2009年6月7日日曜日

両陛下、全国植樹祭出席=負担軽減でお言葉省略-福井-日本の森に必要なのは間伐、伐採、植樹などとに万世一系の天皇陛下のお手を煩わせてよいものだろうか?

両陛下、全国植樹祭出席=負担軽減でお言葉省略-福井(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしください)

福井県 天皇、皇后両陛下 来福 第60回全国植樹祭


福井県を訪れている天皇、皇后両陛下は7日午前、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡を会場とした第60回全国植樹祭の式典に出席された。天皇陛下は式典で例年お言葉を述べていたが、負担軽減の一環で今回から省略されることになった。

 式典には約1万1000人が参加。天皇陛下はウスズミザクラや福井県の木であるアカマツ、皇后さまはウワミズザクラなど、両陛下で計6種類の苗木を植えたほか、ヤブツバキなど計4種類の種もまいた。

 宮内庁は1月、天皇陛下の健康面に配慮し、全国植樹祭など式典でのお言葉を原則なくすことなどを盛り込んだ負担軽減の基本方針を公表している。(2009/06/07-12:03)

日本の森に必要なのは旱間伐、伐採、植樹などに万世一系の天皇陛下のお手を煩わせてよいものだろうか?

福井県の地図

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日本では、江戸時代もそうでしたし戦後も、乱伐がたたって、日本全国いたるところで、山が禿山のようになっていました。江戸時代の浮世絵などにすら、禿山の様子がよくでてきます。せっかくの風景画なのに、描かれている山には、一本も木がないというものも良く見られます。きっと、江戸時代には乱伐で、こんな風景は珍しくもなかったのだと思います。

それを明治時代から、政府主導でどんどん植林を進めてきました。戦争中はその動きが一度とまるどころが、また乱伐されたりしました。しかし、戦後も営々として60年以上熱心に伐採を行ってきました。だから、日本の国土は、Google Mapなどで航空写真を見ると、どこの国よりも森林が多く茂っていて、青々としていることがわかります。上の福井県のマップもまさにそうです。本当に人が住んでいるところ以外は、青々としています。

そうです。日本の植林事業は大昔から実施していて、それなりの成果をすでにおさめているのです。これをブラジルか何かの伐採の内容を見て、日本のことも同じように思うのは全く違います。

こうした、日本の森で最近問題になっているのは、大きく育ってしまった森林のことです。日本の森林のいたるところで、遠くからみると青々として素晴らしいのに、その中に踏み入ってみると、空は育ちきった木が空を覆い、光をさえぎり、暗闇のようになっていて、そのため草などもはえず、林床には何もなく、したがって、小動物もなにもいなくて、まるで砂漠のようになっているところがたくさんあります。

これは、日本では、間伐や成長した木の伐採がほとんど行われなくなったためです。森というものは、そのまま生やしておけば良いというものではありません。もし、そのま生やしておけば、新しい木は全く生えず、今生えている木は、いずれ朽ち果てます。そうして森全体が朽ち果て、やがて砂漠のようになります。そうです、新しい木の苗は光を必要とします。しかし、間伐も伐採もされない森では、薄暗くてたとえ、新しい木を植えたとしても育たないのです。

日本の森林は昔のように手入れをされなくなったので、そこに自然と生えてきたマツタケなどもほとんど取れなくなったのです。森林が砂漠のようになってしまえは゛、そこには、餌もなくなり、動物もすめなくなります。だから、最近は、野生の熊や、鹿などが人里近くまで出てきて悪さをするようになったのです。

無論砂漠のようになれば、今度は日当たりがかなり良くなるのでいずれは、いずこから木の種が飛んできて、その木の苗が育ちその木が大きくなって森になると思います。しかし、元の森林のようになるには、数十年などという期間ではむりです、数百年以上もかかるかもしれません。

しかし、森林を管理しながら、計画的に間伐と伐採を行えば、砂漠化することなく、次から次へと新しい木が育っていき、長い期間には、同じ森林で次から次へと世代交代し、砂漠化することなどありません。

今日本のほとんどの森林が砂漠化の危機見舞われています。だから、もう植樹祭などはやめるべきなのです。そんなことに、天皇陛下のお手をわざわざ煩わさせるようなことはするべきではないのです。

実施すべきは、計画的な伐採と、間伐です。もう、植樹祭などは取りやめて、日本の森を守るための象徴として伐採祭や、間伐祭を執り行うべきだと思います。そんなときに、陛下に来ていただくことができれば、陛下自身もよほどお喜びになるのではないかと思いますし、国民も意義あるお祭りを開催できて、大喜びということになると思います。

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