあります。

いわゆる沢尻エリカ問題についても、和田アキ子さんは、「しめてやる」などと発言して、ブログ界で波紋を呼んでいました。私は、この番組の前に、細木数子さんが和田アキ子さんに対して「あなたは、後輩を育成しようとしているが、できないでいる。後輩の育成がキチンとできるようになればあなた運気は大きく開ける」ということをアドバイスしていたのを覚えています。和田アキ子さんの「沢尻エリカ」に対する反応をみているとこのアドバイス、的を得ていると思いました。しかし、このときは、批判ではなく波紋だけで済んでいました。これは、多くのブロガー達が日本のテレビ界、あるいは芸能界が世界の中でも特異な状況にあるという事実を認識していないため、批判のレベルにまで達しえなかったのだと思います。

私は以前ブログに「沢尻エリカは悪くない」という記事を掲載しました。これには、日本のマスコミや、テレビ界の特殊性は述べていませんが、日本の芸能界の特殊性をグローバルな視点から海外との比較で述べました。あの中で私が述べた「一般の人にオピニオンリーダー的なことを言う芸能人」の急先鋒が和田アキ子さんだと思います。ネットが世界中とつながっているという事実を考えると、こうした視点からものごとを捉えるブロガーも増えてくるものと思います。

テレビ関係者も芸能人も、こうした視聴者の変化を察知して自らを変えていかなければ、いずれ世の中から取残されていくと思います。また、この事実を無視してマーケティングを行い、テレビCMを作成する企業の将来も同様になると思います。

2007年10月20日土曜日

割り箸の前に-座布団と懐紙のマナー

上は、和食のマナー教室の様子

先回、「割り箸でエコ」という記事を掲載させていただきました。その後に割り箸について、掲載すると記しました。実は割り箸や割り箸の使い方に関するマナーに関して掲載するつもりでした。しかし、割り箸の前に座布団や懐紙についてのマナーを掲載することにしました。これは、私の独断と偏見かもしれませんが、マイ箸がどうのこうのという前に、箸とは日本の食文化の基本であり、まずは和食のマナーを身につけることが最初だと思います。だからこそ、今回は割り箸の前に、基本中の基本である座布団と懐紙の扱い方を掲載します。

座布団の取り扱いは簡単なようでいて、きちんと知っていなければ、難しいものです。日本人なら座布団に関して、熟知しておき、いざとなったときには、優雅に振舞えるようにすべきです。自信のない方は、和室で普段から練習しておくべきです。 和室に入り座右布団をすすめられたら、座布団の後方に正座して挨拶をします。和室では、座礼が基本です。立ったまま挨拶したり、座布団に立ったり座ったりして挨拶することはタブーです。次に両足のつま先を立てて、両指をついてひざでにじりよりながら、座布団にのり、座布団の中央に正面を向いて正座します。

小物やバッグは、座卓の場合は座った座布団の前の座卓の下に置きます。お膳のときは、座布団の下座側に置きます。すすめられない内に座布団に座ったり、また座布団を踏んだり、またいだりすることはタブーです。座布団の取り扱いのときには、背筋を伸ばして正しい姿勢をとることは無論ですが、正しい姿勢と美しいしぐさが和食作法の基本です。この姿勢は終始堅持すべきです。畳のヘリや敷居を踏んだり、挨拶のとき畳のヘリに座ることもタブーです。

和食の宴会に出席する場合、必ず持っていきたいのが懐紙です。二つ折りになった和紙のことで、正式には懐中紙といい、大手デパートや、茶道具店などで販売しています。ちり紙やティッシュペーパーで代用してはいけません。 着席したら座卓の下に置いておきます。会食中に茶碗や杯についた口紅を拭いたり、殻つきの海老の頭を押さえるなど、使い道がいろいろあります。魚の骨をとるときに魚の頭を直接手で押さえるのではなく、懐紙を当てて抑えるとスマートです。さらに、皿に残った魚の頭や骨、皮、果物の種、食べ残しなどを包んで置いておくこともできます。

