2013年6月20日木曜日

消費増税「延期シナリオない」=景気下支えに全力―甘利経財相―【私の論評】経財相の発言は増税を参院選の争点にしないための措置か?マスコミ情報戦再度活発化(*_*;マスコミ報道には猜疑心を持ち性悪説でのぞめ(゚д゚)!

消費増税「延期シナリオない」=景気下支えに全力―甘利経財相:
日本記者クラブで講演する甘利経済再生相=19午後
甘利明経済財政担当相は19日、日本記者クラブで記者会見し、2014年4月に予定されている消費増税について「今から消費税率引き上げを延期するシナリオはない」と述べ、景気の下支えに全力を挙げる姿勢を示した。13年4〜6月期の国内総生産(GDP)成長率の結果を踏まえ「粛々と法律にのっとって引き上げができると思っている」と語った。

政府は今年10月に消費増税を予定通り実施するかどうかを決める。甘... 続きを読む
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【私の論評】経財相の発言は増税を参院選の争点にしないための措置か?マスコミ情報戦再度活発化(*_*;マスコミ報道には猜疑心を持ち性悪説でのぞめ(゚д゚)!

甘利経財相の上の発言に関して、私は増税を参院選の争点にしないための措置だと思っています。アベノミクスを成功させるためには、ここ少なくとも三年くらいば増税するべきではありません。そんなことは、安倍総裁ご自身も、甘利さんも良く理解していると思います。

しかし、ここで増税しないことを明言してしまえば、三党合意で決めた増税をご破算にするということで、マスコミや他の政党が批判するのは目に見えています。今のところは、増税するしないを争点にしたくないとの配慮であると思われます。
甘利経財相のFacebookのカバー写真
ちなみに、甘利経財相は私のFacebook上の友人でもありますが、ここでのコメントなど見ていても、増税のことなど掲載されていません。甘利経財は、以前もどこかで、増税に関するコメントをしていましたが、これは大きなニュースにはなりませんでした。やはり、参院選での争点にはしたくないのだと思います。そうして、それは現状では正しい選択だと思います。

今の段階でわざわざ、増税しないなどと発表しマスコミなどの批判の的になる必要はありませんそんなことをすれば、あの橋下大阪市長の「従軍慰安婦」発言の二の舞になってしまいます。マスコミは、とにかく鵜の目鷹の目で、アベノミクスを頓挫させ、日本の戦後体制維持するために、躍起になって突っ込みどころを探しています。そんなところに、わざわざ、鴨が葱を背負ってくるというような真似はできません。参院選が終わってからという腹なのだと思います。

参院選では、何が何でも勝ち抜いてアベノミクスを成功させたいとの配慮ではないかと思います。参院でねじれ状況が解消されなければ、結局増税ということにもなりかねません。それだけは、絶対に阻止すべきです。

マスコミが、アベノミクス頓挫のため増税の不都合をいかに隠蔽しようとしているか、非常にわかりやすい動画がありましたので、それを以下に掲載します。


この動画は、世に溢れる経済ニュースのウソを、経済評論家の上念司氏が暴いていく「メディアの嘘を見­抜け!」シリーズの最新版です。今回は、反日マスコミが日本を滅ぼすために何としても実現させたい「消費増­税」にからみ、その失敗事例の数々を確認しながら、マスコミの主張の根拠の無さを視聴­者の皆様に周知するという内容です。

詳細は、この動画をご覧いただくものとして、以下に上の動画で使用された、フリップ二枚を掲載させていただきます。



さて、このフリップに関係することがらは、このブログでも掲載しています。それらについては、以下の【関連記事】のところにまとめて掲載しておきますので、是非ご覧になってください。

マスコミの論調というと、最近経済以外にも非常に気になることがありました。それは、高市議員による"原発死人なし"発言に関するマスコミの報道ぶりです。
高市氏の発言は、まともに受け取れば、原発の放射能による死者はないということです。これは事実です。しかし上でも述べたように、マスコミは、とにかく鵜の目鷹の目で、アベノミクスを頓挫させ、日本の戦後体制維持するために、躍起になって突っ込みどころを探しています。アベノミクス頓挫のシナリオの中には、エネルギー問題もあります。とにかく、エネルギー確保が直近では、難しい状態にするため、原発を稼働させないようにして、日本経済の成長を何としても妨害したいのです。

このあたりを理解するには、以下の記事が非常にわかりやすいです。是非ご覧になって下さい。
福島第一原発事故の放射能による死者はゼロ
高市発言で始まった原発再稼働をめぐる情報戦
高市早苗自民党政調会長
 以下に一部を切り抜いたマスコミの高市発言の報道ぶりの動画を掲載します。



