2009年4月7日火曜日

中国:「死刑バス」で臓器摘出・販売=英国メディア 「まるでナチスの毒ガストラック」―中央集権国家はやることがだんだん似てくる?


中国で開発された死刑執行車両に連行される受刑者(AFP)

中国:「死刑バス」で臓器摘出・販売=英国メディア 「まるでナチスの毒ガストラック」

  【大紀元日本4月5日】中国共産党が移動式死刑執行車を運行しており、死刑執行後臓器を摘出し、病院に供給していることが明らかになった。英紙「デイリー メール」によると、中国当局は 3年前からハイテク死刑執行車による死刑執行実験を行ってきたが, 北京オリンピックを控えて国際的な世論を恐れて、その情報を統制して来た。 デイリーメールはナチスドイツがユダヤ人虐殺に利用した毒ガストラックとよく似た「死のバン」が中国各地を運行中であると報じた。

 全国に配置された「死の車」

 時速130kmで走行可能な17人乗り小型バスと同じ大きさの死刑執行車は重慶の金冠自動車グループが研究開発したとされる。外観は普通の警察パトロー ルカーとよく似ているが、内部には病院の手術室と同じ設備が備えられている。約6万ポンドをかけて作られた車両は、不景気にも関わらず10台も売られたこ とがわかった。

 死刑執行の時は、死刑囚はあらかじめ刑務所で鎮静剤を注射される。死刑執行車に移送され、電気ベッドに固定される。ベッドが自動的に車両の中央に移動すると、医者は意識を失わせ、呼吸を止まらせ、心臓を止まらせる薬物を注射する。

 匿名の中国のある司法幹部はこのような死刑の執行は、従来の銃殺刑よりさらに人道的で、死刑囚の苦痛、家族や司法警察の負担を減らしたと表明した。

 ナチスドイツも60年前、よく似た死刑執行方法を用いた。当時受刑者とユダヤ人を輸送する時間を短縮させるため、ナチス科学者は密封式トラックを研究開発した。このトラックは排気管の一酸化炭素が車の中に送られる仕組みで、一度に 50人 を処刑することができた。

中央集権国家はやることがだんだん似てくる?
最近の、北朝鮮のミサイルや、国内の出来事などたくさんあったので、中国ネタ、最近ほとんど書いていませんでしたが、再開です。本日久しぶりに中国関係のサイトをみていたら、上の記事がありました。

日本あたりだと考えられませんね。いや、現代だと中国くらいしか考えられませんね。それに、中国の場合、そんなに重い罪でもない人が死刑になることが多すぎます。しかも、裁判などの手続きもあまりにも簡素であっという間に終わってしまいます。中央集権国家というのは、互いに良く似ています。とにかく、本当は似非科学なのですが、科学的思考を重んじます。宗教は否定します。中央政府のドグマやイデオロギーが何にもまして正しいということになります。密告など奨励するので、他人を容易に信じることができずに対人関係が破壊されます。それよりも、何よりも、人間とそれをとりまく人工物など、世の中の一部に過ぎず、本当はもっとはるかに大きなものがこの世にはあることが、否定され、そのような考えをする人たちは拘束されたり、酷い場合は殺されたりします。

宗教が残っていれば、これから死に行く人や、死んだばかりの遺体などにこのような仕打ちはできませんね。中国やはり、どこか病んでいます。上にはナチスの例が書いてありましたか、私は随分前に、北海道新聞で旧ソ連について書かれてあったことを思い出しました。

旧ソ連なので、あまり移植技術などが進んでいない時代のことでした。とにかく、死体から血液を集めて、それを輸血する研究をしていたようです。場所は忘れ ましたがあるときある村の家々から、遺体が何の前触れもなく当局からいきなり運び出されたそうです。その後遺体もかえってこなかったそうです。随分後、そ れも数十年後になってから、その目的は血液の採取だということを知らされて驚いたそうです。もし、この時代に臓器移植などの技術があったとした、きっと中国のようなことをしたと思います。

ナチの例では、上では、毒ガス車両で殺して運ぶなど程度のことが書かれていますが、医学の研究のもとに、とんでもない残忍な実験が多数繰り返されていました。全く信じられないことがあります。ある酷い例では、双子の背中を縫いあわせて、血管もつなぎ一体にしたなどの例がありました。本当におぞましいことです。

中国、このようなこと新たに始めたということは、あまり長くはありませんね。ナチや、旧ソ連が崩壊したのと同じことです。末期症状でこのようなことがまかり通るということは、過去の全体主義国家や、独裁国では昔からありました。全くおぞましい人類の記憶ですが、このようなことは過去に何回も繰り返されてきました。中国で終わりにさせたいです。

私は、このブログで、旧ナチ、旧ソ連など全体主義的国家がオリンピックを開催すると、その10年後には国家体制が崩壊することを掲載しました。中国もはやくそうなって欲しいです。中国という国そのものは、続いてもかまいませんが、その中の共産党一党独裁という全体主義、独裁はもう止めて欲しいです。しかし、一党独裁をやめてしまえば、中国は分裂することでしょう。それは、過去の歴史も示していることです。現代中国はいずれ、崩壊してなくなりはしますが、人々の苦しみを考えると、今すぐにでも消えてなくなって欲しいです。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

死刑囚が死刑執行後にその臓器を有効に利用される・・・

中国的合理性・・・なのでしょうね。

山田 豊 さんのコメント...

匿名様 コメント有難うございます。おっしゃるとおりです、全体主義国家に共通する合理性ですね。

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