刺身なども醤油が落ちないように懐紙で受けて食べます。テレビを見ていると、タレントさん等が、手で受けて食べている場面を良く見ますが、あれは間違いです。串でさした料理などは左手で懐紙を使って串をおさえ、手に食べ物が直接ふれないようにしながら串を抜くといいでしょう。汁気の多いものの受け皿としても使えます。誤って汁などをこぼしたときにも、応急の処置ができます。このように懐紙は日
本人が和食を優雅に食べるには、必要不可欠で忘れてはならない小道具です。

さて、次から割り箸のマナーについて掲載させていただきます。和食のマナーは、自然が豊かで、人を思いやる、今での言葉でいえば、エコ大国(勿体無いとか、捕獲した鯨の大部分を大事に活用し、森林との共存をし、人を思いやる心が息づいていた)日本の伝統と文化の中で培われてきたものであり、これを真摯に受け止めて日本人としての、美しい振る舞いができるようになることの方が、マイ箸がどうのこうのより先であると思います。日本人として美しい振る舞いができる人は自然とエコのことも判ってくると思います。

2007年10月19日金曜日

割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしよう!!




上は、蕎麦屋でマイ箸を取り出すところの動画。マイ箸最近はやっているようだが、割り箸に対して正しい認識を持っている人は少ないようだ。

マイ箸は、最近流行っているようですが、これは、最近できたものではありません。20年くらい前からその考え方はありました。でも、その後廃れてしまい、また最近脚光を浴びるようになってきました。しかし、この背景よく考えないと、方向を見誤る可能性が大です。今日はマイ箸の背景を掲載します。

日本の割り箸は、昔もそうして今でも、世界に誇るべきエコ商品です。これを聴いて「えっ!」と思う方は、自分のエコに対する知識を疑ってください。そうして、これから掲載することの意味を良く理解していただきたいです。

日本の割り箸は、江戸時代後期から間伐材(森林適度に育てるために必要な伐採による木材、これは現在では建築用などの端材など捨てる木材としたほうが良い)を用いているものであり、しかもその収益は昔から森林保護にあてられています。そのため、世界でも類稀な、歴史の古いエコ商品です。これは、今でも変わりありません。天皇陛下も昔から伝統的に、和食には、日々割り箸を用いられています。

割り箸は日本の食文化の一部といっても、過言ではありません。割り箸にもいくつも種類があり、定食屋さんで使うようなものから、高級料亭でつかうものまで、さまざまです。今でも、良心的でモノを知っている老舗料亭では、日本製の高級割り箸を用いています。(最初赤字で書いてあるところは、高級料亭としましたが、最近では高級料亭の職人でも低級なのがいて、このへんのことを全然知らずに、割り箸を使わないところもあるので敢えて変更。ちなみに私の会社では、レストランも運営していますが、日本製高級割り箸を使っています:10月20日加筆)

さて、日本の割り箸については、十分述べましたが、割り箸の現状についてお話します。現在日本で出回っている割り箸のうち9割以上は、実は中国製です。中国の割り箸の原料は、間伐材ではなく、通常の森林資源です。だから、中国産の割り箸は完全な非エコ商品です。使えば、使う程、森林資源の無駄遣いとなります。さらに悪いことには、多くの中国製割り箸には、有害な漂白剤が用いられていることもあります。(赤字部分このへんももう一度真偽を確かめる必要がありそうです24日加筆)

いまから、20年以上前なら、割り箸は世界に冠たるエコ商品であり、マイ箸を使う人の中には、そうした理屈も知らない愚かな人もいると、はっきり言うことができました。しかし、最近では事情が変わってきています。嘆かわしいことです。

現状では、日本国内の割り箸のほとんどが、中国産です。日本製の割り箸は本当に高級なもの以外は作られておらず、日本市場の数パーセントにすぎなくなりました。これは、中国産割り箸におされたことも原因ですが、日本であまり間伐がおこなわれなくなったことも原因です。皆さん、間伐とマツタケの関係ご存知ですか。マツタケは、間伐などして手入れが行き届いた森林に多く育つものです。最近山に手をいれなくなったため、マツタケが日本でとれなくなっているのです。日本のマツタケの収穫量、ご存知ですか?年間でわずか60数トンです。(赤字の部分もう一度調査してみる価値がありそうです。24日加筆)