マスコミは情報戦に大勝利して民主党政権を樹立することに成功しました。安倍政権が成立してしばらく停滞していたマスコミ、今、アベノミクス頓挫のため、そうして本命は「戦後体制から脱却」を阻止するため、再び立ち上がり情報戦を活発化させています。

私たちは、こうした情報源に惑わされる事のないように、上念氏が上の動画で語っていたように、猜疑心を持って、マスコミに接するべきと思います。

イギリスでマスコミに関するアンケートをとると、新聞などのマスコミの報道を鵜呑みにする人の割合は、10%にすぎないという結果がでるのですが、日本で従来よりは低くなったものの、今でもイギリスなどに比較すれば、かなり高い割合で高どまっています。

私は、マスコミ報道に関しては、猜疑心を持ちつ性悪説で臨むべきであると思います。皆さんはどう思われますか?

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2013年6月19日水曜日

【阿比留瑠比の極言御免】安倍首相「FB発言」の重大性―【私の論評】安倍攻撃の真相はほとんどがこんなもの(*_*;あらゆる安倍攻撃撃退のためのマニュアルをご覧あれ(゚д゚)!

【阿比留瑠比の極言御免】安倍首相「FB発言」の重大性:


安倍晋三首相が交流サイト「フェイスブック」への投稿で、小泉政権時代の田中均元外務審議官による対北朝鮮外交を批判し、「彼に外交を語る資格はありません」と記したことが波紋を広げている。これに民主党の細野豪志幹事長や朝日新聞が「個人攻撃だ」と噛み付き、首相に自制を促すという展開になっている。

この記事の詳細は、こちらから!!

【私の論評】安倍攻撃の真相はほとんどがこんなもの(*_*;あらゆる安倍攻撃撃退のためのマニュアルをご覧あれ(゚д゚)!

この出来事ででは、今月日曜日16日の段階で、安倍総理は再びこの問題についてFacebookに投稿しています。それが以下の内容です。



上の記事で、安倍総理は、再度この批判は、「国民の生命と主権に関わる判断」と「公務員としての記録を残す」という義務についての批判としています。「外務省元幹部」としての肩書きで写真を大きく掲載する事も了解しての新聞でのコメントやテレビを活用した活動ですか「一個人」との認識は、全く的外れです」とも述べています。

まさに、その通りと思います。「一個人」批判には当たりません。

これを「一個人」への批判として、細野や朝日新聞が批判しているわけです。まさに、上の阿比留瑠比氏の語っている通りです。

今回は、外交の問題ですが、すでに皆さんご存知のようにマスコミ、政治家、いわゆる識者といわれる人々の安倍攻撃が始まっています。そのほとんどは、以下に集約されます。

これは、このブログにも度々登場する、経済評論家の上念司氏のツイートがもっともわかりやすいので、これを掲載します。
上の内容を以下に簡単に説明させていただきます。そうして、これを安倍攻撃撃退マニュアルとしお使いいただければ、幸いです。

①G8で緊縮狂のドイツがさも全体の意見であるかのように偽装
G8では、確かにドイツの首相は、アベノミクスに懐疑的ですが、イタリアの首相は、アベノミクスの効果の速さに魅了されていました。どんなことにも、懐疑的な人はいます。ドイツが世界の中心というわけではないので、他国についてもきちんと報道すべきでしょう。イギリスの首相も付加価値税で大失敗して今だに景気が浮揚する見込みもありません。だから、日本の対策にはかなり関心を持っています。これは、このブロクにも過去に掲載しました。そのURLを以下に掲載します。以下、記事で用いた写真も掲載します。
【五輪閉会式】景気後退、将来への懸念は消えず 政争の予感も―【私の論評】イギリスの今日の姿は、明日の日本の姿である!!
 

②株が上がればバブル、下がればアベノミクス崩壊と矛盾した煽り
これも問題外です。話にもなんにもなりません。そもそも、アベノミクスは、株価を上げたり、円安誘導するためのものではありません。それは、あくまで副産物にすぎず、本来の目的はあくまでもデフレからの脱却です。バカ者どもは、そんなことは無視して、株価にご執心です。これについては、詳細は、以下の記事をご覧になって下さい。
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③米中会談に成果があったと偽装(人民日報コピペ疑惑) 
米中会談でさもさもかなりの成果があり、日中一体化の兆しがみえるとか、酷いのになると第二のニクソンショックなどと論評する馬鹿もいますが、それは、全く事実無根です。 アメリカには馬鹿な大統領がたくさんいましたが、オバマはそこまで馬鹿ではありません。こんな報道をするなど、まるで、オバマ大統領馬鹿と言っているに等しいです。これについても、詳細は、以下の記事をご覧になって下さい。
日本へ脅迫、見過ごせず…米大統領が中国けん制―【私の論評】米中一体化は習近平の妄想にすぎない!!第二のニクソンショックはないのに日中一体化と騒ぐ日本のマスコミこれいかに(゚д゚)!


