2018年10月17日水曜日

消費税率10%引き上げで…デフレ脱却頓挫 増税見送りの「ウルトラC」まだある!? ―【私の論評】安倍総理は憲法改正も、デフレ完全脱却もやり遂げる(゚д゚)!

消費税率10%引き上げで…デフレ脱却頓挫 増税見送りの「ウルトラC」まだある!? 

予定通りか再延期か…どうなる「消費増税」

8%への増税時には駆け込み需要と反動減が生じた

 安倍晋三首相が来年10月に消費税率を予定通り10%に引き上げる意向を表明した。増税は法律に明記されているため既定路線ではあるが、過去の増税では消費低迷や景気腰折れを招いた。10%への増税を実施すれば安倍政権悲願のデフレ脱却も頓挫しかねない。専門家は、来年4月以降、増税見送りの「ウルトラC」があり得るとみる。

 安倍首相は15日午後の臨時閣議の席上、消費税率引き上げの意向を表明、増税に備えた景気対策の具体化を関係閣僚に指示した。対策の柱は、中小小売店でクレジットカードなどキャッシュレス決済で買い物をした消費者を対象に、購入額の2%分をポイント還元する制度が有力。飲食料品などの軽減税率についても準備を急ぐよう指示する方針だ。

 安倍政権は14年4月に消費税率を5%から8%に引き上げた際には5兆5000億円の経済対策を講じたが、景気は大きく後退し、デフレ脱却も遠のいた。このため10%への再増税はこれまで2度にわたり見送ってきた経緯がある。

0 件のコメント:

トランプの関税圧力と日本の参院選:日米貿易交渉の行方を握る自民党内の攻防

まとめ トランプ大統領は2025年7月7日、日本に25%の関税を課す書簡を石破総理大臣に送り、貿易赤字是正と米国内製造促進を狙う。 日本の参院選(7月20日)は交渉に影響を与え、米国財務長官が選挙を「日本の制約」と指摘。 自民党内の農業保護派は農産物譲歩に反対し、参院選敗北で主導...