日本の割り箸というより、「日本の割り箸によるエコ循環システム」は、古の人々の叡智の結晶です。人の手によって育てられる人工林は、定期的に間伐をします、間伐することにより木が育ちやすくなります。この間伐した木は、建築資材などに用いることはできません。大昔には、捨てていたのかもしれません。ところが、頭の良い人が、この捨てられている間伐材を用いて、割り箸等を作りはじめたのです。

もし、間伐材を捨てていたら、どうなったでしょうか、おそらく江戸時代あたりなら、大量投棄で自然破壊につながったと思います。あるいは、これを一時に燃やしていたらどうなったでしょうか。煤煙などで、大気汚染が生じたかもしれません。しかし、この頭の良い人は、これらの問題を一挙に解決しただけでなく、割り箸という、今でいうエコ商品として販売し、販売した収益は森林保護にまわしていました。

割り箸の発明のおかげで、飲食店や一般の人も箸を洗う手間が省けたり、使用した箸は、薪を燃やす時の種火とすることができたりして、非常に便利になりました。また、割り箸という形で、多くの人々に広まったため、使った後に処分するために、一度に一挙に燃やすということもなく、大気汚染も防止できたものと思います。しかも、間伐を定期的に実施することにより、マツタケなどの副産物も手に入り、人々の暮らしに潤いを与えてきました。このことが一般にも周知されたため、日本各地で割り箸が使われるようになってきたのだと思います。もし、これが自然破壊につながったりしたり、浪費につながるものであれば、ずっと以前に淘汰されたと思います。

私は日本の伝統文化である、割り箸文化を捨て去ることは、日本の文化を捨てることだと思っています。その背後にある、文化すべてを見捨てることにもつながることであると思っています。マイ箸派の皆さんにお願いがあります、少なくとも日本を代表する良心的な老舗の料亭などで、割り箸が使われていたら、マイ箸を使うのはやめて素直に割り箸を使ってください。そうした席でマイ箸を出すのは無粋です。モノを知らない愚か者の所業といわれても、文句は言えないと思います。良心的な老舗料亭では、今でも国産の割り箸を使っています。今後いくら値上がりがしても、使い続けることでしょう。

ここで一つ提案があります。日本製の割り箸に限って、割り箸袋や割り箸自体に国産であることの、マークなどつけて中国産などと区別したら良いと思います。マイ箸派は、日本製の割り箸はそのまま使うが、中国産であった場合はマイ箸を使うようにすべきだと思います。

マイ箸派の皆さん、何も考えずにただマイ箸を使うことは、ひょっとするとあなた方の善意に反して、日本の森林破壊を助長しているかもしれません(現実には、たいした量ではないと思いますので、そんなことはないと思いますが・・・。気持ちと理屈の問題です)。それと、日本の伝統的な食文化の破壊を助長しているかもしれません。もっと、日本の割り箸に対する理解を深めていただきたいです。このブログでは、いずれ何回か日本の割り箸そのものついて掲載していきたいと思います。

<20日加筆>

上記のように結論を書いてありますが、その後マイ箸関係のブログをいくつか、見せていただきました。マイ箸を使っている方の中にも、上記のような背景を十分判っていて、なおかつ意図して、意識して使っていらっしゃる方がいました。そのような方に対しては、上記の文章の行間を読んでいただげれば、私の考えはわかっていただけると思いますが、ここで念のため、私は、そのような使い方をされている人達には、上記の結論はあてはまらないと思っていることを、敢えてここに記載させていただきます。

<24日>

ある方のブログに、割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書 658) (新書)からの引用で、以下のような内容が記載されていました。

70年代以降、中国製の割り箸が日本に入ってくるようになった。その原料は今、ほとんどがロシア産となっている。中国における年間の木材消費量は3億7000万㎥で、そのうち割り箸の生産量が60万㎥で、全消費量の0.16%だ。そして、日本に輸出される割り箸の量は36万㎥ほどで、全消費量の0.09%に過ぎない。さらに、中国では植林活動が活発で、木材生長量は消費量を上回る。これで割り箸が環境破壊の元凶と言えるだろうか?割り箸の消費量を抑えるよりも、はるかに消費量の多い。建築材や紙などの消費を抑える方が効果的だろう。