④アグラ海江田は華麗にスルー 
確かに、海江田氏の安愚楽投資については、ほんど報道されていません。マスコミや、政治家、識者まで、ほとんどの人が、追求しません。本当におかしなことです。これについては、以下に海江田代表が、経済産業相のときに、広告塔になっていたことを掲載した過去のこのブログの記事を掲載しておきます。詳細は、こちらをご覧になって下さい。
「リスクはゼロ」「安全有利」 海江田経産相が安愚楽投資を「勧誘」―【私の論評】もともと、民主党の代表は、外国人も選挙をしており、違法!!こんな代表に選ばれた、閣僚もすべて違法!!

(おまけ)反アベノミクス本出版攻勢
新聞記事もそうですが、書籍もそうとうおかしげなものが、多く出版され、安倍攻撃体制を整えています。アベノミクスのことをアホノミクスと言う、変態もいます。これの典型的な例は、このブログの過去の記事のURLを掲載しておきます。詳細は、これをご覧になって下さい。
【浜矩子】直視せよ!"バブデフレーション"で大格差時代が来る―【私の論評】矩子さまの凄すぎる御託宣(゚д゚)!でも、過去の御託宣はことごとく外れてますね(・・;)


さて、上の記事や、URLなど、ご覧いただければ、最近のマスコミなどの安倍攻撃がまるで意味がなく、すぐに論破できるものばかりであることが理解できます。

これから、参院選が近づくととも、おかしげな安倍攻撃がまたぞろ繰り返されると思います。第一次安倍政権のときは、残念ながらこれらの攻撃をかわすことはできませんでしたが、今回はそうではありません。どこまでも、変態マスコミ、変態識者、変態政治家などの嘘を暴いて白日のもとにさらしていきます。また、新たな手口がでてきたら、それも掲載して対処法を掲載していこうと思います。もう、決戦は始まっています!!


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2013年6月18日火曜日

中国、水増し統計相次ぐ 貿易統計は7兆円過大 地方都市の工業生産額も―【私の論評】中国の水増しは女の子のメイクアップのメイク技術の水準よりはるかに上であることが判明!!隠しきれなくなり、日本が再び世界第二の経済大国に返り咲く可能性が非常に高くなってきた(゚д゚)!


中国江西省の貿易港=9日
中国で経済統計の水増しが相次ぎ発覚、公式発表への信頼性が揺らいでいる。貿易統計は架空取引により750億ドル(約7兆円)も水増しされた疑いがあり、地方当局が工業生産を4倍近くに過大報告していたことも判明。政府は対応を迫られている。

 中国税関総署によると、1~4月の中国から香港への輸出は前年同期比69・2%増の1451億ドルに急拡大。しかし当局が架空取引を取り締まった結果、5月の輸出は1~4月より大きく低下。中国紙、21世紀経済報道によると、1~4月の貿易統計に計上された架空取引の金額は750億ドルに上ったとの指摘がある。

 また、国家統計局は6月14日、広東省中山市横欄鎮が2012年の工業生産額を62億9千万元(約970億円)も水増ししていたと明らかにした。公表額は85億1千万元だったが、国家統計局が調べると、実際は22億2千万元しかなかった。

【私の論評】中国の水増しは女の子のメイクアップのメイク技術の水準よりはるかに上であることが判明!!隠しきれなくなり、日本が再び世界第二の経済大国に返り咲く可能性が非常に高くなってきた(゚д゚)!

上の水増しの史実、何も最近のことではなく、もう随分前からいわれてきたことです。昨年も、なんと中国副首相がそのことを認める発言をしていたことは有名なことです。それにしても、中国では、数年前くらいから、女の子のメイクアップ前後のあまりの変容ぶりが話題になっていましたが、中国では、政府や企業もそのようなことをやっていて、何とか、体裁を整えることに必死であることがみてとれます。以下にネットで話題になっていた、中国の女の子のメイクアップ前後の写真を掲載されていただきます。
さっぱり顔もこの通り!
童顔さんもギャル風に
これは何と表現すれば良いのやら!
ザ・別人
なにやら、凄いの一言の水準です。中国はパクリや、経済指標などの水増も凄いですが、女の子のメイクアッブ技能の高度化には、目を見張るものがあります。日本人でもこのくらい化けている人もいるのでしょうが、中国の女の子は、これをネットに掲載するというのですから凄いです。中国の中央政府も、地方政府も、企業もこのようにしていただきたいものです。

