上は、海底牧場の表紙。 この小説のあらすじは、「21世紀、世界連邦食糧機構の海務庁牧鯨局は、食用の鯨を海で放牧し、人類の食糧需要量の一割以上をまかなうほどになっていた。その海底牧場で、牧鯨者と して鯨を管理する一等監視員ドン・バーリーは、新人として配属されてきたウォルター・フランクリンの訓練をまかされることになった。
だが、フランクリンに はひとに言えない過去があった…海に生きる男たちの波瀾に満ちた運命を描く巨匠クラークの感動的な海洋SF」。
この小説いろいろ展開して、私自身ももう細かい筋はわすれてしまっていますが、アマゾンの書評に「未来では鯨を養殖して食用にしていました それが残酷だというので鯨の乳を加工して食料にするという話です 捕鯨をやっている日本への当て付けでしょうか」などと書いている人もいます。
しかし、少なくとも、アーサーC.クラークが若くてこの小説を書いていた頃は、エネルギー問題や、食糧危機などの問題も今と同じように人々に認識されていて、海洋資源に関して希望的観測が語られていて、西欧人ですら、この小説のように、未来の姿として、空想の世界の中では、鯨の放牧などして、鯨を食料としているということも、ありえるという認識があったと思います。
しかし、最近ではまるで海洋牧場などによる海洋資源など忘れ去れたようで、あまり話題にも上らなくなってしまいしまた。それどころか、調査捕鯨に対する、反対運動が起こっていて残念なことです。
やはり、海洋資源に関して、もう一度真剣に取り組むことが、これからの世界にとって環境問題、食料問題を解決する糸口になるのではないかと思います。 でも、最近では西欧諸国では海洋資源のことなど、レアメタルや海底油田などを巡る争いに関しては、マスコミで報道されたりしますが、海洋牧場の話などまるでなかったかのような扱いです。
目の前に、素晴らしい未来があるのに、これを無視する必要はないと思います。これを無視するのは、以前私がブログで書いたように、最近の反捕鯨の動きは、富創造システムを構築した一部の人達による策謀なのでしょうか。
そのために、小麦、大豆、原油などは戦略物資として利用されているのでしょうか?反捕鯨の背景に関してはこのブログでも「反捕鯨の背景」として詳細に記載してあります。まだ、読まれていない方は、是非あわせてご覧になって下さい。
いずれにせよ、原油高、バイオエタノールによる穀物相場の上昇、サププライム問題、サーズ、BSEなどの不安、毒入り餃子、環境問題など、全くお先真っ暗に思われる現代、海洋資源の開発などの話題が活発になされ、大きな可能性が示唆されただけでも、世相も変わるのではないでしょうか。
日本は、四方を海洋に囲まれた国であり、技術的にも恵まれた国です。前にもブログで書いたように、経営学者のグルである、ドラッカーも海洋牧場などによる、海洋資源の開発は人類の最後のフロンティアであり、将来有望であると述べていました。
日本が実際にこれに対して大掛かりに取り組むことを世界に表明すること、さらには実際に行動に移ることにより、日本は環境問題に関するリーダーシップをとることができます。来るべき、洞爺湖サミットでは少なくてもこれを世界のリーダーに向かって示し、日本が海洋資源に関して世界のリーダーとなることを宣言しても良いのではないでょうか?
日本は、こうすることにより、国民の不安感を払拭するとともに、世界に向かって指針を示すこともできます。北海道の話をすると、私がこのブログで北海道の失われた10年として掲載した北海道の経済危機を考えると、今年は非常に厳しい年になりそうです。
北海道を農産物のバイオエタノール基地にすれば良いなどという意見の人もいますが、その原材料が小麦、トウモロコシ、大豆などであれば、私は百害あって一利なしと思っています。
それよりも、北海道近海に大規模な海洋牧場をつくって、食料の調達や、エネルギー源の確保に努めるほうが、よほど効果があると思います。いずれにせよ、海洋牧場の偉大な人類への貢献を、全人類に具体的に伝えるという役割が、日本にとっても北海道にとっても最もふさわしいと思います。
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