私自身は、中国の割り箸についてはほとんど実体を知りません。中国の割り箸の実体もう一度調べてみる必要がありそうです。いずれにせよ、環境問題において割り箸などの問題は、「重箱の隅」をつついているようなもののようです。ただし、日本の割り箸文化については、これからも維持すべきものと考えます。いずれ、このブログ内容、中国の割り箸を含めて刷新したいと思います。

林野庁では、以下のような見解を示しています。

林野庁の統計によると日本国内では年間(平成17年)約260億膳の割り箸が使われており、1人あたり約200膳使っている計算になる。現在割り箸の98%が輸入品で、そのほとんどが中国製だ。乱伐や環境破壊につながるなどと悪者扱いされる割り箸だが、国産に限っては、丸太から材木を切り出した残りの端材や間伐材を利用する。林野庁は「日本で生産する割り箸は、丸太(間伐材)を無駄なく利用することで森林資源の有効活用につながっていることを理解してほしい」と話している。

【割り箸について、毎日新聞の記事があります】

下は、ベネトンが発売しはじめた、マイ箸。ベネトンらしく、色の種類も豊富だ。全部で10種類の色がある。


2007年10月18日木曜日

冬の海外旅行は南イタリアが一番!?




上は、マリナ・コロンナ社の農園の動画。南イタリアモリーゼ州にマリナ・コロンナ社 はあります。広大な土地にあるひまわり畑、トマト畑は自然の恵みの豊かさを実感します 。また、彼らの仕事は実に丁寧で、オリーブの木は一本ずつ手作業で手入れをし、出荷作 業も手作業で丁寧にロウで封印して出荷されます。

もう少しで、冬になります。冬の海外旅行には、是非南イタリアをおすすめします。南イタリアとは、イタリアのナポリから南の地方一体を示すところです。冬は南イタリアって、どうして?と思われるかもしれませんが、まず第一に南で、地中海に面していることから、非常に温暖です。だからこそ、冬にはもってこい。

それから、地中海に面したいわゆる南イタリア地中海地方の料理は世界一健康に良いといわれているからです。このブログでも南イタリア地中海料理のことは紹介させていただきましたが、アメリカの医学界でもお墨付きの、世界一健康的な料理です。

その良さは、私の過去のブログの記事をご覧になってください。一般にイタリアの北のほうは、バター、生クリームなどを多量に用い、どちらかというと、ヨーロッパのフランスやドイツの料理に似通っています。

南のほうは、トマトソースや、オリーブを多様し、魚の料理も多くかなり健康的な料理です。ローマなどの中部は、北と南の中間というところでしょうか。また、南イタリアは昔は貧乏だったために、世界中に出稼ぎに行く人が多く、いわゆるイタリア料理というと、トマトソースを用いたこの地方の料理が普及しています。

ニューシネマパラダイスもこの地区が舞台です。あの映画観ていてもお分かりだとおもいますが、南イタリアにもともと住んでいる人達はどちらかというと北の人々より、小柄で、髪の毛や目の色も真っ黒な人がほとんどです。日本人には親近感がもてます。たまに、金髪、青い目の人がいますが、それらは外から移入してきた人が多いです。あの映画の中でも、アルフレードが青年になったトトに「目の青い子には、関わるな」と言っていました。それは、こうした背景があるからです。

それと、南イタリアの方が性格はおおらかだと思います。一概にはいえませんが、やはり中部以北だと、マキャベリを生み出した土地柄です、一定の厳しさというものがあると思います。年末年始の海外旅行は、南イタリア地中海地方をお勧めします。

時代遅れの偵察衛星システムで日本は隣国からのミサイル攻撃を防げるのか?―【私の論評】シギント(信号諜報)の重要性と日米台の宇宙からの監視能力 - 中国の脅威に備えるべき課題

時代遅れの偵察衛星システムで日本は隣国からのミサイル攻撃を防げるのか? ■ 江崎 道朗   茂田 忠良 書籍『シギント 最強のインテリジェンス』より まとめ 日本が「反撃能力」の保有を決定したが、具体的にどの武器をどう使うかが曖昧 トマホーク巡航ミサイル購入、国産ミサイル射程延伸...