さて、中国の経済指標などの水増しにについては、このブログでも過去に掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。
【大前研一のニュース時評】中国の経済統計、信用できず!副首相“発言”が示唆−【私の論評】大前研一氏が今更指摘するまでもなく、中国の統計はデタラメ!!気をつけなければならないのは、それだけではない!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に本日の記事に関係分のみ掲載させていただきます。
英フィナンシャル・タイムズ紙は、15日付で「中国経済、予想を超える急減速か」と題する記事を掲載した。来年3月に温家宝首相のあとを継ぐとされる李克強(り・こくきょう)第1副首相が、かつて経済成長を評価する際に「GDPではなく、電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資の実行という3つの統計を重視する」と語っていたことを紹介したうえで、最近発表されたこれらの数値がいずれも落ち込んでいる、と同紙は指摘したのだ。 
李氏は、「今度、首相になる予定の私は統計のことをよく知っている。だから(GDPではなく)、こういう即物的な(電力消費量などの)指標をみるという癖がついています」と言いたかったのだろう。逆にいうと、中国政府が発表するGDPなどの経済統計は信用できないことを示唆したわけだ。 
これは非常に重要なことだ。中国経済で信用できるのは、李氏の言うとおり電力消費量、貨物輸送量、融資のペースなのだ。不動産の売買、ガソリン売上高などを加えてもいいだろう。最近の即物的指標はたしかに、全部マイナスになっている。
当時の第1副首相がこのようなことを語るというのですから、中国の統計資料の水増しは、疑いようがないほど確かです。このブロクでこの記事よりもさらに古い時点で、中国で公式に発表されたGDPの値にとんでもない出鱈目があったことを指摘しています。以下にその記事のURLを掲載します。
「大躍進の再来」 各省のGDP成長、全国平均値を上回る ネットに批判殺到=中国―もうすでに中国ではバブル崩壊が始まった?
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事は2010年のものです。とにかく、酷い出鱈目だったという事がお分かりになると思います。何も最近にはじまったことではなく随分昔からそうだったのだと思います。

この経済指標などの出鱈目ぶりから、実は中国は今でもGDPは世界第三位であり、日本を追い抜いていないという研究結果もあるほどです。それについても、このブログの過去の記事に掲載したことがありますので、その記事をURLを以下に掲載します。
中国全人代に1000億円長者は83人も―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【4】
この記事は、今年の3月のものです。これも詳細は、この記事をご覧いただくものとして、本日の記事に関係する部分だけ以下に掲載させていただきます。

日本は今も世界2位の経済大国だ 中国は“水太り”
詳細は上の記事をご覧いただくものとして、以下にその興味深いグラフとその説明を掲載しておきます。 
 さっそくグラフを見よう。日中の物価の変動分を差し引いた実質GDPのドル換算値で、基準年を2000年としている。これに物価上昇率を上乗せした名目GDPのドル換算値が2010年に中国が日本を上回り、国際的に中国が世界第2位の経済大国だと認知された。ところが、この実質値では00年の価格水準でみて、11年でも中国を約1・5兆ドルも上回っているではないか。つまり、日本は実質ベースでは依然、世界第2位なのである。 
 12年に中国が実質GDPで日本を抜くためには、少なくても43%の実質経済成長率を遂げなければならないが、これまでの中国の大本営式の発表でも今年は実質成長率が7%台にとどまるのだから、対日逆転はありえない。仮に日本が実質ゼロ成長で今後も停滞し、中国が同7%成長を続けるとしても、中国が名実ともに日本を抜くには6年かかる計算になる。 
 中国は輸出と投資主導で実質成長率を押し上げしてきたが、輸出は大きく減速し、投資を担ってきた地方政府も不動産バブル崩壊に伴う巨額不良債務により身動きがとれないのだから、中国が実質でも日本を抜くメドはたたない。
このような指摘は、前からされていて、アメリカでは、中国の統計は信用ならないとして、宇宙から中国の夜の明かりの強さを測定して、その変化から、中国GDPの推移を見ようとする研究をすすめているくらいです。これば、景気が良ければ、工場は夜遅くまで操業するし、歓楽街もより多く、より遅くまで営業するという事実から、中国のGDPの真の姿を読み取ろうとする試みです。アメリカではこんなことまで、本気で実施しようとしています。

そうして、現在中国はすでに事実上バブルが崩壊し、非常に危ない状態であるといわれてます。今のところ、中国では、この状況をひた隠しに隠してしていますが、実はあちこちでほころびが目立ってくるようになりました。

その一つが、本日このブログの冒頭にあげた記事です。そのほかにも、見過ごすことのできない記事もあります。たとえば、以下の記事です。
【経済裏読み】中国の経済指標は水増し・捏造の疑い……投機マネー移動のための偽装の可能性
これについても、詳細は、この記事をご覧いただくものとして、要点だけ以下に掲載させていただきます。

