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すっきり美しいコーヒーメーカーはiPhoneで操作が可能:
もうiPhoneでできないことなんてないんじゃないの?
こちらのコーヒーメーカー、ScanomatのTop Brewerは実にエレガント。コーヒーメーカーの表にでなくていい部分は全てカウンターの中に隠してしまうデザインになっているのです。表に出ているのはカップにそそぐパーツだけ。iPhone やiPadの専用アプリからコーヒーメーカーの操作が可能ですが、カウンターには非iPhoneユーザーのためにLCDのタッチスクリーンもついています。Top Brewerは1分間におよそカップ4杯分のコーヒーを淹れることが可能。自動洗浄機能つきなので、コーヒーができたら味わうだけで、お掃除の心配はありません。
コーヒーは飲まないと言う方も人ごとではありません。Top Brewerはお湯/水はもちろん、牛乳、フルーツジュースのために使用することも、お野菜を蒸すこともできる賢い商品。値段は現段階では未定だそうですが、この優れもののことです、きっと高いのでしょうねぇ。
【私の論評】スマホの可能性はこれからまだまだ広がる!!人々の生活に密着した分野で、様々な関わりを持つようになる!!
スマホの可能性は、上記のようなコーヒーメーカーだけではありません。それどころか、おおよそ人が生活していくなかの身近な機器類すべてにおいて、関わりを持つ可能性があります。
このブログには、今年の2月にAppleのXserveの受注終了に関連して、以下のようなことを掲載しています。
・・・・・・・・この撤退の意味するところは、次の時代には、いわゆるクラウド・デバイスの時代がやってくるということです。iPhoneや、iPadはデバイスの一形式にすぎず、クラウドを背景にして、ありとあらゆるデバイスが開発されて、運用されていく時代への突入を意味しているということです。
この流れを理解しない企業はいずれ、競争力を失い、陳腐な企業群の中に埋没していくことでしょう。こうした、クラウド・デバイスをめぐる、戦いは先進国で火蓋をきっておとされました。これは、IT関連の企業だけの話ではなくすべての産業をひっくるめて、これから、10年間にわたって大攻防戦が繰り返されるわけです。こんなときに、グローバル企業などといって、新興国の遅れた社会にあわせた製品開発をやっているだけの企業は遅れをとることでしょう。これから、テレビは無論のこと、車、時計、電気・水道・ガス、炊飯器、オーブン、体重計、医療機器、ゲーム機器、インターフォン、メガネ、湯沸かし器、冷蔵庫などありとあらゆるもの、がスマート化され、クラウド・デバイス化されるのです。もう、パソコンや、iPhone、iPadの世界だけのことではなくなるのです!!また、Appleのいわゆる"Aire Play"に関して、以下のような記事も掲載しています。
それにしても、iOS4.2によって、アップルTVや、エアスピーカーなどかなり自由に使える環境が整ってきました。これは便利です。いつも、使っていれば、なくてはならない存在になると思います。とにかく、wifiを使っていますから、パソコンとの親和性は高いです。
美しいだけではないAirPlay用スピーカー |
そうなると、いずれ、たとえば、他の製品にも、wifiをつけて制御するようになれば、様々なことができるようになると思います。たとえば、家の電灯なんて、その典型かもしれません。iPhoneで点灯して、明るさ調整までしてしまうとか・・・・・?それに、冷蔵庫なんかもいいですね。冷蔵庫に入っているものを冷蔵庫自身がカメラなどで中を認識して、定期的に購入しなければならないものを教えてくれるとか・・・・。場合によっては、定期宅配便に注文できるとか・・・・・・。ついで、今夜のおかずをサイトでみて、それに必要なものも宅配便で届けてもらえるとか・・・・・。また、食事の内容に関しても、栄養面からアドバイスがもらえるとか・・・。
体重計でも、トイレでも、いろいろなセンサーをつけておけば、それが、病院などに配信されて、注意事項とか、アドバイスがiPadで見えるとか・・・・。それに限らず、定期的に購入すべきものは、自動発注され、その内容がiPadでみられるとか、でかけるときは、いつからいつまで、出かけると入力しておけば、きちんとセーブして届けられるとか・・・。こうなると、もうAirPlayではなくて、もう、ホーム・オートメーションですね。wifiが各家庭に普及すれば、こちらのほうが、既存のものよりよほど安くできますね。
そうすると、アップルは、今までのように、情報のみでなくて、他の物理的なモノや、食品まで扱えうようになるわけです。wifiはそこまで生かさないと勿体無いような気がします。何か、そのAirPlayの延長線上にそのようなものがみえてくるのは、私だけでしょうか?この動きに関しては、日本国内では未だほとんど認知されていませんが、海外ではかなり認識されつつあるようです。
それが、上記のコーヒーメーカーの事例です。それに、これを加速するような動きもあります。
アップルがiPhone4Sに搭載した音声アシスタント機能「Siri」ですが、ハッカー達により様々な応用がなされています。最初は地味な機能だと思われていましたが、アップルが想定していたような使いかた、さっそくハッカー達にもう使われています。
これは、音声認識で車のエンジンを始動・停止させている動画です。冬場などに暖機運転する際など、家に居ながら車のエンジンを掛けられるのでとても便利ではないでしょうか。こちらは音声認識でメディアセンターを制御している動画です。動画の再生開始、再生する動画の選択などを全て音声で制御しています。
これらは応用例の一例にすぎません。ほかにもホームオートメーションなどへの利用例もあり、応用の幅はまだまだ広いと考えられます。そのような事例の動画が以下のものです。
Appleは、2012年初頭に提供されるiOS5.1でSiriの機能を大幅に拡張予定で、音声によるiPhone4Sのハードウェア制御を実装すると伝えられています。それから、今は英語だけですが、日本語対応もすると思います。いずれ革新的な機能として世に受け入れられる日が間近に迫っていると思います。
そのうちこんな格好のままで、音声だけで家中の機器を制御できる時代がやってくる?! |
日本国内では、スマホや、SNSのことばかり、注目されていますが、この動きも来年顕著になっていくと思います。日本のメーカーなど、スマホ開発や、SNSばかりに注目していれば、この動きにのり遅れると思います。中国などの新興国も含む、未だ社会が遅れている社会発展途上国の輸出に傾注ばかりしていれば、この流れに乗り遅れるのは、必定です。
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