2010年11月10日水曜日

Appleと電通、iAdの日本展開でパートナーシップを締結-2011年より開始―【私の論評】eコマースの本質はやはり、広告か?

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/10/091/index.html


私の論評】eコマースの本質はやはり、広告か?
いよいよ、iAdがはじまりますね。どのような広告になるのか今から楽しみです。それに、アフィリエイトもできるのでしょうか?できるなら、やってみいです。なんですか、アフィリエイトも草創期の頃は相当儲かった人もいたという話があります。今で、もう、ありふれってしまったので、もう、そんなには儲かりませんね。しかし、iAdのような目新しいものならまだ、儲かるかもしれません。

それにしても、あのアップルがいよいよ、広告ですか。多くの人が、少し前までは、アップルが広告に手をだすなどとは思ってはいなかったかもしれません。あくまで、アップルは先進的なパーソナル・コンピュータの会社であると思っていたに違いありません。当然、あの広告が主な収益源の、グーグルとは異なる会社だと思っていたに違いありません。

しかし、アップルはいろいろと新しいビジネスを考えてきた会社でもあります。たとえば、Pod、やiTuneなどその典型です。iPodは要するに、ミュージックプレイヤーですが、他社がただ、ミュージックプレイヤーを販売しているだけなのに、アップルは全く新しいビジネスモデルを構築し、大成功しました。

このビジネスモデルを最近はやりのピクト図法で描いたものが下の図です。ピクト図法の見方なとわからない方、こちらを見てください。

クリックすると大きな図をご覧になることができます
従来のソニーのような会社が発売していた、ミュージックプレイヤー(MP3プレイヤー)は上図の左側のようなものでした。非常にシンプルなものてす。


右は、アップルのビジネスモデルです。ご覧になれば、わかるように、アップルは、iTuneストアというサイトを構築し、パソコンや、iPhone、iPodtouchなどで音楽、映像コンテンツをダウンロードして、見たり聴いたりすことをできるようにしました。


私も、iTuneは良く使います。おかげて、最近あまりCDを購入しなくなりました。他のサイトや、iTuneのサイトを見たり、頭の部分を聞いてみて、気に入ったらすぐに買えるのが良いです。従来はアマゾンで、CDを購入することもあったのですが、どうしてもしばらくたってから届くので、その場で聴けるというのは本当に良いです。ダウンロードの仕方もいろいろあまりますが、前はパソコンでダウンロードしたものをパソコンからiPhoneにダウンロードしていましたが、最近ではポケットwifiなども使っていので、ほんどが、iPhoneでダウンロードして、iPhoneで聴いています。


iAdを説明するジョブス
さて、このようなビジネス・モデルで成功したアップルです。やはり、新たなビジネス・モデルの構築ということで、いよいよiAdの公開が決まったということです。


このビジネス・モデルに関しては、以前「水道の蛇口戦略」ということで、このブログにも掲載したことがあります。「iPhone、iPad、iPodは水道の蛇口のようなもので、水道管を通じて様々な個人や企業が制作したステキなコンテンツがその蛇口に注ぎ込まれていきます。今はまだユーザーはこれらのコンテンツを有料(少額)で購入しているのですが、もし、iPhone、iPad、iPodそのものが広告媒体になったら、広告媒体であるiPhone、iPad、iPodの無料化(低価格化)だけではなく、コンテンツそのものも無料化するかかなり低廉にする戦略」ということで、以前にもこのブログに掲載しました。


この戦略、いわゆるeコマース(電子商取引)で大成功している企業の基本戦略です。それと、eコマースの本質は、このブログにも以前掲載したように「広告」です。Googleは、いろいろなことに手を出していますが、それは、結局自ら運営する検索エンジンなどに多くの人を集めるための手段にすぎないのであって、検索エンジンは、もとより、グーグルマップや、グーグルアース、その他の様々な先進的なアプリなども結局はそのためで、それを通じて集まった人たちに対する広告をすることがグーグルのビジネスモデルの本質です。


これは、他のeコマースでも同じことです。楽天だって、あのバーチャル・ショッピング・センターそのものが大きな広告塔です。アマゾンだって、直営でやっているというだけで、あのサイト自体が広告です。現在成功している、eコマースの本質は煎じ詰めれば、皆広告です。


だからこそ、最近では、iBookでも成功を収めつつあるアップルも広告に打ってでたのです。アップルは過去に成功したビジネスモデルであるiTuneのように、多くの人々を集めることのできる強力なビジネスプラットフォームを築いて、その上で新たなビジネスを展開しようとしているのです。


最近では、このように、人々を多く集められるプラットフォームを構築して、それを活用して、モノやサービスを提供するビジネスが伸びています。


今までになかったような巨大なショッピングセンターも、プラットフォームの一つです。iPhone、iPqd、iPodtouchなども、こうした多くの人を集めるプラットフォームの入り口として、新たなiAdを活用して、そこで広告を打つというのがアップルのビジネスモデルです。


さて、アップルは従来はいわゆる先進的なパソコンメーカーだったのですが、こうした最近のeコマースや、ビジネスプラットフォームの世界に参入して、さらにビジネスを拡大しようとしています。


現在アメリカでも、日本でもあまり景気が良くないのは皆さんご存じでしょう。両国とも、既存の小売業などはモノがあまり売れない状況にあります。製造業もそうです。しかし、その中にあって、eコマースは伸び続けています。アマゾンは、昨年の12月のクリスマスシーズンにおいても、前年と同様、創業以来の高収益でした。他の大手、eコマースも似たようなものです。日本国内でも楽天など業績を伸ばしています。


残念ながら、この不景気の中、業容を拡大しているのは、いわゆるeコマースのみのようです。これらは、まだまだ伸びる可能性があります。


皆さんの会社でも、eコマースなど検討してみるべきと思います。ただし、今更、楽天や、Google、アマゾンの後追いをしても成功はおぼつきません。iAdに関しては、まだ、実際に運用されていませんが、iTuneや、最近のiPad、iPhoneなどでも大成功を収めたアップルです。これも、成功すると思います。


アップルは広告の分野では、新参者です。もともとは、先進的なパソコンのメーカーで、広告などとは縁のない企業でした。こうした、メーカーが広告を打つビジネスモデルをうちだしたのです。


何か、私たちに勇気づけられるようなニュースだと思います。私も、自らの事業の関連の分野でこうしたビジネスモデルを創りたいです。それも、自らの事業にあったもので、今までになかったユニークなものを創ってみようといまいろいろ思いを巡らせているところです。


皆さんも挑戦してみてはいかがですか?それには、ピクト図法などかなり役に立ちます。皆さんも、活用してみてはいかがですか?それから、マインドマップも役に立ちそうです。







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