最近香港への輸出が異常に増えていて、その理由で考えられるのは、以下のようなものだそうです。
 香港は中国政府の統治下だが、中国は一国二制度で貿易上、香港を外国として扱う。複数のエコノミストが指摘するのは、香港への輸出を装った投機的資金の流入だ。 
 中国は資本取引や外資流入への規制が強い。しかし輸出入の手続き書類を整えて貿易決済の体裁さえ取れば、中国本土の銀行に簡単にお金を振り込むことができる。 
 実体のない偽の輸出は当然、違法行為だが、中国本土は金利の高さや人民元高への期待感、不動産高騰など、外資を含め投資家が資金を持ち込みたくなる土壌が整っている。
おそらく、これは事実だと思います。このからくりを図式化すると以下のようなものだそうです。


 そうして、この話の信ぴょう性を裏付けるエビデンスとして、以下のような事実も掲載されています。
 こうした指摘は今年に入って急速に強まり、中国国家外貨管理局は5月5日、外貨資金流入の管理を強化すると発表し、偽の輸出や違法な域外からの不動産投資・投機資金の流入を取り締まる姿勢を示した。 
 そのとたん、同月の貿易統計が輸出の急減速したのだが、当局の摘発を恐れる存在がいかに多いか-を疑われても仕方がないのではないか。 
 中国の貿易を見る上で、香港は「混乱の種」(証券系アナリスト)とされてきたが、問題は統計の信頼性だけではない。水増しだとすれば、実際の輸出の伸びを把握し損なった中国自身、誤った政策判断を下すことにつながりかねないためだ。
この事実を示すのが以下のグラフです。



こうした事実からみて、私は、実は中国のGDPが日本を追い越したということは、虚偽だと思っています。そうして、中国の経済は本格的に落ち込んでいること、そうして日本がアベノミクス、特に金融緩和措置をやめない限り、中国の経済は本格的に落ち込み、いずれ、中国政府もそのことを隠蔽できなくなり、中国のGDPは、世界第三位どころか、それ以下かもしれないことを認めざるを終えなくなると思います。その日は、刻々と近づいていると思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2013年6月17日月曜日

安倍晋三首相 復活劇のウラに“月1”で行ってきた修行あり―【私の論評】安倍総裁快進撃の裏に座禅あり!成功者にみられる効用(゚д゚)!日本文化を見なおせ!!

安倍晋三首相 復活劇のウラに“月1”で行ってきた修行あり
女性セブン2013年6月27日号
わずか1年で退陣したときには「無責任」と批判の声も強かった。それから5年。昨年12月の政権発足から安倍晋三首相(58才)の支持率は最高で70%を超えた。この復活劇のウラには、彼が“月1”で行ってきた意外な修行があった。

「自分は政治家としてやっていけるという自信。それまで抱いていた自信も誇りも、粉々に砕け散りました」

安倍首相は、雑誌のインタビューで5年前の総理辞任後の心境についてこう語った。第1次政権時代の2007年9月、所信表明から2日後、突如、記者会見を開いて辞任を表明。「政権投げだし」「無責任すぎる」と批判を受けた。

すっかり自信喪失をしたときに出合ったのが禅だった。友人の山本有二衆院予算委員長の勧めで禅の道へ足を踏み入れた安倍首相。その時、訪れたのが東京・谷中にある禅寺、全生庵だった。当時の様子を全生庵の住職・平井正修さん(45才)が次のように振り返る。

禅寺、全生庵入り口

「首相を辞任してから半年ほど経ってからでしょうか。以前からこちらに来ていた山本さんや経済産業省のOBのかたと一緒に来られました。その時、“心を落ち着かせたい”と座禅を組まれて、私のほうからもいくつか禅にまつわるお話をしました。それ以来、月に1回来られるようになりましたね」(平井さん・以下同)

現政権で首相に就任してからは4月13日、北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒が強まるなか、全生庵におもむき、約1時間、座禅を組んだ。

平井さんは最近の安倍首相の姿には、以前に比べ姿勢がよくなり、自信を持っているように感じられるという。実際、アベノミクス、TPP交渉、外交問題などさまざまな課題を抱えながらも、その言葉や表情は自信に満ちている。


どん底にいた安倍首相の復活を支えた座禅とはいったいどのようなものなのか。どのように首相の心に響いたのか。まず、座禅は禅の基本と平井さんは語る。

「人間の心は本来落ち着いているものなんです。けれど自分で自分の心を引っかき回してしまう。人間関係、将来のことが不安になってしまうのも、自分で自分を追いつめてしまうから。もちろん苦しめられた原因は外的なものかもしれませんが、そこから先、不安になっていくのは、自分で勝手に妄想して、あれこれ考えてしまうから。それをいったん、リセットして本来の自分に戻すのには座禅を組むのがいいんです」

とはいえ、座禅はリラックスするためにするものではない。


「リラックスするなら温泉にいったほうがよほどいいわけでしょう。自分と向き合い、本来の姿を取り戻すには自分の体と心にある程度の緊張感を持たせたほうがよいのです。座禅をやる上で大切なことは『調身』『調息』『調心』といい、これは姿勢と呼吸を整え、心も整えていきましょうという考えです。これによって本来の姿に戻していくのです」

安倍首相は全生庵の本堂で1時間、座禅を組む。静寂に包まれる雰囲気のなかで自然と心が整っていくようだ。

女性セブン2013年6月27日号

【私の論評】安倍総裁快進撃の裏に座禅あり!成功者にみられる効用(゚д゚)!日本文化を見なおせ!!

坐禅は姿勢と呼吸を整え、心も整え人間本来の姿に戻すものである

さて安倍政権の、皆さんの評価はいかがなものでしょうか。変態マスコミや、変態識者に惑わされ、安倍総裁の評価をかなり低くする人、あなたはないものねだりをしているだけかもしれません。あるいは、もうご自分でもご存知のとおり、自らの主義主張や日本国民のことは別にして、自らの短期的利益のために意図して意識してそうしているのかもしれません。あるいは、自我が確立されていなくて、他者に操られてるだけなのかもしれません。

私たちは、現実世界に住んでいるのであり、理想と現実は違います。理想世界ばかり求める人は、単なる夢想家です。夢想家は、現実世界を評価することはできません。批判のための批判を繰り返すに過ぎません。まあ、いわゆる厨ニ病水準だということです。

わずか半年ほど前はどういう状態だったのか、それに安倍総理以外の人が、総理・総裁になっていたとしてたら、今の日本はありません。そうして、安倍政権誕生には、様々奇跡がありました。いくつかの奇跡が重ならなければ、安倍政権は誕生しませんでした。

さて、私の評価などは、二の次にして、他の人たちがどのような評価をしているのか、以下の動画をご覧になって下さい。







この動画、あらゆる分野の人たちが、安倍政権の評価をしています。あからさまに悪い評価をするひとは誰もいません。日本の現実を見ていれば、当然のことと思います。今の段階で、安倍政権駄目などと語る輩は、単なる馬鹿か、背後に中国とか、プロ市民などが控えている人とみなすべきと思います。

さて、安倍総理は、自信に満ち溢れ、安定した政権運営をしているようで、頼もしい限りです。そうして、その行動を支えているのが、日本の文化の粋である、坐禅だということです。

 全生庵の住職・平井正修さんは、上の記事で、以下のように語っています。
 「人間の心は本来落ち着いているものなんです。けれど自分で自分の心を引っかき回してしまう。人間関係、将来のことが不安になってしまうのも、自分で自分 を追いつめてしまうから。もちろん苦しめられた原因は外的なものかもしれませんが、そこから先、不安になっていくのは、自分で勝手に妄想して、あれこれ考 えてしまうから。それをいったん、リセットして本来の自分に戻すのには座禅を組むのがいいんです」
以下に、 平井正修の動画を掲載させていただきます。


公開日: 2013/03/03
超人大陸2013年3月4日号 全生庵七世現住職 平井正修氏「寒さに耐え可憐な花を咲かせる「梅」にみる人生観


さて、このような人生観に安倍総理も影響され、そうして、心の平安を得ているということです。第一次安倍内閣の時の安倍総理には、このようなことはありませんでした。ここが今安倍総理との大きな違いです。

坐禅に関しては、このブログにも以前掲載したことがあります。以下にその記事のURLを掲載します。
“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践―【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

 この記事では、あの元アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が、坐禅をしていたこと、さらに、武士道にもかなり影響を受けていて、自らのライフスタイルに取り入れていたことなどを掲載しました。詳細は、にいくつか抜粋しコピペさせていただきます。

まずは、曹洞宗僧侶の枡野俊明氏のジョブズに対する言葉です。
 「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」
スティープ・ジョブズ氏
それから、私の論評から、ジョブズ氏が、日本の武士道を自らのライフスタイルに取り入れたことを示したものです。
 これに関しては、ジョブズが日本の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という「葉隠」とも相通じる考え方を持っていて、実際仏門に入ろうと企てたこともあったことをこのブログにも掲載したことがあります。詳細は、以下のURLをご覧になってください。

Appleを復活させた「魔法使い」、ジョブス氏の休職―【私の論評】ジョブスの生き方は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という日本人の理想を体現
 以下に一部分のみコピペさせていただきます。
私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。

 私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。

そのようなことから決別するためにも、もう一度日本文化を見直すべきだと思います。座禅など、私も久しくやっていませんか、また、やってみようと思います。私は、この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだすことができるのではないかと期待しています。皆さんは、どう思われますか?
この記事にもあるように、安倍総理は座禅を自らのライフスタイルの中に取り入れ、まさしく上の文章で私が掲載した「この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだす」ことを日々実戦れさているわけです。この記事を掲載したときには、よもやこのようなことを実践し、次世代の新しい日本をつくり出す、リーダーが本当に出てくるとは思ってもみませんでした。


しかし、これを実践する日本のトップリーダーが登場したということです。何と素晴らしいことではありませんか。日本国内では、知的レベルの低い、マスコミや識者などが、虎視眈々と安倍おろしを狙って、低レベルのアベノミクス批判など繰り返しています。しかし、日本文化を味方につけた、安倍総裁、もうそんなことには惑わされず、自らの道を進むことでしょう。


私自身も、微力ながらこのようなことを実践しつつ、自らの道を進み、次世代の新しい日本を作り出すことに寄与できるよう邁進して行きたいです。皆さんは、どう思われますか?

【私の論評】

“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践―【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!

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安倍首相日本テレビ「スッキリ!」に出演―【私の論評】安倍総理は大人の対応、テリーも遅ればせながら大人の対応、テレビもそろそろ、戦後体制にどっぷり浸っていることが身を滅ぼすことになることに気づきはじめているのかもしれない?

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安倍首相を待つ“どす黒い孤独”の壁-再チャレンジ宰相はストレスフルな日々をどう乗り越えるか(日経ビジネス)―【私の論評】首相指名のはや次の日に、焦るゾンビマスコミの速攻戦線布告!!
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2013年6月16日日曜日

女性のショートヘア流行は「景気回復を示すフラグ」と専門家―【私の論評】アベノミクス否定論者どもに告ぐ!!実体経済は間違いなく良くなっているというのに、株が乱高下するからといって、元の木阿弥にして良いというのか?このど変態共ぐぅわ~~(*`Д´*)ノ"

女性のショートヘア流行は「景気回復を示すフラグ」と専門家

急速な株価上昇を見せた反動からか、乱高下する市場が続いており、バブルを懸念する声も上がっているが、はたして今の株価はバブルなのか? 22年間株式市場で勝ち残ってきたカリスマファンドマネジャー、レオス・キャピタルワークス取締役の藤野英人氏が解説する。

確かに芸能人でもショートカットが増えてきているような気がする
* * *

最初に指摘しておくが、いまの株価水準はけっしてバブルではない。その理由は、昨年11月中旬から続いてきた株価上昇が企業業績の向上を伴っているからにほかならない。

今回の株高に対して「期待先行で実体を伴っていない」などと懐疑的な見方をする人もいる。だが、円安に伴って輸出企業を中心に業績が急回復していることは疑いようがない。2014年3月期の営業利益予想を見ると、上場企業全体で約40%増が見込まれている。日経平均株価が40%超上昇したのは、何よりその伸び率を織り込んでいるからであり、実体経済の成長を伴っている限り、とてもバブルとはいえないだろう。

急激な円安と株高をもたらしたアベノミクスは、当初「湿った薪にガソリンを撒いて火をつけた」ようなものだった。大胆な金融緩和をはじめとするガソリンが大量に撒かれても、「薪」という実体経済の回復はおぼつかないと思われた。ところが、ここにきて、ガソリンだけでなく、「薪」そのものに火がつき始めている。

説明を追加
それは円安によって業績拡大期待が高まる輸出企業だけではない。スーパーなど内需系企業の経営者が「景気の回復は顕著」などと口を揃えるように、国内消費の回復が至るところで確認できるようになっているのだ。

そんな話を聞かされても、おそらく「景気回復の実感はない」と口にする人は少なくないだろう。それもそのはず。いまはまだ、我慢の限界まで締めつけてきた「蛇口」がようやく少しだけ緩んだ状態にすぎない。

だからインフレ期待が高まろうとも、依然としてユニクロ(ファーストリテイリング)やニトリ、100円ショップのセリアといったデフレ関連企業の業績も好調が続いている。

確かに景気回復に向けた変化は劇的なものではない。たとえばこれまで外食といえばファミリーレストランばかりだった層が、高級レストランに足を向けるようになるような生活のスタイルまで大きく変わったわけではないだろう。


しかし、これまで通っていた店に訪れる回数が増えるとか、少し単価の高いものに手を出すとか、ちょっとずつ財布の紐が緩んでいるような現象がそこかしこで見られるようになっているのだ。

実際、景気回復を示す「フラグ(目印)」が目立つようになった。たとえば女性のショートヘアの流行。ネットの検索ワードでも「ショートヘア」「ショートカット」という単語が目立ち始め、SNS上でも「髪を短くしたい」という発言をよく目にする。ショートヘアは、頻繁に髪のメンテナンスが必要となり、美容院に行く回数の増加につながる。気持ちが前向きになると同時に、経済的な余裕が生まれつつあることが背景にあるのではないか。

※マネーポスト2013年夏号

【私の論評】アベノミクス否定論者どもに告ぐ!!実体経済は間違いなく良くなっているというのに、株が乱高下するからといって、元の木阿弥にして良いというのか?このど変態共ぐぅわ~~(*`Д´*)ノ"

最近株価が調整局面に入り、乱高下しています。これをもって、アベノミクス否定論者が「それみたことか、アベノミクスは大失敗」と勢いづいています。ここで、勢いづくということが私などにとっては意味不明なのですが、まあ、反日というスタンスにたてば勢いづくのかもしれません。本日は、ど変態どもの話題なので、お口直しに、ショートカットの女の子の写真とともに掲載させていただきます(笑)!!

しかし、このブログにも何回か掲載させていただいたように、アベノミクス自体の目的は、株価をあげること、円安にすることではありません。その目的は、あくまで、実体経済を良くして、デフレから脱却することです。株価の乱高下、円高円安など、その副次効果でしかありません。特に、株価など、その時々の投資家の気分を反映しているものに過ぎません。特にアベノミクスへの期待を表しているだけのものです。実体経済などとは関係ありません。

ど変態どもの写真より、ショートカットの女の子の写真でもみていたほうがいいです!

にもかかわらず、 ど変態どもは、最近の株価の乱高下、円の為替レートの変動をもって、アベノミクスは失敗だとほざいています。それどころか、アベノミクスは日本経済を駄目にするとか、格差を助長するなどと散々ぱら不可思議な論を述べたてています。

そうして、そもそも実体経済はどうなっているのかなどは問題外の扱いです。では、実体経済はどうなっているのか以下に掲載します。

これは 総務省の景気動向指数(速報、改訂値)(月次) 結果です。速報 (平成25年6月7日)、新しい平成25年4月分速報です。これが現在一番新しいものです。景気指数など、いろいろ計算してからでないと求めるとができないので、残念ながら今の段階では4月分が最新です。

詳細は、以下のURLをご覧になって下さい。

 http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/201304Psummary.pdf

これでみと、昨年の11月あたりから、一致指数、一致指数・三ヶ月後方移動平均からまず、あがりはじめています。2月の時点ではすべての指数が上がっています。そうして、3月、4月もすべての指数が上がっています。どう見ても、右上がりです。ど変態どもは、こうした不都合な統計資料は無視しています。もし、この指数が横ばいとか、あるいは下がっているとか、上がっていても、ほんの少ししか上がっていないというのなら、ど変態どもの言い分も耳を傾ける必要があるかもしれません。しかし、上のような結果なのですから、彼らの言い分はどう考えても正しくはありません。

私たちは、このような変態どものデマに騙されるべきではありません。そうして、すでに過去において私たち国民は、このようなデマにすでに騙されていることを記憶にとどめておくべきです。

今回はど変態どもの写真は掲載しません、気分が悪くなるから。

そのデマとは、小泉内閣の時代に始まり、第一次安倍内閣のときにも継続されていていていた、日銀の金融緩和政策です。このときに、5~6年も金融緩和を続けていれば、日本はデフレから脱却できていた可能性が大です。にもかかわらず、日銀は第一次安倍内閣のときに、金融緩和をやめ、引き締めに転じました。その後、第一次安倍内閣はあのような悲惨に目にあい、解体してしまいました。そうして、せっかく実体経済が良くなりつつあったにもかかわらず、日本はまたまたデフレの底に沈んでしまいました。

このとき、マスコミなどは、これに反対することもなく、金融引締めの世論形成することもなく、安倍潰しのために、沈黙しました。ここで、またど変態どもの、論調により、アベノミスク批判の論調により、そのような世論形成がされてしまえば、 またまた、第一次安倍内閣の二の舞を舞うことになります。
みなさんの周りでは、ショートカットの女の子は増えていますか!

私たちは、ど変態どもの言動には惑わされることなく、景気動向指数や、上の記事で掲載されているような、景気回復を示す「フラグ(目印)」たとえば女性のショートヘアの流行などに注目して判断すべきと思います。

実体経済が良くなっても、格差の問題とか、雇用ミスマッチの問題などいろいろありますが、それにても、まずは経済自体を良くしなければ、これらも解決できません。デフレのままで、これらの問題を解消しようとしても、もぐらたたきになるだけであり、何もできません。しかし、景気が良くなるだけで、経済に関する大きな問題が10あったとして、6つくらいは自動的に解決して、残った問題も解決できる目安を立てることができます。

私の身の回りでは、間違いなくショートカットの女の子が増えてきています。

しかし、景気が浮揚しないかぎり、10の 問題はいつまでたっても解消の目安がたちません。ですから、デフレから脱却しても、即座に解決できない問題があるからといって、アベノミクスを否定するのは単なる間違いどころか、大きなミスリーディングです。

特に選挙のときなどは、と変態どもの妄想などより、これらに着目して判断すべきと思います。私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

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